

今日は、兵庫県加古川市にある『おかげさま』というところで“循環型とは”的な(的な、ってなんだよ)勉強会に参加してきました。
内容に関してはちょっと説明が難しいところです(^_^ゞ
端的にいえば、地球・自然・生態系を壊さない社会(コミュニティ)をつくろう、って感じです。


『おかげさま』自体はカフェなのですが、ランチは予約制だと気づかずΣ(´Д`lll)
日曜も普段は営業しているのですが、たまたま明日は『アースデイin神戸』に出店するので臨時休業。む、無念!
でもまだ帰路があるから諦めないぞ〜(笑)


こちらは地球生態系対応型ライフスタイル研究機関『NGOめぐるラボラトリー』という活動もされていて、無農薬・無肥料の畑で野菜を育てています。
EMでもいいのですが、人間でいうところの栄養増強剤みたいな感じで土が「テンション高くなり過ぎる」(これはワタシの表現ですが、なんといえばいいのか…?)場合があるので、時間はかかりますがその土に元々住んでいる微生物を“育てる”という感じでしょうか。
今まで飢餓状態だった土壌の微生物に、エサとなる枯れ草や木片チップなどを与える(土の上に被せる)と、すごい勢いで分解するんだそうです。
で、分解したらまた被せてあげないと増えた微生物を養えないので餓死してしまうんだそうです。
そうしてある程度落ち着いて来ると、弾力のある土になるんだとか。
そこまでいけば、雑草も生えてこなくなるそうです。
雑草というのは痩せた土に生えて、自分の栄養素を土に与えることで土を肥やそうとする働きがあるのではないか、というのは目から鱗でした。
隣には空き地があるのですが、そこと畑とに生える雑草の種類を数えているんだそうで(すごすぎる〜)毎年、生える勢力が変わるんだそうです。
こちらの畑は、ウチの山小屋と同じく田んぼだったから水はけが悪いので、こうして深い溝を掘って対処しているそうです。なるほど、こういう手があったか!
その土地の歴史(ここで言うと大昔は海辺の湿地帯で泥土、それを開拓して田んぼ→その上に土を被せて畑にしていた)を知るのと知らないとでは、田畑との付き合い方も変わるので、まずは自然と対話する、自然にお伺いを立てるというのがコツなのかなぁ〜と感じました。


写真(左)は、ニラの葉っぱが黄色く枯れたような現象の病気(すみません、病名忘れました…)が出たので、それをただ取り除くのではなく、こうしてチップを被せて微生物に分解してもらっているところ。
こうすることによって、次には同じ病気になりにくくなるそうです。
これは人間でいうところのワクチンみたいなものが土壌にできるのかなぁ?と勝手に想像しているのですが、まだ正確なメカニズムは判ってないことばっかりだとおっしゃってました。
このニラがまた、ニラ独特の風味は損なわず、辛すぎなくて甘みがあって葉っぱが柔らかくて美味しいんですよ!
オクラも特大サイズなのにスジばってなくて柔らかいし瑞々しくて粘りがあるし、ナスは生で食べてもいいくらいアクがなくてサクサクとリンゴみたいな爽やかな口あたり。
こんな野菜を自分でつくれたら、そりゃ辛くてもやりがいあるし嬉しいですね(*^_^*)
まぁ、自分には別の役割があるのかも知れませんが…(と、ぼかしておこう…逃)。
撮影:Nikon D60
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