2014年05月14日

八ッ場・川原湯温泉

道の駅【八ッ場ふるさと館】から不動の滝〜旧・川原湯温泉街を散策。

八ッ場ダム - Wikipedia川原湯温泉協会

八ッ場(不動大橋からの眺め) 八ッ場(不動大橋)

道の駅のすぐ裏手に、恐ろしく背の高い不動大橋がそびえ立っています。眺めはいいけど、た、高い!!

「PC複合トラス」と「エクストラドーズド橋」の技術を融合した、世界初の「鋼・コンクリート複合トラス・エクストラドーズド橋」。全長590.0m、橋面までの高さ86.0m!!
不動大橋 - Wikipediaより)

八ッ場(お堂) 八ッ場(不動の滝)

道の駅を起点とすると、終点となる橋の先に不動明王を祀るお堂があります。普通車なら5〜6台は停められるかな?
お目当ての【不動の滝】までは下りられませんでした。位置的にはお堂の裏側なのですが、お堂からは見えず、橋の上から眺めるのみ。細長〜〜〜い、優美な滝です。新緑も美しい。

ちなみに不動大橋は元々【湖面2号橋】という名称でしたが、この不動の滝にちなんで【不動大橋】と改名したそうです。

八ッ場(川原湯/鳥居) 八ッ場(川原湯/足湯)

そこから更に2kmほど、川原湯温泉街へ。足湯の上に温泉の湧出口があり、温泉玉子を作ることができます♪

八ッ場(川原湯神社) 八ッ場(川原湯神社/手水)

すぐ傍の階段を登ると川原湯神社が御鎮座。お水をいただきました♪
なんと「ライブカメラ設置」と書いてある!・・・けど、ネットで調べてみたけどどこで見られるのか判らなかった。

八ッ場(川原湯/王湯) 八ッ場(川原湯/マップ)

共同浴場【王湯】。移転が決まっており、ここでの営業は6月末まで。こちらで卵(10個 300円)を販売してます。

八ッ場(川原湯/旧温泉街1) 八ッ場(川原湯/旧温泉街2)

卵がゆであがるまでの間、旧温泉街を散策。急な坂を下りて行くと、そこかしこに建物を撤去した跡が。
かつてテレビニュースでよく映し出されていた、あの光景は見る陰もありません。

八ッ場(川原湯/旧温泉街3) 八ッ場(川原湯/旧温泉街4)

しかし、こうなってみると「よくまぁこんなところに建てたものだな」とも思う。
昔ながらの温泉街は、たいてい道も狭いし。

八ッ場(川原湯/聖天様露天風呂) 八ッ場(川原湯/聖天様露天風呂2)

ひょっこり現れた、カメラを持った観光客らしき男性が、土台だけになった廃屋を横切って山道に入って行った。何だろな?と興味を惹かれてついて行ってみると、【聖天様】の文字が。
なんと、こんなところに浴槽だけの露天風呂!ワイルド!気持ちよかっただろうな〜。

八ッ場(川原湯/聖天様→) 八ッ場(川原湯/聖天様と不動尊)

露天風呂から100mほど更に高台に、【聖天様】が祀られていましたが、もうどちらかにお引っ越しされたようです。
不動明王の札も建てられていました。ひょっとして、さっきのお堂に移られたのかな?

八ッ場(川原湯/花) 八ッ場(川原湯/旧温泉街5)

まだ2〜3軒の旅館が残っていて、営業されていました。浴衣を着た湯治客が、カラコロと下駄の音を響かせて歩く姿を見られるのも、あと1ヶ月ちょっとです。

撮影:Nikon D60/パノラマのみスマホカメラ(Xperia Z SO-02E)


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2014年11月03日

ラジコンの航空ページェント

RC航空ページェント(1) RC航空ページェント(2)

いつもお世話になっているリトルハウスさんが【第28回RC航空ページェント】にトレーラーを展示するというので、お手伝いに行ってきました。
(ちなみにチラシもわたしが作ったんですよ〜★)

RC航空ページェント(4) RC航空ページェント(3)

場所は群馬県太田市にある尾島RCスカイポート。利根川の河川敷です。
そもそも「RCってなに?」とネット検索してみたら、ラジコンのことでした!(´▽`ゞ ラジコンの航空ショーがあることも知らなかったんですが、これが朝8時には駐車場がほぼ満車と、凄い盛況ぶりでビックリしました!
写真:右=ヘリ実機の操縦体験、ナントたったの5分で千円!(飛ばすことはできません)

RC航空ページェント(5) RC航空ページェント(6)

写真:左=ラジコン愛好家を意識したディスプレイ
写真:右=正直ショボいハリボテ飛行機を展示してた郵便局(^_^; 年賀はがきを販売してました。これ、わざわざトラックで運んできたんですよ! 予算オーバーじゃ・・・?

RC航空ページェント(7) RC航空ページェント(8)

写真:左=「これ、ホントに飛ぶの?」と思ってしまう可愛いラジコン。
写真:右=ラジコン関連の出店だけでなく、定番のジャンクフードや地元の物産品など屋台テントが建ち並び、河川敷は巨大なピクニック場と化していました。

RC航空ページェント(9) RC航空ページェント(10)

もちろんRC航空ページェントですから、メインはフライトショーです! 朝8時半から夕方3時過ぎまで、およそ70機くらいのラジコンが快晴の大空に舞います!
動力のないグライダーから電動/エンジン付き、はたまた空中撮影などでも使用されるヘキサコプターまで様々。
スピーカーの近くじゃないと解説が聞こえないのが残念でした。

RC航空ページェント(11) RC航空ページェント(12)

天気予報を覆し快晴になったのはいいのですが、あいにくの強風でフライトには厳しい状況。
写真:左=着陸時に風に煽られ、逆立ちしちゃったりも・・・

RC航空ページェント(13) RC航空ページェント(14)

写真:左=ホンモノの航空ショーさながら、白煙を出すこともできるんですね!
写真:右=ヘリはまるでトンボみたいに動きが自由自在! ホンモノのヘリではとてもできないアクロバティックな動きに観客も拍手喝采でした(*^▽^*)

RC航空ページェント(15) RC航空ページェント(16)

そして、いよいよ大トリ、F-16が満を持して登場!
ジェット機のラジコンは「キュイィィィィン!」という音まで再現しているのですが、このF-16は中でも音が大きくて臨場感がありました。

白煙をあげて、いざ飛び立つ!
・・・いや方向を変えただけか。

気を取り直して今度こそ飛び・・・ 飛・・・・・・

司会「最後は観客の皆様を煙(けむ)に巻いて終了です。」
なにうまいこと言ってんですか!(爆)

愛機のコンディションを鑑み、飛ばないという選択も勇気。
飛ばないと分かるやクモの子を散らすように観客が引いて行ったのも潔かった・・・。

撮影:Nikon D5100/スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)

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2015年06月08日

野反湖(のぞりこ)は霧の中

※6月6日の出来事です。

高山植物・山野草好きの、おとーさん。やっぱり外せないのは「高山植物の女王」コマクサですよ。
去年も一昨年も青森で1株ずつ購入したのですが、1つはソックリな別の植物でした(名前を忘れた…)。でも、そっちは生き残って今年も芽吹いています。

菊池の山小屋は標高約550mで冬は雪も積もるのですが、やっぱり夏は30度を越えるのでコマクサには暑すぎるのでしょうね…。

楓の湯(1) 楓の湯(2)

停泊は道の駅【北信州やまのうち】、入浴は写真の湯田中駅併設【楓の湯】で。

駅併設の温泉施設(温泉駅)は全国に15ヶ所くらいあるようです。今まで【湯西川温泉】(道の駅)、【水沼駅温泉センター】、【天橋立駅 智恵の湯】、【那智駅交流センター丹敷の湯】(道の駅)などを利用しましたが、那智以外はどこも大型車は停めづらかったです。ここも道幅が狭いし、第2駐車場(一戸建て分の空き地)がガラ空きじゃなかったら停められなかったと思います。
脱衣所も浴室も決して広くはないです。でも入浴料は嬉しい300円♪ 無料の足湯もありました。

