

ポスターなど【白滝ジオパーク交流センター】【遠軽町埋蔵文化センター】それぞれがあったので別々の施設かと思いきや、ひとつの建物内の1階が【白滝ジオパーク交流センター】、2階が【遠軽町埋蔵文化センター】(有料展示ゾーン+体験ゾーン)でした。
場所は、遠軽町役場白滝支所の隣(ほとんど同一)。旭川紋別自動車道(白滝丸瀬布道路/無料)の白滝インターからすぐです。


1階の収蔵ゾーン。ここだけでも、かなりの数の遺物が展示されています。


写真:左=白滝開拓の父/植芝盛平 翁(合気道の創始者!)
写真:右=白滝開拓の歴史


写真:左=2階から見た1階のジオラマ写真
写真:右=地層の中のわたし(笑)


【遠軽町埋蔵文化財センター】は、入館料300円。
旭川紋別自動車道の建設中に発見された、旧石器時代の大遺跡群「白滝遺跡群」(国指定史跡)は、日本最大の黒曜石の産地でもあります。
22カ所の遺跡からは約700万点にもおよぶ石器類が出土し、その白滝遺跡群出土品(重要文化財)などを展示しています。


膨大な出土品の数々を組み合わせ(接合資料)、明らかとなった旧石器時代の石器のつくり方などを紹介しています。


写真:左=シベリアで発掘されたマンモスの牙の化石。表面をツルツルに加工してありますが、触ることができます!
写真:右=今から2万5千年くらい前、氷河期の中でも最も寒かったといわれる時期に、白滝にはじめて人類がやって来たのだそうです。イラストをよ〜く見ると、面白いシーンが描かれてます(笑)「やっちまった〜」的な?(笑)


写真:左=ナウマン象の臼歯!すごい大きい!
写真:右=いつの時代にもヴィーナス像があるんですね。


写真:左=移動する石器の図。当時、サハリンは陸続き。新潟(小瀬ヶ沢洞窟)でも白滝産の黒曜石が出土しているんだとか。津軽海峡がそれほど広くなかったとしても、海を越えて交流があったんですね。ということは、糸魚川産の翡翠と交換してたかも知れませんね。
写真:右=「幌加沢遺跡遠間地点」の発見者、遠間栄治記念室。かつての遠軽郷土資料室を再現し、遠間氏が収集した「遠間コレクション」(北海道指定文化財)を展示しています。


写真:左=現代の道具と併せて展示されてると分かりやすい。
写真:右=石器づくりの技。このパネル、レンチキュラーで左から見るのと右から見るのとで写真が変化します。凝ってる。


写真:左=赤石山の姿
写真:右=出土品の時代変遷
興味深い縄文時代や、土地の歴史を知ることは知的好奇心をくすぐられますね。登山していても、岩の形とか地層とか見ると何となく分かった風な気持ちになります(笑)


写真:左=ひととおり見学し終わり、体験コーナーへ。
写真:右=ひとりでもOKということで、黒曜石のアクセサリーづくりをしました♪


写真:左=好きな文字や絵柄のシールを貼って、開いた部分をペンのようなヤスリで削ります。ヤスリは3種類ありました。
写真:右=30分ほど削ったら、ペンダント用に紐を通してもらって完成です! アップで見ると削った後がモロバレですが(笑)遠目だと綺麗でしょ!?(*´▽`*)
ちなみに白滝産の黒曜石です。これで材料費込み300円ですよ〜! 安っ! 他にもシカのツノでペーペーナイフを作るとか、6種類くらい体験がありました。夏休みの思い出作りに是非!★
撮影:スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)
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