で、この土日は奄美大島から実際に生産者の方々が来られて販売。島唄の演奏などが不定期に(ノリで・笑)始まったりして、お客さんも太鼓を叩いたり踊りに加わったり、さながら「お祭り」気分♪


で、わたしにとっては3年目の正直!?【きくち観光物産館】にて【泥染め体験】をしました!(⌒▽⌒)/
まずは染めるモノを選んで、どんな柄にするか決めます。
持ち込みもOK。体験料は、染めるモノ(Tシャツ、ストール、バッグなど)により1,000〜2,000円くらい。わたしはストール2,000円×2枚にしました。太っ腹!(≧∇≦ゞ


柄を出す絞り方は、トークも軽快な職人さんが教えてくれます。


こんな感じ。染めたくない箇所は、ビニールで保護しておきます。
洗濯バサミで止めてある部分は、さて何になるでしょうか? お楽しみ〜♪


汚れ防止にゴム手袋+合羽を装着し、布をテーチ木(シャリンバイ)を煮出した染料に漬けて、よ〜く揉みます。空気を混ぜ込むようにして泡立たせる方がいいそうです。
5分ほどしたら、石灰を溶かした水に漬けて、また揉みます。右の写真は1回目、淡い感じに染まっています。
テーチ木の染料は酸性なので、石灰のアルカリ性と中和することで濃度が増すんだそうです。


これを繰り返すこと3〜4回。最後にまた染料を足して、小豆色〜レンガ色に染まりました! ここで、ようやく泥染めの行程に入ります。
泥に漬けると色が黒っぽい藍色〜深緑色になるので、レンガ色のままにしたい箇所はビニールで保護しておきます。


泥に漬けると、あっという間に染まります。
これは泥に含まれる鉄分がテーチ木のタンニンと反応するためで、泥でコーティングするようなイメージらしい。
しかし泥に漬けるなんて、誰がそんなことを考え出したんだろ。ここまで辿り着くには試行錯誤があったんだろうな〜。


最後に水洗いして、縛っていた紐をほどくと・・・ ジャジャ〜ン! どうですか〜〜〜ヾ(*´▽`*)ノ。・。・°★・。・。☆・°・。・°
初めてでも、こんなに見事に仕上がりました!(って、肝心の「縛り」を職人さんにやっていただいたからですが・笑)
洗濯バサミの部分は、お花になりました(´ω`*) アイデアだな〜
写真:右は、一緒に染めてた方の作品。ぐるぐる渦巻き柄もできるんですね! 絞り方もいろいろあるんだな〜。
だいたい1時間ちょっとかかりました。
あとになって思ったのですが、何となくコツが掴めるので一気に2枚やっちゃうんじゃなくて、1枚ずつやればよかった。
泥染め体験は、奄美大島の工房以外では滅多にやらないんだそうです。チャンスはまた来年です(笑)

職人さんは素手でやってたのですが、当然、まっくろに染まっていました。それは普通に洗っても取れないので、ハイターなどの漂白剤を使うんだそうです!Σ(°ロ°;)
最初は負けて手荒れも酷かったそうですが、だんだん手が強く、慣れてきて、今では何ともないと言ってました。職人さんの手って、どの職業でも感動しますね。
ちなみに、なぜ菊池市と龍郷町が友好都市を締結しているかというと・・・、なんと西郷隆盛つながりなのです!
西郷隆盛は奄美大島に潜居していた間、菊池源吾と名乗っていました。菊池氏を祖としていたので、「吾が源は菊池なり」という意で付けたと云われています。
その潜居地こそ龍郷村阿丹崎、現在の龍郷町なのです。
(西郷隆盛 - Wikipediaより)
撮影:Nikon D5100
*関連するサイト*
・肥後染色の泥染め体験
・泥染め・機織り・着付体験|奄美大島紬村・大島紬製造工場観光庭園
・奄美 泥染め 染め体験 奄美大島 - Synapse
・YouTube【H26菊池市奄美物産フェアー】
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