ここまでは長野県。そこから国道292号線で群馬県・志賀高原へ!
志賀高原といえば数年前の5月、平地は小雨だったのに上って行くうちにミゾレになり、雪になり、ブリザードでホワイトアウトという九州人涙目の展開になったというトラウマが…(T△T) なのに草津は晴れてるというね。雪も積もってなかったし、嘘かと思いましたよ。

今回はそこまでではなかったものの、白根山付近は真っ白で数メートル先も見えないくらいでした。

道の駅 六合 道の駅 六合(蕎麦)

そしてやっぱり、草津は晴れてた(笑)
道の駅【六合(くに)】で、お昼ご飯にお蕎麦と、デザートに花まめソフトクリームを食べる。
お蕎麦自体は美味しいのに、短く切れてて食べづらかった…(十割ではなく二八そばです)。そば打ち体験の時に教わったけど、茹でる時に箸などで混ぜると切れるらしい。お店なのにそんな凡ミスじゃないとは思いますが…。

観光案内図を見て、野反湖(のぞりこ)に行ってみようかなと思い立ち、時間を計算したら間に合いそうだったので軽バンでGO!
道の駅【六合】から国道405号線で片道20km〜くらいです。道幅は、ところどころ狭くなりますがおおむね良好。ただし、標高約770m(六合)→約1500m(野反湖)と、一気に約700mも上るので、みるみる再び霧の中へ…(´▽`;) 三半規管もおかしくなりますわ。

工事中なのか、鉄骨の足場に囲まれていた【野反峠休憩舎】はいったんスルーして、行けるところまで行ってみようと先へ進む。

野反湖(1) 野反湖(2)

途中、湖畔まで続く遊歩道のある駐車場があったので、強風に絶えながら歩いて行ってみましたが…レンゲツツジはまだ1〜2部咲きといったところで、他にお花も見当たらず。シラネアオイやイワカガミは別のところで咲いている模様。

更に先へ進むと、野反湖展望台兼案内所【泉屋】という売店&食堂が。しかし小雨+強風なのでクルマから降りる勇気がなく、観光案内図の前に横付けして地図を見てみると、この先に【野反湖キャンプ場】があるようなので行ってみる。
キャンプ場だけど、この辺りの道幅が狭いので特に大型のキャンピングカーは無理だと思われます。

ダムとの境目?になる橋を渡ると【野反湖ビジターセンター】発見。2011年6月にオープンしたばかりだそうですが、ビジターセンターらしさはなく、ほとんどキャンプ場の受付でした(^_^;
駐車場は正面・目の前に普通車3〜4台分くらいしかありません。雨風を避けて、ついサっと入館してしまい写真を撮り忘れました(;つД`)

入り口にコマクサの鉢植えが飾ってあったので販売しているところがないか訪ねたら、通り過ぎてきた【野反峠休憩舎】売店にあるかも?と教えてもらってUターン(笑)

そうそう、キャンプ場の敷地の脇にズラっとシラネアオイが植えられていてちょうど見頃でした♪

野反湖展望台売店 コマクサ

【野反峠休憩舎】(野反湖展望台)に到着も、まだ霧+霧雨+強風により散策は断念。イワカガミはこの辺りで見られたようです。
ビジターセンター員さんが教えてくれた通り、コマクサが販売されておりました!ヾ(*´▽`*)ノ
お花は小振りでピンクの色が濃くて、現地で育った〜という雰囲気。平地だとノビノビ大きく、ピンク色も薄い感じなんですよね。
まぁウチに来たら、そうなっちゃうかも知れませんが(笑)
これでおとーさんのミッションクリアーです!

※コマクサの写真は、過去記事(2013年07月26日【写真で綴るカムイミンタラ・黒岳編】)より抜粋


*参 照*
野反湖|(一社)中之条町観光協会|群馬県
野反湖キャンプ場


撮影:スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)/野反湖のみNikon D5100

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2017年05月30日

妙義山信仰の中心地・妙義神社

道の駅【みょうぎ】に立ち寄るたびに「次こそ」と願っていた【妙義神社】に、ついに参拝することができました!
※5/29に訪れました

2007年の台風による土砂崩れにより、本殿に繋がる階段以上は立ち入り禁止となっていたそうです(その間は波己曽社殿を仮殿と定めていた)が、2013年12月に復旧工事が無事完了!

妙義神社 - Wikipedia

妙義神社(01) 妙義神社(02)

写真:左=道の駅【みょうぎ】から妙義山を仰ぐ。
妙義山は、日本三奇勝のひとつ(耶馬溪・寒霞渓・妙義山)であり、上毛三山のひとつ(榛名山・赤城山・妙義山)。
「妙義山」とは複数の山の総称で、南側の白雲山・金洞山・金鶏山などは「表妙義」、北側の谷急山・丁須の頭・御岳などが「裏妙義」と呼ばれています。

写真:右=白雲山の中腹にある「大」の文字は、「妙義大権現」の「大」。

妙義神社(03) 妙義神社(04)

写真:左=周辺案内図
写真:右=妙義神社 大鳥居

妙義神社(05) 妙義神社(06)

写真:左=柳の大樹
写真:右=ユキノシタの花

妙義神社(07) 妙義神社(08)

関東一の壮大さと称されている総門は高さ12m、切妻造りの八脚門。国指定重要文化財。
江戸時代、妙義山から採れる安山岩で作った高さ10mの石垣(県重要文化財)も見応えあります。

妙義神社(09) 妙義神社(10)

写真:左=妙義神社から金洞山南麓の石門群に至る、約4.2kmの歩道案内図。いつかは登るぞ〜!
写真:右=青銅製の灯籠

妙義神社(11) 妙義神社(12)

通りすがりの人が、「三本杉の真ん中はパワースポットだから入ってみて」と教えてくれました。
樹齢約500年、静かな佇まいの中にいると、少し面映いような氣にもなりますね(´ω`*)

妙義神社(13) 妙義神社(14)

写真:左=太鼓橋と、165段の参道石段!

写真:右=波己曽(はこそ)社社殿(旧 妙義神社社殿/群馬県指定重要文化財)
妙義山の古名は「波己曾(はこそ)山」、神社もかつては波己曽神社と呼ばれており、『日本三代実録』にその記載があります。

妙義神社(15) 妙義神社(16)

写真:左=石段は急だし狭いし、歪んだところも。妙義神社では、江戸時代から当時そのままに残すように努めているそうです。

写真:右=石段を登って振り返ると、この眺め!.。・:*:・°`☆、。・:*:・°`

妙義神社(17) 妙義神社(18)

写真:左=随神門(群馬県指定重要文化財)
写真:右=意外!とってもユーモラスな阿吽の像。

妙義神社(19) 妙義神社(20)

写真:左=宝暦6年(1756)建造の唐門(国指定重要文化財)。

写真:右=同じく国指定重要文化財である本社(本殿・弊殿・拝殿)。
創建は、宣化天皇2年(537)と伝わっており、現在の社殿は宝暦年間(1751〜1764)の改修によるものです。

数々の彫刻が素晴らしく、色彩も豊か! バシバシ写真を撮らせていただきましたが、ここは是非、ご自身の目で見ていただきたい。

以下、公式サイトより↓
創建は「宣化天皇の二年(537)に鎮祭せり」と社記にあり、元は波己曽(はこそ)の大神と称し後に妙義と改められた。
そもそも妙義と云う所以は、後醍醐天皇に仕へ奉りし権大納言長親卿、此の地に住み給いて明々魂々たる山の奇勝をめで、明魂と名づけしものを後世妙義と改めたと思われる。

ここも後醍醐天皇ゆかりの地だったのね!

