
たまには違った道をと歩いてみたら、菊池三十三観音札所 第二十九番所『九儀山大琳寺』を発見。

菊池氏15代 武光により菊池五山が定められたときに、その一寺とされました。
もとの本尊は大日如来であったそうですが、現在は準胝(じゅんてい)観世音菩薩(Wikipediaの解説はこちら)が祀られています。
この観音様、あまり馴染みがないですが手がたくさんあるので一見、千手観音かなと思ってしまいました。
どういった経緯でこちらの本尊となったんでしょうね?
当初は現在地より南の『小堂』と呼ばれる地にあったそうですが、宝歴5年(1755)の台風で倒壊し現在地に移され、今では観音堂を残すばかりとなっています。

ちなみに菊池五山のほか4つは、輪足山東福寺、手水山南福寺、無量山西福寺、袈裟尾山北福寺。

静寂の中にあっても重厚な佇まいです。
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『菊池の散策マップ』はこちら
撮影:ケータイカメラ(DoCoMo SH-02A)
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