2011年03月28日

F1シード

苺

撮影:ケータイカメラ(昔の…)

F1で盛り上がってる方も多いかと思いますが、今回の『F1』は“種子”のことです。

豆腐とか「遺伝子組み替えはしていません」という文字をよく目にすると思いますが、実はスーパーなどで並んでいる、形がよく揃った野菜は『F1種』(雑種第一代)なのです。
雑種第一代 - Wikipediaの解説

これから家庭菜園をはじめたいという方は、市販の種(タネ)を購入すると思うのですが、自家採種しないと次の年も種を買わなければなりません。
ところが、このF1種だと基本的には1代限りになってしまうようです。

「固定種」と「F1種」の違い(田舎元気本舗)
こちらの見出しに、『種を征するものは世界を征す』とありますが、既に種子(固定種/在来種)の専売特許化(自家採種の禁止)が進んでいるようです。恐ろしい!
興味のある方は、「自家採種 禁止」で検索してみてください。けっこーエグイです。

だいぶ前に、手持ち無沙汰に飲食店で『ゴルゴ13』を読んだのですが(^_^ゞ
内容が、従来の農薬が効かない、自社特定の農薬でのみ駆除できるというムシを大繁殖させて一人勝ちを狙う企業と、それを阻止しようとする農家の対立…というものでした。
こういう場合、もちろん企業の方が強大で悪どい。とても太刀打ちできない。
まぁ最終的にはデューク東郷がやっつけてくれるわけなんですが、現実的にもこんな悪魔みたいなヤカラはいるもんです。
それどころか、世の中の多くは、こうしたヤカラが作った仕組みで操作されてるようなもんです。

お金だって、本来はモノの価値を示す“単位”なのに、お金自体に価値があるようになってしまった。
『金貸し』なんて昔は卑しい商売だったのに、今じゃ庶民は金融・経済界の下僕です。

そうは問屋が卸さねぇ〜 ぞっ。て。←語気ヨワ!


<気になるメモ>

フード・インク ごはんがあぶない

自家採種ハンドブック―「たねとりくらぶ」を始めよう
自家採種入門―生命力の強いタネを育てる (コツのコツシリーズ)
いのちの種を未来に
捨てるな、うまいタネ
野菜の種はこうして採ろう

*PS*
水道水の放射性物質(ヨウ素)汚染ですが、ふと思い立ったのです。
炭(備長炭とか竹炭とか)が吸着してくれないのかな?って。
ネットで検索してみたんですが、同じようなことを考えた人が多く、イロイロ記事を見てみると可能性はありそうです。

炭が放射線物質を吸着
(ジェントルマンズジャーナル〜山村の伝統技術が世界の難題を解決する)

しかし、炭の元になった木や竹が農薬などを吸っていないか(製造元は確かか)、また使用済みの炭の処理はどうしたらいいのかなど課題もあるようです。

また、ゼオライトも放射性物質の除去に効果があるようです。


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posted by しう@SOTO at 23:58 | TrackBack(0) | 日記
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