*過去ブログ*
・2010年10月30日【仙台にて】
・2011年06月28日【仙台にある賀茂神社】
・2011年06月29日【仙台の老舗『地雷也』】
・2012年06月12日【明日は検査】
・2012年06月13日【検査入院ならぬ検査P泊中(笑)】
去年、母が亡くなって急きょ青森から九州に帰ったのですが、その途中で偶然にも旅行中の院長ご夫妻とバッタリお会いしたんですよ。まだブログに何も書いてなかった時点のことだったので、さぞ驚かれたと思います。
ちょうど高速道に乗る手前だったのですが、「先は長いしあまり急ぎ過ぎても危険だから、一緒に停泊しましょう」と誘っていただき、道の駅で温泉に浸かってお食事して、一息ついたのでした。
あんまり自覚はなかったけど「早く帰らなきゃ」って焦ってたから、引き合わせられたのかもな〜って後になって思いました。


で、今年も国分町の老舗郷土料理店【地雷也】に連れていっていただきましたっ!(笑)いい身分だなオイっ!とゆーツッコミが聞こえてきそうだ(≧▽≦ゞ
写真:右は長なす漬。仙台の長なす(紫紺長茄子)は、よその地域で育ててもこのようにならないのだとか。仙台の風土あってこその長なすなんですね。
院長Yさんいわく、ひとくちに「長なす漬」と言っても味付けが違うものがあったりするらしく、地雷也の「この味が長なす漬!」なんですって。覚えておこう。
からし醬油と南蛮醬油がついてきますが、そのままでも充分な旨味が染みています。


(左)超豪華、お刺身の盛り合わせ!ボタン海老、ウニ、戻りカツオ、クジラ、ヒラメの昆布〆、ホタテ、イカ、秋刀魚・・・みんなトロける美味しさヾ(´▽`*)ノ
(右)はまぐりの酒蒸し。身が大きくてプリプリ♪


地雷也に来たらコレ、吉次(キンキ)! 脂が乗ってて旨味たっぷり、身もフワフワ(´▽`*)
〆はスープにしていただきます。これがまた、いい出汁がでて最高なんです〜。ネギたっぷりなのも飲んだ後にはいいですね(笑)
店長さんが利酒師なだけあって、日本酒の品揃えも豊富です。今日は特別純米山田錦「於茂多加(おもたか)」、純米吟醸「伯楽星(はくらくせい)」をいただきました(^人^)
あ、最初はヱビス黒でした(笑)
とっても美味しかったです。ご馳走さまでした!


*おまけ*
Yさんは歴史好きなので、いつも色んなお話を聞かせてくれます。本日のネタはこちら、【大日本道中細見記】(復刻版)。
これは幕末に木版色刷りで刊行された日本列島の道中図(旅行案内図)で、国(藩)名、藩主名、江戸からその藩までの距離、城下、名所・寺社、国境、宿名などなどが記されています。
イラストマップになっているので地図としてはデフォルメされてますが、山々も描かれ雰囲気を損なわないように工夫されています。
面白いのは石高(こくだか)が明記されていること。Yさん「名物に美味いものなしと言うけど、これを見たら二〜三万石で美味しいものを提供できるわけがない」なるほどー!(笑)
「なんでこれが名物?」と思うものはいっぱいあるけど、貧乏藩の精一杯の贅沢だと思うと切ないですね(´▽`ゞ
物資を運んでいた街道は今でも道幅が広く、敵対していた藩と藩の間には道がない。未だに「これが国道?」と思うところは、この地図でも道がないかかなり大雑把。連綿と繋がってるんだな〜って、見てると面白いです。
撮影:スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)
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