2017年08月01日

層雲峡 渓谷火まつり

今年も【層雲峡 渓谷火まつり】を観ることができました!\(^o^)/
またしても大量の写真とともにお楽しみください♪

層雲峡渓谷火まつり(01) 層雲峡渓谷火まつり(02)

場所は、層雲峡観光協会・郵便局・バスターミナル前の特設ステージ。
【上川郷土太鼓保存会】による太鼓演奏でスタート!

層雲峡渓谷火まつり(03) 層雲峡渓谷火まつり(04)

層雲峡温泉街の5つの温泉旅館・ホテルが源泉をたずさえ、層雲峡神社から松明を点しながらステージへ降りてきました。
この神泉奉納の儀≠ヘ上川町の大上川神社が執り行います。

層雲峡渓谷火まつり(05) 層雲峡渓谷火まつり(06)

ステージ前の松明に灯が点され、中央に置かれた樽の中に5つの源泉が収められます。
そして、また層雲峡神社へと戻っていかれました。

今回はステージ前の客席にずっと座っていたので、追って行けず。

層雲峡渓谷火まつり(07) 層雲峡渓谷火まつり(08)

次に、上川アイヌの方々がシマフクロウとともにステージへ降りて来られました。
「フクロウ神事」ことイオマンテの再現です。

層雲峡渓谷火まつり(09) 層雲峡渓谷火まつり(10)

イオマンテとはアイヌの儀礼のひとつで、ヒグマなどの動物を殺してその魂であるカムイを神々の世界 (kamuy mosir) に送り帰す祭りのことです。
イオマンテ - Wikipediaより)

写真:右=エカシ(長老)がシマフクロウの魂を天に還す踊りを捧げます。
ちなみに、本来のイオマンテの送り儀礼は日中行う部分が多く、夜間にもかがり火は焚かないんだそうです。

層雲峡渓谷火まつり(11) 層雲峡渓谷火まつり(12)

続いてフッタレチュイ(黒髪のおどり)など、アイヌの伝統的な歌や踊りが披露されます。
この踊りは、長い黒髪をいかに優美に振り乱すかが重要で、貧血を起こしかねないからあまり踊りたがらないんだそうです(笑)
たぶん踊り手さんは、このために髪を切ることはできないんだろうなぁ。

層雲峡渓谷火まつり(13) 層雲峡渓谷火まつり(14)

若者2人による「剣の舞」。
決闘というより稽古をつけている、という感じでしょうか。

層雲峡渓谷火まつり(15) 層雲峡渓谷火まつり(16)

鶴の舞(サロルンリムセ)。袖の裾を持って羽を広げたように舞い、鶴の鳴き声を真似て「クゥルルルルル〜」と巻き舌で唄うのが印象的。

層雲峡渓谷火まつり(17) 層雲峡渓谷火まつり(18)

ここからコミカルな、その名も色男の舞い=i笑)
仲良さげに現れた2人の可憐な乙女、そこへ色男≠ェやってきて・・・

層雲峡渓谷火まつり(19) 層雲峡渓谷火まつり(20)

奪い合い、取っ組み合いの喧嘩に発展! 色男も投げ飛ばされる(笑)

で、この踊りの前にあらかじめ会場から「一番の色男」が選ばれたのですが、この役をやらされます(笑)
たぶん高校生くらいの、イケメンくんです。
可愛い子ちゃんから取り合いされるなら役得か?(^m^)と思ったら・・・

層雲峡渓谷火まつり(21) 層雲峡渓谷火まつり(22)

あれっ? 熟女に変わった!(≧∇≦)
クルクル回され、転がされ、引っ張り合われて超笑顔! 面白かった★

層雲峡渓谷火まつり(23) 層雲峡渓谷火まつり(24)

写真:左=シマフクロウさんは終始、見守り。(出番なし)
写真:右=エカシによるク・リムセ(弓の舞)。

層雲峡渓谷火まつり(25) 層雲峡渓谷火まつり(26)

会場の各方面に、魔除けの弓を5回放ちます。この弓を持ち帰って、家の東の方に飾っておくと魔除けになるそうです。破魔矢のようなものですね。
隣に座っていた女の子たちは弓を取るために席を立って、わざわざ後方に移動してました。
それだけ大切な儀式なんですね。

層雲峡渓谷火まつり(27) 層雲峡渓谷火まつり(28)

一気に雰囲気がガラリと変わって、ファイヤーダンスが登場!
わたしが知ってるファイヤーダンスとはまったく違って、和テイストが盛り込まれていました。

層雲峡渓谷火まつり(29) 層雲峡渓谷火まつり(30)

口で火を消しちゃったよ!!!Σ(°ロ°;)
素手を火にかざしたりして、会場から悲鳴が上がる!

層雲峡渓谷火まつり(31) 層雲峡渓谷火まつり(32)

激しいダンスというよりも舞い≠ニ言った方がしっくりくる。
緩急織り交ぜた優雅なダンスでした。
写真を撮ってると意識が散漫になるから、もう1度じっくり観たいな!

