

玉名郡長洲町にある四王子神社(しおうじじんじゃ)の【的ばかい】を見に行ってきました!
安土・桃山時代に、氏子達がご利益幸福を得ようとご神体を安置した円座を奪いあったことが『的ばかい』の起源とされ、円座を象った直径60cm・重さ6kgの藁と麻で編まれた的を弓で射る神事の後に、ふんどし姿の若者たちが的を奪い合うという、850年以上の歴史を誇る勇壮なお祭りです。
初めて行く場所だったのでちょっと迷ってしまい、的を射る神事に間に合いませんでした(ToT)
四王子神社のご祭神は、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)と五行祖神(ごぎょうそじん/自然の神々)五座。
社帳旧記によれば、永暦元年(1160)9月、筑前国三笠郡(ちくぜんのくにみかさごおり・現在の福岡県太宰府付近)の四王子嶽(しおうじだけ)より、長須々崎浜の岩屋(現在の大明神・洲崎神社)に来現されたのを、鍬之進が土を盛り固め、注連之進が縄を引き廻して高御座を設けたといわれています。
そのご神体が、安土・桃山の時代に現在の社床に遷宮された際、氏子達が神徳加護によりあらゆる苦難から逃がれて多くのご利益幸福を得ようと、ご神体を安置した円座を奪いあったことが「的ばかい」の起源とされています。
また、祭神の日本武尊が弓矢で秀でた神であり、的と共に魔除けの弓矢も奉納されるので『破魔弓祭』と言われ、現在に引き継がれています。
(【平成25年破魔弓祭(的ばかい)開催!!〜勇壮果敢な男たち〜】長洲町観光情報サイトより)




写真コンテストも開催されているためか、脚立に乗ったカメラマンがた〜っくさん!!!
浴びせられた力水が熱気で蒸気となって立ち上ります。


境内から町なかを押しやへしやしながら練り歩きます。写真:右は、途中で通った六地蔵石憧(せきとう)。




最後は有明海へ!さすがに寒そう!


三々五々、また四王子神社へ戻ると、的を細かくちぎって氏子さんたちに配られます。
わたしもちゃっかりいただいちゃいました(^▽^ゞ
13時から神事が始まって、およそ1時間強。これでお祭りは終了です。


四王子神社 本殿に向かって左側にある八雲神社(写真:左)と、右側にある諏訪神社(写真:右)。
公式サイトがないようで、詳細不明です。

ご神木の大銀杏。
江戸末期の落雷により三つの幹のうち一本が無くなってしまい、現在の二つの幹になったといわれています。
これら二つの幹のうち、東の幹の幹周りは約3m、西の幹は約3.1m、二つ合わさった根のまわりは約6mです。
さらに、木の高さは約18mで、枝の広がりは東西に約13m、南北に14mもあります。
由来については、はっきりしませんが、このお宮が永暦年間(1160〜1161)に古大明神から転社以来のものとの言い伝えがあります。
(四王子神社の大イチョウ - 熊本県庁HP - より)
お土産に?マリリンにも『ペットのお守り』を買って帰りました(*^_^*)
撮影:Nikon D60
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