妙義神社(21) 妙義神社(22)

写真:左=本殿の裏側、石垣にはイワタバコがたくさん育っていました。
写真:右=天狗様が鎮座されています。心願成就にご利益があり、願い事を「ひとつ」叶えてくれると云われています。

妙義神社(23) 妙義神社(24)

写真:左=北門も石垣で囲まれています。
写真:右=もともとは、お社はなく「影向(ようごう)岩」がその磐座(いわくら)であったと云われています。

磐座・磐倉・岩倉(いわくら)とは、古神道における岩に対する信仰のこと。あるいは、信仰の対象となる岩そのもののこと。
磐座 - Wikipediaより)

妙義神社(25) 妙義神社(26)

写真:左=影向岩の頂部と下部(岩窟)には、複数の石塔が。(朱色の門が北門)

写真:右=名残惜しく、石段を下ります。左側には杉の巨大な切り株が・・・。土砂崩れで倒れてしまったのでしょうか。そっと手を触れると、まだ生命力を感じるような氣がしました。


撮影:Nikon COOLPIX P900/スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)※魚眼レンズ着用



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2017年05月31日

榛名山信仰、修験者の霊場・榛名神社

溜まりに溜まった写真を整理して、一気にブログ用に画像処理しました。
見事に山岳系神社オンパレード\(^o^)/
ついに禁断の(?)写真メインでお送りします!

榛名神社(01) 榛名神社(02)

赤城山・妙義山と共に上毛三山の一つとされる榛名山の神を祀る【榛名神社】。
駐車場はいくつも点在してるけど大型車両は停めづらいと判断して、早めに下で停めて歩いて登ります。
※5/29に訪れました

榛名神社(03) 榛名神社(04)

例によって例のごとく下調べナシで来たので、これほど栄えているとは驚きました!

榛名神社(05) 榛名神社(06)

現役かどうか分かりませんが、古めかしい宿坊?旅籠?が軒を連ねていました。
国登録有形文化財に指定されている宿坊もあるらしい。

榛名神社(07) 榛名神社(08)

随神門から、いざ神域へ!
巌山、境内地は15万平方メートル!

榛名神社(09) 榛名神社(10)

以下、榛名神社由緒 説明板より↓
当社は第三十一代 用明天皇 丙午(ひのえうま)元年(1300余年前)の創祀で、延喜式内社である。徳川時代の末期に至るまで神仏習合の時代が続き、満行宮 榛名寺などと称えて上野寛永寺に属し、別当兼学頭が派遣されて一山を管理していたが、明治初年、神仏分離の改革によって榛名神社として独立した。


榛名神社(11) 榛名神社(12)

門を見上げると【大々御神楽】の額が。
神代舞(大々御神楽三十六座)は250年前から伝えられたもので、国の無形文化財に指定されています。

榛名神社(13) 榛名神社(14)

写真:左=鞍掛岩。かつて寺院があった名残りで、庭園のようになっています。
写真:右=沿道は巨木の宝庫。

榛名神社(15) 榛名神社(16)

写真:左=売店があった!
写真:右=御神水も汲めます。

榛名神社(17) 榛名神社(18)

写真:左=朝日岳、夕日岳
写真:右=三重塔

榛名神社(19) 榛名神社(20)

写真:左=落石防止なのか、覆道になっている場所も。
写真:右=塞神(さえのかみ)社
御祭神:八衢比古神(やちまたひこのかみ)、八衢比賣神(やちまたひめのかみ)、来名戸神(くなどのかみ)
この神様は、他界より侵入して災厄をもたらす邪神・悪魔などを防ぎ止め、追い返すことを掌(つかさど)っておられます。
特に道路の四つ辻、分岐点などを守られて悪霊を斥(しりぞ)け災厄を防ぐ、大きなお力を発揮なされ、道路交通安全の守護、悪魔除けの神として尊崇せられ、また、呼び名を「さいの神」と申し上げることから「幸神(さいのかみ)」「妻神(さいのかみ)」として、幸福をもたらす神、特に女性の良縁、妊娠、出産、幼児守護の神として崇敬せられるなど、日本個有の信仰を得ておられます。
トンド焼(どんど焼)、道祖神祭、左義長も、この神の御神徳をいただくお祭りです。


榛名神社(21) 榛名神社(22)

写真:左=神橋
写真:右=神仏習合だった頃、お堂があった名残りの扉。(左の写真のマルの部分も同じ)

榛名神社(23) 榛名神社(24)

写真:左=万年泉。井戸らしきものがありました。
写真:右=右/手水舎、左/矢立杉。

榛名神社(25) 榛名神社(26)

写真:左=神幸殿
写真:右=神門

榛名神社(27) 榛名神社(28)

写真:左=双龍門
写真:右=本殿・拝殿

御祭神:火の神・火産霊神(ほむすびのかみ・カグツチ/鎮火開運)、土の神・埴山毘売神(はにやまひめのかみ/五穀豊穣)
水分神・高靇神・闇靇神・大山祇神・大物主神・木花開耶姫神を合わせ祀る。

榛名神社(29) 榛名神社(30)

【延喜式神名帳】(延長5年(927)完成)に、上野国十二社として位置づけられている。古くから神仏習合が定着し、山中には九世紀ごろの僧坊とされる巌山遺跡がある。

綏靖(すいぜい)天皇の時代に饒速日命(ニギハヤヒ)の御子、可美真手命(ウマシマデ)父子が山中に神籬(ひもろぎ)を立て天神地祇を祀ったのが始まりといわれ、用明天皇元年(586)に祭祀の場が創建されたと伝えられ、御祭神は、うしろに立っている御姿岩の洞窟中に祀られています。

2017年度から2025年度にかけて群馬県内にある文化財の修復事業としては過去最大規模となる総額23億円をかけて百数十年ぶりに大修理を行う。
17年度から19年度までに国祖社・額殿、20年度から21年度までに双龍門、21年度から25年度までに本社・幣殿・拝殿、23年度から25年度までに神楽殿の工事を行う予定である。
榛名神社 - Wikipedia

写真を撮りながら登って、往復1時間ほどでした。
もっと雰囲氣を味わいながらゆっくりしたかったな。


撮影:Nikon COOLPIX P900/スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)※魚眼レンズ着用



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2017年06月01日

赤城山・赤城大明神を祀る赤城神社

ロードマップ 道の駅 旅案内 全国地図 平成29年度版』には一宮は必ず載っているけど、有名神社すべてが載っているわけじゃない。
(逆にウチのカーナビに一宮が載ってないこともある/笑)

榛名山に榛名神社があるように、赤城山にも赤城神社があると思いきや、載ってなかった。
えー、神社ないのかぁ(´・ω・`) とガッカリしてたら、道の駅「ふじみ」に貼ってあった観光地図に【赤城神社】発見! やっぱりあるんじゃん!
※5/30に訪れました

赤城山(01) 赤城山(02)

ま、見つけたのはおとーさんなんですけどね(笑)
早朝からトイレがてら外に出て地図を眺めてたら、載ってたぞーと教えてもらって、そのままGO!
わたしにしては眠い時間ですがテンションあがる〜.。・:*:・°`☆、。・:*:・°`

写真:右=レンゲツツジは、まだ蕾がいっぱい。

赤城山(03) 赤城山(04)

写真:左=ワインディングロードが続くため、わざと凹凸をつくってスピードを出せないようにしてあります。
写真:右=大沼が見えてきました♪

赤城山(05) 赤城神社(01)

写真:左=赤城山頂案内図。楽しそうなところがいっぱい! ここも再訪しなきゃな〜。
写真:右=大沼の対岸に赤城神社が見えました!

赤城神社(03) 赤城神社(02)

写真:左=朱色の橋を渡って、神域へ。
写真:右=大分の道の駅で買った「鯉のえさ」。買ったときは冬で、鯉もジーっと動かず食べなかったので鞄に仕舞っておいたのが役に立った♪

赤城神社(04) 赤城神社(05)

鳥居をくぐり、湖畔を歩いて行きます。悠大な眺め(´ω`*)

赤城神社(06) 赤城神社(07)

なんと、遺跡がありました!