層雲峡渓谷火まつり(33) 層雲峡渓谷火まつり(34)

勇壮な「火まつり太鼓」は火まつりのメインイベントとも言えます。
声援もひときわ!
アンコールまで飛び交い、大いに会場が盛り上がりました。

層雲峡渓谷火まつり(35) 層雲峡渓谷火まつり(36)

写真:左=エカシが再び登場、暗闇に向かって火矢(たぶんLED)を放つと・・・
写真:右=絶妙なタイミングで花火が打ち上がりました!.。・:*:・°`☆、。・:*:・°`

三脚を持って行かなかったので、花火の写真はこれ1枚です(T人T)
しかも合成ですすみません!(オイ)

15分ほど花火を堪能した後は、最後のイベント「鉄工パフォーマンス」です。
「鉄工パフォーマンス」って何だろう??? チラシを見て、もっともナゾでした。

しかも花火の後の大トリを努めるなんて???
大丈夫なのか、花火が終わったらお客さん帰っちゃうんじゃないか、などと失礼な心配をしていました(´▽`;)

層雲峡渓谷火まつり(37) 層雲峡渓谷火まつり(38)

披露するのは旭川鉄工青年会の皆さん。
「火花が散りますので、気をつけてください」(最前列に座ってた)と言われてハっとした・・・
鉄工パフォーマンスって、こういうことか−−−!!!!!

層雲峡渓谷火まつり(39) 層雲峡渓谷火まつり(40)

BON JOVIやQUEENなど音楽に合わせて、サンダーを鉄板に当てて火花を花火のように出すのです!!
前列の人、ぜったい後ろから火花を浴びてるよね!?

層雲峡渓谷火まつり(41) 層雲峡渓谷火まつり(42)

3曲目にはダンサーも加わってパフォーマンスもヒートアップ!!

層雲峡渓谷火まつり(43) 層雲峡渓谷火まつり(44)

写真:左=三脚ないから手ブレしてますが、シャッタースピードを下げたらこうなった(笑)
ホントに最前列は火花が飛んできます。フリース厳禁。
日が暮れると涼しさ通り越して肌寒くなる層雲峡ですが、会場の雰囲気は熱く燃えました\(^o^)/

今年の火まつりは「もう一度観たい」と思うものばかりで、面白かった!

ファイアーダンスは8月10日(木)まで層雲峡プロムナード特設ステージにて開催(20:15〜20:30)、花火は8月15日(火)まで20:30から開催します。

撮影:Nikon COOLPIX P900



*関連する過去ブログ記事*
・2013年07月27日【層雲峡 火まつり
・2013年07月28日【層雲峡あれこれ
・2013年10月01日【層雲峡のラーメン屋「楓」さん
・2014年09月10日【鹿を追うものは山を見ず】※日常のひとコマ
・2015年09月19日【層雲峡ビジターセンター
・2015年09月22日【層雲峡・大雪山写真ミュージアム
・2017年07月28日【層雲峡で、ひと休み(前編)
・2017年07月29日【層雲峡で、ひと休み(後編)

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タグ:お祭り
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2017年08月03日

上川町で、ひと休み(大上川神社とご当地グルメ)

層雲峡と上川町を行ったり来たり、2往復くらいしたような(笑)
今年もTさんと再会できたし楽しく過ごすことができました♪
(あ!【居酒屋 呑(どん)】の写真を撮り忘れた!! 次回きっと載せますm(_ _)m)

大上川神社(1) 大上川神社(2)

まずは大上川(おおかみかわ)神社へ参拝。お久しぶりです(*´▽`*)

御祭神は、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)天照大御神(あまてらすおおみかみ)神八井耳命(かむやいみみのみこと)。

明治39年(1906)入植者有志が留辺志部(るべしべ)に小祠を建立したのが始まりで、大正14年(1925)に福島県(相馬)太田神社より天之御中主神の御分霊を奉遷。同年、留辺志部から現在地(上川町北町)に遷座されました。
太田神社は相馬三妙見社のひとつであり、大上川神社に「相馬妙見宮」と書かれてあったのは、そういう経緯からだったのですね。
例大祭は7月16日、獅子舞や神輿渡御が行われるそうです。

大上川神社(4) 大上川神社(3)

狛犬には、うっすらと目の回りに青(緑?)や口の中に赤色が残っています。
元はどんな色彩だったのでしょうね。
昭和26年(1951)奉納と刻まれていました。

境内に建つ「部落神社合祀誌」より↓
・留辺志部神社  昭和15年4月22日合祀
・豊原神社    昭和25年4月25日合祀
・上留辺志部神社 昭和33年8月27日合祀
・東雲神社    昭和36年7月7日合祀
・天幕神社    昭和37年9月15日合祀
・白川神社    昭和46年8月30日合祀
・越路神社    昭和47年8月29日合祀

先人の思いがここに集結しているのですね。

蛇足ですが、紛らわしいことに旭川に【上川神社】が鎮座しておられます。
上川町より先に上川神社を名乗られたらしい(何故「旭川神社」にしなかったんだろう???)。
それで、ここ上川町の神社は昭和7年に創立許可が下された際「大上川神社」と公称するに至ったそうです。

よし乃 上川町店 よし乃(味噌ラーメン)

