2017年07月03日

北海道の名湯・豊富温泉とハルニレの木

初めて豊富温泉を訪れたのは、20年くらい前でしょうか。
東京に住んでいた頃、レンタカーでノープランの旅をしていて、その日のお風呂も停泊場所も行き当たりばったりでした。
どうして豊富温泉に来たのかは思い出せませんが、おそらく地図を見て「温泉」の文字に惹かれたのだと思います。そして来てみたら野外にトイレがあったので、停泊していいか尋ねてOKをもらった、という経緯だったと思います。

豊富温泉街(1) 豊富温泉街(2)

キャンピングカーで旅生活をするようになってからも何度も訪れているのですが、数年前から停泊禁止になりました。
2年ぶりに来てみたら廃業したホテルが解体され、駐車場もすっかり広く綺麗になっていました!

写真:右=温泉湯治者のための宿泊保養施設【湯快宿】。豊富温泉はアトピーに効くと評判です。

豊富温泉街(3) 豊富温泉街(4)

写真:左=かつての第3駐車場は屋外トイレも撤去され、すっかり綺麗に広くなりました。
写真:右=遊歩道があった名残り。

豊富温泉街(5) 豊富温泉街(6)

写真:左=町営温泉入浴施設【ふれあいセンター】。背後の丘にはスキー場。

写真:右=ふれあいセンター前の芝生広場は残っていますが、屋外トイレは閉鎖。東屋も老朽化により立ち入り禁止になっています。

豊富温泉街(7) 豊富温泉街(8)

今年5月にオープンしたばかりの【湯の杜ぽっけ】。
お土産品のほか珈琲・ソフトクリームを販売。店内で自由に休憩できるテーブル、Wi-Fiも完備。
観光案内所も併設、レンタカーの貸し出しもしています!

豊富(下エベコロベツ川) 豊富(砂利道)

「ハルニレの木→」という看板があり、以前も歩いて行ってみたけど分からなくて断念したのでリベンジ!

写真:左=工事現場のお兄さんに聞いたら「この道を進んだ左側の学校にありますよ」って教えてもらったけど、学校が見当たらない。川を渡るなら、そう言うような気もするけど・・・。

写真:右=しかも、砂利道に突入するはずないよね・・・。

豊富(カラマツ) 豊富ハルニレの木(1)

写真:左=わたしがよくリースや壁掛けに使用しているカラマツがいっぱい成ってました!ヾ(*´▽`*)ノ
秋には枝ごと落ちてることがよくあるから、拾って帰るんです(笑)

写真:右=諦めてUターンして、この建物が怪しい(学校っぽい)な〜って見ていたら、小さな看板を発見! 見落としてたよ!!

豊富ハルニレの木(2) 豊富ハルニレの木(3)

学校は「グループホーム」になっていました。体育館だったであろう建物の脇に、こんもりと巨木が見えた! あれがハルニレですね!

↓説明板より抜粋↓
推定樹齢 300年、樹高 18m、胸高直径 3.95m(平成20年調査)
このハルニレは、旧温泉小学校跡地に根を張る巨木です。
推定樹齢300年とされており、長年の風雪に耐え抜いた勇姿は、温泉地区の発展および温泉小学校(平成20年閉校)の生徒たちを四季を通じて見守ってきました。

豊富ハルニレの木(4) 豊富ハルニレの木(5)

写真:左=ハルニレの右側には鉄棒がそのままに。
写真:右=校舎も、外観はそのまま。

豊富ハルニレの木(6) 豊富ハルニレの木(7)

写真:左=ハルニレの大きさは、左隣の2階建てアパートと比較すると分かりやすいかも。

写真:右=オンコ(イチイ/アララギ)と桜。
常緑(針葉)樹と落葉樹。どちらかがどちらかを枯らすことなく共生しているのは珍しい。

せっかく看板まで出しているのに、雑草が生い茂って訪れる人もいないというのは寂しい。
グループホームでも、ここを憩いの庭にすればいいのに。


撮影:スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)



