

遅ればせながら、『北宮阿蘇神社』に初詣に行ってきました。
第17代菊池武朝公(一説では第16代武政公)が天寿4年(1378)に勧請したといわれています。
主神は国造速瓶玉命(くにのみやつこはやみかたまのみこと/阿蘇神)。
阿蘇神社の“北宮”国造神社と同一主祭神なので、国造神社から勧請したんでしょうか。
征西将軍 懐良(かねなが)親王が指揮を執られた際に使用されたと伝えられる軍配扇が残っています。
扇の表は金塗地に朱の日の丸、裏は地革に金色の日の丸だそうで、国旗のデザインってこの頃から定着してたのかな?
天正6年(1578)、肥前の龍造寺隆信が隈府城(現在の菊池神社あたり/当時の城主は赤星氏)を攻撃した際に焼失、楼門だけが創建当時のままで、本殿や拝殿は江戸時代に再建されました。
昨年の秋に相撲場も完成。


神社の眼前に流れる菊池川。石碑には『菊池一族御刀洗所/万病の神水』と書かれています。
この近くに、菊池一族の最初の本城があったらしいです。
地元にいながらテレビでしか見たことありませんが、『厄入り祈願』がここで行われます。
前厄の男性が、寒い中(11月下旬)、冷た〜い川に褌一丁で入り、対岸に置かれた『御幣』を持ち帰り神社に奉納するというもの。


そのちょっと上流に、四方を竹と紙垂(しで)で祀られたご神木があります。
かねてから謎だったのですが、たまたま通りがかったご近所さんによると水神様をお祀りしているそうです。
北宮阿蘇神社で行事を執り行っているそうですが、詳細は不明です。
教えてくださったおばぁちゃんは北宮阿蘇神社を大切に想っておられて、とっても素敵な方でした。
寒風吹きすさぶ中での立ち話でしたが、心が温まるひと時でした(*^_^*)
2007年03月25日に訪れたときのブログ/2010年1月4日に訪れたときのブログ
撮影:ケータイカメラ(DoCoMo SH-02A)
*SOTO Home Page*
Twitter┃Facebook┃YouTube┃Instagram┃フォトライブラリー
