2013年08月29日

知床・男の涙トレッキング

知床自然センター カニ丼

今日も【知床自然センター】のレストランでランチ。建物の写真が昨日とまったく同じアングル(笑)でも今日は快晴!\(^o^)/

今日は「熊おすすめ」(笑)という【カニ丼】にしました。¥850はちょっと高いかな〜と思ったけど、オススメだけあって美味しい!
カニ身たっぷり、トロみがあって味付けも濃すぎず好みでした。

去年もけっこう色んなところを見て回ったんですが(´▽`ゞ 今日もネイチャーガイドをお願いしてあります。
以下、知床に関する過去記事をまとめてみました↓

・2006年08月08日【裏摩周からウトロ〜知床

・2007年08月14日【川湯〜小清水〜斜里〜ウトロ〜知床〜羅臼
・2007年08月15日【羅臼で鱒釣り

・2010年08月30日【小清水〜ウトロ〜知床
・2010年08月31日【知床峠〜羅臼

・2012年07月30日【オシンコシンの滝
・2012年07月31日【知床観光クルージング
・2012年08月01日【ウトロを満喫しております】(知床八景)
・2012年08月02日【カムイワッカ湯の滝
・2012年08月03日【フレペの滝 遊歩道
・2012年08月04日【ポンホロ沼トレッキング
・2012年08月05日【ウトロの料理茶屋 八重樫
・2012年08月06日【知床五湖 高架木道と地上遊歩道
・2012年08月07日【羅臼湖トレッキング
・2012年08月07日【熊越えの滝

これでもまだ見てないところはあるんです。
今日は、そのひとつ【男の涙】を見に行くため、また【星の時間】さんにガイドをお願いしました!

男の涙トレッキング(1) 男の涙トレッキング(エゾシカ)

(左)今日はアラ還の男性お二人と一緒です。カメラが趣味、というかもうアマチュアカメラマンの域!
(右)さっそくエゾシカが寛いでいるところに遭遇。興味がないフリをしながら徐々に近づき、ここまで撮ることができましたヾ(´▽`*)ノ

男の涙トレッキング(2) 男の涙トレッキング(3)

(左)ヒグマがセミの幼虫を食べるために掘った穴。まだ土がちょっと湿ってたので、昨夜〜今朝のものかも!
(右)こ〜んな道なき道を行きます。

男の涙トレッキング(ヤマブドウ) 男の涙トレッキング(4)

(左)ヒグマも好きな山ぶどう。このあたりのヒグマは食べごろまで待つらしい。で、他所から来た一見さんに横取りされることもあるらしい(´Д`;
(右)獣道で〜す。

男の涙トレッキング(キオン) 男の涙トレッキング(ハンゴンソウ)

遠目には違いが分かりづらい、黄苑(キオン/左)と反魂草(ハンゴンソウ/右)が満開です。葉っぱが見分けるコツ。

男の涙トレッキング(キノコ) 男の涙トレッキング(エゾシカの骨)

(左)名前を忘れちゃったけど、食べられるキノコ。ヒグマも食べますが、これは見つからなかったのか、収穫にはもう遅いくらい。
(右)エゾシカの骨、この日は頭蓋骨だけでも3つ見ました。骨のパーツが足りないのは、キツネなどが持って行くから。

ヒグマは子どもの頃に教えられた食べ物しか、大人になっても食べないという研究結果があるそうです。
熊牧場で、肉を与えずに育てたヒグマは大人になってから肉をやっても、他のヒグマが食べるのを引いて見てたのだとか。
その土地その土地の植生に合わせているのか、食べ物の奪い合いを少しでも回避するためなのか?

男の涙トレッキング(ぬた場)

このぬかるみは「ヌタ場」と呼ばれ、繁殖期にエゾシカの雄が自分を大きく見せるためにツノや身体に泥を塗るんだそうです。
最初はほんのちょっとの水たまりが年月をかけて削られて(?)だんだん大きくなり、このヌタ場は10年以上経っているものらしい。

男の涙トレッキング(5) 男の涙トレッキング(6)

ついに、断崖絶壁の【男の涙】が見えました!
ネーミング的に【フレペの滝(乙女の涙)】と対になっています。なかなか正面からは見えない、隠れて泣いているようだ・・・ということで「男の涙」。
【フレペの滝】へは【知床自然センター】から遊歩道が整備されていて、小さなお子さんでも行けるくらいなんですが、こちらは写真の通り道なき道を行くのでガイドが必要なのです。
大した距離じゃないとタカくくって遭難した人もいるらしいので、くれぐれもプロと同行してくださいね。

男の涙トレッキング(7) 男の涙トレッキング(8)

(左)ぐるっと回り込んでみますが、こっちからは流れは見えません。シーカヤックで、この真下まで来れるそうです。
(右)振り返れば羅臼岳。

男の涙トレッキング(ジャンプ3) 男の涙トレッキング(ジャンプ1)

いつもは自分の写真って撮らないんですが、ガイドさんが撮ってくれるというので「どうせなら面白い写真にしよう」と、こうなりました。右の写真をクリックすると飛びます(笑)良い子は真似しないでね!

男の涙トレッキング(9) 男の涙トレッキング(熊の爪痕)

(左)名残惜しいけど、帰りは違うルートで。ひなたは真夏の陽気で汗が噴き出すけど、日陰は一気に汗が引いて肌寒いくらい涼しいです。
(右)ヒグマが木に登った爪痕がくっきり。もう2〜3年くらい前のものみたいです。

男の涙トレッキング(熊の巣穴2) 男の涙トレッキング(熊の巣穴1)

これはヒグマの巣穴だそうです。気の根っこが屋根を支えるような感じで、ちゃんと水がたまらないように緩い斜面になってます。
もうこのあたりはかなり道路に近く(車の音が聞こえる)、こんなところで冬眠してるなんて驚きです。
冬は例年1mくらいの積雪になるそうですが、今年は異常で2m。しかも5月にも再び1m積雪があり、今も知床峠のあたりに少し雪が残っています。

男の涙トレッキング(知床連山1) 男の涙トレッキング(知床連山2)

【知床自然センター】に戻ってきました。約2時間のトレッキング終了、寂しい〜。
雲に隠れがちだった知床連山も、雲の流れが速いお陰で刻一刻と見え方が変わりました。駐車場に戻る途中の景色が素晴らしかったです(*^_^*)


撮影:最初の2枚はスマホカメラ(Xperia Z SO-02E)/Nikon D60


SOTO Home PageTwitterFacebook

人気ブログランキングへ ←応援クリックお願いします♪

posted by しう@SOTO at 23:38 | TrackBack(0) | 北海道
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/73364107
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック