・2017年11月01日【三峯神社の「白」い「氣守」と奥宮参り・前編】
・2017年11月02日【三峯神社の「白」い「氣守」と奥宮参り・後編】
「白」い「氣守」≠ヘ毎月1日にのみ授与されていたのですが、あまりの人気で周辺道路が大渋滞に見舞われ、近隣住民の生活に支障を来したため、今年の6月から授与を取りやめています。
昨年は前乗りしたのですが、「白」い「氣守」≠フ授与がなくなったし平日なので渋滞もなく、当日の午前中に難なく駐車場(510円)に入れました。

境内周辺は、ちょうど紅葉が見頃を迎えていました。

お土産&お食事処も、「白」い「氣守」℃与日は深夜から営業していましたが通常通り。

三ッ鳥居、右側の紅葉は見事としか言いようがない鮮やかさ。

山門をくぐり、

拝殿へ。一年ぶりです(´ω`*)
一年を共にした「白」い「氣守」≠ノ名前をつけていたので(笑)、離れるのが忍びなく…。
またご神木にお守りをあてて、持ち帰りました。
何年も前に見たテレビ番組で、三峯神社には知る人ぞ知る湧水があり、神職さんに尋ねれば場所を教えていただける…と知ったのですが過去2回とも聞くのを忘れてて(それどころではなかった)、今年こそ! と思いきや『神刀山水』(1リットル500円)として販売されていました。
龍神が住むという「龍洞」という深井戸から湧き出る御神水です。もったいなくて、まだ飲んでません(笑)

しばし紅葉を愛でながら、のんびり境内をお散歩。

朝昼兼用ご飯に、お蕎麦をいただきま〜す。きのこ(ヒラタケ、椎茸、舞茸)のつけ汁、ネギもたっぷり。醤油味がちょっと濃いかな。蕎麦は新蕎麦で香り高く美味しかったです♪
ただ、このザルが直接お盆に乗っているだけなので、お盆が水浸しに…。

古民家の前に案内板があり、『神領三峰村と三峰神社』という記述がたいへん興味深かったです。
神社に所属していた神領三峰村の形成期は明らかではありませんが、おそらく三峰神社創建期に近いと思われます。
神領村の人々は、「切替畑」と称される傾斜地に、麦・粟・大根などを栽培していました。また、林業を副業とし、炭焼き、羽子板木、下駄木などを作り生活していました。しかし、神領村の人々にとって一番重要な仕事は三峰神社の仕事であり、三峰山とは密接な関係にありました。
「切替畑」は神社の南側にあり、江戸時代には三峯神社の神領とされ、住民は神社に年貢を納め神社の賦役に従事していたそうです。この古民家は、昭和54年(1979)に実際に使われていた民家を寄贈され、ここに移築・復元されたものです。民家の屋根に空いている穴は、ムササビの巣穴なんですって。夕方あたり姿を見せるかな?

奥宮(妙法ヶ岳)への登山道入り口付近にあたり、周辺は紅葉が美しく太陽に映えています。石楠花もたくさん植えてあるので、春にも訪れてみたい。

今年も奥宮へ参ります。
ちなみに『三峯』とは、妙法ヶ岳・白岩山・雲取山を指します。

大陽寺〜奥之院(奥宮)の遊歩道は、一部、崩落しているそうです。

杉林のシルエットと紅葉のコントラストが美しい。

休憩所手前、この木には注連縄が張られていましたが、切れてしまっていました。

細い登山道、落ち葉で滑らないように気をつけて。

二つ目の鳥居。

今日は快晴で、ほぼ雲もないキリっとした青空です。

松が折れて倒れていました。おそらく今年のことだと思います。

崖っぷちに、かろうじで根っこの先だけで浮いている状態の木も。

三つ目の鳥居。ここから、いよいよ奥宮という雰囲気が濃くなってきました。

日陰の紅葉は、鮮やかさはないものの侘び寂びを感じさせます。

崖下が透けて見えていた木道が、ステンレス製の足場になっていました!

情緒はなくなりましたが丈夫そうです。でも教えてもらって気づいたのですが、階段から延びている鎖の先は…何とも心もとない、細い木の根でした。何だか可哀想な気も…。

最後の難関、鎖場は変わらず。石段は上の方になるとカドが風化しているので足元に充分ご注意を。

奥宮に到着しましたヾ(*´▽`*)ノ
ちなみに奥宮に登拝すると、御朱印も奥宮バージョンを書いていただけますよ。

頂上からの眺め(*´Д`*)

まさに青い山脈=B
しばし景色に見とれながら、空氣を感じます。

山頂に居合わせた方々と談笑したりしつつ、名残惜しいけど下山開始。
急峻な石段は、登るのもきついけど下りるのも大変です。

幹がトルネード! 帰り道はまた違った視点で登山道を楽しむ事ができます。
奥宮までは往復2時間くらいですよ。

戻ってきたら小腹が空いたので、茶屋で『三峯だんご』(300円)を♪ 味噌タレがうまい(´ω`*)
おみくじつき、って書いてあったけど「どこに?」ってよく見たら…串に小さな刻印が!! これは気づかれないんじゃないかな(笑)

お腹を満たしたところで、またまた境内をお散歩。燃えるような紅葉に目を奪われる。

(左)何の基礎だろう? 2007年まで運行していたという【三峰ロープウェイ】の名残りでしょうか? それにしては小さいかな。
(右)『御仮屋』への石段は通行止め。

石をすっぽりと根っこが覆っています。

こちらの木の幹は、途中に根っこが垂れ下がっているような不思議な形。

これまた歯を食いしばっているような、珍しい幹。

ぐるっと廻って、御仮屋に来ました。

三峯神社の御眷属、大口真神(お使い神、お犬さま)は深い山中に身をひそめられているので、ここを仮のお宮としてお祭りを行う場所=『お仮屋』と呼んでいるそうです。ということで、こちらでも一年の加護を賜った感謝を伝えました。

縁結びの木を通って…

ふたたび拝殿へ。

伊勢神宮〜摂末社〜大山祇(おおやまづみ)神社。

奥宮遥拝殿。

遥拝殿からの眺め。

奥之院はこちらです。上のパノラマ風写真でいうと、右側のポコっと出てるあたり。

駐車場付近から。白岩山と雲取山かな。

真っ赤に染まったドウダンツツジ。

ギンナンもたくさん生ってました♪
道の駅【大滝温泉】の入浴施設は木曜定休なので、三峯神社境内の【興雲閣】(三峯神の湯/600円)で日帰り入浴しました。
ところが! 道の駅も営業してたんですよ! 三峰神社駐車場の領収書を見せれば100円引き(700円→600円)になったのに〜。しかも夜の山道を走ることなかったのに〜(;つД`)
(入浴してるうちに日が暮れた)
撮影:Nikon COOLPIX P900

*近隣に関連する過去ブログ記事*
・2011年10月22日【写真で綴る『三峯神社』】
・2017年10月31日【秩父地方の総鎮守・秩父神社と番場通り】
・2017年11月01日【三峯神社の「白」い「氣守」と奥宮参り・前編】
・2017年11月02日【三峯神社の「白」い「氣守」と奥宮参り・後編】
・2017年11月03日【秩父三社の一社・宝登山神社】
・2018年03月05日【秩父のご当地発泡酒】
*はじめての方はこちらもどうぞ*
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