

まずは菊池市からグリーンロードで南阿蘇方面へ。
今日も抜けるような秋晴れで、少し霞みがかっているものの景色も申し分ないです!


沿道には駐車帯もあるので、休憩がてらちょこっと歩いてみてください。小さな草花に気づくと思います(´ω`*)
ススキもちょうど穂を開いて、太陽に映えて綺麗ですよ♪

定番の、【あそ望の郷くぎの】でランチ休憩です。
ここからの眺めがまた素晴らしい!


「生うどん」のノボリに惹かれて、初めて隣接のうどん屋さん【あとむ】に入店♪
きしめんみたいな平たい麺でした! 期待した麺とは違ったけど、これはこれで美味しい。おツユが塩っぱくなくて好みの味でした(´ω`*)


さて、【あそ望の郷くぎの】からクルマで10分ほどで、高森殿の杉駐車場へ。
周囲は牧場に囲まれていました。


写真:左=ここから歩いて行きます。牧場なので、伝染病予防のため靴底の殺菌マットと、手指用のアルコールが入口に用意されています。
写真:右=振り返れば南阿蘇の町並みが一望できます! しかし、至るところに牛のふんがあるので足下にもご注意ください(笑)


景色を堪能しながらポケ〜っと歩いていて、この道標をうっかり見落とすところでした。
ここを左に下りてすぐ、幹周り約10mの、大きな2本の杉の巨木「高森殿の杉」が鎮座しておりました!
樹齢は400年超、向かって左側の杉は枝が幾重にも分かれていて、特に個性的な姿です。


なだらかな丘陵の谷間、杉林と言ってもさほど広くもない一角に、これほどの巨木が佇んでいようとは!
しかも杉と言えば真っすぐに「スッ」と立っている姿を想像しますが、異様な程に枝分かれした様は手を広げているようです。炎のようにも見えるかな。
数年前まで柵はなかったようですが、観光客が柵の中に入って行って根元を踏み荒らしたりベタベタ触ったり・・・、行く末を推して知るべし・・・。
高森町の公式サイトに「抱きつき推奨」ともとれる記述があるから、仕方ないですね。


戦国末期、薩摩島津氏の侵攻を受けて落城した高森城主の高森伊予守惟居と、側近の三森兵庫能因の自刃の地として伝えられており、高森城主主従のもともとの墓所であるといわれています。
(高森城 (肥後国) - Wikipediaより)
この石碑も城主を祀るためのものなのかも知れません。文字は風化して読めませんでした。


枝が折れかかって垂れ下がり地面についている部分から根っこが生えているように見えるのですが・・・
杉は「接ぎ木」ができるタイプでもないし、不思議な現象です。
地面についた先も枯れたり腐ったりする様子がなく、葉が青々と茂っています。まさに「地を這う」執念にも似た生命力を感じずにはいられません。


周囲には様々な種類の若木が育っていました。小さな杉の木も。
いつの日か殿の杉みたいに、雄大な姿へと成長するのかな〜(´ー`)。oO

撮影:Nikon COOLPIX P900/スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)※魚眼レンズ着用
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【キャンピングカー放浪旅生活】と銘打っていながら、2016年は地元・熊本で活動しておりますm(_ _)m
タグ:巨木