
4月8日、すっごく久しぶりに阿蘇中岳の噴火口を見に行ってきました。
写真は、
阿蘇山ロープウェーの隣に建つ『
阿蘇山本堂西巌殿寺奥之院』。
開基には二つの説があり、ひとつは神亀3年(726)、天竺(インド)毘舎衛国から渡来した僧・最栄が聖武天皇の勅願を受け、阿蘇山上に上り阿蘇明神・建磐龍命(たていわたつのみこと)を感得したとするもの。
もうひとつは天養元年(1144)、比叡山の慈恵大師良源の弟子・最栄が阿蘇神社大宮司友孝の許しを得て、阿蘇山上に上ったとする説。
どちらの説にも共通するのは、阿蘇山の火口の西の巌殿に十一面観音菩薩を安置して庵(山上本堂)を開き、絶えず法華経を読誦したため「最栄読師(さいえいとくし)」と呼ばれたというものだそうです。
(
西巌殿寺 - Wikipediaの解説)
この建物は明治22年に建てられたのですが、幾度もの噴火でも建物が壊れたことがなく、厄除の御利益があるそうです。
(
阿蘇山本堂西巌殿寺奥之院ホームページより)

さて、ここから
阿蘇山ロープウェー(往復¥1,000/高低差108m/約4分)で火口西駅まで行くもよし、クルマで有料道路(¥300)を通って火口西駐車場まで行くもよし、張り切って歩くもよし。
ワタシ達は、もちろんクルマで行きました(笑)
亜硫酸ガス(二酸化硫黄)の発生濃度や風向きなどにより立ち入り規制されるので、『
阿蘇火山西火口規制情報』などを参考にしてください。
※ぜん息・気管支系疾患・心臓疾患の方は火口見物が禁止されています。

今日はエメラルドグリーンの火口湖が見れました!
火口の直径は約600m/深さ約130m/周囲約4kmで、吹き上がる溶岩の温度は1000度〜1200度にもなるのですが、静穏時には雨水が溜まり、火口湖となるのです。
見ている分には綺麗で、思わず入りたくなるんですけど(笑) 湯だまりは50〜80℃でPH1以下の超強酸性!
エメラルドグリーンになるのは、周りの岩石から溶かされた鉄と銅の色(鉄→緑、銅→青)のせいなんだそうです。
さらに火山活動が活発化するに伴い、灰白色→灰色→黒灰色などと変化するそうです。

避難所の中から見た景色。
あちら側は立ち入り禁止になっていました。

ふと空を見上げたら、綺麗な日暈が出ていました〜 。・ ゚・。* 。 +゚。・.。* ゚ + 。・゚・
撮影:Nikon D60
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posted by しう@SOTO at 23:16
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