しかし詳しい場所が分からないので、おとーさんに協力を依頼(笑;)どうやら【国造(こくぞう)神社】の近くらしいので、そちらに向かいます。


【国造神社】の手前(北側の山の中腹あたり)、【手野の名水】へ。ポリタンク持って来ておいてよかった〜(*^_^*)
阿蘇溶結凝灰岩の割れ目から湧き出てます。けっこう水量が多いと思ったけど、これでも少ない方らしい。
地元の方々も汲みに来ていたので【垂谷の滝】を知ってるか訪ねてみたのですが、誰も知らなかった・・・。ホントにこの近くなのか?


山道を下っていくと、途中に【わくど石】の看板を発見!【手野の名水】から、ほんの1〜2分も下ったでしょうか?すぐ近くです。駐車スペースは2台分がギリギリ。
「わくど」って何だろうと思ったら「イボガエル」のことらしい!だから蛙のオブジェ?があるのか〜。
しかし、ここからけっこう歩いて行かないと見れないようです。谷間をちょっと歩いてみたけど整備されてなくて足場が悪かった。


山道を下りきったら、【国造神社】に到着。ここに何か案内板とかヒントがないかなと思ったけど、休憩所は鍵がかかってたし、社務所も閉まってて誰〜もいない。
アテは外れたけど、せっかく来たのでお参りしてこ♪
写真:左=手水の水量がものすごくてビックリ。竹筒が吹っ飛ぶんじゃないかってくらいの勢い。


人物と一緒に撮ると、手野の大杉の大きさがよ〜くわかります!
国造神社の祭神である速瓶玉命(はやみかたまのみこと)手植えの木と伝えられ、推定の樹齢は1000年以上とも2000年ともされていた。1924年(大正13年)に国の天然記念物に指定されたが、1991年(平成3年)の台風被害で主幹が折損し、その後枯死が確認されたため平成12年(2000年)に天然記念物の指定を解除されている。
(略)
1981年(昭和56年)刊行の『天然記念物事典』によると、高さは約47メートル、根元の周囲約14.40メートル、目通り幹囲[注釈 3]約11メートルを測り、幹の南側約13.60メートルの高さのところにサクラの木が1本着生していた。
(手野のスギ - Wikipediaより)
何の手がかりもないまま神社を後にして「とりあえず、滝なんだから川沿いに行こう」と話していたら、【垂谷の滝→800m】の看板が!ちっちゃいよ!Σ( ̄ロ ̄lll)
それに従って曲がったはいいけど、その次の分かれ道には看板がない。人に聞いても「聞いた事がない」・・・途方に暮れながらも、お年を召したバリバリ地元民です!って感じのおじぃちゃんに声をかけたら・・・「あぁ〜、あすこにゃ車じゃ行けんばい!」知ってたー!ヾ(´▽`*)ノ
「あすこん谷間んこつば【垂谷】っちゅうとばってんな、歩きじゃなからんと行けんばい。どぎゃしこかな、30分ばかるかな? 災害に遭うて、崩れちしもうて行こうてなやおいかんばい。」
熊本県民のわたしでも聞き取りづらかった(´▽`ゞ つまり車じゃ行けない、歩いたら30分くらい、しかも今は土砂崩れしてて道がない。でも最悪なのは・・・「不動さんも崩れてなくなってしまった」ということ。
な、なんてこった・・・(T△T) 歩道だけでも復旧するのかなぁ? お不動さん、見つかるといいな。


とぼとぼ帰り道、これまた気になっていた【福の神地蔵尊】に立ち寄る事に。すぐ近くの【はな阿蘇美】には何度も訪れていて、看板だけは見ていたのですが(´▽`ゞ
ここにも湧水があり、自由に汲めます。おみくじの自動販売機は故障中。お向かいに福の神グッズを販売している売店がありました。
背後の丘が、内牧城代・加藤右馬之允(うまのじょう)墓所。石階段の脇にボランティアの方が彼岸花を植えていたところ、土の中からお地蔵様が出土したそうです。俵の上に乗り(ということは大黒様?)、手には富くじ(宝くじ)を持っているように見えるので、金運の【福の神】として祠を建てて祀ったらしい。
うーん、今は別件で願掛け中だからまたの機会に!そうだ、今年の年末ジャンボの前に来よう!(笑)


せっかくなので、墓所にもお参り。


写真:左=石灯籠? 由緒が書いてあるのかと思ったら、お賽銭泥棒の特徴と警告だった!Σ( ̄ロ ̄lll)
写真:右=右馬之允さんの大杉。お手植えなのかなぁ?
近くの看板には↓こう書いてありました。加藤家と何か関係が?
主祭神:品陀和気命(ほんだわけのみこと/応神天皇)、藤原景清(ふじわらのかげきよ)公
かげ清く 照らす生目の水鏡
末の世までも 雲らざりけり


右馬之允墓所からの眺め。左の写真の右下あたり、まるい屋根は【はな阿蘇美】です。
写真:右=この一帯は【湯山遊歩道自然公園】というそうです。ぐるっと遊歩道が繋がってるんですね。

もちろん【はな阿蘇美】にも立ち寄りました。植物類がめっきり減ってしまって、おとーさんガッカリ。
お腹が空いたからレストランで食事しようかなとも思ったけどバイキング形式なので、これまたおとーさんガッカリ(´д`; 空腹をこらえてお食事処を探しに移動。


道の駅【阿蘇】にもレストランないしな〜、と近くを走ってて、信号待ちで「だご汁」のノボリにつられて【阿蘇山の幸よろこび】(リンク先は【食べログ】です)というお店に決定。
大根おろし入りの「だご」が、めっちゃ柔らかい!新食感!(´ε`*) 菜の花の和え物、ナスの煮浸しなどなど、小鉢もみんな美味しかった。味付けが我が家好み。
レンコン入り「だご」も気になる〜。ここも、また来ようと思う店です♪
撮影:Nikon D60/ラスト3枚のみスマホカメラ(Xperia Z SO-02E)
*関連する過去記事*
・2009年04月21日【はな阿蘇美】
・2010年03月23日【阿蘇神社 火振り神事】
・2010年03月24日【白川水源】
・2010年03月24日【明神池と明神そば】
・2010年03月24日【一心行の大桜】
・2011年04月07日【阿蘇國造神社(国造神社)】
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