2011年08月31日

写真で綴る熊本城・本丸御殿

熊本市内に用事で出かけたついでに(^_^ゞ 久しぶりに熊本城へ行ってきました♪
入場料/大人:500円 子ども:200円で、天守閣も本丸御殿もすべて入れます。

熊本城(宇土櫓) 熊本城(案内板)

写真(左)宇土櫓/国指定重要文化財

宇土櫓の名前の由来は宇土(うと)の小西行長(こにしゆきなが)が関ヶ原で滅んだ後、小西の家臣の一部を清正が召し抱えて宇土小路(うとこうじ)として現在に名前を残します京町(きょうまち)に住まわせ、櫓をこの一団に管理させたことから、こう呼ばれたのではないかと言われています。
熊本城公式HPより)

熊本城が緩い曲線を描いているのに対して宇土櫓は直線。こちらの方が歴史が古く、清正の創建した初代天守ではないかという見方もあります。
『肥後国誌』により宇土城の天守を移築したものと伝えられていましたが、昭和2年(1927)の解体修理の際には移築の痕跡が見られず、この説は否定されています。(熊本城 - Wikipediaの解説より)
西南戦争によって天守閣や本丸御殿などは焼失しましたが、その難を逃れて現存する貴重な櫓です。

熊本城(1) 熊本城(石垣)

写真(左)熊本城を横から。石垣の“武者がえし”っぷりが判りますか?
写真(右)石垣には西南戦争の大砲でついた傷跡が今も残っています。

熊本城(2) 熊本城(3)

写真(左)若武者がポーズをとってくれました♪
城内には、こうした武将やお侍さんがあちこちで出迎えてくれます。
もちろん一緒に記念撮影にも応じてくれます(^m^)

天守閣や城内は前にブログで紹介したことがあるからいいか〜と思っていたのですが、旧ブログ(2005〜2010)を探しても見つからない…。
なんと! 更に前のブログというかホームページ(1997〜2004)でした!Σ(´Д`lll)
既に閉鎖済み…。そんな前だったのね…(遠い目)
こりゃ、また改めて行かんといかんなぁ。

熊本城(銀杏) 熊本城(銀杏・説明板)

姫路城は別名“白鷺城(はくろじょう)”、松本城は“烏城(からすじょう)”、名古屋城は“金鯱城(きんしゃちじょう)”、そして熊本城は“銀杏城”(ぎんなんじょう)と呼ばれています。

清正(きよまさ)公が築城の際にお手植えになったと伝えられ、また、清正公が亡くなるときに、「この銀杏の木が天守閣と同じ高さとなったときに、何か異変が起こるであろう」と予言し、それが奇しくも明治10年(1877)の西南戦争のときであったとも言われています。
清正は銀杏の実を食料とするために、この木を植えたとよく言われますが、残念ながらこの木は雄の木で実はつけません。
現在の木は西南戦争で燃えたあとに、芽吹いた脇芽が成長したもので、130年でこれだけの大きさに成長したのです。

熊本城公式HPより)

熊本城(かき氷・1) 熊本城(かき氷・2)

熊本城内の売店前にある『華まる堂』の出店で、熊本名物『いきなり団子』を贅沢にトッピングしたかき氷『芋櫓(いもやぐら)』(¥350)を発見。たぶん夏季限定です。
なんと団子は無料! 父はイモが嫌いなので、ワタシに2つトッピングしてくれました(笑)
かき氷自体もかなりのボリュームで、これだけでお腹いっぱいになりました。


本丸御殿

本丸御殿(台所1) 本丸御殿(台所2)

本日の本命! 平成20年4月20日から公開されている本丸御殿(ほんまるごてん)です。

本丸御殿には藩主の居間、対面所(接客の場)や台所などの機能が備わっており、今回は大広間(対面所)、数寄屋(茶室)と大台所を復元しています。延床面積:約2951平方メートル!
こちらは大台所。囲炉裏の復元には直下から発掘された石を一部使用しています。

本丸御殿(屏風) 本丸御殿(1)

熊本城復元整備計画では、加藤清正が築城した98ヘクタールの城郭全体を対象に、往時の姿に復元整備することを目指しています。
本丸御殿も史実に基づき当時の施行方法を用いて、5年がかりで復元しました。
この大広間は「鶴之間」(60畳)から奥に向かって「梅之間」「櫻之間」「桐之間」「若松之間」と続きます。

本丸御殿(3) 本丸御殿(4)


本丸御殿(2) 本丸御殿(天井画)

写真(左)藩主の会見の場「昭君之間」
写真(右)昭君之間の天井画

慶長期の特色である鉤上段(かぎじょうだん)を設け、室内は床の間や違棚、付書院などを持つ書院造り。
中国の前漢の時代、匈奴(現在のモンゴル)に嫁がされた悲劇の美女“王昭君”の物語を描かれていることから『昭君之間』と名付けられています。


桜の馬場 城彩苑
さて、お次は2011年3月5日にオープンしたばかりの桜の馬場『城彩苑』へ。
徒歩5分くらいですが坂道なので、熊本城の入り口(頬当御門)から5分おきに無料シャトルバスが運行しています。

歴史文化体験施設『湧々座』(大人:300円 子ども:100円/熊本城との共通入園券だと大人:600円 子ども:200円)と、飲食店やお土産処が集まる『桜の小路』があります。

城彩苑(1) 城彩苑(白玉)

ワタシが子どもの頃、ここは『城内プール』という市営プール場でした(^_^ゞ
“城内”なのでいずれは立ち退く運命だったのですが、この上あたりにある国立病院(住所は“二の丸”)はとうとう居座り、建物自体も建て替えてしまいました。

それはさておき、こちらでは熊本銘菓/地酒/馬刺/天草の海産物/果物/肥後民芸などなどが取り揃っております。

白玉好きのワタシは『白玉屋新三郎』で黒ごま粉(右)をトッピングせずそのまま食べました(笑)
かなり柔らかくて白玉がくっついてましたが弾力があって美味しかったです。
冷凍の白玉(団子のみ)もお持ち帰り♪

城彩苑(2) 城彩苑(3)

今日は猛暑だったので、休憩所(イベント広場)の水路でハダカで水遊びしているお子様がいました(笑)

撮影:Nikon D60

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posted by しう@SOTO at 23:45 | TrackBack(0) | 熊本
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