

層雲峡からはじまり、上川町を起点として大雪山系を満喫した10日間の締めくくりは、高原温泉沼。
地元の方に軽自動車を貸していただいて、本当に助かりました。先日の銀泉台も砂利道でしたが、今日の高原温泉はそれにも増して悪路でした。
キャンピングカーでも行けなくはないけど、銀泉台よりも道幅が狭くて待避所も少ないし、かなり迷惑をかけそうでした。


(左)【大雪高原山荘】
秘湯・高原温泉に入れてよかったです(日帰り入浴17時まで/¥700)。帰ってからも、ほのかに硫黄の匂いがしていました(´▽`*)
(右)高原温泉沼めぐりコースの出入り口【ヒグマ情報センター】
入山は7時から13時まで、下山は15時まで。
どうして不完全燃焼かというと、ヒグマ出没のため一周できなかったのです。
まぁ、それでなくても初動が遅すぎて時間的にアウトだったんですが(爆)
ダート道に突入したのが11:30頃で、ここに着いたのがたぶん12:00くらい。それからマリリンの散歩をしたり着替えたりしてたら、あっという間に12:30(爆)
13時になると大学沼あたりでヒグマを監視していたレンジャー?が下山してくるので、その方と出会ったら引き返さなくてはなりません。
なのでおそらく緑沼あたりまでかな〜と言いつつ、とりあえず写真は二の次でわたしとしては珍しく急ぎ足でトレッキング開始!


アップダウンが激しかったり、なだらかな木道だったり、変化に富んでいます。
ここも巨大化した水芭蕉の葉っぱが生い茂り、5月下旬頃だったら花盛りだっただろうな〜と思うけど、もしかして雪でそれどころじゃないのかな(´Д`;


ヤンペタップ川を通過。雪解け水もあってか、すごい水量!ゴゥゴゥ激しいです。
情報センターから約900mで沼巡り1周の分岐点に来るのですが、右回り@ヤンペ温泉側へは通行止めになっています。
ここでおよそ30分経過。


木道だったり岩場だったり、せわしない山道を歩くこと約1時間、ちょっとした雪渓が。
このあたりはまだ水芭蕉の特徴でもある、白い葉っぱ@仏炎苞(ぶつえんほう)が残ってました。
そこを抜けるとなだらかな沼めぐりゾーンに入ります。


(左)バショウ沼 (右)緑の沼
当初の折り返し目的地に到着したのが13:30。まだ監視員さんには会わないので、撮影もそこそこにずんずん歩く。
ちなみにヒグマ対策のため、ランチやオヤツなどは、ここ緑の沼でのみ許可されています。


(左)2〜3カ所くらい川を渡ります。橋がない小さな川が2カ所ほどあるので、長靴がベストです。
(右)エゾコザクラがあちこちで満開でした!チョウチョもいろいろ舞ってます♪
で、13:40頃、湯の沼を越えた辺りで監視員さんと遭遇、折り返しです〜。


帰りは写真を撮りながらのんびりと。監視員さんは、急かすことなく一定の距離を保ってくれます。
この辺りではまだリュウキンカの花が残ってました!


(左)湯の沼
(右)川の中に温泉が湧き出ているポイントがあるそうです。


うーん、どれがどの沼なのか分からなくなって来た(爆)紅葉沼か?
右の写真のあたりがエゾコザクラのポイントです。


緑の沼をじっくりと。綺麗だわ〜ヾ(´▽`*)ノ


(左)木道の両サイドにキンポウゲの花道♪
(右)ヤンペタップ川の橋の近く。行きは静かだったのに、帰りは硫黄の噴煙が!


本日のお花一覧。キンバイ、キンポウゲ、ウメバチソウ、チングルマ、リュウキンカなどなど。
下山は15時ジャストでした(´Д`; 焦った…。
駐車場には公衆トイレもあり、車中泊っぽいクルマも何台かいました。キャンピングカー(キャブコン)も来てた!
交通量の少ない夜のうちに来るのもアリかな。
高原温泉までの町道高原温泉線は紅葉シーズンの9月はマイカー規制に伴いシャトルバスを運行しています。冬季間(10月中旬から6月上旬まで)閉鎖です。詳しくは上川町役場ウェブサイトへ。
撮影:Nikon D60
*SOTO Home Page┃Twitter┃Facebook┃YouTube┃Instagram
