矢部には毎年何回か行くのですが、久しぶりに八女津媛(やめつひめ)神社へも参拝してきました♪
要所要所に看板が建っているものの5年ぶり2度目の訪問で、こんなに奥まってたっけ?と不安に…(^_^;
山深い集落の奥地に、ひっそりと、しかし悠然と鎮座しています。


ご神木『権現杉』は樹齢700年とも言われ、樹高約45m、幹周り約6mを誇ります。天然記念物に指定されており、現在は根元を保護すべく木道でぐるりと囲われています。


八女津媛神社の右側に広がる岩室は神の窟(かみのいわや)と呼ばれ、そこから周辺の地区名も【神窟】となっています。
【日本書紀】によると、景行天皇(日本武尊の父)が八女に巡幸されたとき「東の山々は幾重にも重なってまことに美しい、あの山に誰か住んでいるか」と尋ねられました。
水沼の県主(あがたぬし)猿大海(さるのおおあま)が「山中に女神あり、その名を八女津媛といい、常に山中にいる」と答えたことから「八女」の地名がついたと伝えられています。
この八女津媛を祀っているのが八女津媛神社で、創建は養老3年(719)。日本書紀完成の1年前、つまり日本書紀編纂中です。
もしかしたら「日本書紀を読んで神の窟を見に来る人がいるかも知れないから神社を建てようぜ!」ってなったのかな(笑)
古墳時代までは各地の豪族が治める土地を『クニ』と呼び、八女津媛はこの一帯(クニ)の女首長であり、この窟の下で祭祀や政(まつりごと)をしていたと考えられています。
本殿前に八女津媛の像が建っているのですが、何となく、個人的にコレジャナイ感じがします(^_^;
見たこともない人なんですけどね(笑)
県指定民俗無形文化財でもある【浮立(ふりゅう)】は五穀豊穣・無病息災などを祈願して5年ごとに奉納公開されます。次回は2019年11月第3日曜日に開催予定だそうです。もう平成≠ナはなくなってる年ですね。
・矢部の民俗芸能 - 八女津媛神社の浮立(矢部村誌)
・八女津媛神社の浮立/八女市ホームページ
撮影:スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)

*近隣に関連する過去ブログ記事*
・2012年04月13日【八女津媛(やめつひめ)神社】
・2016年04月02日【やべ春まつり in 杣のさと】
・2016年08月11日【鯛生金山 地底博物館】
*はじめての方はこちらもどうぞ*
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