2015年04月19日

彦山山岳修行の第3窟・岩屋神社

昨日の記事【筑前岩屋駅前の釈迦岳湧水】の後、近くにある【岩屋神社】へ参拝しました。
ほんの数日前に【岩屋まつり】が開催されていたという事実・・・! 無念(´・ω・`)

岩屋神社(入口の鳥居) 岩屋神社(全体図)

継体天皇25(521)年、中国・北魏からの渡来僧「善正」が修行場「日子山(ひこさん/彦山・英彦山)」を開山したのがはじまり。つまり起源は、およそ1500年前!

岩屋神社(大ツバキの下で) 岩屋神社(大イチョウ)

写真:左=上の方にちょこっと写っているのが大ツバキ。高さ約18m、幹回り約1.8m!
写真:右=ご神木の一つでもある樹齢700年のイチョウの巨木(大公孫樹)。高さ約36m、幹回り約6m!

朝鮮半島の金剛山と対馬以外ではここにしか見られない玄海ツツジなど、いずれも県天然記念物に指定されています。

岩屋神社(不動明王) 岩屋神社(立会地蔵)

写真:左=不動明王、右=十三仏。
奇岩がそびえ立つ一帯は、神仏が降臨する神聖な場所として修験者の重要な修行場でした。

岩屋神社(道しるべ) 岩屋神社(鎖場)

鎖場もあるなど、けっこう険しいところもあるので参拝されるならそれなりの靴で行くことをおススメします。

岩屋神社(大日社) 岩屋神社(岩穴)

大日社は、その名の通り大日如来を祀るお社。粟島社とも呼ばれ、少彦名命・大日国尊を祀っています。
夏至の頃には東の浅間山から朝日が差し込むといわれていて、東峰村観光情報サイト【東峰見聞録】で、実際に検証しています!

岩屋神社(熊野神社) 岩屋神社(熊野岩)

熊野神社(国指定重要文化財)は貞亨3年(1686)に村民が建立。
板葺き三間社流見世棚造りの社殿は、険しい岩場に立てかけた懸造りです。この熊野岩は、天狗が蹴って穴を空けたといわれています。

岩屋神社(岩屋神社本殿) 岩屋神社(岩屋神社本殿)

高さ54mの権現岩の窪みに造られた岩屋神社本殿(国指定重要文化財)。
元禄11年(1698)、筑前福岡藩 第4代藩主 黒田綱政によって建立(2005〜2006年に解体・復元工事が行われています)。外殿は入母屋造り、内殿は見世棚造り。

岩屋神社は547年、空から降ってきたと伝えられる「宝珠石(ほうしゅせき/別名:星の玉)」をご神体とし、【宝珠山宝泉寺大宝院】として開かれたのがはじまりで、これが宝珠山という地名の由来にもなっています。
「宝珠」とは仏の象徴を示す仏教用語で、願いが叶う玉という意味。見ると目がつぶれると言われ、いまだに見たものはいないとか・・・。

大化4年(648)には、村人に「星の玉・宝珠石を茅薦(かやこも)で包んでまつれ」と神のお告げがあり、以来、閏年の旧暦9月19日(現在は10月19日)に「薦替えの儀」が行われています。
かつては、夜中に目隠しをして榊の葉をくわえ手探りで行われていましたが、現在は昼間に行われているそうです。

ご祭神は英彦山権現と同じく、伊弉冉尊(いざなみのみこと)、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)。神仏習合の名残りですね。

岩屋神社(薬師堂) 岩屋神社(鎖場)

写真:左=岩屋神社本殿に向かって右側にある薬師堂。
写真:右=その先はまた険しい鎖場。右も左も崖っぷちなので、今日のところは引き返しました(´д`|||)

なぜか「針の耳と梵字岩」はスルー・・・(´▽`;)

岩屋神社(岩屋大権現鳥居) 岩屋神社(合掌童子)

千体地蔵・五百羅漢は、廃仏毀釈運動で破壊され谷底に捨てられていた仏像やお地蔵様たちを、村人たちがここに安置したのだそうです。首がないものが多いのが、哀しいです。

写真:右=なんとも可愛らしい「合掌童子」(*´Д`*)

岩屋神社(五百羅漢) 岩屋神社(洞門)

写真:右=この洞門は、天保年間(1830〜1843)に岩屋神社の縁起を書き残した岩屋坊良辧(良弁/ろうべん)がタガネで彫ったものだそうです。

岩屋神社(五百羅漢) 岩屋神社(狛犬)

写真:左=【琴平宮】前の五百羅漢。
写真:右=狛犬さんが、なぜかブタ鼻(^‥^;

鶯窟や奥の院までは行かずに急ぎ足で廻ったのに、それでも1時間かかりました。もっとゆっくり、2〜3時間かけてのんびりしたかったです。次に来る時は登山スタイルで、朝から張り切らないと!
でも道幅が狭いので、キャンピングカーで来るのは難しそうです。


*参考サイト*
岩屋神社 - 東峰村 公式ウェブサイト
岩屋神社 - 東峰村観光情報サイト 東峰見聞録
岩屋神社 - 福岡県観光情報クロスロードふくおか

撮影:Nikon D5100

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posted by しう@SOTO at 23:53 | TrackBack(0) | 福岡
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