上川町といえば「ラーメン日本一」を謳っていることでも有名。
以前(2013年08月01日【上川町あれこれ滞在記(ご当地グルメ編)】)ラーメンめぐりをした際に「旭川ラーメン」だから後回しにしてた【よし乃】上川店へ。
チェーン店なんですけど、味噌ラーメンが美味しいと評判なんです。
お野菜が盛り盛り!! 老婦人が「お野菜少なめで」とオーダーしてたのは、このためだったのか〜。
スープはピリ辛で飽きのこない美味しさでした(´ω`*)

味豚チャーシュー 上川とんば〜ぐ

写真:左=上川町特産の「渓谷・味豚(みとん)」を使用したチャーシューをお持ち帰り(310円)、翌日チャーハンにトッピングしました。うま−−−い!(´ω`*)
味豚は、層雲峡・上川地区の「もち米」で育てているので、ふっくらジューシーです。

写真:右=「上川とんば〜ぐ(350円)」は、まだ食べてない。楽しみ〜♪

上川町笑店祭(1) 上川町笑店祭(2)

8月3日は町内祭り【上川町笑店祭】がJR上川駅前広場で開催されました。
ガラポン抽選会や、キッズヒップホップダンス、バンド演奏などで会場は盛り上がり★

上川町笑店祭(味豚ジンギスカン) 上川町笑店祭(行者ニンニク入りフランクフルト)

数々の屋台も出ていて、わたしもちゃっかり地元民の振りをして?潜り込む(笑)
写真:左=味豚ジンギスカン(400円)、写真:右=行者ニンニク入りフランクフルト(250円)などなど、生ビール片手にひとりで飲んでおりました(笑)

目の前の女性2人組がトレーを風に飛ばされて、それを拾ったのをきっかけにお話していたら・・・あれっ? Tさんじゃないですか!
なんと同級生だったらしい。この人ごみの中で〜すごい縁!(°ロ°;)
お陰様で、とても楽しいひと時となりました。

上川町ラーメンあさひ あさひ幻の塩ラーメン

飲んだ翌日は、ラーメンでしょう!(笑)
まだ上川町内で食べに行ってないラーメン店はあるのですが、「幻の塩ラーメン(930円)」が食べたくて【あさひ】にまた来ちゃった(*´Д`*)

幻の塩を頼むと、食べ方をレクチャーされます。
1.まずはスープを飲む。
2.お好みで白髪ネギ、松の実をトッピング。
3.後半にゴマを擂って入れる。
ゴマは自分で擂るから、い〜い香りがするんですよ!
スープに、よりコクのある風味がプラスされて最後まで飲み干したくなります♪

チャーシューも、とっても柔らかくてジューシー!
軽くローストされた松の実も合う!

サロマ湖の塩を使用、ちょこっと梅肉が乗っているあたり「好い塩梅(あんばい)だねぇ〜」(≧∇≦)
やっぱりここ(幻の塩)は個人的暫定1位だな〜。

上川町か夢かむ 上川町か夢かむパン

今回、【ぐるめ工房か夢かむ】(リンク先は【食べログ】です)の存在を初めて知りました。
当初は物産品を多く取り扱っていたようですが、現在は地場産の食材を使った手作りパンとスイーツがメインです。
サンド系が好きなので、2種類ご購入。あと、生チーズスフレ!(*´▽`*)
別に「おひとりさま」であることを隠そうとかしてませんよ! これくらい、ひとりで食べるもん!(2回に分けて)

手前のサンドは、ベーコン&大根の千切り。奥はカマンベールチーズとトマト。
値段はどっちがどっちか忘れたけど185円と210円です。パンにはゴマがたっぷり練り込んであって、外側はサクっと中はフンワリもちもちでした♪

上川町の古い美容院

素晴らしい昭和レトロな雰囲気を残す美容院。たぶん営業はしてないだろうけど、思わず写真に収めてしまいました。

上川町は映画「許されざる者」ロケ地になったこともあり(旭ヶ丘の方)、ロケ地めぐりで訪れる方もいるようです。

撮影:Nikon COOLPIX P900/スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)



*関連する過去ブログ記事*
・2013年07月29日【上川町あれこれ滞在記(町内編)
・2013年08月01日【上川町あれこれ滞在記(ご当地グルメ編)
・2013年08月03日【上川町あれこれ滞在記(旭ヶ丘)
・2017年07月31日【大雪高原 旭ヶ丘・森のガーデン

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2017年08月06日

美幌峠で誕生日を迎えました

誕生日と言っても、また年齢が増えただけですが(´・ε・`)
「おめでとう」と祝ってもらえる貴重な日。メッセージをくれた皆さまに感謝申し上げます。・。・°★・。・。☆・°・。・°(*⌒▽⌒*)/。・。・°★・。・。☆・°・。・°

さて誕生日をどこで過ごそうかな〜と珍しいことを考えた結果、やっぱりせっかくなら自然ゆたかな場所がいいなと思い、地図を広げて思案。
上川町からだったら大好きな大雪山系が近いし惹かれるけどありきたりだ。

帯広方面や旭川方面は暑そうだからパス。稚内方面は先月に訪問済みだし、これから道東に行きたいわけだからナシ。
うーんと悩んで、美幌峠に決定。上川町からけっこうあります。170kmくらい?
サロマ・網走方面と迷ったんだけど走破済みだし、やっぱり山かなぁと(´ω`*)