*関連する過去ブログ記事*
・2012年07月13日【写真で綴る、雨のサロベツ原野。
・2012年07月18日【サロベツ原野、ふたたび。
・2012年07月19日【浜勇知原生花園
・2012年07月21日【稚内・利尻富士・サロベツ原野
・2012年07月22日【サロベツ・幌延〜パンケ沼】※写真のみ
・2013年08月12日【北海道の名湯・豊富温泉
・2013年08月19日【日本海オロロンライン沿いの道の駅グルメ
・2014年08月11日【サロベツ原野・2014夏
・2017年06月30日【サロベツ原野・幌延 下サロベツ原野自然探勝路
・2017年07月01日【サロベツ原野・サロベツ湿原センター散策路
・2017年07月02日【サロベツ湿原バックヤードツアー

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タグ:温泉 巨木
posted by しう@SOTO at 23:55 | TrackBack(0) | 北海道

2017年07月02日

サロベツ湿原バックヤードツアー

サロベツ湿原センター】のホームページを見ていたら、「バックヤードツアー」という魅惑的な文字を発見! しかも今日開催!(7/2)
しかし、外は霧で真っ白。小雨も降っている・・・。
やってるのかな?
電話してみたら、決行するとのこと! 当日だけど参加できますか? と聞いたらOK!
これは行くしかない! と急いで支度して急行!
10分遅れで到着したのに、暖かく迎えていただきました(-人-;)

サロベツ湿原BYT(01) サロベツ湿原BYT(02)

写真:左=まずビデオを見て、これから行く場所がどんなところなのかを説明していただきます。
サロベツ原野 - 豊富町観光協会

写真:右=ビデオを見ると、この浚渫船(しゅんせつせん)がどういう働きをしていたかよく理解できます。

泥炭の採掘をしていたのは、2002年まで。つい最近じゃないですか!
2003年に国立公園に指定、また2005年にはラムサール条約に登録されているので、それを見越して終了したのかな?

サロベツ湿原BYT(03) サロベツ湿原BYT(04)

写真:左=ふだん立ち入り禁止の、ここからスタート。
写真:右=案内板。指差しているところまで行きます!

サロベツ湿原BYT(05) サロベツ湿原BYT(06)

写真:左=足下はフカフカ。ずっと曇りか雨という天気が続いているため、水たまりができている箇所も。
でも雪が少なかった年は雨が多くなる=水の量が調整される、という点では恵みの雨なのです。

写真:右=泥炭を運んでいたパイプの名残り。今はキタキツネがねぐらとして使っているようで、子ギツネを目撃したこともあるそうです。
周囲には鳥の羽が散らばっていたり、うっすら獣臭もただよっていました。

サロベツ湿原BYT(07) サロベツ湿原BYT(08)

写真:左=細〜い木道に入りました。
写真:右=葉っぱを揉むと山椒のような香りがする、ミネヤナギだったっけ・・・ヤチヤナギだったっけ・・・。

サロベツ湿原BYT(09) サロベツ湿原BYT(10)

写真:左=タテヤマリンドウ。ラッパみたいに出ているのは、花が終わったもの。たぶん、めしべ?
まだ蕾もたくさん出ていました。天気が好くなったら、一斉に咲くんだろうなぁ。

サロベツ湿原BYT(11) サロベツ湿原BYT(12)

「サロベツ自然再生事業地」の現場に到着。
泥炭採掘の跡。目地の密度が違う網(材料はシュロらしい)を敷いて、植物がどれくらい育つかを観察しています。

サロベツ湿原BYT(13) サロベツ湿原BYT(14)

写真:左=2004年は、地面がむき出しの裸地≠ナしたが、ここまで植物が生えてきました。
写真:右=現在は、ワタスゲがもっとも繁殖してます。

サロベツ湿原BYT(15) サロベツ湿原BYT(16)

とはいえ、湿地の立役者は苔です。フカフカの水苔、そしてモウセンゴケが文字通り縁の下の力持ちとなって湿原を支えています。

サロベツ湿原BYT(17) サロベツ湿原BYT(18)

写真:左=ワタスゲと似ているけど、枝分かれしているこちらはサギスゲ。
写真:右=さらに進むと、エゾカンゾウの花が増えてきました!

