
が、なかなか天気が回復しなかったので諦めて知床峠を越えて羅臼方面に下りたら晴れてきた!
これはもしかしたら行けるかもしれない、と『羅臼ビジターセンター』へ。羅臼湖トレッキングには長靴が欠かせないのですが、『知床自然センター』で長靴のレンタル(500円)があったのを見ていたので、てっきり『羅臼ビジターセンター』にもあるんだとばっかり思っていたら… なかった!Σ(´Д`lll)
代わりに?『バードウォッチング長靴』という、小さく折り畳める柔らかい長靴を販売していたので、それを購入。3,990円ナリ。でもコレ、足にフィットしてグリップも効くので歩きやすい! 買っておいて損はないと言い聞かせる(笑)
『羅臼ビジターセンター』から、200〜300mくらい羅臼側に下ったあたりにバス停があり、そこにけっこう広めの駐車場とトイレがあります。そこにキャンピングカーを停めて、羅臼湖登山口までバス移動。
トラブルはまだ続き、『羅臼ビジターセンター』でいただいたバスの時刻表が古くてまったく違っていました(爆) 行った後だったら怒ってるところですが、20分後の到着だからヨシとしよう。(偉そう)
…とまぁ、前置きが長くなりましたが、羅臼湖トレッキングスタート↓


このようなぬかるみがたくさんあるので、長靴が必須なのです。水たまりを除けて草むらに足を踏み入れるのは御法度。
羅臼湖までは往復約3時間。おおむね平坦で、それほどアップダウンはありません。一の沼〜五の沼まであり、また湿原も広がっているのでトンボが多く生息しています。


今日は心置きなく写真が撮れるぞ〜(笑)
(左)クルマユリ
(右)イワオトギリ? ハイオトギリ?


二の沼から羅臼岳を望…めませんでした(TwT)
左の写真は3日前にケータイカメラで撮ったもの。この日はバッチリだったのに…。


3日前はゴゼンタチバナの花がけっこう残っていたのですが、今日は数えるほど。だいたいは右の写真のように実が膨らみはじめています。
まだ雪が残っているところもあるので、春〜夏の花が混在しているのも素敵です☆
エゾコザクラ、ミツバオウレンなどもまだ見れますよ!


三の沼からも、同じく…。


(左)ウコンウツギの花は、中心がオレンジ色なんですが受粉が完了すると赤くなるそうです。これは、ウコンウツギの蜜を集めている●●蜂(名前を忘れてしまった)の目には赤が見えづらいらしく、受粉が終わっていない花に来てもらう確率が高くなるからなんだそうです!
(右)ツルリンドウ 松の葉っぱが重そう。


(左)携帯トイレ専用テント。使い終わった携帯トイレは登山口にある専用ポストへ。
(右)四の沼
ちなみに、ヒグマを誘引しないように、登山につきもの?の飴やおにぎりなどの食べ物の持込みは禁止です。飲み物も甘い匂いがするものは避け、水かお茶がベスト。


(左)ホソバノキソチドリ?
(右)?


(左)ワレモコウの仲間
(右)ハンゴンソウ?


羅臼湖に到着しました。霧に覆われて遠くの山々が見えません(T▽T)


3日前にもあった木道の間からにょきっと出ているタチギボウシ。たった2本しか咲いてなかったのに、大きい方がエゾシカに食べられてた!
このあたりのタチギボウシはエゾシカの食害により絶滅寸前。来年には木道を架け替えるそうですが、そうなったらこのタチギボウシはもう見れなくなるでしょうね。


(左)なんちゃってパノラマ写真を合成
(右)3日前の羅臼湖。到着して10分後くらいからにわかに霧が(写真の左から)昇ってきて、それはそれで幻想的でした。


(左)アオノツガザクラ?
(右)ウメバチソウ?


(左)湿地にはモウセンゴケもたくさん生えているのですが、み〜んな蕾。まだ咲かんのか〜。
(右)イワツツジの実


(左)なんていう鳥なんでしょう。
(右)3日前の帰り道にでていた日暈。
撮影:Nikon D60/ケータイカメラ(DoCoMo SH-02A)
・知床国立公園 - 羅臼湖を訪れる皆様へのお願い
・知床サイト - 羅臼湖歩道周辺の植物(シダ植物・種子植物)リスト
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