記事の最後に、GoogleMapで作成したドライブルートを掲載しておりますので、ご参照ください。

ドライブ途中、詳細な場所は分からないのですが… 星野川だと思うのだけど、黒木町まわりで行ったので矢部川だったかも?
川床の石畳が見事で、つい足を止めてしまいました。
緩やかですが、これも石堤なのでしょうか。2〜3ヶ所くらい見かけました。

まずは八女市星野村【石積の棚田】こと広内・上原の棚田へ。
標高差約230m、約12.6haの土地に、137段425枚もの棚田が築かれています。
平成6年(1994)「美しい日本のむら景観コンテスト」農林大臣賞を受賞、平成11年(1999)「日本の棚田百選)にも選ばれました。
彼岸花は、まだ咲いてませんでした。
しかも正面左の棚田は青々としており、田植え自体がなされていないようでした。

看板の写真を見ても彼岸花を手前に配置してあるので、そもそも「棚田と彼岸花」段々の景色が見られるわけではないのかも。ここまでの道のりでも、彼岸花はあまり見かけませんでした。
メインはあくまでも見事な石積みにあります。
長い年月をかけて山の斜面をクワで切り拓き開墾した棚田は、狭いところでは幅1mにも満たないと言いますから、田植えも容易ではないでしょう。

同じく星野村にある【星のふるさと公園】にも立ち寄りました。
九州最大級の天体望遠鏡を備えた【星の文化館】、温泉宿泊施設【星の温泉館きらら】、古陶星野焼展示館、茶の文化館、【池の山キャンプ村】にプチホテル、山荘、レストランなどが集まったレジャースポットです。

アットホームな雰囲気の直売所にて、おばしゃんのらっきょ漬けを購入♪

麻生池は周囲700mの自然湖。
旱魃のときでも水が枯れたことがなく、久留米藩主をはじめ古来より雨乞いや風鎮など水神としての信仰が厚いところです。標高約300mの山中にあることから池の山≠ニ呼ばれているそうです。
案内板によると麻生池の成因には火口湖説と断層説があるらしく、火口湖説では「太古の大火山の周辺に出来た数多くの噴気孔の跡の一つではないか」と云われ、断層説では「池の南にある標高700mの山の北面が地殻変動によって崩壊し、その断層面に水をたたえたものではないか」と云われているのだとか。どちらにしても、ロマンがありますね!

一面にコウホネが咲いています。

市指定文化財・建造物【中島(なかのしま)弁財天社】。
以下、案内板より↓
御祭神は市杵嶋姫命(イチキシマヒメノミコト)で、本地仏は弁財天です。
阿蘇山伏の峰入り修行が行われていた時代には、この弁財天社にも必ず納札をしていたことが記録に明らかです。
社殿の建築様式は古さがうかがえますが、建立の時期は不明で、いく度か修復が重ねられて今日に至っています。
当初は釘がまったく使われていなかったとも云われます。
大きすぎるほどの屋根をもつ社殿で、一見、不安定な感じがありますが、度重なる台風にもほとんど影響を受けることなく、社殿建築の妙を示しています。
(平成30年 八女市教育委員会)
阿蘇山伏のくだり、まさに火口湖説と繋がっているのかなと想像します。
しかしここでまた(ブログを書いている今)、麻生神社を参拝し忘れたことに気づく…。
いやもう、このトリ頭たるや… 慣れたけどさ(反省しろ)。

つづいて、【調音の滝】は数年前に訪れたので通過して(記事の最後にリンクを貼っておきます)、うきは市浮羽町にある、全国棚田百選にも選定された【つづら棚田】へ。
かなり狭く曲がりくねった山道ですので、すれ違いなど充分にお気をつけください。
所々に路側帯、駐車スペース、そして公衆トイレもありました。

うーん、まだ彼岸花は出始めたばかりのようです。1〜2部咲きといったところ。
カメラを携えた観光客が2〜3人いました。


しかし稲刈りはだいぶ進んでいるので、黄金色の稲穂と彼岸花のストライプは見られそうにありません。

今年の【棚田 in うきは彼岸花めぐり&ばさら祭】は開催中止となっています。
9月20日(日)〜22日(火)10〜16時まで、【つづら山荘】にて新米とおにぎりを販売するそうです。
彼岸花の蜜を求めて、アゲハチョウやヒョウモンチョウなど、蝶々がたくさん飛び交っていました。
帰り道には【道の駅 うきは】に立ち寄るのが定番。
それから、道の駅の近く(約1km)の清水禅寺で水汲み。境内の湧水池は【清水湧水】として日本名水百選にも選ばれています。
湧水量は一日あたり700t。水温17℃、無色透明、無味無臭でpH7.8のきわめて良質な湧水です。
湧水を汲むのは無料ですが、整備費として100円以上お収めくださいませ。
(・清水禅寺 | うきは市観光ポータルサイト)

物産館【木の花ガルテン】、【道の駅 せせらぎ郷かみつえ】で休憩を挟むのもお約束。
【道の駅 せせらぎ郷かみつえ】は当初、廃校を利用した宿泊施設『いこいの館』がメインだったのですが、もう長いこと休止していました。
現在は校舎がすっかり取り壊されています。新たに物産館が建てられるようです。
(・道の駅かみつえ、来春リニューアル 指定管理者の三セクが民営化|大分合同新聞)
菊池を朝9時に出発、お買い物など済ませて帰り着いたのは17時頃でした。
期待した風景には出会えなかったけど、翌日から連休明けまで天気がよくないとの予報だったので仕方ない。
(現在は天気予報が変わってますけど…)
連休が明けた頃には彼岸花の盛りも稲刈りも終わっているかもなぁ。

*近隣に関連する過去ブログ記事*
・2019年06月03日【矢部 春まつり〜日向神神社〜調音の滝〜清水禅寺の湧水】
・2017年12月09日【邪馬台国のロマンがひそむ八女津媛神社】
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