峠の湯びほろ(1) 峠の湯びほろ(2)

美幌町から美幌峠に向かう国道243号線沿いにある【峠の湯びほろ】で日帰り入浴。値上がりしてるかなぁと心配したけど、500円のままでした♪
お食事+入浴セット券が1,000円〜あり、リーズナブルです。

こちらには素泊まり専用のログハウス1棟と、ライダー用のテントスペースもあります。

霧の美幌峠 美幌峠(パノラマ)

峠の湯から美幌峠までは約20km。入浴後はまだ快晴だったのに、あれよあれよと雲が立ちこめ・・・夕陽はおろか、翌朝も霧で真っ白。
誕生日の朝日を撮ろうと張り切って前夜に準備万端で臨んだのに・・・寝坊助が珍しいことをするもんじゃないな(´・ω・`)

日中、たまに晴れ間が覗いたものの、ほぼ曇りか小雨か霧でした。
雲海になるんじゃないかと期待したけど、それもなし。

それでも美幌峠にある道の駅【ぐるっとパノラマ美幌峠】には、観光客がひっきりなしに立ち寄ります。さすが夏休みの週末。

美幌峠(1) 美幌峠(2)

翌朝も霧で真っ白でしたが、日中はまた晴れ間がヾ(*´▽`*)ノ
目立たないけど、ミソガワソウ(写真:左)、エゾノヨロイグサ(写真:右)、シャジン、ツリガネニンジン、トウゲブキやワレモコウなどなどの山野草も咲いています。

美幌峠(3) 美幌峠(4)

車椅子の方のための展望所もあります。少し低い位置ですが中島が目の前です。

美幌峠からの眺め(1) 美幌峠からの眺め(2)

写真:左=大きな牧草ロールを運ぶトラックが何台も通ります。
写真:右=中島の前を、ジェットスキーなどが走っていました。気持ち好さそうだな〜(´ω`*)

3年前に屈斜路湖 砂湯からモーターボート遊覧したんです。すっごくよかったですよ〜!
(2014年09月06日【屈斜路湖・モーターボートで砂湯から和琴半島へ】)

美幌峠(5) 美幌峠(6)

美幌峠展望台は、ゴツゴツとした岩の上になります。
道の駅から緩い坂道を登ること200mくらいでしょうか? そんな大した距離ではないんですけど、地味に疲れます。
太陽が顔を出すと暑いと感じますが、風が涼しくて心地好かったです。

途中に美空ひばりさんが唄う「美幌峠」歌碑があり、エンドレスで音楽が流れています。
風の音や鳥のささやき、虫の声などを静かに聞いていたいわたしとしては、この場に似つかわしくないように思ってしまう(10mも離れれば気にならないですけどね)。

一番ビックリしたのは通りすがりのおじさまが「そんなに古い歌じゃないよ、最近だ」って言ったこと!
嘘だよ、美空ひばりさんが亡くなって何年経ってるのよ!(笑)

撮影:Nikon COOLPIX P900/スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)



*関連する過去ブログ記事*
・2010年09月02日【川湯エコミュージアム
・2010年09月08日【川湯満喫1日ガイド
・2012年07月28日【ぐるっとパノラマ美幌峠♪
・2012年07月29日【温泉入浴施設
・2012年08月17日【藻琴山展望台〜川湯で渓流釣り
・2012年08月18日【川湯温泉駅
・2014年09月04日【屈斜路湖・砂湯の周辺情報
・2014年09月05日【屈斜路湖・和琴半島 自然探勝路
・2014年09月06日【屈斜路湖・モーターボートで砂湯から和琴半島へ
・2014年09月07日【屈斜路湖・和琴半島の周辺情報
・2014年09月08日【ポンポン山トレッキング


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2017年08月08日

斜里町を満喫・前編(斜里神社・知床博物館など)

道の駅摩周温泉 道の駅摩周温泉からの眺め

美幌峠を下りて、道の駅【摩周温泉】で一休み。川向こうの【ペンションBIRAO】で日帰り入浴して、その後は裏摩周湖に泊まるつもりだったんですが・・・
「あっ、今日は鉄腕DASHの日だ」ってんで、そのまま摩周温泉に停泊(笑)

今にして思えばね、テレビ番組よりも裏摩周の星空を取るべきだったんですよ。
ここのところ台風の影響でず〜〜〜っと曇りなんだけど、この日の夜は晴れてたんですよ。
(右の写真は夕暮れどき)

翌日、裏摩周に行ったら霧ですから。ええ。
とても晴れそうにないし、ここで停泊してもなぁ〜と先へ進むことにしました。
さすが夏休みがはじまったこともあって、霧の裏摩周でも次々に観光客が来ていたので、たぶん【神の子池】も混んでるだろうからスルー。
道道1115号(摩周湖斜里線)から砂利道に入って行くのですが、道幅が狭いから混んでる時に大型キャンピングカーで行くのは忍びない。また今度。

