

ボッケ遊歩道、正式名称?は、阿寒湖自然探勝路。観光汽船の「まりもの里桟橋」乗り場から始まる「湖の小道」はボッケまで約1.5km、第1駐車場から始まる「森の小道」はボッケまで約1.2km、【阿寒湖畔エコミュージアムセンター】からボッケに行くルート(最短)もあります。
(遊歩道の地図はエコミュージアムセンターHPにも載ってます)


「まりもの里桟橋」乗り場の片隅からスタート。分かりづらいので、乗船場の方に聞いてみてください。
ヤマブドウ棚をくぐり抜けると、すぐに「弁慶の足湯」があります。義経&弁慶伝説はどこにでもあるな〜(笑)
お昼と夕方、2回歩いたので写真が混在していますm(_ _)m


この写真は2枚とも、夕暮れ時に再び歩いた時のもの。木漏れ日が気持ち好いです(´ω`*)
昼間はけっこう雲が多かったのですが、夕方には晴れて雌阿寒岳も稜線がくっきり。阿寒湖に漕ぎ出すアヒルボートも見えます。


湖面に夕陽が反射して、枝葉の向こうでキラキラ。・。・°★・。・。☆・°・。・°


ボッケのすぐ手前、「マリモの歌」歌碑がある休憩スペース。雄阿寒岳を望む絶景スポットです♪
写真:左は昼、右は夕暮れ時。ここにあった桟橋は撤去されました。桟橋の先からだと雄阿寒岳が綺麗にぜんぶ見えたのにな〜。
風向きによって硫黄の匂いがモロにあたるので気管支が弱い方は注意してください。少し熱気もあります。


ボコッボコッ、と音を立てる「ボッケ」は、泥と水が地中の熱やガスによって噴き出す泥火山。静かなる火山活動なのです。これって、どれくらいの深さがあるのだろうか? まさかマントルまで続いているの?(’’;)


↓案内板より↓
この地域(ボッケ)には、火山性地熱地帯という特殊な自然環境(冬期間でも積雪がない等)が存在します。この温暖な環境に依存し、縄文海進の温暖期に広く分布していたタンボオカメコオロギ、ツヅレサセコオロギなどが隔離分布しているほか、マダラスズ、ヤチスズ、エゾスズの計5種のコオロギ類が確認されています。
しかし、このコオロギ類の餌および住処となる噴気孔原周辺の植物群落が、この地域を越冬地とするエゾシカ群による食害、踏み荒らしによって失われ、コオロギ類の個体数の減少あるいは絶滅が懸念されています。
そこで、コオロギ類に関する調査研究、生息環境の保護のため、この囲い柵を設置しています。


写真:左=左に行くと第1駐車場に続く「森の小道」、真っすぐ行くとエコミュージアムセンター。今日はショートカットせずに「森の小道」へ♪
写真:右=カツラの木。


写真:左=阿寒湖が見える最後のスポット。ここからは、森の中です。
分岐点近くの湿地帯や第1駐車場からすぐの小川などは水芭蕉スポットでした。5月には水芭蕉やエゾエンゴサクが見頃を迎えます。


たまに倒木があったりしますが、草刈りもされているし全体的に歩きやすく整備されています。
写真:右=たわわに実ったヤマブドウ♪ 来月あたりが食べごろですなぁ(*^m^*)
第1駐車場までの写真を撮り忘れてしまってました(´・ω・`)
2010年09月11日の記事【写真で綴る、阿寒湖畔『森のこみち』】は第1駐車場から歩いているので、興味のある方はどうぞご覧ください。
撮影:Nikon D60
*阿寒湖周辺に関連する過去記事*
・2007年08月20日【阿寒湖とアイヌコタン】
・2010年09月11日【写真で綴る、阿寒湖畔『森のこみち』】
・2010年09月10日【雌阿寒岳登山】
・2010年09月12日【阿寒湖温泉街を満喫】
・2010年09月13日【阿寒岳神社 例大祭】
・2010年09月13日【阿寒湖温泉街の食べログ】
・2013年10月09日【紅葉の阿寒湖カヌー&オンネトー】
・2013年10月10日【阿寒湖まりも祭り】
・2014年08月20日【阿寒湖まりも夏希灯】
・2014年08月21日【阿寒湖カヌー+ヒョウタン沼+鶴見峠+双湖台】
・2014年08月22日【4年ぶり2度目の雌阿寒岳登山】
・2014年08月24日【白湯山自然観察路】
・2014年08月25日【パンケトーへゆく】
・2014年08月26日【オンネトー展望台と白藤の滝】
・2014年08月27日【ヒョウタン沼でカヌー】
・2014年08月28日【阿寒湖遊覧船でチュウルイ島へ】
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