

瀬棚から国道229号を南下、いったん内陸部に入ってから海沿いの旧大成町へ。道の駅『てっくいランド大成』は定休日なのでスルー、奇岩群を眺めながらの快適ドライブです。
写真:左=北を眺める 右=南を眺める


長磯海岸は奇岩が多く、別名『奇岩ロード』と呼ばれています。
こちらが有名な『親子熊岩』。ウチのブログでも何度も紹介していると思いますが(^_^;
マンモス岩のたもとでキャンプ?してる人がいたので写真は遠慮しました。
・親子熊岩〜奇岩群(コチラ セタナ情報局)


こちらは、円空上人(えんくうしょうにん)滞洞跡。円空(1632-1695)は行脚僧で、全国に木彫りの【円空仏】と呼ばれる独特の作風を持った仏像を残したことで知られています。
(円空 - Wikipediaの解説)
洞窟と言っても現在はご覧の通り。たぶん風化して崩れたんだと思います。
写真:右の真ん中あたりに、小さなお堂?祠?がありました。ロープが張ってあったので、お参りできるようでした。(危ないから行かなかったけど…)
以下、八雲町ホームページより↓
1665年、松前に渡った円空上人は約20ヶ月を蝦夷地で過ごし、その間、熊石地区黒岩の洞窟にも滞留し、いくつかの作仏を残した。根崎神社のご神体・聖観音立像や、北山神社、相沼八幡神社のご神体である二つの来迎観音像が円空仏である。(ただし、円空仏像は一般公開していない)
円空は生涯に12万体の仏像を彫ったと伝えられ、現存するものでも5000体を超えるそうです!
円空について興味を持たれた方は、【円空微笑み物語 - 円空連合ホームページ】をご覧ください。


国道229号線を更に南下、道の駅『ルート229元和台』で休憩して、乙部町へ。町道?に左折して乙部温泉を目指すと、右側に館浦温泉公園があります。ゲートボール場と、健康遊歩道『素足の小道』を併設。ユニークですね!温泉に入って足ツボを刺激して血行促進(笑)
駐車場は砂利ですが広いので大型車でも余裕。ログハウス風の立派な建物があったのですが、どうやら閉鎖されてるみたいです。トイレは開いてました。


館浦温泉公園のすぐそば、道路の行き止まりにあたる温泉旅館『光林荘』の脇に、温泉神社がありました。(写真:左)
案内板の文字が擦れてよく解らなかったのですが、温泉を掘っていた時に1000mを超えたので諦めようとしたら、その夜、枕元に神様?が現れて「もうちょっとだから諦めるな!」(松岡修造風)とのお告げをいただき掘り進めたところ、13??mでようやく温泉が湧出したーーーと読めました。
写真:右=今回入浴した『いこいの湯』(400円)。『光林荘』と同じ源泉で、100%源泉掛け流しです!
内風呂と露天風呂のみ。シャンプー類はないのでご持参ください(ドライヤーはありました)。


国道229号に戻る途中に寄り道して、町道を内陸側に走ること約2km、生命の泉『ひめかわの水』で湧水を汲みました。2カ所から湧出しています。
乙部町では、海道南西沖地震の際の水災を教訓に確認されていた21個所の湧水全てを調査し、災害時の緊急用として、また観光や生活用水として5箇所を整備したそうで、ここはそのうちの1つです。
このまま飲むことはできず、必ず沸かしてから飲んでくださいと書いてあります。
駐車スペースが普通車3〜4台分くらいしかないので、先客がいたら停められなかったかも知れません;;(Uターンするのも大変)
ほか4つは、『八幡さんの水(八幡神社)』『相泊 といの水』『能登(のど)の水』『こもないの水』です。
(乙部の名水五選 - 乙部町ホームページ)
撮影:Nikon D60
↓過去ブログ↓
・2007年08月30日 島牧〜大成〜厚沢部
・2010年10月06日 瀬棚〜大成・太田神社〜熊石・鮪の岬〜元和台
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