「小鳥ヶ島出土鏡」説明板より↓
小鳥が島には、「小鳥が島遺跡」として南北朝時代の経塚遺跡がある。
応安5年(1372)銘の法華経埋納を示す多宝塔下の地中から、銅経筒の残欠と鏡10面が出土した。
これら出土した鏡は、神仏習合における信仰を表すものとして、宝塔・経筒残欠とともに群馬県の文化財に指定されている。

赤城神社(08) 赤城神社(09)

写真:左=手水舎
写真:右=可愛らしい小鳥が出迎えてくれました♪

赤城神社(10) 赤城神社(11)

写真:左=「一掬千金に値する」と云われる御神水の説明板
写真:右=「文政八乙年 酉ノ十月 吉祥日」阿人澤傳七(?)さん奉納。

文政年間は1818〜1830年、第11代将軍・徳川家斉の時代。文政8年は、江戸幕府が異国船打払令を発令した年!

赤城神社(12) 赤城神社(13)

山頂にある赤城神社と区別するため、こちらは【大洞赤城神社】と呼ばれています。
名神大社「赤城神社」
延長5年(927年)成立の『延喜式神名帳』には、名神大社として「上野国勢多郡 赤城神社」と記載があり、以下の3社が論社とされている。
・赤城神社(三夜沢赤城神社) (群馬県前橋市三夜沢町) - 旧県社。
・赤城神社(大洞赤城神社) (群馬県前橋市富士見町赤城山) - 旧郷社。
・二宮赤城神社 (群馬県前橋市二之宮町) - 旧郷社。
赤城神社 - Wikipedia
創建は不詳。社伝では、豊城入彦命が上毛野を支配することになった際に山と沼の霊を奉斎したという。その後、允恭天皇・用明天皇の時代に社殿を創設したと伝える。

創祀当初は神庫山(ほくらやま:後の地蔵岳)中腹に祀られていたというが、大同元年(806)、大沼(おの)の南の畔(現在の大洞旧社地)に遷座し、小沼の畔には小沼宮(このぐう:後の豊受神社)が建てられた。
その際の年号に因んで神社周辺は「大洞(だいどう)」と呼ばれるようになったといい、通称として「大洞赤城神社」とも記される。ただし「大洞」は「大堂」とも書かれたといい、山頂に堂があったとも伝える。

山の赤城大明神、沼神の赤沼大神として古代から祀られたといい、湖からは古くに祭祀に使われた鏡も発見されている。
赤城神社 (前橋市富士見町赤城山)

社務所は9時からで、ちょうど巫女さんたちが来たので一番に御朱印をいただくことができましたヾ(*´▽`*)ノ

トレッキング中らしき方が数名訪れる以外は、鳥のさえずりや樹々のさざめきだけが聞こえる、ゆったりした静かなところでした。
わたしも次回は1日かけて廻ろう〜〜〜♪

撮影:Nikon COOLPIX P900/スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)



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2018年10月24日

白根山トレッキング

本日は奥日光・赤沼から、日光白根山を目指します!

金精峠(1)

金精峠では、この好天!

金精峠(2)

金精峠から見た湯ノ湖。紅葉はちょっと遅いかな?

日光白根山(01)

よく通るルートなのですが、いつもスルーしていたので、ここが【日光白根山ロープウェー】だと勘違い(´▽`;)
【丸沼高原スキー場】でした。レストハウスは営業中。

日光白根山(02)

すぐお隣、こっちでした!

日光白根山(03)

ロープウェイ往復2,000円のところ、モンベル会員は100円引き♪
ワンコ連れもいましたよー!(*´▽`*)

日光白根山(04)

ロープウェイの勾配がものすごい!
紅葉もものすごい!ヾ(*´▽`*)ノ

日光白根山(05)

丸沼かな?
丸沼高原あたりが、もっとも紅葉が見頃だったと思います。

日光白根山(06)

うーん、だんだん雲が低くなってきた…

日光白根山(07)

【日光白根山ロープウェー】山頂駅には日光白根山(標高2,578m)の登山口があります。日光白根山登山の最短ルートらしい。
山頂に雲がかかりはじめてる〜 急げ!

日光白根山(08)

オシャレなカフェとかロックガーデンとかあるけど、後回し!

日光白根山(09)

時すでに11:15…。こんな時間から登りはじめる人はいないけど…登山開始!

日光白根山(10)

まずは二荒山神社にお参り♪
登山の無事を祈願します。

日光白根山(11)

登山マップは持参していますが、この地図には避難小屋(七色平)までしか載ってないところを見ると、あまり登山者は多くないのか?
まぁ、この時間からだと白根山山頂へは辿り着けなそう(´Д`;)

日光白根山(12)

うじうじしても仕方ないので、とりあえず出発!

日光白根山(13)

案外、なだらかなスタート。前日の雨で、たまに水たまりがあります。

日光白根山(14)

約20分、分岐に差し掛かる。丁寧な案内板があるので安心!

日光白根山(15)

根っこの階段。失礼します〜

日光白根山(16)

ゴゼンタチバナも赤く染まっています。

日光白根山(17)

11:50。大日如来さまに、雨が降りませんようにと願う。

日光白根山(18)

水たまりの先に、分岐点。

日光白根山(19)

左に行くと避難小屋と七色平。寄るつもりはなかったんだけど「0.2km」って書いてあったから「じゃあ、ちょっくら見てみるか」って思っちゃって(笑)

日光白根山(20)

予想外の崖道を下りたら、避難小屋。ん〜〜〜、まさに避難小屋≠チて感じ。ここで寝るのはツラそう。

日光白根山(21)

七色平は、もう枯れ野原。せめて9月ならギボシとか見られたかもなぁ〜。

日光白根山(22)

12:10、分岐。一応、白根山に向かいます。
看板がたくさん建っているので方向オンチでも分かりやすくて助かります。

日光白根山(23)

ふと気づくと、もくもくとガスってきました…

日光白根山(24)

いわくありげな巨石ですが、石像が安置されてるでもなく。
このルートは、かなり険しい岩場です。登りがキツいだけに、「ここを戻るのは絶対にイヤだ!」と思った(´▽`;)

日光白根山(25)

12:50、分岐に到着。や、やっと登りが終わった〜!

日光白根山(26)

真っ白だけど弥陀ヶ池に向かいます。
姿は見えないけど犬が吠えていて、その声からして大型犬だというのは分かったんだけど飼い犬なのか野犬なのか(今時、野犬はいないだろうけど…)分からなかったのが怖かった。

日光白根山(27)

うーん、白い(笑)
霧で見えづらかったけど、ワン子連れのファミリーがいました。ホっとした!

日光白根山(28)

13:10、ここでお昼ご飯。
ちなみに、この木道を行くと菅沼方面。

日光白根山(29)

ご飯を食べているうちに、霧が晴れてきました!
でも、そのまま晴れるということもなく…。やがて、また霧に包まれてしまいました。

日光白根山(30)

13:35、どうやら雨は降らなそうだし、同じ道を帰るのはつまらないので座禅山方面へ。

日光白根山(31)

13:50。ここが山頂? なんだか拍子抜け。

日光白根山(32)

「座禅山火口→」って書いてあるけど、どう見ても道はなく崖です。
特に噴煙が立ち上っているということも硫黄臭もしませんでした。

日光白根山(33)

休憩ポイント。ロープウェイの最終は16:30。あの急勾配の岩場を降りるのがイヤで、時間を計算したら間に合いそうなので別ルートを選択。

日光白根山(34)

下りが始まります。先ほどのコースみたいな岩場ではなく、比較的歩きやすい。こっちにしてよかった〜!

日光白根山(35)

風穴?

日光白根山(36)

14:40、分岐。真っすぐ行くと、避難小屋方面。右の六地蔵コースも歩いてみたかった。

日光白根山(37)

すぐに血の池地獄があります。看板がなかったら、ただの水たまりとしか思わなかっただろうな。
案内板によると、この池に手を浸すと赤く染まってなかなか取れないとか。特に赤いとも思わなかったけど、手を浸そうとも思わなかった(笑)

日光白根山(38)

15:05、不動岩。根本にお札が捧げられていました。

日光白根山(39)

15:10、最初の分岐に戻ってきました!