*神の子池はこちらの記事に載せてます↓
・2014年09月13日【摩周湖〜神の子池〜来運公園〜知床ウトロの夕陽
・2015年08月04日【阿寒湖を拠点に観光案内(1日目)

斜里町 レッドホットチリペッパー キーマカレー

道の駅【パパスランドさっつる】で停泊していたら、ちょうど青森のキャンパー仲間Tさんから「斜里町に行くならココに行ってみて」と情報をいただいて、道の駅【しゃり】から徒歩3分ほどのタイ・ベトナム料理店【レッドホットチリペッパー】(リンク先は【食べログ】です)で遅い昼食。
何故、斜里町でエスニック料理?という疑問はさておき、オーナーさんは元旅人なのです。
ゆっくりお話できればよかったのですが、なんとたまたま今日がオープン記念日で全品半額!!(Tさんも知らなかった)
オーナーさん一人でたくさんのオーダーをさばいていたので、またの機会に〜。

キーマカレー、辛いだけではなく旨辛! グリーンピースの味もちゃんと分かる辛さです。
スパイスが絶妙でとっても美味しかった(´ω`*)
夜メニューもあるので、次回は晩ご飯を食べに行ってみようかな。

斜里神社(1) 斜里神社(2)

食後の運動に、歩いて【斜里神社】へ参拝。

写真:左=石碑「鎮守斜里神社」の文字が、神社の石碑としては可愛くて味わい深くて、なんか惹かれる!
中川清風さんという書家さんの字です。

写真:右=「野外ステーヂ」ってのがまたいい。
右側の赤い鳥居は【妙見神社】。大正12年(1923)7月22日、斜里町の牛馬に係る有志が福島県相馬市中村に鎮座する相馬妙見・相馬中村神社より御分霊を拝受し、斜里町にお祀りし家畜の守護神として崇敬されているそうです。(石碑「斜里妙見神社の由来」より)

斜里神社(3) 斜里神社(4)

斜里神社の御祭神は、天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)。

寛政8年(1796)、斜里場所請負人だった村山伝兵衛が弁天社を寄進したのがはじまりで、当時は「漁場の守護神」として海上神・住吉大社を祀っていたそうです。
明治時代になってから「開拓の守護神」として天照皇大神が祀られ、昭和11年(1936)に海を背にして建てかえられたのが現在の斜里神社です。
斜里神社 - 斜里歴史散歩/斜里町商工会 地域振興委員会より)

灯籠に刻まれてる字もどこか可愛いし(天保5年だから中川清風さんではない)、狛犬さんもこの表情! 少年漫画の主人公みたい(笑)
親しみ深い雰囲気いっぱいの神社でした。

斜里町(本行寺) 斜里町(ゆめホール)

写真:左=さらに博物館を目指して歩いていると、ドーーーン!と立派なお寺(本行寺)が〜!!
斜里町には他にも立派なお寺があって、かつては住民が多かったんだろうな〜と想像できます。

写真:右=ここが博物館ね! と思いきや、斜里町公民館【ゆめホール知床】でした。
これが公民館=I? 超立派〜〜〜!!!

斜里町(SL) 斜里町(SL)

公民館の隣の芝生広場には、SL(9600型)が展示されていました。
大正2年(1913)から昭和16年(1941)までの間に量産された、キューロクとかクンロクの愛称で呼ばれ親しまれた貨物用機関車です。
ボイラーの位置が高く火床の面積を広くとっているのは、たくさんの貨車を引っ張るために大きな馬力を必要としたからです。
そのため煙突が短く、ドームが平たく、動輪が小さくなっているのが特徴です。(説明板より)

この記事を書いている今日(8/10)、北海道で活躍したSLが栃木の鬼怒川で復活したというニュースが流れました。
2度目の復活だそうで、映像を見ていたら感動と同時にワクワクしました!(*´▽`*)

SL運転復活プロジェクト SL「大樹」 - 東武鉄道ポータルサイト

斜里町立知床博物館(1) 斜里町立知床博物館(周辺案内図)

やっと【斜里町立知床博物館】に到着。森を抜ければ近かったのね。
高校生以上 300円、中学生以下無料!

斜里町立知床博物館(2) 斜里町立知床博物館(3)

縄文時代にはじまり近世まで、様々な遺物や史料、剥製などが展示されています。
本当に多種多彩!

創建当時(1796)の斜里神社本殿も展示されていました!
斜里町にある、もっとも古い建造物にあたり斜里町の文化財に指定されています。

斜里町立知床博物館(4) 斜里町立知床博物館(5)

わたしのお目当ては(これもTさんに教えてもらったのですが)、このビデオ。
昭和33年〜45年?くらいの、NHK放送の番組です。4本あるのですが抜粋らしく、1本10〜15分程度。
映像も音声もかなり劣化していて途切れる部分があるのですが、当時の斜里町の暮らしを紹介する貴重な映像ですから、とても興味深かったです。
アナウンサーの語り口も今とは違うし、言葉の選び方にしても「それを言う?」って、今ならさしずめ炎上≠キるんじゃないかってくらいストレートでした。

内容は、漁業のことや知床横断道路の建設、また廃線になった根北線のことなどを取り扱っていました。
機会があったら是非、見てほしいです。

姉妹町友好都市交流記念館(1) 姉妹町友好都市交流記念館(2)

