2017年02月15日

菊池の巨木めぐり

過日、地元・菊池の歴史や史跡に詳しい方に、色々と案内していただく機会に恵まれました!
巨木や遺跡など十数ヶ所も廻って、たいへん中身の濃い1日となり感謝感謝です(*´▽`*)
ブログに掲載するには数が多すぎるので、今日は【巨木編】とします♪
写真メインで詳しい場所などは明記しておりません。興味のある方は、検索してみてくださいね。

妙蓮寺の樟(1) 妙蓮寺の樟(2)

菊池市隈府(わいふ)/妙蓮寺の樟(クス)
こちらは過去にもブログで紹介したことがあります。
樹高 約33m、目通り幹囲 10.5m、推定樹齢 600年。熊本県指定文化財 天然記念物。

落雷を受けてなお、樹勢さかんで豊かな枝振り。
正等山妙蓮寺は寛永8年(1682)、隈府切明に日円上人が開基した日蓮宗の寺院。(現在の寺院は再建したもの)

余談ですが、クスノキはなぜ「樟」と「楠」の2文字が存在するのでしょうか?
誰か教えて。

イチイガシ(1) イチイガシ(2)

菊池市泗水(しすい)/イチイガシ(通称:天神さん)
樹高 約20m、目通り幹囲 約7.2m、推定樹齢 300年以上。泗水町指定文化財 天然記念物。

根が途中で露出しているので、地盤が雨で流されているか下がってきているのだと思います。
その根張りの雄大さに圧倒されました。根の空間で寝たら、どんな気持ちだろう?

福本八幡宮の大楠(1) 福本八幡宮の大楠(2)

菊池市泗水/福本八幡宮(聖母八幡宮)の大楠
樹高 約20m、目通り幹囲 約6.0m、推定樹齢 700年以上。菊池市指定文化財 天然記念物。

福本八幡宮の創立は嘉元2年(1304)。玉名郡千田庄の聖母八幡宮から勧請されました。
秋の例大祭では、獅子舞のあと踊り子たちが「剣舞」「花笠踊り」を踊りながら境内を回り、五穀豊穣・生活安全を祈願します。

岩本巻天神の椋(1) 岩本巻天神の椋(2)

菊池市旭志(きょくし)/岩本巻天神の椋(ムク)
樹高 約20m、目通り幹囲 約6.4m、推定樹齢 600〜800年。菊池市指定文化財 天然記念物。

毎年12月15日に、この御神木に上組・中組・下組の3座で順番に7周半の注連縄を巻いて祭典が行われ、夜は地元神楽保存会による岩本神楽が奉納されています。注連縄が早く腐った年は豊作になるという言い伝えがあります。 

平菅原神社のたぶの木(1) 平菅原神社のたぶの木(2)

菊池市旭志/平菅原神社のたぶの木
幹周 約7m、樹齢不明(数百年)。菊池市指定文化財 天然記念物。

度々の風害で主木が折れ、幹も空洞化。鉄骨製の支柱を設置し、主幹を支えて保護しています。
キノコが生えており、かなり樹勢が衰えていました。しかし受ける印象では、雄々しさを感じました。

仏供石のたぶの木(1) 仏供石のたぶの木(2)

菊池市旭志/仏供石(ぶくいし)のたぶの木
幹周り 約4.6m、樹高 約17m。菊池市指定文化財 天然記念物。

合志33霊場の2番札所、仏供石観音堂の正面にあります。
鞍岳山(くらたけさん)観音(合志33霊場1番札所)を信仰した尼僧が晩年、山上まで登るのが困難になり、この樹の下にある大石に供え物をして遥拝したという古事により、このあたり一帯を仏供石と呼ぶようになりました。大石には、尼僧の杖と下駄の痕が残っているのだとか?
現在、仏供石観音堂は馬頭観音として信仰されています。

現在、風害により枝がいくつか欠けてしまっています。また、枝葉が落ちる危険があるため樹の廻りにロープが張ってあります。
立ち入る際は自己責任でお願い致します。

撮影:Nikon COOLPIX P900/みスマホカメラ(Xperia Z SO-02E)※魚眼レンズ着用写真含

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【キャンピングカー放浪旅生活】と銘打っていながら、2016年度は地元・熊本で活動しておりますm(_ _)m








タグ:神社 巨木
posted by しう@SOTO at 22:33 | TrackBack(0) | 熊本県菊池市
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