昨日の初詣に引き続き、竜門ダム湖畔に建つ【龍龍館(ロンロンかん)】へ。何度も来てるせいか、外観を撮り忘れた(^o^;

2016年6月にリニューアルオープンし、カフェが営業しています。バーベキューもできるらしい。
11〜16時(ラストオーダー15時)、金・土・日・月のみ営業しています。

広々とした館内を活かして、ギャラリーとして様々なジャンルの作家さんが作品を展示されています。

竜門ダムのカヌー体験! やりた〜〜〜い!!
【Go Nature】が主催しているらしい。期間は3月〜11月…。これは3月狙いしかあるまい。

展示される方、募集中です♪

ここに竜門ダムカレーがあることを、すっかり忘れてた!Σ(°ロ°;)
菊池特産の水田ごぼう、菊芋、味彩牛を使用しています。何と1日限定10食!

見事に複合式ロックフィルダムを再現しております。「ダム」カレーを称するなら、これくらい工夫しなくちゃね。
もちろんカレーとして美味しいことは大前提です。
菊芋チップスが独特な風味で、ちょっと合わないような気がしましたが…。スパイシーなカレーと水田ゴボウが意外と合うし、菊池米のコンクリートダムも五穀米のロックフィルダムも美味しかった!
あ、噴水=エノキのベーコン巻きの爪楊枝にお気をつけて〜。

お隣の【竜門ダム管理棟】も見学。たぶん3回目くらいのはずだけど、ブログで紹介してなかった…。
・竜門ダム - Wikipedia

来場者の質問への答えが、なかなか面白い。

水の循環を説明する装置(?)。手づくり感満載ながら、よくできてました。

同じく水の循環を現すジオラマ。

ジオラマって見てると楽しい♪
しかし遠近感を出すためなのか、人間が大きすぎる〜(笑)

かつての龍門地区の風景写真。素晴らしい瞬間ばかり。これがみんなダムに沈んでしまったとは…。

写真に触発され、水没してしまった地区の名残りを求めて竜門ダムを一周しながら探索と参りましょう。「どこから撮った」とは書きませんが(説明できないとも言う)、写真でお楽しみください♪

ダム湖に沈んでゆく道路は旧県道133号線か?
ちなみに竜門ダムは、かつての地名を称して斑蛇口(はんじゃく)湖とも言います。斑蛇=マダラヘビが多く棲息しているということでしょうね。

今日は少し水位が下がっていたので、水中に橋らしきものが見えます。
【竜門ダム管理支所ホームページ】内の<竜門ダム・周辺の写真>を見ると、【中山から中須】に「ひょっとしてここかな?」と思われる橋が写ってます。

小さい滝も発見。

左の石碑には「中山弥記ゝ之碑」、右は「市須□□没記念之碑」と書いてあるような? うーん、読めない。

この日はボートの練習で県内外からたくさん集まってきていました。それはいいのですが、道路の左右に路駐するのは止めてほしい。もしキャンピングカーで来てたら、通れなかったかも知れない。

先ほど【龍龍館】でカヌー体験の写真を見ていたら、湖面から青い看板(案内標識)が顔を出している写真があって「こんなのあるんだ!?」と盛り上がり(笑)背景を頼りに探してみたのですが、水位がもっと下がらないと見えないよね…。

狭い旧道に入ってクルマを置いて歩いていたら、菊池遺産の看板とともに【中山中須金比羅さん】が!Σ(°ロ°;)
てっきり誰も来ない廃道だろうと思っていたのに!

けっこう急勾配の、石を積んだだけの階段を登ります。手すりも心もとない。

開けたところに出たら、休憩所っぽくなってた! ここが椿公園か?

まだ諦めてない、青い案内標識はあの辺りかなぁ〜? などと眺めながら。

頂上にお宮があるんだとばかり思っていたけど、何もない。草刈の踏み跡を辿って歩いて行くと、今度は東屋があった! 来る人いるの!?

ここは岬の尾根か、そろそろ行き止まりになるんじゃないの〜?って不安になった頃。

あ、あったー!ヾ(*´▽`*)ノ
【菊池遺産】中山中須金比羅さん(認定番号第ふるさとH27-17号)です。
「金比羅さん」とは、龍門ダム湖周辺にある大きな岩のことです。昔、伊勢参りのため、周防灘を航海する際に、金比羅さんを祈って命拾いをしたとされており、班蛇口の山の山頂に祭られています。
参道には、記念碑や手洗石などがあります。その近くに、「役の行者(えんのぎょうじゃ)」と呼ばれる尊像が祀られています。役の行者は7世紀頃の修行者で、吉野山や大峰山など様々な山々で修行したと言われています。「役」が「縁」と結びついて、いつしか「縁結びの神様」として広まっていきました。
役行者が縁結びの神様だなんて聞いたことないんですが(笑)この地区では、そうやって愛されていたのでしょうね。
毎年3月10日には【金比羅さん祭り】が開催されると書いてありました。今年もやるなら見に行きたいな。

この先は行き止まりです。断崖絶壁っぽい!

班蛇口大橋と、練習中のボートが見えました。

ひと廻りして戻ってきました〜。17時を過ぎてすっかり夕暮れ、龍龍館も閉まっていました。でも陽が長くなったなぁ。

頭上にはクロスした飛行機雲が!

西から東へ、すーっと流れていく様が鳥のようでもありました。

*おまけ*
ちょっと足を延ばして、竜門ダムの上流にあたる穴川峠の「大滝(おたき)」に水汲みに行ってきました。
大滝≠ニ言いますが、岩の割れ目から流れ落ちる落差5mほどの小さな滝がそれです。
明治期、峠を越えて5qほど先の大分県中津江村鯛生(たいお)で金鉱が発見され(鯛生金山)、菊池に食料品などの生活用品を買い出しに行く人々の往来で、穴川峠も賑わっていたそうです。今も中津江や日田あたりから菊池に買い物に来る方がけっこういます。
・水の名所 - 大滝(水の国 くまもと)

【くまもとの名水百選】にも数えられていますが、わたしの中ではここ大滝渓谷が龍穴ではないかとの説が魅力的です。
まず地名が興味深い。龍門にはじまり斑蛇口、虎口(こく)、鳳儀山聖護寺がある鳳来(ほうぎ)と四神を連想させる地名が取り囲んでいます。そして穴川は、龍脈の『氣』が噴き出すポイント=龍穴(りゅうけつ)ではないか? と思うとロマンが広がります(´ω`*)

道路沿いは岩盤がそびえ立ち、そこかしこから水が滴り落ちて幾筋もの小さな滝が流れています。お水を汲むのは大滝ではなく、こちらです。
おそらく雨が続くと白糸の滝のように岩壁が水のカーテンになるのではないでしょうか。そしてもしかしたら、その様子を「大滝」と称したのかも知れません。
まぁ大雨になると通行止めになる可能性があるので、確かめに行くつもりはありませんが…A^_^;

*近隣に関連する過去ブログ記事*
・2011年08月10日【神龍八大龍王神社】
・2012年03月15日【菊池市穴川 大滝(おたき)】
・2015年03月05日【穴川から鯛生金山ドライブ】
・2016年06月01日【涼を求めて龍門ダム〜穴川お滝で水汲み】
・2016年08月10日【涼を求めて大分県中津江村へ】
・2017年01月09日【竜門ダム散策〜神龍八大龍王神社へ初詣】
・2018年01月15日【年始のあれこれ】
・2019年01月07日【初詣は神龍八大龍王神社】
*はじめての方はこちらもどうぞ*
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