続いて隣の【姉妹町友好都市交流記念館】へ。入館料は知床博物館とセットなので、無料みたいなものです。
斜里町と姉妹友好都市である沖縄県竹富町・青森県弘前市の自然や文化を紹介しています。
斜里町は「ねぷた祭り」でも有名なのですが、てっきり青森からの入植者が多いからなんだろうなと勝手に連想していたら、まったく違った。

斜里町 しれとこ斜里ねぷたの紹介 - 斜里町役場より
1807年、北海道周辺に出没するロシア船に備え、幕府から斜里での警備を命じられた津軽藩士72名が、飢えと寒さにより死亡した【津軽藩士殉難事件】が起こりました。
その後、幾多の時代の変遷を経て、この歴史的事実が知られるようになり、昭和47年に【津軽藩士殉難慰霊碑】が建立され、慰霊が続けられてきました。
このことが縁となり、弘前市と昭和58年2月12日に友好都市の盟約が交わされ、門外不出であった「弘前ねぷた」が伝授されました。そして、「しれとこ斜里ねぷた」が昭和58年に初めて開催されました。

そうして毎年7月開催に【知床ねぷた】が開催されるようになり、祭りで運行される「ねぷた」をここに展示・保管してあります。

姉妹町友好都市交流記念館(3) 姉妹町友好都市交流記念館(4)

一方の沖縄県竹富町とは、日本列島の東北端と西南端にそれぞれ原始性豊かな「知床国立公園」と「西表石垣国立公園」を抱える両町それぞれの優れた自然環境を整備し、美しい豊かな日本の国づくりと人類生存の基盤である自然の保護に寄与しようと、昭和48年1月10日、姉妹町の盟約書を取り交わしました。
竹富町の姉妹町紹介 - 竹富町より)

姉妹町友好都市交流記念館(5) 姉妹町友好都市交流記念館(6)

機織り体験教室も行われていて、この日も2名の方が機織りをされていました。作品も展示されていましたよ。

斜里町立知床博物館(屋外) 斜里町立知床博物館(高山植物園)

屋外の野外観察園にも足を運びました。
写真:左=縄文式竪穴住居か? ちょっと怖くて近寄れない(´▽`;)
写真:右=高山植物園。コマクサもあった!(花はなかったけど)

斜里町立知床博物館(ワシ飼育舎) 斜里町立知床博物館(ワシ飼育舎)

鳥類保護舎には、保護したオジロワシやオオワシがいました。

斜里町立知床博物館(ワシ飼育舎) 斜里町立知床博物館(ワシ飼育舎)

彼らには狭すぎるけど、飛べるまでには回復しないのかも知れないと思うと、切ないけど仕方ないのかな・・・。
しばらく語りかけながら、ちょっとしんみりしてしまいました。

斜里町散策は後半へつづく→

撮影:Nikon COOLPIX P900/スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)



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2017年08月09日

斜里町を満喫・後編(来運神社と越川橋梁)

斜里市街地から約10km、いずみの森 来運公園(来運神社)にある来運の水≠汲みに行ってきました♪
昨日のルートからすると札弦に戻るような感じです。

来運神社(1) 来運神社(2)

お久しぶりですヾ(*´▽`*)ノ こちらへ来るのは何度目でしょうか? 4〜5回は訪れていると思います。

写真:左=丸太でできた鳥居が歴史を物語るとともに、祖父母が出迎えてくれるような優しい雰囲気を醸し出しています。

写真:右=こちらが湧水汲み場。
来運地区は明治32年に開墾され、それ以来、森の泉から湧き出る澄んだ水は、地域住民には欠かせない恵みの水となりました。
この来運の水は、秀峰 斜里岳に積もった雪が数十年の歳月を経て湧き出ていると云われ、その湧出量は毎分5トンを誇っています。
水温は摂氏6度前後で夏は冷たく冬は凍らない「名水来運の水」として広く愛飲されています。
この来運の水を飲むと「運がいいことや願い事が叶う」とも云われています。
あなたも飲んでみませんか。きっと運(しあわせ)がやって来ると思います。
(来運自治会設置の案内板より)

来運神社(3) 来運神社(4)

二の鳥居も丸太です!
清流を渡って、来運神社へ向かいます。橋(運水橋)が老朽化しているので、足下にお気をつけてゆっくり渡ってくださいね。

来運神社(5) 来運神社(6)

しんと静まり返った森の中ですが、参道の草刈りなどきちんと整備されています。
両側にマイヅルソウが群生していました! 7月中旬くらいまでなら花が見れただろうなぁ〜。

『来運』という地名の由来は、アイヌ語の「ライクンナイ」から。ライクンナイとは、「死者の沢」を意味します。
これだけ聞くと怖い感じですが(^_^;アイヌ民族特有の思想で、死者は「恵みの神の後継者」を意味しているんだそうです。
つまり、この沢は恵みの神がもたらすものとも言えるのではないでしょうか?

