2019年02月14日

千年をこえる歴史ある霊山・烏宿山と烏宿神社

昨日のブログ記事(2019年02月13日【日田市・おおくぼ台梅園(大山梅園)】)、梅園の地図を見て気づいた方もいるでしょう。
「烏宿神社」が載っているのに、神社好きのわたしが行ってないハズがない!と(笑)

烏宿神社(01)

しかし実は、梅園には何度も訪れているのに神社へ立ち寄るのは今回が初めてなのです。
毎回、看板は目にしていたもののどこにあるのか知らず。すぐ近くなんだろうと思っていたら、意外と遠かった。おおくぼ台梅園から狭い山道を登る事、約3.5km。一の鳥居(?)前に、ちょっとした駐車場がありました。

烏宿神社(02)

地面に鳥居の一部が。【鳥居移設由来】によると、国道212号線トンネル工事のために移転せざるを得なくなったため、ここに安置したそうです。
どうやら移転・安置されたこちらが一の鳥居で、建っているのは二の鳥居のようですね。

隣に建つ一千年祭の記念碑文によると「寛和元年(985)、日田郡司 大蔵永季によって創建された烏宿神社は、昭和60年(1985)、一千年の歴史を飾ることになった」。つまり今年は、2019年ー985年=創建1034年目!!

烏宿神社(マップ)

先ほどの場所から200〜300mほど登ると、また駐車場があります。ここからは徒歩です。

一千年祭の記念事業として「神殿内の諸神器を改め境内を充実し、遊歩道をめぐらし展望所を設けて親しみやすい神域とし、参道を改修し、老若男女が容易に参拝できるようにした」のだそうです。

烏宿神社(03)

長〜い石段を登ります。整備される前は、登山道のような感じだったんでしょうね。これだけの石を積むのは大変だったと思います。

烏宿神社(04)

かつての茶屋か社務所か? トイレもありますが廃墟と化しているので使用不能です。

烏宿神社(御池)

【御池と裸参り】
享保17年(1732)、諸国に害虫が繁殖し、その他の天災とも重なって大飢饉の年となりました。時の日田代官 増田太兵衛道修は、この御池の水が人の不治の病や農作物の病菌害虫駆除に早効のあることを聞き、小切畑庄屋にこの水を領内に配るよう命じました。
命を受けた小切畑庄屋は、地区の若者30人に身を清めさせ裸のまま神社に参拝させ御水もらいをして日田地区に配りました。
そのお陰で害虫はたちまち死滅し、作物の病害は癒え、大飢饉を免れ領内に一人の餓死者も出なかったそうです。

この噂を聞いて日田地区をはじめ近郷近在から御水もらいに参詣する人々が後をたたず、それは昭和のはじめまで続きました。それ以来、氏子は厳寒の旧暦霜月15日の早朝、裸参りをするようになりました。
明治、大正、昭和の初期までは、氏子だけでなく近郷からも若者が駆けつけ、最盛期には200人を越すほどの盛況で、そのかけ声が暁天をついて聞かれたと言います。

烏宿神社(05)

壊れかけた鳥居が、そのままに。

烏宿神社(06)

周辺は【烏宿山自然林】。おとーさんを待たせていたので、東側・西側2つの展望台は今回はパス。

烏宿神社(07)

これまた激しく壊れた鳥居。もう柱しか残っていない。

烏宿神社(08)

歩き始めて約10分、樹々の合間に拝殿が見えてきました。

烏宿神社(09)

役行者(えんのぎょうじゃ/役小角)が善瞳鬼(ぜんどうき)と共に紀伊熊野から豊前(ぶぜん)英彦山(ひこさん)に巡来して峰を拓き、さらに烏宿山(うしゅくさん/標高550m)に来住すること7年。慶雲2年(785)、烏宿山を開拓して神山霊場としました。古くは女人禁制の修験霊場だったのです。

烏宿神社(10)

山頂に鎮座する烏宿(からとまり)神社の御祭神は、三大霊場のひとつ英彦山と同じ天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)。

ネット検索していたら、こちらの記事が詳しくて興味深い内容でした。
平成18年11月 烏宿山と大山 - 大分大山町農業協同組合

昔は周辺にお寺や宿坊、蔵などが点在していたようです。正徳5年(1715)には梅関和尚が東漸禅寺を再興、晩年は村人の飢餓を救うため即身成仏≠フ行をしたとのこと。その跡地の室の上に『無縫塔』の墓碑が建立されているそうですが、今も残っているのでしょうか。

烏宿神社(11)

