

阿寒湖の南側に位置する【白湯山(はくとうさん)】(標高950m)の、【白湯山展望台】まで自然観察路を歩いてきました。
朝、「天気予報では午後から雨だわ。登るなら午前中だぞ」ってNさんから電話で起こされて(笑)
去年、Nさんにクルマで連れて来てもらったのですが、霧で真っ白だったんです。
ちなみにクルマが通る道と自然観察路はまったく別です。クルマで行けると言っても、砂利のガタガタ道なのでご注意を(^_^;
Nさんが熊除けの鈴を貸してくれて、さらに【阿寒湖畔スキー場】までクルマで送ってくれました(-人-;)
ちなみに、【白湯山登山口】などの看板はありません(右の写真は後日撮ったもの)。
スキー場は夏の間は営業していないのでレストハウスもトイレも鍵がかかっていますが、駐車場は解放されています。


9:30。入山届けに記入して、いざゲレンデ急斜面へ踏み出す! スタート早々、ここが一番キツかった気がする(´▽`;)
時間がない方は、ゲレンデまででも行く価値ありますよ! ここからの眺めも素晴らしいです。・。・°★・。・。☆・°・。・°


9:50。案内板が立っていました。実質、ここから自然観察路スタートです。


一本道で、ちょこちょこ標識が立っているので方向音痴のわたしでも迷うことはありません♪


けっこう綺麗に整備されているので歩きやすいです。


不意に「ボコッ」という音が聞こえて来て、一瞬「なんだ!?」と思ったけど、すぐ気づいた。ボッケ(泥火山)です。
温泉が流れる小川(沢)沿いに、ボッケが5カ所確認されています。
写真:左=沢を正面にして左側には雄阿寒岳。


2カ所目のボッケ。地熱のせいで、この一帯は熱気がモワっとします。
ちょうど一人入れるくらいの温泉だまりがありますが、おそらく火傷じゃ済まないんじゃないかな(^o^;
あとで聞いたら、この周りは泥沼になっているのでうっかり足を踏み入れると抜けられなくなる可能性があるとのことです。


写真:左=温泉が小川となって流れています。恐る恐る手を入れてみたら、ちょうどいい湯加減だった!(笑)
写真:右=すっごい大きなキノコ! ぱっと見、食べられそうな感じですが・・・。


「狩猟自粛 人家あり」!?
この看板の向こうに、3つめのボッケ。


急に開けた土地が。ここに人家があったのかな? まさかね(^_^;ソーラーパネルが設置されていました。
開けたところの向こう側に、4つめのボッケ。今までの中で、一番規模が大きい。


あんまりよく見えなかったのですが、ここもボッケかな?
全部で5カ所というから、これで合ってるんだと思います。5カ所コンプリート★


ボッケ群を過ぎると、登りがきつくなってきます。
写真:右=最大の難所。道が崩れてしまっているので要注意です。


やはり地熱が高いせいか、気温は涼しいのに蛇さんコンニチハ。まだ小さい子どもです。
写真:右=ついに林を抜けました!


10:50、展望台が見えたー! そこには素晴らしいパノラマが広がっていました!

写真:左=阿寒湖と雄阿寒岳が一望できます
写真:右=振り返ったところ


木道を更に進んで行くと、例のクルマで来れる方の砂利道に続いています。
一面に苔むしているので分かりづらいですが、これは岩山です。ところどころ、湯気(噴気)が出ています。
ここで眺めを堪能しながら朝昼兼用のごはんタイム♪
スキー場から「今から登りま〜す」報告をしたSさんが追いついて来た! 早っ!Σ(°ロ°;)
冷えた梨を差し入れに持って来てくれました(*´Д`*) ウマー
Sさんは週に3回くらいトレーニングを兼ねてここを登っているらしい。やっぱり、それくらいしないと雄阿寒岳は無理か・・・(´Д`|||)
帰りは色々教えてもらいつつ、12:15、無事に下山。天気予報通り、午後からは厚い雲に覆われてしまいました。
白湯山自然観察路は、紅葉も楽しめるそうですよ。10月中旬くらいかなぁ。
↓道すがらに見かけたお花やキノコや昆虫たち






撮影:Nikon D60
*阿寒湖周辺に関連する過去記事*
・2007年08月20日【阿寒湖とアイヌコタン】
・2010年09月11日【写真で綴る、阿寒湖畔『森のこみち』】
・2010年09月10日【雌阿寒岳登山】
・2010年09月12日【阿寒湖温泉街を満喫】
・2010年09月13日【阿寒岳神社 例大祭】
・2010年09月13日【阿寒湖温泉街の食べログ】
・2013年10月09日【紅葉の阿寒湖カヌー&オンネトー】
・2013年10月10日【阿寒湖まりも祭り】
・2014年08月20日【阿寒湖まりも夏希灯】
・2014年08月21日【阿寒湖カヌー+ヒョウタン沼+鶴見峠+双湖台】
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