写真:右=小高い丘の上の、こぢんまりとした簡素な社殿。こちらが来運神社です。周囲は澄んだ空気に包まれています。

来運神社(7) 来運神社(2012)

写真:左=キラキラしてます.。・:*:・°`☆、。・:*:・°`

残念ながら由緒が不明なので御祭神も分からないのです。
でも個人的には確かに「幸運」を実感する出来事があったので、恵みの神様は願い事をちゃんと聞いてくれていると思います(´ω`*)

写真:右=2012年の写真です。絵馬を掛ける棚?があったのですが、今年は朽ちてしまったようで小屋の脇に立てかけてありました。

来運公園の駐車場は砂利ですが、普通車なら10台くらい停められると思います。トイレあり。
お守りや絵馬は道の駅【しゃり】で販売していますよ。

近くの【そば処 らいうん】が定休日だったのが悔やまれる・・・!
次回こそは!(火、木、土、日の11:30〜14:00営業だから、なかなか行けない)

越川橋梁(1) 越川橋梁(2)

お次は【知床博物館】で見たビデオ「ある廃線」の舞台、越川橋梁へ。

以下、案内板より↓
第一幾品川橋梁(越川橋梁)
この橋は旧国鉄根北(こんぽく)線のために昭和14年(1939)に着工完成した10連アーチ橋で、全長147m、高さ20mあり、当時のコンクリート建築技術を伝える建造物として、また戦時下の過酷な労働を伝える歴史遺産として貴重なものです。
根北線は昭和32年(1957)に斜里〜越川間が開通しましたが越川橋梁までは線路が延びず、昭和45年(1970)に廃線となっています。
その後、昭和48年(1973)の国道244号線の拡幅工事のため橋脚が2本撤去され、現在の姿になりました。

昭和48年までは、国道244号線はこの橋梁をくぐっていたのです。

越川橋梁(3) 越川橋梁(4)

根北線は釧網本線の斜里駅(現・知床斜里駅)と標津線の根室標津駅を結ぶことを目的に建設された路線で、線名の「根北」は根室国・北見国の意味です。
根北線 - Wikipediaより)

国道244号線を造るとき、何で10連アーチ147mを迂回しなかったのかなぁ。
拡張すると決まったとき、迂回する案はなかったのかなぁ。
地形的にも迂回できないことないと思ったんだけど、それは素人考えなのかなぁ(´・ω・`)

越川橋梁(パノラマ1) 越川橋梁(パノラマ2)

ケータイカメラに外付け魚眼レンズをセットしてパノラマモードで撮ってみた!
(わたしが使っているのは【4in1 カメラレンズキット クリップ式】)

越川橋梁(5) 越川橋梁(6)

橋脚の足下に花が手向けられていました。意味は分からないけど、造花じゃなくて生花であることに思いの深さが現れている気がします。

知床博物館(ビデオ「ある廃線」1) 知床博物館(ビデオ「ある廃線」2)

知床博物館でビデオを見た後だから、よけい泣ける。
(ちなみに写真撮影OKでした)

知床博物館(ビデオ「ある廃線」3) 知床博物館(ビデオ「ある廃線」4)

昭和40年代といえば、まだまだベビーブームというか子どもがたくさんいた時代のはずなのに、北海道の歴史を見るとピークは明治〜昭和初期で、戦後から徐々に都市集中型になっていってます。

越川橋梁(7) 越川橋梁(8)

川に架かっている方の橋脚わきに、川岸まで下りられるようにロープが下がっていました。もし見に行かれるなら、自己責任で!
笹薮なので足下に気をつけて、ダニ対策もお忘れなく。
今は樹々に隠れていますが、落葉樹なので初冬なら全貌が見えやすいと思います。

すぐ近くに秘湯・越川温泉がありますが、チラっと(クルマで)敷地に入っただけでUターンしてしまいました。
なんか、雰囲気が・・・勇気がなくて済みません!!!

撮影:Nikon COOLPIX P900/スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)※魚眼レンズ着用



*近隣に関連する過去ブログ記事*
・2012年07月30日【オシンコシンの滝
・2012年08月16日【斜里町『来運神社』の湧水
・2014年09月13日【摩周湖〜神の子池〜来運公園〜知床ウトロの夕陽
・2015年08月04日【阿寒湖を拠点に観光案内(1日目)
・2017年06月26日【小清水原生花園2017
・2017年08月08日【斜里町を満喫・前編

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タグ:神社 遺構 湧水
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2017年08月10日

更新が滞ってすみません

(※公開したのは8月16日です)

皆さま、お盆休みをいかがお過ごしでしょうか。
わたしは知床界隈をうろうろと行ったり来たりしています。

キャンピングカー仲間さんも続々と北海道入りしており、タイミングが合えば会おうという感じで毎日のように遊ぶのに忙しくて、なかなかブログを更新できず済みません!(≧∇≦)

写真をランダムに貼っておきますので、しばらくそちらをお楽しみください。
あまりにも溜まりすぎてて、あとが怖いです(笑)

木下小屋(1)

木下小屋

知床岬に続く海岸 知床(セセキ温泉)

知床・羅臼
写真:左=知床岬に続く海岸(8月12日)
写真:右=セセキ温泉(8月15日)

宇宙展望台(1)

宇宙展望台

さくらの滝(1) さくらの滝(2)

