

(昨日の続きです)
午前のガイドが終わって昼食をとったあと、夜の星空観察までどーしよっかな〜と思案して、シャトルバス期間を終えた知床林道を走ってみることにしました。知床林道を自分で運転して行くのは、およそ15年ぶり。


バスが通るくらいだからキャンピングカーでも行けるのですが、道幅が狭いので離合する時は要注意。
道の両サイドは手つかずの原生林が広がっています。ヤマブドウもそろそろかな?


知床連山も見え隠れ。紅葉している知床連山を見るのは初めてです。去年は台風の影響で紅葉せずに枯れてしまってたし。


夏休みもシルバーウィークも明けた平日ということもあって、観光客はまばら。お陰で狭い駐車スペースでも停めることができました。


ここからは、徒歩でカムイワッカ湯の滝へ!
またまたバードウォッチング長靴


岩肌を流れる川そのものが温泉なのです。源流は、知床連山のひとつ硫黄山。硫黄成分を含む酸性の湯なので、お肌が弱い方は素足で入らない方がいいかも。
写真:右=一の滝。滝壺が天然の露天風呂になっています。


写真:右=振り返った眺め。
岩盤に、ところどころ人工的な丸い穴が空いているのですが、これは以前ロープを張った跡らしいです。


現在、落石の怖れがあるとしてこの先は立ち入り禁止区域になっています。
川の温度は一の滝よりもここの方が温かいので、もっと上流なら入浴できるくらいの温度なんでしょうね。一の滝は夏場ならいいでしょうが、この時季はぬるくて風邪を引いてしまいます。
ちなみにシャトルバスが運行しているオンシーズン中は、バス停の脇に簡易トイレと更衣室が設置されています。(今はナシ)


再び駐車場に戻り、知床林道の終点も記念撮影。この場所は去年か一昨年か、もっと前にも載せたとは思うのですが(笑)


知床連山を折り返し。斜陽にさしかかったお陰で、紅葉の色づきも更に美しく見えます。


いつまでも眺めていたい、雄大な景色。


そしてエゾシカの遭遇率もアップ!(笑)
そういえば珍しくキタキツネに遭わなかったな〜。


こ〜んなに近くにいるのに、窓を開けてもマリリンは知らん顔。写真:右は2005年、すぐ気がついて耳をそばだてて、毛並みもブワってなってたのにな。


写真:左=立派なツノの雄エゾシカ。ツノが4つに分かれてるから、4歳以上ということになります。こーんなに近づいても悠然としていました。もう冬毛に変わりつつあります。
写真:右=知床自然センター近くに、エゾシカの群れがいました。雄2頭がツノを突き合わせていたので、すぐ近くの駐車場に停めて見に行ったのですが、すでに素知らぬ顔で草を食んでいました(´▽`;)
まだ若い雄のようで、じゃれ合いまたは練習してたのかな?
これから繁殖シーズンを迎えるので、雄は気性が荒くなるそうです。くれぐれもご注意を!


*おまけ*
夜、また【星の時間】さんのガイドで星空観察&撮影テストをしました。
あいにく雲がかかってしまい、あまり星が見れなかったのですが、雲の動きも速かったので合間合間に見え隠れ。夏の大三角も確認できたし、ガイドさんの天体望遠鏡で、すばる(プレアデス星団)や星雲などを見せていただきました!
撮影の方は・・・まだまだ、これから精度を上げていきます!(´▽`;ゞ
撮影:Nikon D5100
*知床ウトロに関連する過去記事*
・2005年07月14日【知床観光船で知床岬へ】
・2006年08月08日【裏摩周からウトロ〜知床】
・2007年08月14日【川湯〜小清水〜斜里〜ウトロ〜知床〜羅臼】
・2010年08月30日【小清水〜ウトロ〜知床】
・2012年07月31日【知床観光クルージング】
・2012年08月01日【ウトロを満喫しております】
・2012年08月04日【ポンホロ沼トレッキング】
・2012年08月05日【ウトロの料理茶屋 八重樫】
・2012年08月15日【夏休みの写真日記2012/08/15】
・2013年08月24日【知床観光クルージング2013】
・2013年08月25日【ウトロのお食事処】
・2013年08月28日【知床自然センターとプユニ岬の夕陽と夜の自然観察】
・2013年08月29日【知床・男の涙トレッキング】
・2013年08月27日【岩尾別温泉〜プユニ岬】
・2014年09月14日【知床ウトロ・岩尾別温泉】
・2014年10月01日【知床ウトロ午前の部・男の涙〜岩尾別】
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