出雲大社へはもう何度も参拝していますが、ブログにきちんと書いたのは1度だけ…それも、10年くらい前です。
何でなんだろ〜? いつも「もう書いたからいいか」って思っちゃうのかな(^_^;
実際に訪れたのは11/27〜28です。
前日に玉造温泉郷にも行ってるので、そちらは後日!
clicccar(クリッカー)記事【
全国から神様が集まっている今、出雲大社で縁結び祈願をすれば間違いなし!?(島根)【車中泊女子の全国縦断記】】より3倍くらい長いので覚悟してください(笑)

11月27日(月)夕刻、出雲大社(いずもおおやしろ)の西側に位置する稲佐の浜に全国から八百万(やおよろず)の神々が集結する【神迎祭】が執り行われました。
これより7日間、わたしたちの幸せのご縁を結ぶ「神議(かむはかり)」の会議が行われるのです。
御使神「龍蛇神」の先導で、出雲大社の神楽殿まで御神幸され、この御神幸のお供の方には「神迎御幣(ごへい)」が授けられます。
御幣に神様に宿っていただいて、家に持ち帰って神棚に祀るそうです。
強力なお守りのようなものですね。

翌日、あらためて出雲大社へ参拝。道の駅【
大社ご縁広場】から歩いて約1km。道の駅にはレンタサイクルもあります。
さすが神在月というべきか、前日の夕方から雲ひとつない快晴に恵まれました!
写真:左=宇迦橋の大鳥居。大正4年(1915)建立、額面の大きさは6畳間と同じ!
写真:右=背の高い松林が続く神門通り。

一畑電鉄大社線 出雲大社駅。本数はちょっと少ないけど、乗ってみたい。

デハニ50形が展示されており、内部も自由に見学できます。

神門通りには名物の「ぜんざい」や蕎麦をはじめ土産物屋さんなどが軒を連ねています。

しょうゆソフトクリームとか、はちみつソフトクリームとか、あとで食べようとチェックしておいたのに…なんやかんやで時間がなくなってそれどころじゃなくなった(;つД`)

写真:左=二の鳥居・勢溜の大鳥居。
写真:右=境内案内図。今日はゆ〜っくり見て廻るぞ!

写真:左=神在月の初日とあってか、平日にも関わらず老若男女が集っています。
写真:右=正式な参拝手順は、まずこちらの「祓社」で身に付いた穢れを祓っていただきます。

写真:左=東神苑。参道を挟んで西神苑、東神苑があり、思い思いに寛げる空間となっています。
写真:右=杵那築(きなつき)の森。
『出雲国風土記』によると、「所造天下大神(あめのしたつくらししおおかみ=大国主神)のために宮を造ろうと、高天原の神々が集まり築いたのが杵築大社(出雲大社)」なのだそうです。
杵那築の森は、その神々が集まった場所であり、神々が宮を築くのに使った道具(杵など)を埋めた場所であると云われています。

写真:左=「ムスビの御神像」(写真)と、「恩慈愛の御神像」があります。
写真:右=三の鳥居・碧銅の鳥居。鳥居の向こう側に、出雲大社拝殿が見えます。

写真:左=拝殿は昭和28年(1953)に火事で焼失してしまったのち、昭和34年(1959)に再興したものです。
写真:右=八足門の向こうに楼門があり、さらにその中にご本殿が建っています。が、一般参拝者はこの先へは立ち入れません。

写真:左=せっかく日本中から神様が来ているのですから、ご祈祷を申し込みました!
写真:右=拝殿内でご祈祷をしていただきました。
出雲大社といえば縁結びが真っ先に思い浮かべられますが、もちろん家内安全・病気平癒・心願成就・交通安全などなど様々。ご祈祷は一度に30〜40名くらいづつ行われますが、一人一人の名前や願い事が読み上げられます。
神職さんが最後に「皆さまのお願いごとを、神様にお取り次ぎをさせていただきました。しあわせのご縁がありますように」のようなことをご挨拶されて、ほっこりしました。
さらにご祈祷をしていただくと、本殿に参拝することができます! 知らなかった〜嬉しい(*´Д`*)

銅製の神牛と神馬。撫でられてツルツルピカピカ☆

写真:左=銅の鳥居から出て社家通りへ。
写真:右=代々、出雲大社に奉祀する出雲国造(いずものくにのみやつこ)北島國造館へは初めて来たかも?