サロベツ湿原BYT(19) サロベツ湿原BYT(20)

やっぱり今の時季、湿原にエゾカンゾウが咲いてないと物足りないというか(笑)
花を見るとテンション上がります(´ω`*)

サロベツ湿原BYT(21) サロベツ湿原BYT(22)

マニア向け?(笑)
写真:左=湿原の屋台骨、苔のじゅうたん。
写真:右=これは苔の一種? 湿原では滅多に見ない、一見エアプランツのよう。

サロベツ湿原BYT(23) サロベツ湿原BYT(24)

写真:左=ところどころ、湖のように泥炭掘削の跡が整然と並んでいます。
写真:右=トンボソウかなぁ?

サロベツ湿原BYT(25) サロベツ湿原BYT(26)

写真:左=姫石楠花。花が終わって、実になろうとしています。
1ヶ月前には群生で咲いていたらしい・・・! 写真を見せてもらったら、一面ピンク色だった!

写真:右=ツルリンドウの群生。かなり広範囲でした!

サロベツ湿原BYT(27) サロベツ湿原BYT(28)

さらに先へ進むと・・・遠くにエゾカンゾウとカキツバタの群生が広がっているではありませんか!

サロベツ湿原BYT(29) サロベツ湿原BYT(30)

お花畑です。何ということでしょう。
この場にいた全員が思ったに違いない。「あそこに行きたい!!」と。

サロベツ湿原BYT(31) サロベツ湿原BYT(32)

人の手が入り機械で引っ掻き回した跡地に、あれだけの群生が広がっていようとは。
何とも皮肉のようにも思えますが、やっぱり自然は偉大だな、と感嘆するほかありません。

バックヤードツアーは主に週末、9:45〜2時間コースで開催しています。なんと無料です!
他にもガイドツアーなど行っていますので、興味のある方は是非ホームページにアクセスしてみてください。
認定NPO法人サロベツ・エコ・ネットワーク

撮影:Nikon COOLPIX P900



*関連する過去ブログ記事*
・2012年07月13日【写真で綴る、雨のサロベツ原野。
・2012年07月18日【サロベツ原野、ふたたび。
・2012年07月19日【浜勇知原生花園
・2012年07月21日【稚内・利尻富士・サロベツ原野
・2012年07月22日【サロベツ・幌延〜パンケ沼】※写真のみ
・2013年08月12日【北海道の名湯・豊富温泉
・2013年08月19日【日本海オロロンライン沿いの道の駅グルメ
・2014年08月11日【サロベツ原野・2014夏
・2017年06月30日【サロベツ原野・幌延 下サロベツ原野自然探勝路
・2017年07月01日【サロベツ原野・サロベツ湿原センター散策路

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posted by しう@SOTO at 21:12 | TrackBack(0) | 北海道

2017年07月01日

サロベツ原野・サロベツ湿原センター散策路

昨日の幌延につづき、【サロベツ湿原センター】へも行ってきました。
幌延は「下サロベツ」、こちらは「上サロベツ」と呼ばれています。(下サロベツより北に位置します)

サロベツ原野(01) サロベツ原野(04)

で、幌延から一旦、海岸沿いの道道106号線(オロロンライン)に出て北上するのですが、その沿道でもコバイケイソウが群生しているのが見られます!
かえって、こっちの方が咲いてるくらい(笑)

サロベツ原野(02) サロベツ原野(03)

写真:左=北緯45度を示すモニュメント。
写真:右=オロロンライン沿い、ず〜っとこんな感じで黄色いエゾカンゾウやオレンジ色のエゾスカシユリ、白いシシウドなどが咲いています。

サロベツ原野(湿原センター) サロベツ原野(05)

写真:左=【サロベツ湿原センター
写真:右=併設の売店&喫茶・軽食【レストハウスサロベツ】で、あげいも&いももち&豊富牛乳のセット(300円)をオヤツにいただきま〜す(^人^)
どれもみんな美味しい♪ 豊富牛乳は特に濃厚で、ふだん牛乳を飲まないわたしも思わずおかわりしたくなる(^p^)

サロベツ原野(湿原センター内部) サロベツ原野(開花状況)

