

先日、知床岬クルージグ前に【ルサフィールドハウス】で予備知識を学ぶ。
相泊港から観音岩方面に向かう海岸沿いの【相泊ロケ地コース】も歩きたくて。


さすが知床、道路もなくなり番屋がポツポツあるだけなのでヒグマの出没率も高いのです。
特に今の時期はマスやサケが遡上してくるし、釣り人が捌いてアラを捨てて行く(禁止なんだそうですが)のを狙ってたりもするそうで、釣りに夢中になっていて気づかず、かなり至近距離で威嚇された人もいるそうです。
こちらではクマ撃退スプレーや、ゴハンの匂いを遮断するバッグなどのレンタル(有料)もしています。


さて、早朝7時から張り切って(?)【第二十八 将栄丸】で知床岬までレッツ☆ゴー!
知床岬クルーズは最低4〜5人集まらないと無理なのですが、環境省の方々が古い看板を撤去しに行くため、それに便乗させていただけることになったのです。なんというタイミング(≧▽≦)b


昨夜からの強風が心配だったのですが、濱田船長の操船技術たるや、素人のわたしでもわかるほど卓越してます。まじで感動モノ。
とはいえ高波でブワっと持ち上がってドン!と落ちるというアクティビティな船上は、今回も潮かぶりまくりです。長靴+ポンチョ持参でしたが、ポンチョは風で膨らむからたいへん。


船が小さくて小回りが利くので、こんなに近くまで寄れます。なんて雄大な景色ヾ(´▽`*)ノ
右の写真は知床岬です。ここまで断崖絶壁でしたが、岬にはテーブル状に草原が広がってるんですよ!


環境省の方々は、調査のため知床岬へ上陸。きゃっほー、こんなに接近できるなんて漁父の利!(笑)
ちなみに一般の観光客は、船での上陸は禁止されています。が、徒歩で来るのはいいのです。ただし2泊3日はかかります(爆)
詳しくは【ルサフィールドハウス】へ☆


お昼からは天気が好くなるという予報でしたが、波は相変わらず高い。特に岬付近の強風&高波は凄いの一言。


うっひょおぉぉぉ〜〜〜〜〜〜!!!


左の写真/前方にカブト岩、右の写真/後方に灯台とロウソク岩。ここまで来ると穏やかに。


赤岩付近で環境省の方をお迎え。岸に近づけるのが嬉しい(笑)
それから釣り客も途中で拾いました。行きは別の船に乗ったらしいです。大きなクーラーボックスを重そうに抱えていたからけっこう釣れたみたいですよ。


(左)男滝と女滝 (右)ペキンノ鼻


(左)メガネ岩?このアングルだと分かりづらい
(右)剣岩とタケノコ岩かな?
時化でたいへんだったけど、揺れる船も思った以上に楽しかったですヾ(´▽`*)ノ
船酔いするから酔い止めの薬を飲んだお陰か、風に当たっていたからか、落ちないように必至でしがみついていたせいか、酔う暇がなかったです(笑)
これを書いている今もまだ揺れてます(笑)
濱田さん、便乗させてくださった環境省の方々、ありがとうございました!
また乗りたい〜♪ 今度は凪の日にヾ(´▽`*)ノ


お昼ご飯を食べてマリリンの散歩を済ませ、ようやく【相泊ロケ地コース】散策に出かけたのは14時。
わたし1回も【北の国から】を見たことないので、【純の番屋】とかまったく何の思い入れもないのですが…。


カモイウンペ川に架かる橋。鮭じゃなくてカラフトマスかな?たっくさん遡上してました!
崩浜くらいまで行こうかなと思っていたのですが、ここでしばらく写真を撮って折り返し。2時間ほどの散策でした。
ずーっと砂利で歩きにくいんですよね。
でもこれを岬まで歩く人がいるんだから驚きです。途中、海に浸かったり岩を登ったり、かなり険しい道のりですし、ヒグマの棲息地帯でテントで寝るんですよ。あんびりーばぼー( ̄ロ ̄lll)


観光クルーズの詳細は【将栄丸 & SEA-MAX】もしくは【知床羅臼観光協会】へ。
*メモ*
相泊港の待合所にぼっとんトイレあり。船にはトイレはありません。できればレインウェア上下&長靴持参がベスト。予め船長に頼めばポンチョを貸してくれます。体育座りでポンチョの中に足をすっぽり隠す、または靴をレジ袋で覆うなど対策することをおススメします。
撮影:Nikon D60
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