日光白根山(40)

15:15、鹿除けの柵を越えたら、二荒山神社。ただいま〜ヾ(*´▽`*)ノ
ロープウェイの最終まで1時間以上残しての下山。天気がよくなかったので、暗くなるのが早いから余裕をもって戻りました。

白根山山頂には行けなかったけど、次回の楽しみにとっておいたと思うことにします。

日光白根山(41)

行きはスルーした、ロープウェイ乗り場周辺を散策。カフェとか足湯とかありました。
さらに、ちょーオシャレなソファがある〜!
インスタ映え狙いか!?

日光白根山(42)

テラスからの眺め♪
下界は天気が好かったみたい。

日光白根山(43)

名残惜しいですが、ロープウェーで下界へ戻ります〜

日光白根山(44)

ロープウェーの上は、寒々しい景色です。

日光白根山(45)

落葉して、白い幹がくっきりと見えている様も素敵です。

日光白根山(46)

降りるほどに、紅葉・黄葉が鮮やか。黄色はカラマツかな。

日光白根山(47)

エレちゃんを探せ!(笑)

日光白根山(48)

ロープウェーセンターステーション内に、日帰り温泉【座禅温泉】が併設されていました。
入浴したかったけど、時間が…。真っ暗になっちゃう。

日光白根山(49)

湧水がありました! ありがたく汲ませていただきました。
まろやかで美味しかったです(´ω`*)


撮影:Nikon COOLPIX P900/スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)※魚眼レンズ着用


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*近隣に関連する過去ブログ記事*
・2013年11月01日【奥日光・竜頭ノ滝
・2013年11月02日【奥日光・戦場ヶ原
・2013年11月03日【日光二荒山神社 中宮祠
・2018年10月23日【奥日光・赤沼から小田代ヶ原ハイキング

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2018年10月25日

霊山・嵩山は歴史の悲話を抱く聖なる山

日光白根山を下りて国道120号線と国道401号線の合流地点近くに新しく誕生した道の駅【尾瀬かたしな】へ。

道の駅 尾瀬かたしな(1)

初訪問です。ちょー綺麗でオシャレ!
物産館、レストラン、芝生広場にはシャワーの水遊び場がありました!

道の駅 尾瀬かたしな(2)

眺めも素晴らしいです。遥かな尾瀬〜〜〜また行きたいな。
足湯もあるので、景色を堪能しながら休憩するのに最適ですね。
花豆ソフトクリームもありますよ♪

そのまま国道120号線を西へ、道の駅【白沢】をスルーし、沼田から国道145号線で今度は道の駅【中山盆地】もスルー。どちらも温泉併設で休憩にもってこいなのですが。

道の駅 霊山たけやま(1)

今回の目当ては中之条町にある道の駅【霊山たけやま】。
春に訪れると行者ニンニク(生葉)を200円くらいで販売してますよ。

道の駅 霊山たけやま(蕎麦)

昼食に、隣の古民家を改装したお蕎麦屋さんで天もり蕎麦(850円)をいただきま〜す♪
シコシコした歯触りと蕎麦の風味がたまりません。
天ぷらは椎茸・さつまいも・かき揚げ。いつもは「もりそば」にするんだけど、これから山に登るから奮発しちゃいました(笑)

道の駅 霊山たけやま(嵩山)

道の駅の背後にそびえる嵩山(たけやま)に登る事が、3〜4年越しの宿題でした。
まず、登る前に…

親都神社(表参道)

親都(ちかと)神社へ参拝。道の駅から見ると拝殿の裏にあたるので、ついショートカットしてしまうのですが今日はきちんと参道へ廻ります。

親都神社(拝殿)

御祭神は、素戔嗚尊(須佐之男命/スサノオ)。創建年代は不詳ですが、和利宮(現在の吾妻神社)が鎮座していた場所であるとされていて、和利宮が遷座した後に地元住民たちによって新たに須佐之男命のご分霊を勧請して氏神として祀ったことがはじまりといわれています。

嵩山(たけやま)が、ご神山です。登山の無事を願います。

親都神社(大欅)

ご神木の大欅(けやき)は、樹高15m、目通り幹囲9.7m、推定樹齢700年といわれています。

嵩山(登山道)

13:10、登山開始。案内板には「ハイキングコース」と書いてありますが、歩く場所によってはとんでもない岩場&鎖場になるので、しっかりした装備(特に靴)で臨みましょう。

嵩山(一の木戸)

嵩山三十三番観世音めぐりも、かなり危険な場所があったり立ち入り禁止区域になっていたりしますので、無理して全部を廻ろうとせず気持ちだけで。

嵩山(マップ)

登山道はこんな感じ。嵩山(たけやま)は吾妻八景のひとつで、標高789mの独立峰です。

嵩山(登山道01)

倒木をうまく利用して手すりにしてあります。

嵩山(分岐01)

左に行くと展望台(見晴台)、右に行くと小天狗。
分岐点には必ず道標が建っているので助かります!

嵩山(東屋01)

見晴台・東屋(あずまや)からの眺め。

嵩山(眺望01)

榛名山が一望できます。

嵩山(登山道02)

足元はゴツゴツとした岩が多いので、よそ見注意(笑)

嵩山(分岐02)

登山道に戻ります。

嵩山(登山道03)

「岩登り(ロッククライミング)禁止」の看板が、あちこちに建っています。ハーケンやボルトを打ち込むと、そこから水が染み込んで冬に凍り岩が割れてしまうのです。
地元の方々が、ここをロッククライミングで観光誘致するよりも霊山として守ると決めたのだそうです。

嵩山(登山道04)

第二番、蝙蝠穴への道はあまり人が立ち入っていないようだったので諦めました。

嵩山(登山道05)

八番、九番も遠くから遥拝。足元が危なそうな道なき道が多いので、無理はしません。

嵩山(天狗の広場)

13:50、天狗の広場に到着。かつて山城があった名残りの二の丸跡です。
簡易トイレが設置されています。

嵩山(主要鳥瞰図)

主要な山々を描いた鳥瞰図が掲げてありました。

嵩山(登山道06)

左側は不動岩、右側は小天狗への道。
不動岩にも行こうと思ったのですが、道が険しすぎるので諦めました。

嵩山(登山道07)

小天狗への道も、岩登りという感じです。

嵩山(小天狗)

小天狗が見えました!

嵩山(小天狗からの眺め01)

絶景かな!

嵩山(小天狗からの眺め02)

絶景かな!!(*´▽`*)

嵩山(小天狗からの眺め03)

絶景かな〜〜〜!!!ヾ(*´Д`*)ノ.。・:*:・°`☆、。・:*:・°`
ここでボケ〜っとしていたいけど、時間に余裕がないので10分ほどに留めて14:10出発。

嵩山(分岐03)

天狗の広場に戻って、次は大天狗を目指します。

嵩山(東屋03)

3つめの東屋。屋根の裏側に落書きがビッシリ(-_-;
ここから東登山道へ続く道の途中に「胎内くぐり」がありますが、とにかく先に大天狗へ向かいます。

嵩山(三社神社)

三社神社がひっそりと鎮座されておりました。
こちらでも登山の無事を祈ります。

嵩山(分岐04)

小天狗、中天狗、大天狗… 中天狗は帰りでいいかと、大天狗方向へ。

嵩山(小袖の渡し)

「小袖の渡し」って何? と手持ちの地図を広げていて、気づいた。中天狗、すっとばしたらダメじゃん! 帰りはココ通らないじゃん!(;つД`)

嵩山(中天狗からの眺め)

慌てて戻ったのですが、特に岩場というわけでもなく眺めもイマイチ代り映えしませんでした…。

ちなみに「小袖の渡し」とは、地図には何も書いてなかったけどネットで調べてみたところ堀切のことのようです。既に崩れて道もなにもなくなっています。

嵩山(登山道07)

岩に埋め込まれていた石板、何だろうと読んでみたら、この場所を寄付された方の記録でした。
嵩山に土地を持っていたって事は、城に関係する誰かの子孫だったのかな?

