青森県が世界に誇る、三内丸山遺跡です。
(三内丸山遺跡 - Wikipediaの解説)


写真(左)三内丸山遺跡 入り口 (右)そこかしこに建っている説明板、親切です


写真(左)縄文時代のコミュニティハウス? (右)高床式 冬場の遺体安置所?
発掘調査は進んでいますが、なかなか確証を持つに至らないのが難しいところです。



写真(左)コミュニティハウス内部 (中)物見櫓? 未だ不明 (右)柱のアップ


写真(左)大型堀建柱跡 (右)その説明板


写真(左)子どものお墓 (右)ゴミ捨て場の跡、主に土器


家屋の下の部分(地面〜柱)は、ある程度どうなっていたか解っていますが屋根の部分は想像でしかないということで、茅葺き、草葺き、土葺きなどなど色んな方法で復元されています。
一部崩落の怖れあり立ち入り禁止ですが、ほとんどが内部に入れます。中はけっこう涼しいです。


館内にも展示物がたくさんあります。
驚いたのは三内丸山遺跡って駐車場も無料、入館も無料、遺跡への入場も無料、ガイドも無料、展示物の写真撮影OK!(≧∇≦)b
これは嬉しい。もっかい来ようかな?って気にもなりますよね。新たな発掘調査もしてるし。


縄文人は動物の毛皮を着て原始的な生活をしていた…というのが定説でしたが、三内丸山遺跡の発掘により、麻を1mmくらいに紐状にした糸で着物を編み(写真左)、狩猟(漁)のみならず穀物を栽培していたということが解ってきました。
世の中が便利になればなるほど退化していってるような気がするわたしたち。
奇しくも“縄文へ還れ”というコトバが近年ささやかれていますが、それは物質や科学の発達よりもココロの豊かさを求める現れかも知れませんね。


青森のKさんにチケットをいただいて、青森県立美術館へ。
三内丸山遺跡に隣接し、徒歩でも行けますがシャトルバスも運行してます。
『青森県立美術館開館5周年記念 光を描く印象派展−美術館が解いた謎−』が開催中でした。
モネ、マネ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌ、ゴーギャンなど、印象派絵画の秘密を解き明かす展覧会を、日本では青森のみで開催という太っ腹。
この『美術館が解いた謎』というのが、エックス線や赤外線・紫外線などで絵画の表も裏も調査しまくった結果わかったものなのですが…
野外で描いたという証拠が見つかった、くらいならいいのですが、一度描いた絵を塗りつぶしてまた描いているとか、描き直しているとか、スケールの線があるとか、絵師からしてみたら「いらんことすんな!」という感じ(笑)
カンヴァスは高価なんだよ、そりゃ裏返して使うよ、それがどうした!?って声が聞こえてきそうです(^_^ゞ
描かれた当時の色彩を再現したものが展示されていて、それが興味深かったです。
やはり100年以上も経っているので色彩が煤けてくすんでおり、それを展示されるのは画家も不本意でしょうね。

(奈良美智 - Wikipediaの解説)
なんでこんな入り組んだところに? しかも、なんでこんなせせこましいところに? 他に幾らでも敷地はあるだろうに。
このうなだれ肩を落としているようにも見える『あおもり犬』。花壇があたかもゴハン皿のようで、おあずけ喰らってるようにも見える。哀愁。


ラストは青森市の中心地にほど近いところにある青森県観光物産館アスパム。
(なんとWikipediaにも載ってました!)
立地がいいせいか駐車場は有料(普通車1時間¥210、¥2000以上のお買い物で1時間無料)。
青森県内の主立った名産・特産品が一堂に集まっております。
ほたてソフトクリームもありました(笑)
写真右は、縄文人も食べていたらしい栗やドングリを配合した『縄文ぶっかけうどん』(¥600)。
麺に何かが混ざっているのは見えるのですが、味としては言われなければ栗やドングリが練り込まれているとは解らないかも。
撮影:Nikon D60
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