2017年04月18日

山伏師さまの逆さ杉

ドライブがてら山道を何ともなしに入り込むことがよくあるのですが、10年ほど前に大分県との県境近く、兵戸峠あたりの旧道で「山伏」と額束に書かれた鳥居を見つけました。
ボロッボロだったものが5〜6年前に建て替えられ、訪れている人がいることに驚きました(´▽`;) 近くの地区の方々か、林業に携わる方々かが管理されているのかな?

山伏師さまの逆さ杉(1) 山伏師さまの逆さ杉(2)

以下、案内板に書いてあった文章を、日本語がおかしいし誤字もありますが(笑;)原文ママで書き起こしました。
此の上、二十五メートルの所にある杉の老木は、今から七百五十年の昔、阿蘇一の宮の眞角坊と言ふ山伏の墓に植えた大杉も有ります。
杉の老木は杉の枝をさかさまに植えたと言ふ伝設が有ります。
下の方から大きな枝が付いて居ます。
菊池市の老木として有名であります。
祭日 毎年 正月十七日、七月十七日

この看板自体もかなり古くて、錆びてるし文字もかすれてよく読めなくなっています。

山伏師さまの逆さ杉(3) 山伏師さまの逆さ杉(4)

ネットで検索したら、【上津江公民館だより】平成25年6月号がヒットしました!
「山伏師(やんぼし)さまの逆さ杉と湧水」
国道387号県境のトンネル上のスーパー林道から旧道を入った兵戸峠に山伏師さまが祀られていて、ここには780年前より厳しい山での修行の安全と達成を願い祀られた山伏師さまのやしろを守るように逆さ杉と言われる老木があります。
幹周りが5.5mの上に複数の枝があり、ちょうど根が伸びている姿に見えることから、逆さ杉と言われるようになりました。
近くには「山伏のうしろ飛び岩」と言われる巨岩があり、山伏師が修行をしていたと言い伝えられています。
また、笹野は広大な国有林を抱えており、水の綺麗な地としても有名です。


山伏師さまの逆さ杉(5) 山伏師さまの逆さ杉(6)

さらに「広報きくち 1989年8月1日 494号」も発見!!

「鉾の甲」(ほこのこう/地名です)
細川藩のころまでは、住家はなかったという。鹿狩りに来られて住居を構えたのが川の上であったため、鉾の甲川上家と名づけ、それが区の始まりと伝えられている。
(略)
山の神祭り(1、9月の16日)/山伏祭り(1、7月の17日)/先祖祭り、敬老会、疫病祓い、八朔祭り、村祭り

山伏師さまの逆さ杉(7) 山伏師さまの逆さ杉(8)

「山伏宮の大杉」
750年の昔、阿蘇一の宮の眞角坊という山伏(修験者)の墓に植えた杉。
下の方から大きな枝が伸びて、さかさまに植えたという伝説がある。枝は阿蘇の方角へ伸びている。

写真:右の、屋根が架かっている石柱が、山伏師さまのお墓なのでしょうか?
今でこそ立派な道路が通っていますが、かつては鬱蒼とした険しい山獣道だったことでしょう。

鉾の甲公民館のすぐ傍に菅原天満宮、道があるのか定かではありませんが東に300mほどで心福寺奥乃院、そこから直線距離にして北へ約400mで、この逆さ杉があります。
そして道はありませんが、同じく直線距離で西へ約1.5kmで鳳儀山聖護寺という立地から見ても、山伏(行者)がいても何ら不思議ではありません。

看板によると、毎年1月17日と、7月17日に祭祀が行われるようです。
7月はたぶん無理だけど、来年の1月17日(覚えてたら)行ってみよう!!

撮影:Nikon COOLPIX P900/スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)※魚眼レンズ着用


地図には載っていないので、鉾の甲公民館を貼っておきます。
菊池方面からすると、兵戸公園の手前(左)から旧道を北へ3kmほど走ると発見できると思います。

*関連する過去ブログ記事*
・2012年02月04日【菊池と上津江のあいだをドライブ
・2014年03月19日【お水を汲みに

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タグ:神社 巨木
posted by しう@SOTO at 23:44 | TrackBack(0) | 熊本県菊池市
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