嵩山(御城の平)

14:35、実城の平(本丸跡)に到着。観音様がずらりと四方を囲んでいました。

嵩山(御城の平  案内板)

以下、【嵩山ガイド|道の駅霊山たけやま|中之条町】より抜粋
古代から祖先の霊魂を祀る山を「たけやま」と呼び、嵩山は死者の霊が山の上に集まる神聖な「霊山」として、吾妻盆地の各地から信仰を集めていました。
(略)
縄文式文化時代の遺跡も多く、「嵩山の神和利大明神として子持山の神を妻とし、鳥頭明神を子供として吾妻地方の中心的な神となっていた」と、神々の縁起を集めた『神道集』には記されています。
(略)
嵩山城は、室町時代の中期(長尾景仲が白井城に拠って北関東一帯を押さえていた頃)、この白井をとりまく友城のひとつとして開かれました。
(略)

嵩山(東屋04)

本丸跡のすぐ近くに建つ東屋。

嵩山(東屋04からの眺め)

その東屋からの眺め。

嵩山(経塚)

東屋がある分岐点には、経塚。

ここから左、獅子鼻や池の平へ続く西登山道は通行止め。
真っすぐ、烏帽子岩や五郎岩への道は行けますが時間的に無理。
とにもかくにも大天狗、右側の道を進みます!

嵩山(登山道08)

いきなり道があやしくなりました。
道の駅でもらった地図では、大天狗まで5分と書いてありますが…。

嵩山(鎖場01)

さっそく鎖場です。しかも、岩に凹凸が少なくて角度もキツイ!
鎖場があることは知っていたので、滑り止め付きの軍手を持参してきましたが…それでも今まで経験がないくらいの恐ろしさ。

嵩山(鎖場02)

高所恐怖症は克服したと思っていたけど、あまりの断崖で手足がすくみました…。

嵩山(鎖場03)

これは登れないかもと思って荷物は岩の根本に置いてきたのですが、カメラだけは担いできました。

嵩山(鎖場04)

しかし、まだ先があったよ!!!!!

嵩山(鎖場03からの眺め)

疲れなのか恐怖なのか、震えそうな体を落ち着かせるべく景色を堪能…。
でも、どうする?
登れるの??

北海道の太田山神社で、本殿を前にリタイヤしたことが思い出される(2018年05月21日【道南五大霊場のひとつ太田山神社(本殿)へ参拝】)。
山の神様に会いたくてここまで来たんじゃないか!
もう、あと少しだぞ!

意を決して、軍手を嵌め直してカメラを抱えて、必至によじ上りました。
クライマーなら何てことない岩場かも知れません。
でも、ふだん何もトレーニングなぞしていないわたし。ここでずり落ちたら死ぬと思いました。
ケータイを持ってこなかった事を、ちょっと後悔…。万が一、ここで何か起っても助けを呼べない。

鎖を握りしめて、少ない凹凸に足を踏みしめて、四つん這いどころか這いつくばりました。
どんな無様でも構うもんか、登るんだー!(≧ロ≦)

嵩山(大天狗へ)

いょっしゃあぁ−−−! 登り切ったぞ−−−!!
って、お社が大岩(女岩)の上に建ってるぅゥ−−−ーー!!!

嵩山(大天狗 女岩)

2.5mくらいでしょうか。
こうやって見ると、何てことないと思われそうですよね。
ところがどっこい足の置き場がないんですよ。ほぼ手の力(鎖)だけを頼りに重い体を引き上げなければなりません。

嵩山(大天狗 石祠)

ついに無事、登頂!
震える手を合わせ、感無量…。

嵩山(大天狗からの眺め)

大天狗山頂からの眺めです。

嵩山(大天狗からのパノラマ)

ここには、戦国時代の悲話が眠っていました。
戦国時代の永禄6年(1563)には、岩櫃城(いわびつじょう)が武田信玄方の上田城主・真田幸隆(幸村の祖父)に攻められ落城。岩櫃城主 吾妻太郎斉藤越前守の子・城虎丸(じょうこまる)を擁した吾妻衆が、上杉謙信の支援を受けて嵩山城に立てこもりました。しかし永禄8年(1565)11月、激戦の末に城虎丸(当時18歳)はじめ一族は大天狗の岩から飛び込んで自決し、嵩山城は落城しました。
こうした戦死者を弔って、元禄15年(1702)から坂東・西国・秩父の百番観音が建立されました。(嵩山ガイド|道の駅霊山たけやま|中之条町より)

相変わらず下調べをしていなかったので、後で看板を読んで知りました。知っていたら、大天狗を登れただろうか? 今、思い返すに神妙な面持ちになります。

ひとしきり景色を眺めながら物思いに耽りつつ、心は「ここを降りるのか」という恐怖心でいっぱいでした。
ちなみに登ってる間、誰一人として会っていません。この時間(15時過ぎ)に登ってくる人がいるとも思えない。

足を滑らせたとしても鎖さえしっかり握りしめていれば滑落することはない。
そう自分に言い聞かせ、お尻でズルズル滑りながら降りました。
どんなに無様でも構うもんか(以下略)。

嵩山(登山道09)

岩山は、このように岩の隙間に土が溜まり、その上に木が根付いているので遠目には森のように見えるけど、いつズルっと地面ごと滑り落ちるか分からない怖さがあります。
どうにか鎖場を迂回できないかと思う気持ちは山々ですが、登山道を外れないよう心がけなければなりません。

嵩山(東登山道へ)

這々の体で大天狗を下り、分岐点に戻ってきました。ここからは東登山道を下ります。

嵩山(登山道10)

時既に15:40、秋の陽はつるべ落とし。こちら側は日陰なので、すっかり薄暗くなっています。

嵩山(登山道11)

つづら折りを過ぎると、第二十番〜二十五番観音や『一升水』があるのですが、そちらへの道は通行止めになっていました。

嵩山(登山道12)

岩肌に建つ観音様が見えました。

嵩山(一升水)

『一升水』とは湧水ではなく、岩盤から滴り落ちる水の事を指すようです。
お水を汲んで帰ろうと思っていたけど、これは通れたとしても水が溜まるまで時間がかかっただろうな。

嵩山(骨穴?)

地図には『骨穴』って記述があったけど、どれのことだか分かりませんでした。
「みろくさん」が安置されているという『弥勒穴』も同じく。

嵩山(登山道13)

なだらかな大岩『休石(やすみいし)』。寝転がれそう。

嵩山(登山道14)

『胎内くぐり』を通って表登山道へ繋がるルートは、またの機会に。

嵩山(登山道15)

登山道が崩れている箇所がありました!

嵩山(登山道16)

登山道の向こう、道の駅付近は陽が差して明るいです。
ホっとしました。

嵩山(リンドウ)

足元に咲く竜胆を愛でる余裕も(´ω`*)

嵩山(東登山道入口)

16:10、東登山道入口に無事、下山。ちょうど3時間でした。

嵩山(案内板)

詳細な案内板がありました。
そう言えば表登山道にはなかったな? と、4年前の写真を探してみたら…

嵩山(表登山道入口)

ありました。今回は、道の駅から登山道に入ったのでこの表登山道入口、鳥居をくぐらなかったのです。
し、しまった…。

嵩山(登山道石碑)

登山道を記した立派な石碑も立っています。これも4年前の写真(´▽`;)

霊山・嵩山

ちなみに嵩山からワイヤーが2本、ふもとまで繋がっているのですが、何のためかというと…

嵩山(こいのぼり)

毎年5月5日に開催される【嵩山まつり】で、約100匹の鯉のぼりが大空を泳ぐのです。
圧巻でしょうね〜!