湿原センターの情報では、遅霜の影響でエゾカンゾウの開花量が例年より少ないそうです。
過去5年分のデータが写真とともに掲示してありました。

↓以下、かいつまんで書き出してみました↓
 ※エゾカンゾウについてのレポートです

2011年(開花日:6月13日)
ここ10年で一番と評されるほど見事な一斉開花。
湿原全体が黄色に覆われました。

2012年(開花日:5月29日)
5月末という早い時期に開花しはじめ、湿原内の各所で散発的に咲いていきました。
そのため湿原一帯を染めるような一斉開花とはならず。

2013年(開花日:6月4日)
積雪量の多さから全体的に開花が遅れましたが6月に入って暑い日が続き、むしろ例年より早く一斉開花。
さらに前年は一輪も開花しなかったコバイケイソウも一斉開花。

2014年(開花日:6月1日)
4月前半の気温が例年より低く全体的に開花が遅れたものの、5月中旬に暑い日が続いたためエゾカンゾウは例年より早く開花。
ちなみにコバイケイソウはほとんど開花せず。

2015年(開花日:5月25日)
積雪が少なかったため過去5年間で最も早く開花。
そのためいつがピークか分からないまま、まばらに咲いていきました。

2016年(開花日:5月27日)
昨年に引き続き雪が少なかった影響で早く開花。
蕾が多く確認されていたので期待していましたが、6月上旬に霜が降りる寒い日があり、咲かせることなくしおれてしまいました。

サロベツ原野(06) サロベツ原野(07)

写真:左=泥炭採掘浚渫船が展示してあります。
写真:右=エゾイソツツジは、ここでもひっそり陰に隠れるように咲いていました。

サロベツ原野(08) サロベツ原野(09)

写真:左=エゾカンゾウ。今年は二段階開花になるのか?
写真:右=カキツバタ。

サロベツ原野(10) サロベツ原野(11)

写真:左=やっぱり目立つのは背の高いコバイケイソウ。
写真:右=展望デッキ。

サロベツ原野(12) サロベツ原野(13)

写真:左=展望デッキの真下には水が溜まっていて、カキツバタが生き生きと咲いています。
写真:右=広大なサロベツ原野。ここは、そのほんの一部です。

サロベツ原野(14) サロベツ原野(15)

写真:左=今年はコバイケイソウの当たり年=B
写真:右=ツルコケモモの群生を発見! 範囲は畳1/3くらいあったので、見つけやすいと思います(^_^)

サロベツ原野(16) サロベツ原野(17)

写真:左=たぶんエゾカラマツ。
写真:右=ノビタキかな?

バードウォッチャーの間では、サロベツ原野と言えばシマアオジという小鳥が有名で写真撮影に来る方も多いです。が、近年かなり個体数が激減しているそうです。
シマアオジ - Wikipedia

サロベツ原野(18) サロベツ原野(19)

写真:左=写真を撮っていたら「それは何ですか?」と聞かれ、「たぶんギョウジャニンニクじゃないですかね」と答えたら、後から来た友人たちにも「ギョウジャニンニクだよ」って教えてて、違ってたらどうしようと思いながらそそくさと立ち去りました(´▽`;)

写真:右=殻が螺旋状に巻いてないカタツムリ。直径2cm足らず。ちょっと可愛い。

ほか、ワタスゲ、トキソウ、ヤナギトラノオなどもちらほら咲いていました。
カキツバタやエゾカンゾウは、このあとも花が増えるんじゃないかな〜?

撮影:Nikon COOLPIX P900/スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)

※翌日、バックヤードツアーにも参加してきました! 明日の更新をお楽しみに♪



*関連する過去ブログ記事*
・2012年07月13日【写真で綴る、雨のサロベツ原野。
・2012年07月18日【サロベツ原野、ふたたび。
・2012年07月19日【浜勇知原生花園
・2012年07月21日【稚内・利尻富士・サロベツ原野
・2012年07月22日【サロベツ・幌延〜パンケ沼】※写真のみ
・2013年08月12日【北海道の名湯・豊富温泉
・2013年08月19日【日本海オロロンライン沿いの道の駅グルメ
・2014年08月11日【サロベツ原野・2014夏
・2017年06月30日【サロベツ原野・幌延 下サロベツ原野自然探勝路

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