(御柱祭 - Wikipediaの解説)
あまりにも道の駅『しなの』が涼しくて離れ難く(笑;) お昼過ぎまでダラダラしていた結果、軽い渋滞に巻き込まれたりして、辿り着いたのはすっかり夕暮れ時の16時…(爆)
諏訪大社は長野県の諏訪湖の周辺に4箇所の境内地をもつ神社。
信濃国一宮で名神大社、神位は正一位。全国各地にある諏訪神社の本社である。
その起源は定かではなく、国内にある最も古い神社の一つとされている。
(諏訪大社 - Wikipediaの解説)
諏訪大社の特徴は、本殿と呼ばれる建物がありません。代りに秋宮は一位の木を春宮は杉の木を御神木とし、上社は御山を御神体として拝しております。
古代の神社には社殿がなかったとも言われています。つまり、諏訪大社はその古くからの姿を残しております。
諏訪明神は古くは風・水の守護神で五穀豊穣を祈る神。また武勇の神として広く信迎され、現在は生命の根源・生活の源を守る神として御神徳は広大無辺で、多くの方が参拝に訪れます。
(公式サイトより)


まさかのイメージ画像がお出迎え!Σ(´Д`lll)
神楽殿は改修中でした。


『日本書紀』によると出雲の大国主命(オオクニヌシノミコト)が高天原から降(くだ)った瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)に国譲りを承諾したとき、ただ一人反対した建御名方命(タケミナカタノミコト)は武神・武甕槌(タケミカヅチ)に追われることとなりました。
結局、諏訪湖畔まで逃げてきて降伏し、その際この地から出ないことを誓うことで許されます。
その時、結界として神社の四隅を仕切った(四柱)という話が残っているそうです。
地鎮祭の神話的表現とも考えられています。



秋宮には、毎年8月〜翌1月にご神体が祭られるので、初詣は秋宮で行われるそうです。
Wikipediaによると温泉の湧出地で、境内にも御神湯があるらしい!


これまたスムーズに下り坂を降りていて入り口が分からず通り過ぎ、秋宮を先に参ってから戻ってきた春宮。秋宮とは約1kmほど離れています。



春宮には毎年2月〜7月に神体が祭られています。ということは、今日はこちらの春宮に神様がいらっしゃるのですね♪
参道の途中にある太皷橋は、別名『下馬橋』といわれる室町時代の造りで、身分に拘わらず馬から下りて渡らなければならないとされたそうです。
これが道路のど真ん中にあり、一瞬どっちを通ったらいいのか躊躇しました(^_^ゞ


祓戸大神を祀る諏訪大社下社の末社『浮島社』は、春宮の脇を流れる砥川の中之島に鎮座しております。
お社は小さいながらも4つの柱を配し、堂々の存在感。


不思議な伝説を持つ『万治(まんじ)の石仏』(下諏訪町指定の文化財)は、浮島から赤い橋を渡って約100mほどのところにあります。
「万治」という名の由来は万治3年(1660)11月1日(石仏の胴部に刻まれています。他に「願主明誉浄光・心誉廣春」と刻まれていますが、この二人は僧籍にも見当たらないらしい)に造られたとされるところによります。
伝説によると、諏訪大社下社春宮に石の大鳥居を造る為にこの石仏を材料にしようと鑿(ノミ)を入れたところ傷口から血が出てきたため職人達は祟りをおそれ工事をやめてしまった。
その晩に職人達が「上原山に良い石材がある」という夢を見て、その山に行き探したところ見つけることができ、職人達はこの石仏を阿弥陀如来として祀ったそうです。
(万治の石仏 - Wikipediaの解説)
そのノミの跡が今も残っているそうですが、どれだかワタシには分かりませんでした。


この石仏は、芸術家の故・岡本太郎さんが訪れて「こんな面白いもの見たことがない」と大絶賛したことにより有名となったそうです。
ちなみに、こちらの石仏には参拝法というのがありました。
一、正面で一礼し、手を合わせて「よろずおさまりますように」と心で念じる。
二、石仏の周りを願い事を心で唱えながら時計回りに三周する。
三、正面に戻り「よろずおさめました」と唱えてから一礼する。
実はコレ、下諏訪観光協会・下諏訪商工会議所が提唱するもので、ごく最近になって決まったものらしい!
わーん! やっちまったよ!(爆) 恥ずかしー!!!Σ(´皿`lll)
いらんことすんなー!!!!!
手持ちの地図とカーナビで所在地が違ったのと、時間がもう遅かったので断念した前宮と本宮ですが、諏訪明神の信仰の原点といわれる前宮は、Wikipediaによると宮のみ存在するけど現在ご神体は祭られていないらしい!Σ(´Д`lll)
本宮は諏訪造とよばれる幣拝殿の左右に片拝殿が並ぶ独自配置で、参道から見ると本道がそっぽ(横)を向いているため、「大きく願いごとをしなければ聞いてくれない」と言われているそうな。
次回は是非、リベンジしたいです!
撮影:Nikon D60
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