霊峰・嵩山 大天狗への登山は、今年もっとも記憶に残る出来事になりました。
次回は1日かけて、胎内くぐりも行きたいな。


撮影:Nikon COOLPIX P900/スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)


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*近隣に関連する過去ブログ記事*
・2014年05月14日【八ッ場・川原湯温泉
・2015年06月08日【野反湖(のぞりこ)は霧の中
・2017年05月31日【榛名山信仰、修験者の霊場・榛名神社


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2018年10月26日

名勝・吾妻峡ぶらり紅葉散歩

テレビ番組風のタイトル(笑)
キャンパー仲間さんと、吾妻峡〜八ッ場を3日にかけて散策しました♪
今日は、吾妻峡をメインにお送りします。

道の駅あがつま峡

道の駅【あがつま峡】でKさんと合流。
ここを起点に、旧道を吾妻川沿いに八ッ場ダム方面・境沢を目指します。

吾妻峡(マップ)

道の駅にハイキングコースマップがありますので、もらっておくと便利ですよ。モデルコースも距離と時間つきで載っています。

ちなみに後日は、道の駅【八ッ場ふるさと館】でレンタサイクルの社会実験が行われていたので電動アシスト付き自転車を無料で借りられました。(後で気付いたけど道の駅【あがつま峡】でも行っていました。)

群馬県 - 八ッ場ダム周辺レンタサイクル社会実験実施中!

GPS付きで、行動を記録されます。社会実験ですからね。
1,000円の一時金を預けて、自転車の返却とともに返金されます。
そこでDさん「じゃ、千円で自転車が手に入るってこと?」ってオイ!(笑)
役場の方、そこもメモっておいてください(笑)

吾妻峡(01)

道の駅【あがつま峡】を出てすぐ、吾妻川にかかる『ふれあい大橋』を渡ります。
川床に何やら遺構があるのですが詳細不明。

吾妻峡(02)

ちっちゃい滝を発見♪
地図には『弁天島』の記述もあるのですが、どれのことなのか???

吾妻峡(03)

旧国道145号線。

吾妻峡(04)

新しい道路と廃線、その下にも謎の遺構。

吾妻峡(05)

廃線跡を見つけると、ちょっとしんみりしちゃいますね。
ここを列車が走っている姿を見たかったな。

吾妻峡(06)

一般車両の通行止め地点、吾妻峡橋のたもとにある『渓谷パーキング』(普通車14台/大型車2台)。トイレもあります。
ここの向かいにある【もみぢ茶屋】でランチ♪

吾妻峡(もみぢ茶屋01)

立派な松で建物が見えません(笑)

吾妻峡(もみぢ茶屋02)

古民家風の一軒家です。

吾妻峡(もみぢ茶屋03)

開店と同時(11時)だったので、店主さんが「申し訳ない、まだうどんを打ってるから中で待ってて」と案内してくれました。

昭和の趣を残す、落ち着いた雰囲気のおうちです。息子さんは画家なのか? 受賞した大きな絵画が飾られてます。また、古い雑誌や漫画などがあるので待つのも苦になりません。
木のパズルを解くのも楽しかった♪

吾妻峡(もみぢ茶屋04)

わたしは『茄子とキノコのつけ汁そば(1,000円)』、Kさんは『鴨ネギのつけ汁そば(1,100円)』。竹の器が素敵!
蕎麦の美味しさもさることながら、つけ汁がまた美味しい!! お持ち帰りしたいくらい。Kさんは飲み干してしまいました(笑)

あまりに美味しかったので2日後にも再訪問しちゃいました。その時は14時くらいだったので、蕎麦湯も濃厚♪
ちょうど、その後に麺がなくなってしまって売り切れに。店主さんひとりで打っているので、必ず食べたい!という場合は早めの来店をおススメします。

吾妻峡(07)

散策再開。馬頭観音様が祀られていました。街道(道陸神峠道)の名残りですね。

吾妻峡(08)

この辺りから紅葉が鮮やかになってきました(´ω`*)

ところで【上毛かるた】に「耶馬渓しのぐ吾妻峡」って謳われているそうですが、遠いから誰も知らないだろうとか思って引き合いに出したのか? そういうの、よくないぞ。
※耶馬渓は大分県中津市。母の実家が中津なんでね…(笑)

吾妻峡(09)

日本一短いトンネル【樽沢トンネル】。もう廃線になってしまったから、「日本一短い」称号は、今はどこか他のトンネルが名乗っているんだろうな。

吾妻峡(10)

猿橋からの眺め.。・:*:・°`☆、。・:*:・°`

吾妻峡(11)

樹々の彩りが様々で、見ていて飽きません(*´Д`*)

吾妻峡(12)

あっちは、嵩山方面かなぁ〜

吾妻峡(13)

猿橋を渡って、十二沢パーキングから見た景色。
十二沢パーキングは吾妻川南側の、県道林岩下線に繋がっています。普通車27台/大型車2台。観光バスが来る確率が高いです。

吾妻峡(14)

猿橋の橋桁(?)、変わった形をしてます。
また橋を渡って旧道に戻る。

吾妻峡(17)

屏風岩かな?

吾妻峡(15)

紅葉森林浴、サイコー。

吾妻峡(18)

この石垣は手積みかな。丸い石を集めるのも大変だっただろうに。
周辺で見つかった石造物(おそらく石橋の一部)も展示してありました。

吾妻渓谷は昔から交通の難所で、江戸時代の頃から吾妻川沿いに道が開削され、岩場を切り拓いて道陸神峠道(どうろくじんとうげみち)が通りました。その道は、ここよりも山の中腹に今も残っていますが危険なので立ち入り禁止になっています。

吾妻峡(19)

散策路の終点、境沢。トイレがあります。
一般観光客は、この先へは立ち入り禁止です。

吾妻峡(16)

遠くに八ッ場ダム建設現場が見えます。明日は八ッ場周辺を廻りますよ〜

吾妻峡(20)

帰りは、紅葉谷から川沿いの遊歩道へ。
初めて見るタネに感動。くるくる廻りながら落下するんですよ♪
ツクバネというらしい。Kさんが調べてくれました。

吾妻峡(21)

植物のタネ、持って帰りたいな〜。

吾妻峡(22)

鹿飛橋を渡って、対岸へ。

吾妻峡(23)

この辺りはまだ緑が多く残っていたので、11月中旬くらいまで紅葉が楽しめそうです。

吾妻峡(24)

布袋岩を抜けて、十二沢パーキングに出ます。
あとは再び旧道を逆戻り。

吾妻峡(25)

KさんがGoogle Mapで見つけた雁ヶ澤城跡に行ってみようと、廃線となった鉄橋をくぐって向かってみます。

吾妻峡(26)

あの道に出たいのだけど、どうやら繋がってないっぽい?
初日は時間切れで断念したのですが、後日、DさんのNバンに便乗させてもらって再チャレンジ。

吾妻峡(27)

ガーーーン、通行止め。しかも、城跡があるであろう山には繋がっていない。無念…。

ちなみに、この先には鍛冶屋沢ダムがあるらしい。さらにダムカードがあるようだけど、
(1)このダムの写真
(2)【くらしTEPCO】へのログイン画面
の2つをダムカード配布場所で見せると貰えるよ!
−−−って、何だと!?
アクアエナジー100】に加入しないと貰えないという事か!

ダムカードについて|電力供給のしくみと設備|東京電力ホールディングス株式会社

しかし、このダムカードの案内を掲げているのは東京電力。
「ゲートを開けたら元に戻してください」と書いてあるけどさ、「関係者以外立入禁止」のゲートを置いているのは吾妻町役場。
これ、行っちゃダメだよね?

ということで探検終了。なんとも消化不良な結果ですみません(´・ω・`)

吾妻峡(28)

ふれあい橋を渡って、道の駅に戻ってきました〜。
ハイキングコース全部は歩けなかったけど、楽しかった!

デビルズタンバーガー

道の駅の売店で、デビルズタンバーガー(480円)を食べました♪
バンズは白と黒が選べます。デビルなんだから黒にしようかな〜と思ったけど、色合い的には白の方が好みかな。
フンワリした柔らかいパンでした。黒は、黒糖カラメルでカリっとしているそうです。

ベーコンの舌を出しているのが面白い。やまと豚のメンチカツ、ボリュームがあるしジューシーで美味しかったです♪ トマトと合う!
やまと豚のメンチカツは単品でも販売してます(1個240円)。

道の駅あがつま峡から見た嵩山?

夕陽に照らされて、真っ赤に色づいている山は、どこだろう。嵩山なのかな?

