(GoogleMapには【水源けやき】という名称で載っています)


【福運三社めぐり】は特に専用の駐車場というのがないので、【富くじ六花園】の駐車場に停めて、川沿いを歩いて行きました。周辺は道幅がとても狭いので、キャンピングカーなど中型車でも停めるのはキビシイです(´Д`;)
※軽自動車で行きました
園内は綺麗に草刈りなどされていて、水遊び場もあります。


筑後川水系のひとつ、静川のほとり。道なき道をゆく・・・(笑)
水が綺麗なので小魚がたくさん見え、それを狙ってサギも来ていました。


写真:左=向かって左側が水源。川向こうからの写真も撮りたかったけど、小学校だから立ち入り禁止かも?
写真:右=カモたちがいっせいに寄ってきた(笑)誰か餌付けしてるのかな?


ここが【けやき水源】です。この欅は樹齢1000年ともいわれています。根回り、およそ9mの巨木です。
根元からこんこんと湧き出る清らかな水は、町内随一の湧水量と謳われていたそうです。水神様と恵比寿様が祀られています。


【福運を呼ぶ けやき水源の水神様】説明板より↓
この宮原付近一帯は阿蘇溶岩の隙間から水が湧き、その湧水の中心がけやき水源です。この地に人が住み始めた縄文時代から今日まで、変わらず湧き続ける湧水に水の神がお祀りされました。
阿蘇氏が小国郷を支配下に入れた頃、小国郷の守り神として両神社がお祀りされ、その門前には市(いち)が立ち、小国郷の中心として栄えるようになりました。江戸時代になると町並みも整い商家も並び、その中頃から、この水神様も祭礼が行われ、朝に夕に生活の中心となりました。
江戸時代後期、小国郷でも両神社を舞台に富くじが始められました。近くの商家・橋本順左衛門は毎朝、この水神様や両神社にお参りすることを日課としました。ある朝この井川に舟の入る夢を見た順左衛門は、吉兆と感じて富札を買い、見事に一番くじを当てました。
その正夢の話を聞いた城尾村市郎右衛門は、一年以上もこの水神様や両神社、鏡ヶ池の恵比寿様に通い続け、見事に両神社と久住宮富くじに前後四回、一番くじを当てました。
順左衛門や市郎右衛門は社会への恩返しとして、道を石畳にし橋を架け直しました。その一部は今も残っています。
順左衛門は、その後も水源の夢を見て、大分の鯛生や鹿児島の菱刈に金脈を探し、金を掘り当てました。
その頃から、この水神様は福運を呼ぶと信じられ、水源の夢から、戦地で命の助かった人、温泉を掘り当てた人、宝くじに当たった人など、福運の話が今日まで続いています。
鯛生金山の発見者って、小国の人(橋本順左衛門)だったのね!?
(2016年08月11日【鯛生金山 地底博物館】)


この欅には大きなウロができており、それをくぐると運気がもらえるとか何とか書かれてあるサイトがありましたが、樹が弱るので絶対にやめていただきたいです。根っこを踏むだけでも弱るのに。
近年のブームなのか、巨木と見るとすぐ「パワーがもらえる」とかで触ったり抱きついたりする方がいますが、樹にとっては余り好いことじゃないので、逆効果だと思います。枝振りの下でポケ〜っとしてた方が、いい氣が降り注いできますよ♪


さ〜、三社めぐりスタンプを押したら「福銭の店」【夢屋】さんに持って行って、引き換えに福銭をいただけます(*´▽`*)
そして、いいことがあったら、また三社(両神社、鏡ヶ池、けやき水源)にお返しに参りましょう♪
・小国の「福運三社」めぐりで運気アップしちゃおう!- 小国町商工会(熊本県阿蘇)
撮影:Nikon COOLPIX P900/スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)+魚眼レンズ着用
*小国町&南小国町に関連する過去ブログ記事
・2012年04月06日【杖立温泉の鯉のぼり】
・2014年01月07日【阿蘇のストーンサークル? 押戸ノ石 石群】
・2015年04月17日【鉾納社(宝来吉見神社)】
・2016年02月20日【巨木を訪ねて〜南小国町・湯田天神宮の榧】
・2016年08月12日【下城公孫樹と遊水峡】
・2016年09月09日【裏見の滝・鍋ヶ滝】
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