(臼杵磨崖仏 - Wikipediaの解説)
古園石仏大日如来像に代表される臼杵石仏(磨崖仏)は、平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫刻されたと言われています。
4群60余体の磨崖仏のうち59体が、磨崖仏では全国初、彫刻としても九州初の国宝に指定されています。
拝観料は、大人(高校生以上)530円/小人(小中学生)260円。
隣接の『ヤマコ臼杵美術博物館』とセット料金(¥700)があったりJAF割引(¥400)があったりしました。


写真(左)杉林の緩やかな坂を昇って行きます
写真(右)まず最初の説明板『ホキ石仏第2群』(コースとしては最初だけど「第2」)
ホキとは、「がけ」という意味の地名なんだそうです。


写真(左)九品の阿弥陀
写真(右)阿弥陀三尊像


写真(左)説明板『ホキ石仏第1群』
写真(右)地蔵菩薩半跏像並びに十王像の11体
まだ、うっすら色が残っています。


写真(左)たぶん阿弥陀如来坐像、薬師如来坐像、如来坐像
写真(右)たぶん如来坐像3体と菩薩立像2体


写真(左)残念ながら土砂崩れにより立ち入り禁止になっていました
写真(右)さらに少し登ると山王山石仏です


写真(左)山王山石仏、中央に丈六の如来像と左右に如来像
写真(右)丈六の如来像


さらに高台にある日吉神社。神仏混合の名残なのでしょう。
磨崖仏がいつ造られたかも不明ですが、こちらの日吉神社も創建年代は不明だそうです。
天正年間に記録などが焼失したと書いてあるので、少なくともそれ以前なのでしょうが…。


意外な小ささにビックリの石造五輪塔。このすぐ裏手に石仏さんが隠れていますよ。
さっきの土砂崩れで通行止めになっていた道はここに繋がっているようですが、日吉神社から廻って行ってもそう遠くなかったですよ。


このあたりは巨岩の上に積もった土が森を形成しているのでしょうか?
このようにツタが岩を覆い隠すほど蔓延って苔むして、きっと人の手が入らなければすぐに埋もれてしまい、石仏を維持することはできないでしょう。


写真(左)古園石仏の説明板
写真(右)大日如来像を中心とする曼荼羅を構成しているそうです
説明板に載っている写真は昭和30年代のもので、頭部が落ちているなど破損が酷かったようです。
昭和から平成にかけて修復工事が行われて、今のこの状態まで回復したのですね。
この他にも、周辺には法篋印塔(ほうきょういんとう)、蓮城法師像(れんじょうほうしぞう)、真名長者夫婦像(まなのちょうじゃふうふぞう)などの石像が点在しており、また石仏公園ハス畑も広大で7〜8月はさながら極楽浄土のようだと公式サイトにも謳われております。
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