

目の前が交差点なので、信号で停まることもよくあり気になってはいたのですが(´▽`;)
道路に面した一の鳥居をクルマのままくぐって駐車。参道をクルマで進入するのは気が退けちゃいますね。


写真:左=聖観音菩薩さまを祀ってありました。真言「たんのろり きやそわか」と書いてありましたが、【聖観音 - Wikipedia】には「オン アロリキャ ソワカ」とあり、どちらが正しいかは分かりません。ここでは、「たんのろり きやそわか」なのです。
写真:右=手水が凍ったままでした! 何かの植物のタネも氷に掴まってた。この「巨大タンポポ」みたいな綿毛の種、調べたらテイカカズラのようです。花は、とってもいい香りがするんですよね。


写真:左=狛犬さんにかけられた注連縄が華奢で、アクセサリーみたいにオシャレ。
写真:右=「遊ぼう!」って誘うワンコのポーズに似てますね(´ω`*)


写真:左=拝殿を支えるつっかえ棒?みたいなのが珍しい。筋交い(すじかい)もバッテンじゃなくて「\」だけ。
写真:右=彫刻が素晴らしいです!.。・:*:・°`☆、。・:*:・°`


写真:左=左側は、拝殿の奥にある本殿。その右隣に建つお社は詳細不明でした。
写真:右=門番のように真っすぐ伸びる2本のイチョウに守られるように、大きな石柱(猿田彦碑?)と石祠がありました。こちらも詳細不明。


左のイチョウの陰に隠れるようにひっそり佇んでいるのは【熊野宮宝塔】(熊本県指定重要文化財)。
以下、説明板より↓
この宝塔は、貞和5年(1349)に造られた、南北朝時代の代表的な宝塔で、均整のとれた形態は石造美術、石造文化財としての価値が高い。全高は146.5cmで、基礎、塔身、笠、宝珠の各部からなり、基礎は一石段階式である。塔身は有頸の棗(なつめ)形で、上部に納経のためと考えられる円筒形の穴がある。笠は軒を子持ちに造り、底面の膨らみに更に一段の張り出しをつけ、その中央に塔身の頸部を入れる円孔を穿っている。笠の上部に抉りがあることから、宝珠は後補で、本来は相輪が乗っていたと考えられる。
銘文は「敬白、奉造進寶塔一基、右意趣者為當社繁昌、佛法興隆就中願主禪心、所生子息三郎童息災延命、増長福壽也、仍造記志如件、貞和五年己丑九月九日、勧進沙門賓賢大願主禪心禪門、小願主道善」と彫られている。ここから東方500mの江田字中道には、「南無□□大會□□妙典一部、延慶三季(1310)十月廿三日、勧進沙門賓賢」の銘文のある宝塔があり、同一人の勧進として興味深い。


写真:左=背後の小山がこんもりとした森になっていて、うっすら道があったので登ってみたところ、5〜6本に枝分かれした立派な樹がありました。
写真:右=樹齢50年はありそう(?)な山藤が絡んでいました!


写真:左=この櫓?は何のためのものなのか不明。
写真:右=背後には菊池川。岸辺には小舟も浮かんでいました。今は川に下りる道はないけど、かつては繋がっていたのかも知れません。
昔は河川が街道に次ぐ交通の要だったので、ここも渡しのポイントだったかも知れませんね。
「熊野座神社」というと阿蘇郡高森町に鎮座する【上色見熊野座神社】が有名ですが、やはり関係あるのかな?
撮影:スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)※魚眼レンズ着用

*近隣に関連する過去ブログ記事*
・2011年08月03日【写真で綴る『和水町古墳祭』】
・2016年01月31日【なごみの郷高野で味噌仕込み体験】
・2016年02月01日【巨木を訪ねて〜高野天満宮の楠】
・2017年03月05日【トンカラリンと菅原神社】
・2017年03月09日【菊池川流域の史跡・古墳めぐり】
・2017年04月08日【熊本県内装飾古墳 春の一斉公開】
・2017年04月10日【忘れられた信仰の遺跡・涅槃岩】
・2018年01月23日【閻魔堂と志々岐阿蘇神社】
*はじめての方はこちらもどうぞ*
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