2011年11月17日

身曾岐神社

山梨県小淵沢にある、身曾岐(みそぎ)神社へ参拝して来ました。
道の駅『こぶちさわ』から約4kmくらいで、昨日から看板が気になっていたんですけどスルーしようかなって思ってたら、ちょうどその看板が立っている信号で赤になったので(笑) これは参拝しろってことかな〜と(^_^ゞ

なんで気になったのかと言うと、【古神道】って書いてあったんですよ。
よく聞くけど、古神道(こしんとう)って何ぞや?と思って。

古神道 - Wikipediaの解説によると、
1*仏教以前の日本の宗教。原始神道。
2*江戸時代の復古神道の流れを汲み、幕末から明治にかけて成立した神道系新宗教運動。仏教以前の日本の宗教を理想としている。

原始神道・縄文神道ともいい、密教・仏教・道教などの外来宗教の影響を受ける以前の神道のことである。実際のところ、どのようなものだったのかは明らかでない点がほとんどである。


身曾岐神社(1) 身曾岐神社(2)

水祥殿
古神道の教えにある<神は火水(かみ)なり>という思想に基づき、水そのものをご神体として崇めています。
このご神水によって、水祥神事(車のお清め、交通安全祈願)がとり行われています。

身曾岐神社(3) 身曾岐神社(4)

写真(左)ご神木はツゲの木。珍しいです。
写真(右)「がんばろう」とかじゃなく『笑顔日本』という幟がいいですね。

身曾岐神社(5) 身曾岐神社(6)

境内の風景。
だだっぴろ〜くて、シーンとしてて、なんか「はれっ?」という感じで違和感(^_^ゞ
今、調べていて分かったんだけど、違和感の正体は「新しすぎる」ということみたい?

身曾岐神社(8) 身曾岐神社(7)

写真(左)火祥殿
古神道の教え<神は火水(かみ)なり>ということで、火そのものがご神体。
毎月2日、12日、22日の午後2時より、古神道の秘儀『神道霊寶火祥加持(しんとうれいほうかしょうかじ)』が奉修されています。

写真(右)拝殿
こちらの御祭神は、井上正鐵(いのうえまさかね - Wikipediaの解説)というヒト(寛政2年8月4日(1790年9月12日)生 〜 嘉永2年2月18日(1849年3月12日)没)で、古神道の奥義<みそぎ>の行法ならびにお徳をお分けする神社なんだそうです。
白川神祇伯王家から古神道を伝授され、身曾岐神社へと受け継がれているんだそうです。

伯家神道(はっけしんとう)- Wikipediaの解説
白川伯王家(しらかわはくおうけ)- Wikipediaの解説

ん〜、ややこしくなってきたぞ(笑)
つまりは神事とかしきたりとかを知らなければ、パっと見て古神道って分かるものではないのですね。

東京都足立区に、禊教『梅田神明宮』というのがあって、そこも井上正鐵が御祭神になっています。
むしろ井上正鐵のWikipediaの解説には、関連リンクとして梅田神明宮はあるのに身曾岐神社は載ってないです。
うぅ〜ん、調べれば調べるほど、なんだかアヤシくなってきたぞ(^_^;;;

ネット検索してたら、『ゆず』の北川悠仁さんと高島彩さんがココで挙式したんですね。ココでコンサートもやったことがあるらしく、ファンの間では有名な神社みたいです。
でも、ちょっと当ブログでは書けませんけども、新興宗教はいただけない。
神道って、本来は流派とか宗派とかに分ける必要ないものだよね。
わざわざ「神道でござい」って看板たてるもんじゃない気がする。ましてや古神道ならなおさら。

身曾岐神社(9) 身曾岐神社(10)

写真(左)旧社号標『井上神社』
写真(右)ご神水
社務所に申し出ればお水を持ち帰ることができますが、水源が同じということでココではなく手水舎で汲みます。ワタシもいただきました☆

井上正鐵の没後、門徒たちの嘆願によって明治政府によって『井上神社』の建立が許可され、明治12年(1879)、東京の東上野に祀られました。
その後、昭和61年(1986)に、ここへ遷座されるとともに神社号も『身曾岐神社』に改められたそうです。
ちなみに、ココに決めたのは現在の宮司さんなんだそうです。

毎年8月3日には、八ヶ岳薪能が奉納されます。

撮影:Nikon D60


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タグ:神社
posted by しう@SOTO at 23:17 | TrackBack(0) | 山梨
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