2011年06月11日

お水送り神事

お水送り神事(1) お水送り神事(4)

いつもお世話になっている三重県飯高町の水屋神社から奈良の春日大社への『お水送り神事』に参列させていただきました!
水屋神社の西方、約700mのところにある『閼伽桶(あかおけ)の井』で汲んだ水を春日大社へ奉納するという行事です。
崇敬者として末席に加えていただいたことに感謝します(*^_^*)
普段では立ち入れない領域にドキドキでした。作法もまったく知らないし(爆)
生で聴く神楽、太鼓の音や笙(しょう)の独特な音色が心地好くて寝そうでした(^_^ゞ

お水送り神事(2) お水送り神事(3)

「水屋神社のお水送り」は清和天皇貞観元年(859)11月9日より春日大社への奉納を始め、正月暦を創ったといわれていますが、天正5年(1577)の兵乱で途絶。
それが425年ぶりに復活したのが平成14年(皇紀2662年/西暦2002年)!

当時の様子は『和洋菓子「白子屋」 歳時記 飯高町赤桶 お水送り(2003)』に載っています。

お水送り神事(5) お水送り神事(6)

春日大社内には水谷神社(写真左)があり、こちらも読みは『みずや』。
代々の宮司さんが水谷(みずたに)という性だったそうで、水屋神社とも関係があったものと推察されるそうです。
ご祭神は、素盞鳴命(すさのおのみこと)・大巳貴命(おほむなむみのみこと=大国主命)・奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと=クシナダヒメ=櫛名田比売)。
ちなみに水屋神社の裏手に流れる櫛田川の名前の由来はクシナダヒメからきたとも、倭姫命(ヤマトヒメノミコト)が天照大神の鎮座地を求めて諸国を巡行していた際、この地で櫛を落とされたことによるとも言われています。


蛇足ですが、「お水送り」と言うと奈良東大寺二月堂の『若狭のお水送り』を真っ先に思い浮かべる方が多いようです。
「お水送り」当日、神宮寺にある「閼伽井」で汲み上げられた聖水は、東大寺と同様に大松明で清める壮麗な儀式経た後、傍らを流れる遠敷川に沿って、1.5kmほど上流の鵜の瀬へと運ばれて行きます。
イベント案内//自然に大の字 あそぼーや より)
2011-03-02 若狭神宮寺・鵜の瀬のお水送り』(YouTube)

そうそう、『閼伽(あか)』の謎?が解けました。
サンスクリット語(梵語)で『清浄な水』を指す言葉で、これが転じて英語の『アクア』になったとも伝えられているそうです。


撮影:Nikon D60


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posted by しう@SOTO at 22:19 | TrackBack(0) | 奈良
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