ところが、今年9月15日に開通していたのです。まだまだ未解決のあれやこれやが渦巻く中、「え、通れるの!?」と驚きましたが・・・通れるなら、正直に言って、かなり短縮されるし助かります。
まさか通ろうというその日に建屋カバーが外されるとは恐るべきタイミングでしたが・・・。道の駅【南相馬】で1泊して、翌23日の午後に通り抜けました。
基本的に通行可能なのは自動車のみで、クルマを停めることも降りることもできないことになっています。それから「不要不急の通行は避け、通行時は車を閉め切るように」。これはネットで調べたから分かったことであって、実際に通行する際には、何の通告もありませんでした。
「帰還困難区域」ではあらゆる箇所にバリケードのような柵が設けられており、また、除染作業が行われていました。
やはり通行に便利なせいか交通量が割と多く、信号も生きていて、走っている分には変わったところはありません。ただ、車窓の眺めが異様でした。


写真:左=セイタカアワダチソウが大繁殖。
写真:右=ほとんどの田畑が荒廃していますが、たまにこうして耕されていると思われる箇所も。
田畑に作物がないせいか、野鳥もまったく見かけません。


空き地などに放置されたままのクルマもありました。
店舗や看板なども、そのままです。


ほぼ全ての脇道は閉鎖されています。


「帰還困難区域」が、はっきり「どこからどこまで」か分からないくらい、通行に支障がなかったです。


おそらく「帰還困難区域」内に、エネオスが1軒だけ営業していました。


写真はありませんが、住んでいる方も見かけました。


この辺りからは、コンビニも営業してました。
国道6号線が開通したことによって、放射能汚染が拡散するという懸念もあります。もう暫く通行はしないと思います。
撮影:Nikon D5100
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