石柱(烏宿神社 社殿改修記念碑)のてっぺんにはカラスが。
なぜカラスなのか?「烏宿」という名前は役行者がつけたのか?
山は「うしゅく」なのに、なぜ神社は「からとまり」と読むのか?
謎は深まります…。

烏宿神社(12)

文武天皇時代(700年頃)に植えられたという御神木は、幹周り約8m、樹高約40mの巨木だったそうです(木の種類については記述なし)。
しかし昭和48年8月6日の午後4時頃、落雷により出火。地元消防団が駆けつけ消火に努めましたが丸一日燃え続け、翌7日の午後4時頃にようやく鎮火したそうです。
しかし、このままでは枯死することが予想されたので、氏子一同の協議の結果、伐採する事となりました。

枯れてしまったというご神木は、こちらでしょうか。

烏宿神社(13)

それとも、倒れているこちら?

烏宿神社(14)

周囲は樹々に覆われ、山全体が鎮守の森となっています。夏は涼しいでしょうね。
道は拝殿の裏手からさらに大山ダムまで続いているようですが、今日はここで折り返します。

烏宿神社(15)

足元が滑りやすいので気をつけて。

烏宿神社(16)

行きがけには気づかなかった、大山祇尊(おおやまづみのみこと)と刻まれた巨石。
大山祇神は日本全国の山々を統べる神様で、木花咲耶姫(このはなさくやひめ)=富士山、岩長姫(いわながひめ)=浅間山の父神様でもあります。


【烏宿神社はだか参り】
霜月祭の前夜である毎年12月14日夜、烏宿五社権現の神々に五穀豊穣や無病息災を祈願するため氏子はじめ市内外から訪れた人々が、締め込み姿で霊水と謳われる御池の水を浴び、烏宿神社本殿までの参道を一気に駆け上がる伝統ある神事です。
※昨年(2018年)は、開催されなかったそうです。

日田市指定無形民俗文化財 烏宿神社はだか参り 観光・旅行ガイド - ぐるたび





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*近隣に関連する過去ブログ記事*
・2011年02月18日【日田市を散策
・2012年04月06日【杖立温泉の鯉のぼり
・2015年03月24日【大分・天ヶ瀬三瀑めぐり
・2017年04月17日【前原の一本桜
・2019年02月13日【日田市・おおくぼ台梅園(大山梅園)


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2019年02月13日

日田市・おおくぼ台梅園(大山梅園)

【おおくぼ台梅園】を実際に訪れたのは2/13。これを書いているのは、2/26(-_-;。
この日はまだ1部咲き程度でしたが、すでに満開を迎えているだろうということで、取り急ぎ写真だけでもアップします。

道の駅【水辺の郷 おおやま】から約2kmです。

おおくぼ台梅園(1)

昭和36年の第一次NPC運動において「梅・栗 植えてハワイへ行こう!」をキャッチフレーズに、梅の栽培が始まった『梅の里おおやま』。
その後、1980年から大分県の全市町村で始められた地域振興運動一村一品運動≠ナ大山町は「梅の町」として広く知られるようになりました。

おおくぼ台梅園(2)


おおくぼ台梅園(MAP)

おおくぼ台梅園は、こんな感じ。この地図は、だいぶ古いですが(^_^;
駐車場は全部で約400台分。道幅は、あまり広くはないので観光バスとのすれ違いが大変そうです。

おおくぼ台梅園(売店)

【梅酒蔵おおやま】には梅を使った様々な製品や梅酒が販売されています。
梅まつり開催中には梅酒づくり体験もあるようです。詳しくは【「第39回 日田おおやま梅まつり」開催のお知らせ(奥日田温泉うめひびき)】へ。

おおくぼ台梅園(ギャラリー)

向かいのギャラリーでは、大山町出身の諫山 創さん(漫画【進撃の巨人】作者)の原画などが展示されています。
巨人のオブジェもあるので、一緒に記念撮影してみては(笑)

おおくぼ台梅園(宿泊施設)

宿泊施設【奥日田温泉うめひびき】。

おおくぼ台梅園(温泉)

こちらは温泉棟。日帰り入浴は11〜14:30のみ。

おおくぼ台梅園(3)

以前はレストランもあったと記憶しているのですが、なくなったようです。
梅まつり開催中は、屋台などが建ち並んでいるはずです。

おおくぼ台梅園(4)

たぶん今ごろ(2月下旬)は、ここも満開に違いない。

おおくぼ台梅園(5)

梅園は高台にあり、向こう側の山との間は渓谷のような感じで大山川が流れています。
道の駅【水辺の郷 おおやま】は、その大山川沿いにあり、川遊びができるように整備されています。

おおくぼ台梅園(6)

山肌の岩壁をバックに。電線も隠れていい感じ(笑)

