1週間も開いてしまうとさすがにめげそうになりますが、ブログのネタは少ないのですぐ追いつきますm(_ _)m
週末(8月27日)はキャンプの予定があるため、霧多布から一気に西へ移動。
厚岸〜釧路〜白糠を素通りして、浦幌にある道の駅【うらほろ】で停泊しました。
すぐ近くに、オートキャンプ場やパークゴルフ場を有する【うらほろ森林公園】があります。


道の駅【うらほろ】から徒歩約3分、まずは【浦幌神社】へ参拝。
明治29年(1896)、伊勢神宮より天照皇大神宮の神璽を受けて、坂東農場(現浦幌町総合スポーツセンター付近)に祠を建立、天照皇大神を奉祀したのが浦幌神社のはじまりです。
御祭神は天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)と八幡大神(やはたのおおかみ)。


浦幌神社は、通称「おっぱい神社」として知られています。
その理由が写真:右の【乳神神社】。御祭神は、乳授姫大神(ちちさずけひめのおおかみ)。
子宝・安産・縁結び・病気平癒(婦人病)の守護神として信仰を集めています。
乳神様は、大正の中ごろ浦幌町瀬多来地区の森にあった乳房のような2つのコブを持つナラの老木を御神木としてお祀りしたのがはじまりです。
昭和37年(1962)、台風によりナラの御神木は倒れてしまいましたがコブはかろうじで残っていたため、瀬多来神社の境内に小さな祠を建立しコブをご神体としてお祀りしました。
昭和57年(1982)に浦幌神社の境内に遷座。
御神体のコブがひどく劣化していたため、きれいに残った右側のコブだけを移したそうです。
ちなみに倒れたナラから二代目の若木が育っていますが、私有地のため立ち入り禁止なのだそうです。


写真:左=乳石(自然石)。
硬質砂岩で、触れると御神徳が授かるといわれています。
昭和57年(1982)に諸沢篤三氏が浦幌町厚内箱石の沢で発見したもので、諸沢氏が自宅の庭先に仮置きしていたところ、偶然に先代の浦幌神社宮司がそこを通り掛かり、乳神様が瀬多来神社から浦幌神社境内へ遷座される話をしたところ、奉納してくださったそうです。不思議なご縁ですね。
木は劣化しやすいから、乳神様が「石なら長持ちするだろう」って授けてくれたのかも知れませんね。
写真:右=水子神社も昭和57年にお祀りされました。
御祭神は瀬織津比売(せおりつひめ)、速開都比売(はやあきつひめ)、気吹戸主(いぶきどぬし)、速佐須良比売(はやさすらひめ)。
左側に写っているのはイチイ(オンコ)のご神木。
東北北部と北海道ではサカキやヒサカキが育たなかったため、代わりにイチイを玉串など神事に用いています。


写真:左=8月26日・27日は夏季神輿渡御祭(みこし祭)のため、御神輿などが準備されていました。
見たかったけど、ちょうどキャンプと重なっているので断念(T_T)
秋季例大祭は9月20〜21日です。
写真:右=平成27年から設けられたバイク交通安全祈願の名刺奉納所。鐡馬御守(バイクのお守)もありました。なかなか格好いいデザインですよ。


写真:左=社日碑。合祀された神社の石碑も移されています。
社日(しゃにち)とは雑節の一つで、産土神(生まれた土地の守護神)を祀る日。春と秋にあり、春のものを春社(しゅんしゃ、はるしゃ)、秋のものを秋社(しゅうしゃ、あきしゃ)ともいいます。
社日は古代中国に由来し、「社」とは土地の守護神、土の神を意味します。
(社日 - Wikipediaより)
写真:右=伏見稲荷神社。大正10年(1921)、京都の伏見稲荷神社より分霊を賜り建立されました。
名刺の奉納所があり、商売繁昌・仕事成功・立身出世を祈願する経営者や営業マンが多く参拝されるそうです。


ご神木・夫婦桂。
縁結び・恋結び・夫婦円満の象徴で、五色の祈願短冊に願い事を書いて祈願します。
たくさんの短冊がかけられていました。


そのまま町内を歩いて散策♪
写真:左=JR北海道 根室本線 浦幌駅。
写真:右=駅前にある【浦幌町コスミックホール】9〜22時(木曜日休館)
トイレに自販機、テレビあり、Free Wi-Fiあり!


写真:左=可愛らしい街灯時計♪
写真:右=【コインランドリータマちゃん】6〜22時(年中無休)
スーパーフクハラも近くにあるので、お洗濯中にお買い物も済ませられます!


【浦幌町教育文化センターらぽろ21】内にある【浦幌町立博物館】10〜17時(月曜日休館)
町立図書館もあります。


浦幌の歴史をまとめたビデオ「うらほろの歴史」「地図でたどるウラホロ」「十勝ゆかりの人々」3本立てを閲覧。


開拓の歴史や・・・


産業の興り・・・


インフラもどんどん整備されて栄えていく様子が伝わります。


写真:左=斎藤漁場(写真)
写真:右=オタフンベチャシ(写真)ここ、見に行きたい!!
チャシとは主に近世にアイヌが築造したある種の施設であり、高い場所に築かれ、壕や崖などで周囲と切り離されたもの。
アイヌ文化の中でも重要な位置を占めていると考えられていますが、アイヌ族による文献史料が存在しないため詳しいことは判っていません。
(チャシ - Wikipediaより)


石器や土器、ジオラマや写真パネル、ビデオなどなど見応えがあります。
入館は無料です。

入浴は【公衆浴場 健康湯】。道の駅から徒歩3分くらいです。
14〜22時(受付は21時30分まで)、月・木曜定休日(7月・8月は月曜日も営業)、1月1日〜1月3日はお休みです。
こちらは沸かし湯ですので、温泉をご希望の方は、ちょっと遠いですが【うらほろ留真温泉】をどうぞ。
撮影:Nikon COOLPIX P900/スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)※魚眼レンズ着用
*近郊に関連する過去ブログ記事*
・2012年08月21日【忠類〜大樹町・晩成】
・2012年08月22日【えりも〜百人浜・悲恋沼・展望台】
・2012年08月23日【襟裳岬】
・2012年08月24日【豊似湖・えりも・アポイ岳】
・2014年07月24日【昆布漁でにぎわう襟裳岬へ】
・2015年08月15日【大樹町・歴舟川で砂金掘り!】
・2015年08月16日【忠類のシーニックカフェ】
・2015年10月09日【巨木を訪ねて〜ハルニレの木】
蛇足ですが、2005年に天馬街道のトイレ(ぼっとん)にケータイを落としたときの記事を貼っておきます(笑)
・2005年07月27日【大事件発生】
*はじめての方はこちらもどうぞ*
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