折れた枝は、切り口も綺麗に治療されています(^_^)
さて菊池川流域には先土器(旧石器)時代から人が住んでいて、鞠智(きくち)城はじめ史跡が数多く残っています。
ほんのちょこっとですがドライブのついでに写真を撮ってきましたのでご紹介。

ご覧の通り、改めて撮るというにも何もないところですが(^_^ゞ
ちなみに袈裟尾(けさお)というのは地名です。


標高138mの丘陵地にあり、墳丘は径24.5m、高さ4.7mの円墳で、菊池で唯一の装飾古墳だそうです。
熊本県庁のウェブサイトによると、この古墳の石室が完成したのは6世紀頃とされていますが、6世紀のどの時期になるかは、変化が早い土器に頼ることになります。
しかし、度重なる盗掘のためなのか残された土器は少量であり、最も古い時期の土器を確定することは難しいようです。


内部は南南西の方向に、羨門を持つ横穴式石室で、前室と玄室に分かれており、全長は約7.22mとなっている。凝灰岩の巨石を壁石とし、その上に切り石を積み上げて天井石を乗せている。
玄室の左右に屍床、奥に石屋形があり、その奥壁に、線刻で『靫(ゆぎ)』を二つと三角文を配した装飾がある。また玄門や側壁に赤・白色の顔料による彩色が残存する部分が認められる。
玄門のまぐさ石の上面にも靫の浮彫りが発見された。副葬品として翡翠勾玉、硝子玉・金環などの装身具や刀子・鉄鏃・轡や須恵器が出土している。(菊池観光協会ウェブサイトより)
内部の様子は『肥後国 くまもとの歴史』に詳しく載っています。
※見学を希望される場合は、希望日の2日前までに菊池市教育委員会(0968-25-1111)まで連絡してください。(曜日によっては見学できないときもあります)
周辺は綺麗に清掃されていて、春には花見客も訪れます。
撮影:Nicon D60
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