おおくぼ台梅園(梅まつりポスター)

第39回 日田おおやま梅まつり
 2019年2月17日(日)〜3月17日(日)
 開催場所:おおくぼ台梅園、ふるや台梅園
 ※おおくぼ台梅園 メインイベント 3月3日(日)10時〜
  ふるや台梅園 メインイベント 3月10日(日)11時〜

詳しくは【「第39回 日田おおやま梅まつり」開催のお知らせ(奥日田温泉うめひびき)】へ。





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タグ: 梅園
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2019年02月08日

2月前半の小ネタ集

※日付けは2/8ですが、書いているのは2/19ですm(_ _;)m

くまもと春の植木市

植物好きの我が家。JR熊本駅東側、白川河川敷で開催中の【くまもと春の植木市】にも行ってきました。
競り市価格を知っているだけに、割高なのは承知の上。
お目当ての骨董品や雑貨類は、今年は掘り出し物が見つからず…。まぁ、また日を改めて。
会期は3月11日(月)まで。9:30〜17時です(※最終日は15時まで)

ちなみに【農業公園カントリーパーク】で開催中の【JA植木まつり】は2月18日に終了しました。
最終日に行って、ちゃっかり割引品ゲット★(笑)

久留米植木まつり

久留米市百年公園で開催中の【久留米植木まつり】(2/26日まで、9:00〜17:00)にも行ってきました。

毎年、熊本の植木まつり/植木市に比べると規模も小さいし値段も高めだと知りながら、掘り出し物があるかも知れないという淡い期待を持ちつつ来てしまうという…。
移動時間、ガソリン代を考えたら絶対的に高くなるのに(笑)

猪汁と黒米ごはん

結局、お買い得品が見つからず…
お昼ご飯に猪汁と黒米ごはんセット(500円)を食べて帰りました(笑)

鹿もも肉

久留米からの帰り道、浮羽(うきは)〜日田を通って道の駅【せせらぎ郷かみつえ】へ。
鹿もも肉スライスを発見!(冷凍 760円)
後日、すき焼き風と塩コショウのみの2パターンで食べました。個人的には、シンプルに塩コショウの方が美味しかった♪
低温でじっくり焼くと硬くなりません。臭みもなくて、また食べたいと思える味でした。

つばき

またまた後日…。おとーさん行きつけの、植物の競り市へ。
「やっぱり植木は競り市に限る」ということで…(笑)

このツバキは、プリンセス雅子の元になった品種らしい。そう言われても、わたしにはチンプンカンプンですが(笑)大輪で色合いも清楚な感じが気に入りました♪

タイヤキ

話が飛び飛びになりますが、【JAかもと夢大地館】で初めてたいやきを買いました。
ご存知の通り辛党(日本酒好き)で甘いものは普段あんまり食べないのですが…とってもいいにおいに釣られて(≧∇≦)
中身はカスタードクリームにしました。掌サイズと小振りで140円は、わたしには少々お高いイメージでしたが…これが美味しくて! 皮がサクっと軽いので、カスタードクリーム多めでも苦にならない(あくまでも辛党の意見です)。
たいやきと言えば1つでお腹いっぱいなので、これくらいの大きさがちょうどいいかも、と思い直しました。

三加和 緑彩館

これはまた別の日。三加和町(現在、菊水町と合併して和水町となりました)へ。たまに物産館に立ち寄って、植物やお野菜などを買ってます。

三加和温泉なごみ乃湯

お隣は【三加和温泉なごみ乃湯】。
入浴してみたいと思いながら、菊池から中途半端に近いので失念しがちで、未だに機会がない…(´▽`;ゞ

金栗四三 ミュージアム

普段はひっそりしているのですが、大河ドラマに和水町出身の日本マラソンの父°煬I四三が抜擢(?)されたお陰で観光客が急増、隣に【金栗四三 ミュージアム】(高校生以上600円、小中学生300円)もできたため駐車場が満車に近くてビックリしました!
今度、時間を作って見に来ようと思います。

金栗四三関連施設は、他にも【生家記念館】(高校生以上300円、小中学生200円)、【いだてん 大河ドラマ館】(高校生以上600円、小中学生300円)があります。

2019/02/10の空雲

2/10の空。雲の様子が、まるで天草の御輿来(おこしき)海岸みたいだな〜と。

・2018年04月03日【住吉神社・宇土住吉自然公園

この波紋のような雲、波状雲(はじょううん)とか巻積雲(けんせきうん)とか言いますが、これが地震雲だと警告する方もいるようですけど、地震との関連は確認されていません。
これ以外にも、様々な「地震雲」と呼ばれる雲の形状がありますが、特定は難しいそうです。


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