

『YACCさくらんぼオフ』の後、近くの道の駅『おおえ』で停泊していたら、ご近所だというSさんが来てくれてお蕎麦をご馳走してくれました(^人^)
さらに「神社仏閣が好きなんだよね?」ってことで、食後に慈恩寺を案内していただきました。
慈恩寺は、天平18年(746)聖武天皇の勅令でインド僧・婆羅門僧正(菩提僊那 - Wikipediaの解説)が開基したと伝えられる、東北随一の寺院です。
写真(左)県指定文化財・三重塔。
写真(右)落書き厳禁! 歴史的建造物ですよ、大切にしましょう!
慶長13年(1608)山形城主 最上義光が建立後、文政6年(1823)焼失→文政13年(1830)再建。銅板葺、高26.7m。


写真(左)山門。楼門づくりで伽藍を守護する仁王尊が祀られているので仁王門とも。
写真(右)本堂(弥勒堂)は国の重要文化財建造物。
どちらも痛みが激しく、特に山門の阿吽の像は見るも無惨。
こんなに保存状態が酷い文化財は、なかなかない(T_T)
本堂内部の拝観料は大人 500円/学生 300円です。
天井画(八方睨みの龍!)や奉納絵馬も傷んでハゲハゲでしたが見事でした。(ここまでは無料で入れます)
内部も案内していただきたかったのですが、団体さんが来たので今回は諦めました。


写真(左)県指定重要文化財『鋳鉄仏餉鉢』は若返りに霊験あらたかとか!?
写真(右)その鉢の写真シール(¥100)を貼ってボケ防止!
Sさんは「借りていた本が見つからない」と、ずっと探していたんですが、帰宅後に見つかったそうです 。・ ゚・。* 。 +゚。・.。* ゚ + 。・゚・


写真(左)釈迦堂 たぶん…;;
写真(右)大師堂
たいてい寺院というのは『●●宗■■派』のようにどこかに属していますが、驚いたことに慈恩寺はどこにも属していないそうです。
以下、Wikipediaより↓
江戸時代には江戸幕府から多くの朱印寺領を与えられ、華蔵院・宝蔵院(ともに真言宗)・最上院(天台宗)を中心として多くの子院を有し、東北に置ける真言宗・天台宗の中心的な寺院であった。
戦前までは、山内各院がおのおの、真言宗・天台宗の寺院を名乗っていたが、戦後、両宗兼学の「真言・天台両宗慈恩寺派」と称して独立し、現在は慈恩宗を称している。
毎年5月5日には、本堂前で舞楽(国重要無形民俗文化財)が奉奏されるそうです。

*参照リンク*
慈恩寺(公式サイト)
厳かにたたずむ古刹慈恩寺−山形県ホームページ
慈恩寺(寒河江市)- Wikipedia
撮影:ケータイカメラ(DoCoMo SH-02A)
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