2014年10月23日

国道6号線開通

友人宅から南下の帰途、久しぶりに太平洋側を通ろうと思い立ちました。単純に道の駅を廻ろうというだけだったのですが、国道6号線は一部(富岡町−双葉町)閉鎖されているし、道の駅【ならは】が休業中と明記してあったので、どこかで迂回しなきゃなぁ、と思っていました。

ところが、今年9月15日に開通していたのです。まだまだ未解決のあれやこれやが渦巻く中、「え、通れるの!?」と驚きましたが・・・通れるなら、正直に言って、かなり短縮されるし助かります。
まさか通ろうというその日に建屋カバーが外されるとは恐るべきタイミングでしたが・・・。道の駅【南相馬】で1泊して、翌23日の午後に通り抜けました。

基本的に通行可能なのは自動車のみで、クルマを停めることも降りることもできないことになっています。それから「不要不急の通行は避け、通行時は車を閉め切るように」。これはネットで調べたから分かったことであって、実際に通行する際には、何の通告もありませんでした。

「帰還困難区域」ではあらゆる箇所にバリケードのような柵が設けられており、また、除染作業が行われていました。
やはり通行に便利なせいか交通量が割と多く、信号も生きていて、走っている分には変わったところはありません。ただ、車窓の眺めが異様でした。

R6開通(1) R6開通(2)

写真:左=セイタカアワダチソウが大繁殖。
写真:右=ほとんどの田畑が荒廃していますが、たまにこうして耕されていると思われる箇所も。
田畑に作物がないせいか、野鳥もまったく見かけません。

R6開通(3) R6開通(4)

空き地などに放置されたままのクルマもありました。
店舗や看板なども、そのままです。

R6開通(5) R6開通(6)

ほぼ全ての脇道は閉鎖されています。

R6開通(7) R6開通(8)

「帰還困難区域」が、はっきり「どこからどこまで」か分からないくらい、通行に支障がなかったです。

R6開通(9) R6開通(10)

おそらく「帰還困難区域」内に、エネオスが1軒だけ営業していました。

R6開通(11) R6開通(12)

写真はありませんが、住んでいる方も見かけました。

R6開通(13) R6開通(14)

この辺りからは、コンビニも営業してました。

国道6号線が開通したことによって、放射能汚染が拡散するという懸念もあります。もう暫く通行はしないと思います。

撮影:Nikon D5100

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posted by しう@SOTO at 00:00 | TrackBack(0) | 福島
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