北島國造館の庭園。左側が天神社、右側が天満宮。
何ということか、ここを命主社(いのちぬしのやしろ)だと勘違いしていたよ…(;つД`)
また宿題が増えた…。

写真:左=紅葉がとっても美しかったです(´ω`*)
写真:右=出雲大社境内へと戻り、神楽殿の方へ。境内と神楽殿の間の小川に『禊場』と刻まれた石柱が建っていました。昔は川の水も深かったのでしょうね。

写真:左=出雲大社のシンボルといえば巨大注連縄を連想される方が多いと思いますが、よくメディアに登場するのは拝殿ではなく、ここ神楽殿の方なのです。その長さ13.5m、重さ4.5t!
写真:右=神楽殿の西側には鏡の池。

写真:左=こちらのお社の詳細は分かりませんでした。
写真:右=境内を出て、千家(せんげ)國造館の方へ行くと都稲荷社があります。私有地なので、表から参拝するのみ。

祓社で並び、参拝で並び、御朱印で並び、ご祈祷で並び…、やっとお昼ご飯を食べたのは14時でした。
いつも荒木屋で食べていたので、たまには違うところで…と思ったけど探すのも疲れ果て、目の前の【八雲】へ。全国どこにでもあるのに(笑)ってツッコまれそうだけど、ここが本店だから!
出雲蕎麦と言えば割子蕎麦。写真を撮るために並べていますが、三段重ねになっています。
上の段から順番に、ダシを直接かけて薬味と混ぜていただき、余ったダシは次の段へとかけていただきます。
が、そんなルールを無視して食べたい順から食べちゃった(≧∇≦)

写真:左=さぁ、また歩きますよ!
稲佐の浜に向かう途中、奉納山へと登ってみました。
写真:右=山頂には土木建築の神様・手置帆負命(たおきほおいのみこと)と彦狭知命(ひこさしりのみこと)を祀る出雲手斧(ておの)神社が鎮座しておりました。こちらの二柱、初めて知りました。

写真:左=以下、案内板より↓
天岩戸神楽のみぎり、材木を伐って天照大神の殿(みあらか)の御造営に奉仕され、のち天照大神は大国主大神の國譲り(国土奉献)のご神徳に応え、二柱の神をはじめ諸神に命じて天日隅宮(あめのひすみのみや/出雲大社)を造営させたまう。
また神武天皇 橿原(かしはら)奠都(てんと)の際、二柱の神の孫(すえ)をして斎斧(いつきおの)・斎鉋(いつきかんな)を執りて橿原神宮の御造営にも尽くされた工匠の祖神であり、建築建設業、家屋建造物などの守護神として、また技術の神様としてご霊験あらたかであります。
写真:右=白龍大神(御神大)。病気平癒、災難除、所願成就、一心にお願いすれば願い事が叶えられると云います。

写真:左=奉納山公園展望台。意外と綺麗なトイレもありました。
写真:右=展望台から稲佐の浜が一望できます!

写真:左=たぶん八雲山。
写真:右=奉納山からのパノラマ、真ん中あたりが八雲山で、右側に出雲の町並み。その更に右側が海です。

写真:左=奉納山の中腹には歌舞伎の祖・出雲の阿國(おくに)を顕彰した塔も建っています。
写真:右=塔から見た稲佐の浜。

奉納山を下りて、稲佐の浜方面へと歩いている途中にもお社が点在しています。
写真:左=大歳社。スサノオの子・大歳神様を祀っています。
写真:右=神議が行われる上宮(仮の宮)。神饌(しんせん)が準備されていました。

写真:左=天照大神を祀る下宮。
写真:右=稲佐の浜に到着した頃には、斜陽が辺りを暖かく染めていました。昨日の余韻に惹かれてか、多くの方が集っています。
この弁天島は、かつては稲佐湾のはるか沖にあったため沖ノ御前、沖ノ島と呼ばれていたそうです。
今、ブログを書いていてまたしても見落としていたスポットがあったことが判明(´Д`;)
大国主大神と武甕槌神(タケミカヅチ)が国譲りの交渉をしたという屏風岩が、少し離れた民家の庭先にあるらしい…。出雲、みどころ多すぎ…。

写真:左=何はともあれ、また大鳥居まで戻り神門通りを道の駅までてくてく歩きます。もう、歩きすぎて足腰が痛くてしょうがないのです。登山とはまた違って、行列に並んだのも要因かも知れません。
すでに17時を過ぎていました。
写真:右=おまけ。電柱に矢印みたいな形のものがぶら下がってた。何のための物なんだろう?
そう言えば日御碕神社もブログには1度しか書いてなかった。
今回は参拝しなかったけど、今度は灯台も含めてそちら方面もゆっくり廻りたいなぁ。
1ヶ所1日がかりになっちゃうな(´▽`;ゞ
撮影:Nikon COOLPIX P900/スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)※魚眼レンズ着用

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