そして道の駅で集めた観光マップを見ていて気づいた。
次回は吾嬬山と吾嬬神社参拝しなきゃ。また宿題できた…。


撮影:Nikon COOLPIX P900/スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)


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*近隣に関連する過去ブログ記事*
・2014年05月14日【八ッ場・川原湯温泉
・2015年06月08日【野反湖(のぞりこ)は霧の中
・2017年05月31日【榛名山信仰、修験者の霊場・榛名神社
・2018年10月25日【霊山・嵩山は歴史の悲話を抱く聖なる山


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posted by しう@SOTO at 00:00 | TrackBack(0) | 群馬

2018年10月27日

八ッ場ダム建設現場見学&周辺を散策

栃木のNさんに誘っていただいて、『八ッ場ダム夜の現場見学会』に参加しました!
大栃沢パーキングに集合、建設中の八ッ場ダムを間近に見ることができて、しかも夜間という滅多にない貴重な体験です。

八ッ場ダム夜見学(1)

10月〜11月の第3土曜日と、最終金曜日に行われています。
先着順40名のところ100名ほどが集まり、結局はすべての方が見られるよう数回に分けて案内されていました。
この日は10月最終の金曜日。土曜日は200名くらい集まったそうです。大栃沢パーキングも満車になってしまったので、参加を希望する方はお早めにお越しください。簡易トイレもありますよ。

八ッ場ダム夜の現場見学会 - 国土交通省 関東地方整備局

八ッ場ダム夜見学(2)


八ッ場ダム夜見学(3)


八ッ場ダム夜見学(4)


八ッ場ダム夜見学(5)


道の駅 八ッ場ふるさと館

翌日、道の駅【八ッ場ふるさと館】で朝ご飯〜♪

道の駅 八ッ場ふるさと館(パン)

名物の八ッ場ダムカレーパン(180円)、「まゆ丸、丸岩を登る!」(200円)、八ッ場 花豆パン(150円)。さすがに全部は食べられなかった。ダムカレーパンは企画ものと侮るなかれ、カレーがスパイシーでなかなかの出来映えですよ。翌日も食べちゃった(笑)

コッペパンなど『八ッ場』焼き印が入った商品を買うと、八ッ場ダムカードが貰えます。八ッ場ダムカレーパンは、八ッ場ダムカード提示で10%引き♪ ただし、お一人様1個まで(笑)
ちなみにソフトクリームは、八ッ場ダムカードで50円引きになります。

【八ッ場ダムカード】は、13ヶ所の施設で割引になるなど様々なサービスが受けられます。八ッ場ダム スタンプラリーで3ヶ所のスタンプを集めれば、八ッ場ダムカード+オマケ(施設により異なる)ももらえるので、さっそくチャレンジ。1つは道の駅にあります。

道の駅 八ッ場ふるさと館(ダムカレー)

こちらは、ランチタイムに食べたダムカレー。辛口(舞茸)850円、甘口(野菜)700円。辛口にしました♪ コーヒーは、Dさんのオゴリ(JAFカードで無料)

このオリジナル ダムカレー皿も販売しています! 2,000円のところ、ダムカレーを食べた方は10%オフになります。

八ッ場(不動大橋)

食後は、DさんのNバンに便乗させてもらってダム周辺散策へ。
まずは道の駅のすぐ脇、不動大橋(湖面2号橋)を渡って…

八ッ場(不動の滝)

対岸の不動堂駐車場(普通車6台分くらい)から、不動の滝を見る事ができます。
今の時季、紅葉が彩りを添えて美しさアップ!

八ッ場(子守り松)

赤松の幹に根付いたミツバツツジ(ムラサキツツジ)。この様子が、腕に抱いて子守りをしているようだということで「子守り松」と名づけられています。

八ッ場(川原湯01)

県道林岩下線・川原湯温泉トンネルの手前、薬師堂が建つ駐車スペース(普通車4〜5台分)にクルマを停めて、かつての川原湯温泉街の方へ歩いて行ってみましたが、関係者以外立ち入り禁止となっていました。

2014年05月14日【八ッ場・川原湯温泉】の写真と見比べてみたかったのですが…。

八ッ場(川原湯02)

源頼朝が発見したと伝えられている川原湯温泉、そのかつての面影はすっかりなくなって、足湯も建物は残っていたものの当然からっぽ。

八ッ場(川原湯03)

この階段の上に、かつて温泉神社・川原湯神社が鎮座していました。八ッ場ダム満水時(標高583m)よりは高い位置にあたるのですが、町道が通るため遷座せざるを得なくなったそうです。

八ッ場(川原湯04)

すっかり跡形なく、更地になっていました。当初は元の社殿を解体・移築する予定だったそうですが、移築は新築より費用が嵩むため諦めたそうです。

八ッ場(川原湯神社)

現在は、川原湯温泉トンネル手前(薬師堂の道向かい)に、境内に並んでいた石碑や石仏とともに遷座しています。

八ッ場(川原湯神社 社殿)

下記リンク先に詳しく掲載されていますので、興味のある方は是非。
川原湯神社の遷座 | 八ッ場(やんば)あしたの会

八ッ場(なるほど!やんば資料館)

続いて【なるほど!やんば資料館】へ。プレハブなので、一見どこだか分からなかった!

八ッ場(なるほど!やんば資料館 内部)

ジオラマや資料ビデオなどがあります。ここで2つ目のスタンプ押印。

八ッ場(八ッ場大橋からの眺め01)

すぐ近くが八ッ場大橋(湖面1号橋)。橋の真ん中あたりに高性能の望遠鏡が設置されており、ダム建設現場を間近に見る事ができます。

八ッ場(八ッ場大橋からの眺め02)


八ッ場(八ッ場大橋からの眺め03)


八ッ場(八ッ場大橋からの眺め04)


八ッ場(八ッ場大橋からの眺め05)


八ッ場(八ッ場大橋からの眺め06)

あの渓流も、ダムに沈んでしまうんだなぁ。

八ッ場(八ッ場大橋からの眺め07)

不動大橋方面の眺め。

八ッ場(やんば見放台)

八ッ場大橋を渡って対岸の川原畑地区にある展望台【やんば見放台】へ。うどん屋さんと、何故かトランポリンが設置してあります。
スタンプは丘の頂上(展望台)に設置してあるので登らない訳にはいきません(笑)これで、3つ揃いました。

八ッ場(やんば見放台からの眺め01)

観光案内マップには「白糸の滝」って載ってるけど、どこだろう?

八ッ場(やんば見放台からの眺め02)

あれかなぁ?
白糸の滝も、ダムに沈んじゃうんだなぁ。

八ッ場(やんば見放台からの眺め03)

護岸工事も着々と。

八ッ場(やんば見放台からの眺め04)

日一日、刻々と変わりゆく工事現場。ゴン、ゴン、とこだまする重機類の音がまさに「諸行無常の響きあり」。

八ッ場(レンタサイクル)

道の駅【あがつま峡】や【八ッ場ふるさと館】などでレンタサイクルの社会実験が行われており、電動アシスト付き自転車を無料で借りられます。1,000円の一時金を預けて、自転車の返却とともに返金されるシステムです。社会実験ということで、GPSで行動を記録されます。

群馬県 - 八ッ場ダム周辺レンタサイクル社会実験実施中!

八ッ場(廃線跡)

そのお陰で、最終日には自転車ならではの発見もありました。
こちらは廃線跡。

八ッ場(王湯)

日帰り入浴は、大沢パーキングからちょっと歩いて公共同浴場【王湯】で。18時までだった、焦った!
源頼朝にちなみ、源氏の家紋【笹竜胆(ささりんどう)】があしらわれていました。


撮影:Nikon COOLPIX P900/スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)


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*近隣に関連する過去ブログ記事*
・2014年05月14日【八ッ場・川原湯温泉
・2015年06月08日【野反湖(のぞりこ)は霧の中
・2017年05月31日【榛名山信仰、修験者の霊場・榛名神社
・2018年10月25日【霊山・嵩山は歴史の悲話を抱く聖なる山
・2018年10月26日【名勝・吾妻峡ぶらり紅葉散歩

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