羅臼湖は気候もタイミングもよく、素晴らしかったです。知床峠からの雲海や、湖から羅臼岳もバッチリ見れて、シマリスにも会えたし(*^_^*)
と・こ・ろ・が。デジイチを忘れたのです(爆)
ケータイで撮りましたが、やっぱりデジイチで残したいので、リベンジするかも知れません。できなかったら、改めてケータイカメラの写真でブログ書きます(T▽T)
(ちなみにガイドは『知床ネイチャーオフィス』に依頼しました)
で、今日のブログは午後の部のポンホロ沼散策です。
アイヌ語で「ポン」=「大きい」、「ホロ」=「小さい」。つまり「大きかったり小さかったりする」沼という意味で、雪解けの時期だけあらわれる幻の?沼なのです。その年によって時期が変わりますが、出現するのはだいたい5月下旬〜6月下旬。夏〜秋には干上がってしまいます。
今回は『星の時間』さんのガイドで、約2〜3kmを2時間で廻ります。※ガイド(会社)によって異なります
ポンホロ沼への入口には駐車場も案内板もないので、個人で行くにはちょっと大変です。
それほどアップダウンはないので歩きやすいのですが、笹薮の中を歩いたりするので長袖長ズボンと軍手、夏は虫除け、もしもの時のレインウェア、それから今の時季はもうぬかるんだところはなかったのですが、シーズン中は長靴を着用した方がよさそうです。
↓ここからは写真でお楽しみください♪


(左)凍裂(とうれつ)といって、冬の間に幹が凍って膨張し割れてしまった跡です。
(右)これは雄鹿が角を研いだ跡。角が生えると、薄い皮膚のようなものが剥がれてくるんだそうで、それを擦り付けて落とすのがどうやら気持ちいいらしい? そうしているうちに闘争本能のようなものが芽生えてきて、雄同士で争うようになるんだそうな。


(左)とっても可愛らしいホウキタケ。大きい方でも2cmくらい。
(右)スギゴケかと思いきや、ヒカゲノカズラというそうです。苔ではなく、れっきとした植物。


(左)この倒木は中が空洞なのですが、うまく撮れませんでした(^_^;
(右)こちらはヒグマがアリを食べた跡。成虫、幼虫、卵、根こそぎ食べちゃいます。


(左)森の風景 (右)これは何の実?


(左)蔦漆(ツタウルシ)、触ると危険。(右)木を絞め殺す勢いのウツギ。


(左)熊の爪痕を発見! 一番高いところで2m弱。(右)熊のフンも2箇所で発見。熊は“ばっかり食”をするそうで、フンを見ればだいたい何を食べたか判るそうです。これはフキらしい。


(左)知らないと「あれっこんな所にキャンプ場!?」と思ってしまいそうですが、ここがポンホロ沼です。
(右)まだ水が残っていました!半径3mくらいでしょうか。羅臼岳もバッチリ見えています♪


(左)沼の中にはオタマジャクシが泳いでいました。もしかしたらエゾサンショウウオもいるかも?
(右)このキノコの名前を忘れてしまった。あと、キクラゲみたいなのも生えてました。キノコ王国(笑)


(左)ミズナラだったかな? 大きなウロができていました。
(右)入っちゃった(^_^* 中は涼しかったです。冬だと暖かく感じるそうですよ。温度が一定なのかな?


(左)幹は枯れたように見えるけど、伸ばした枝からは葉っぱが茂っています! ど根性イチイ。
(右)倒木の上には幼いイチイ。


(左)こういう穴の空いた笹の葉をよく見かけますが…
(右)こやつの仕業でした!
まだ針みたいな新芽のうちに齧った跡が、葉っぱが開くと綺麗に等間隔で穴が空いたように見えるのでした。この幼虫の他、ゾウムシも食べるそうです。
野鳥も姿は見えなかったけど、●●(思い出せない…)ヒタキ、アカハラ、カッコウの仲間のツツドリなどいろんな声が聞こえていました。
今日のラストは『知床ナチュラリスト協会』のガイドによるナイトシアター。クルマから下りることはほとんどなく、普段なら嫌というほど見るエゾシカに1頭も出逢わず、キタキツネも3匹くらいと参加者のテンションも下がる一方でみんな無口に…。
ですが、もう残り時間僅かという時に、な・なんとワタシの大好きなシマフクロウちゃんに会えましたよ!(≧∇≦)ノ。・ ゚・。* 。 +゚。・.。* ゚ + 。・゚・
数分間、こちらをじーっと見つめていました。大きかったです。かっこよかったです。
残念ながら写真は撮れなかったのですが、感無量です!
(蛇足ですがワタシのメールアドレスはコタンコロカムイ=シマフクロウ☆)
撮影:Nikon D60
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