アイヌ語の「ワッコチ(魚の尾のくびれたところ)」が語源とされる、屈斜路湖の南側に位置する和琴半島をぐるっと一周する自然探勝路を歩いてきました。


和琴半島湖畔キャンプ場の入り口、無料駐車場に売店が2軒並んでいて、その脇から遊歩道が繋がっています。フィールドハウスのお向かいです。


一周約2.5km、所要時間は約1時間。アップダウンもほとんどなく、お散歩感覚で歩けます♪
が、この日は雨上がりの蒸した晴天だったのでヤブ蚊がもの凄かったです!(´Д`|||)


まずは和琴神社にお参りして、反時計回りにスタート。(案内板によると時計回りの方がラクらしい)
和琴半島はミンミンゼミ生息の北限地であり、1951年に「和琴ミンミンゼミ発生地」として国指定の天然記念物になっています。北海道で夏を過ごすようになって、いつもミンミンゼミの声を聞くとハッとします(笑)


林の中を歩くので木陰で涼しいです♪


木々の間から、とても美しい湖面がキラキラしているのが垣間見えます(*´▽`*)
光の加減で、セルリアンブルー、コバルトブルー、エメラルドグリーンと様々な色に変化して見えます。


甲虫類、コガネムシとかの仲間かな? 紫色に光っていてとても綺麗でした。


こうして写真だけ見ていると、いい雰囲気なのですが(実際、とっても静かで素晴らしく気持ちの好いところです)、写真を撮ろうとちょっとでも立ち止まろうものならすかさずヤブ蚊の餌食(爆)


写真:左=根っこが手を取り合っているような2つの巨木。
写真:右=カツラの巨木。


雨上がりのいいところは、空気が澄んで森の木々や葉っぱ、苔たちが瑞々しく生き生きしているところですね♪


木道の階段を下りると、風景が開けました!


これがオヤコツ地獄です。もうもうと噴煙を上げています。
ここは展望台のようになっていて、下へは降りられません。地面は100度にも達する箇所があるそうです!
カヌーで来れば、もっとよく見えるのにな〜。


太陽の光が差すと一段と水の色が綺麗に変化します。この青色は硫黄成分も関係しているのでしょうね。
半島のあちこちから温泉が湧出しているので温かく、冬には白鳥も飛来します。マダラスズなどのコオロギ類も通年で活動しています。


和琴半島には無料の露天風呂が2カ所あります。こちらは建物があり脱衣所もありますが、中の浴槽は1つで混浴だそうです。入る際はノックを忘れずに。
実は、カヌーでしか行けないヒミツの露天風呂もあるのだそうです。(自然探勝路から湖面に降りる道はありません)


今の時季、よく見られる花はトリカブト、ハンゴンソウ、サラシナショウマ、ヒヨドリバナ、アキノキリンソウ、ミズヒキなどなど。
で、この3つの花の名前が判らないという・・・(オイ)


森の道はここで終わり、これでほぼ1周しました。
写真:左=この波消しのブロック辺りには小魚がい〜っぱい生息していました!
写真:右=この、湖面を糸?でパシンパシン叩いているのは何だったんだろう? 追い込み漁みたいなもの?


半島の付け根にも無料の露天風呂があります。池みたい(笑)
ここはもう、キャンプ場のすぐ脇です。木立はありますが丸見えだし、水着で入る感じかな。
キャンプ場には、コインランドリー、貸しボート、売店もあります。カヌーの乗り入れもOK。ジェットスキーや釣りをしている人もいました。
撮影:Nikon D60/パノラマのみスマホカメラ(Xperia Z SO-02E)
*屈斜路湖&川湯周辺に関する過去記事*
・2007年08月13日【川湯に連泊】
・2008年07月26日【お気に入り川湯温泉郷】
・2010年09月02日【川湯エコミュージアム】
・2010年09月06日【またまた川湯温泉】
・2010年09月07日【川湯温泉街の食べログ】
・2010年09月08日【川湯満喫1日ガイド】
・2012年08月18日【川湯温泉駅】
・2012年08月17日【藻琴山展望台〜川湯で渓流釣り】
・2014年09月02日【川湯温泉街と、釣り体験。】
・2014年09月04日【屈斜路湖・砂湯の周辺情報】
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