北海道入りして約10日、晴れたのは2日くらい? それも午前だけとか午後だけとか、そんな程度。
29日も、稚内に到着したものの天気予報ではず−−−っと曇りか雨。
実は利尻・礼文島に渡るつもりだったのですが、観光案内所の方からも「時間があるなら、天気が回復するまで待った方がいい」と言われたので、素直に従うことに。
霧雨が降っていたのですが、それより何より強風がもの凄い。きっとフェリーも大揺れに違いない。
翌日、雨は止んだものの強風は収まらず。どうしようか迷ったけど、せっかく近くにいるんだから様子見だけでもとサロベツ原野に行ってみました。


写真:左=まずは【幌延ビジターセンター】で情報収集。
写真:右=案内板。ここから【下サロベツ原野自然探勝路】スタート(一方通行という訳ではないのですが)。


写真:左=木道の脇は育ちやすいのか、ところどころカキツバタが縁取ってます。
写真:右=ヤチマナコ(谷地眼)。こうして実際に深さを体験できるのはいいですね。国立公園というのは規制が多いですから、だいたいは「見るだけ」だし。


写真:左=パソコンで写真チェックしてて驚いた!マルで囲ってるところに毛虫がいるのが分かりますか?超〜〜〜デカイ!!!
たまに木道にも毛虫がいたりしますが、こんなに大きいの見たことない(´Д`;) 何の幼虫なんだろう。
写真:右=長沼が見えてきました。ここから木道は長沼沿いに続きます。


写真:左=カキツバタ。この後にノハナショウブが咲き始めます。
写真:右=そうは見えないけど睡蓮の一種、コウホネ。


湖面のさざ波くらいしか写真では伝わらないですが、強風の中で撮っています(笑)


写真:左=トキソウ。似たような形でピンク色のサワランも咲いてましたが草むらに紛れてて撮影できず(´・ω・`)
写真:右=ここから長沼を離れて笹の原野が広がります。そして小沼を過ぎてパンケ沼(パンケトー)まで続いているのですが、今日はここまで。
全長約3km、往復だと当然6km。ゆっくり見て廻ったら2時間はかかるなぁ。
パンケ沼の方にも駐車場があり、2012年にクルマで訪れたことがあります(2012年07月22日【サロベツ・幌延〜パンケ沼】)。
でも小沼へは行ってないから、天気の好い日にチャレンジしたい。


写真:左=木道に設置されている案内板は、みんな傷んでいました。これが最も激しい。何が書いてあるかまったく読めない。木道もツギハギだらけだし、管理にかかる費用と人力が足りないんだろうな。こうして散策できるのは、本当にありがたい。
写真:右=野鳥も多く生息していますが、強風のため飛んでいる姿は見られませんでした。


写真:左=コバイケイソウは、サロベツ原野を通る道道・国道沿いでも群生を見ることができます。
写真:右=ホロムイイチゴは花の時季が終わって、美味しそうな実をつけはじめていました。


写真:左=可憐なツルコケモモの花。よくジャムなどで販売されてるコケモモとは違う種類です。
写真:右=木道の先に見える展望台は、ビジターセンターの道向こうにあります。
(展望台からの眺めは、2012年07月22日【サロベツ・幌延〜パンケ沼】に写真を載せてます)


今日の下サロベツ原野自然探勝路は、カキツバタとコバイケイソウが主役かな。


写真:左=エゾイソツツジも、ひっそりと咲いていました。
写真:右=ヤナギトラノオ。名前札も、あちこちに設置されています。
カキツバタはまだこれからも咲きそうだし、ノハナショウブもこれから、エゾカンゾウもこれから。
ずっと曇りで肌寒い日が続いているので、週明けに天気が好くなったら一気に咲くかも知れませんね!
撮影:Nikon COOLPIX P900
*関連する過去ブログ記事*
・2012年07月13日【写真で綴る、雨のサロベツ原野。】
・2012年07月18日【サロベツ原野、ふたたび。】
・2012年07月19日【浜勇知原生花園】
・2012年07月21日【稚内・利尻富士・サロベツ原野】
・2012年07月22日【サロベツ・幌延〜パンケ沼】※写真のみ
・2013年08月12日【北海道の名湯・豊富温泉】
・2013年08月19日【日本海オロロンライン沿いの道の駅グルメ】
・2014年08月11日【サロベツ原野・2014夏】
*はじめての方はこちらもどうぞ*
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