

道の駅めぐりは関門橋を越えて山口〜島根と続いていますが、そちらは『全国道の駅情報+SOTO+』をチェックしていただくとして(笑;)
福岡の道の駅『香春』から約1kmにある『鏡ヶ池』(鏡が池、鏡乃池とも表記されています)をご紹介します。
道の駅にある『周辺の観光案内図』で知って興味を持ったのですが、「道の駅から0.8km」と書いてあるし、地図上では単純な道のりだったので行けば分かるだろうと思いきや、キャンピングカーで行くにはかなり狭い!
農作業をしていた方に訪ねたら「行けると思うけど、心配だったらそこに停めて歩いて行ったらいいよ」と言ってもらったので、その通りにする(笑)
そして、その通りにしてよかった! 駐車場はあったけど普通車3台分くらいで、キャンピングカーでは回転もできなそうだった。


この日は快晴で気温も高く、時折ツクツク法師も鳴くくらいの陽気。
途中の用水路?に蛇が泳いでました!
そして、矢印に沿って歩いて行くと… そこは他人様の家!?
でも確かに矢印は家の方を指しています。そして「住宅の前をお通りください」と書いてある。


恐る恐る庭と思われるところを抜けると、突然にそれはありました。
とても物静かな佇まいですが、不思議と存在感というか圧倒される雰囲気を醸し出しています。
何というか、そこだけ空気が違う感じ。
池の前にいると、ここが他人様の庭(?)だと忘れてしまいそう(^_^ゞ


水が湧き出しているような動きは見られませんが、1年中同じ水量を保っているそうです。
説明板によると、
「豊前国 風土記 鏡山」によると、神功皇后(気長足姫尊)が、この山(四王寺が峯力)の上で国の様子をご覧になり、神々にご加護を祈られた時に鏡を用いて安置されたところ、その鏡が石になったと記されている。
口碑によれば、皇后は天神地祇に祈られてより山を下り、この池を水鏡になされ、お顔や髪のやつれを直されたという。
池の中の石柱「鏡乃池」裏面に
「一二賓珠ノ池ト云フ
古歌 豊国の鏡乃池能鏡石
かくれもせしな現れもせし」
と刻まれている。
なお、この池上の方に「玉垣様」(手持女王、河内王の妃か息女か)を祀るという伝承の古祠がある。


写真(左)失礼して、裏から撮影(^_^ゞ
写真(右)古祠まで行ってみようかと思ったのですが、やっぱり断念(爆)
(神功皇后 - Wikipediaの解説)
ちなみに、2kmほど離れた鏡山には『鏡山大神社』もあるのですが、神社好き〜にしては珍しく、なぜか今日はこちらの池のみ訪問しました(^_^ゞ
撮影:Nikon D60
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