さくらの滝

男鹿の滝(1) 男鹿の滝(魚眼)

男鹿の滝

越川橋梁(パノラマ)

越川橋梁ふたたび

越川温泉(1)

越川温泉

北鮮(つぶ刺)

【北鮮】つぶ貝のお刺身

国後展望台からの眺め(羅臼漁港) 国後展望台からの眺め(鯨の見える丘)

国後展望台からの眺め

純の番屋(外観) 純の番屋(鮭親子丼)

【純の番屋】ふたたび

プユニ岬の夕陽(パノラマ)

プユニ岬からの夕陽

撮影:Nikon COOLPIX P900/スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)※魚眼レンズ着用


*知床に関連する過去ブログ記事*
・2012年07月31日【知床観光クルージング
・2012年08月01日【ウトロを満喫しております
・2012年08月04日【ポンホロ沼トレッキング
・2012年08月05日【ウトロの料理茶屋 八重樫
・2012年08月07日【羅臼湖トレッキング
・2012年08月07日【熊越えの滝
・2012年08月08日【羅臼から尾岱沼へ
・2013年08月24日【知床観光クルージング2013
・2013年08月25日【ウトロのお食事処
・2013年08月27日【岩尾別温泉〜プユニ岬
・2013年08月28日【知床自然センターとプユニ岬の夕陽と夜の自然観察
・2013年08月29日【知床・男の涙トレッキング
・2013年08月30日【シマフクロウが見れる宿
・2013年08月31日【羅臼・知床ネイチャークルーズ
・2013年09月02日【知床・羅臼の日帰り入浴情報
・2013年09月04日【羅臼を体験ダイジェスト
・2013年09月05日【羅臼の見どころあれこれ
・2013年09月06日【羅臼・相泊港から知床岬へ!
・2013年09月07日【羅臼で幻のブドウ海老を味わう
・2013年09月21日【羅臼漁火まつり(1日目)
・2013年09月22日【羅臼 漁火まつり(2日目)
・2013年09月23日【知床ネイチャークルーズ
・2013年09月26日【魚の城下町・羅臼漁港見学(第2弾)
・2014年09月13日【摩周湖〜神の子池〜来運公園〜知床ウトロの夕陽
・2014年09月14日【知床ウトロ・岩尾別温泉
・2014年09月15日【知床 羅臼の間歇泉
・2014年09月16日【知床 羅臼・瀬石&相泊温泉〜知床半島先端部地区
・2014年10月01日【知床ウトロ午前の部・男の涙〜岩尾別
・2014年10月02日【知床ウトロ午後の部・カムイワッカ湯の滝
・2014年10月03日【知床・ウトロから羅臼、鷲の宿へ。
・2014年10月04日【知床峠(知床横断道路)の紅葉
・2015年09月29日【知床の動物たち
・2015年10月01日【知床の動物たちを探し求めて
・2015年10月02日【シマフクロウ一家物語〜鷲の宿から〜
・2015年10月05日【写真で綴るシマフクロウ一家物語〜鷲の宿から〜


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2017年08月12日

知床・羅臼をぷらぷらと(瀬石〜相泊)

東京のキャンピングカー仲間Bさんご夫妻と知床ウトロで合流、羅臼を散策してきました♪
Bさんご夫妻と廻ったのが8月12日で、そのあと千葉のキャンピングカー仲間Kさんと斜里で合流して、また知床に来たのが8月15日(笑)
ほぼ同じコースなので、こちらにまとめて掲載します。

ちなみに3年前に栃木のNさんを案内したときとも、ほぼ同じコースです(笑)
・2014年09月16日【知床 羅臼・瀬石&相泊温泉〜知床半島先端部地区

知床(セセキ温泉) 知床(セセキ温泉)

セセキ温泉
写真:左=干潮ごろ/写真:右=満潮ごろ。
湯舟は1つだと思い込んでたら2つだった。この記憶力のなさよ・・・。

駐車場とトイレはありますが、脱衣所はありません。
ご覧の通りの超露天風呂。水着を着て入浴している方が多いです。
7月初旬〜9月中旬頃まで開放、時間帯は特に決まっていませんが11〜13時頃が入浴に適しているそうです。無料♪

知床(相泊温泉) 知床(漁船と国後島)

写真:左=【相泊(あいどまり)温泉】は小屋が建てられて男女別になっているし満潮時でも水没しないので入浴しやすいです。わたしも何度か入浴させていただきました。
駐車場とトイレあり、こちらも無料です。
公式Facebookページ【今日の相泊温泉】で、清掃により入浴できない日などを公開されています。

写真:右=水平線の向こうに見えるのは国後島です。

知床半島先端部地区(1) 知床半島先端部地区(2)

道道87号線の行き止まり、相泊漁港の先【相泊橋】付近にクルマを止めて、知床半島先端部地区を歩いて岬方面へ。
と言っても知床岬までは2日くらいかかりますけどね(笑)カラフトマスが遡上する、カモイウンペ川まで歩くのがわたしの定番です。

昆布漁が始まっているので、作業している方々に会ったらご挨拶をするのがマナー。
砂利が敷き詰められている場所は昆布干し場なのでロープが張ってあります。避けて歩きましょう。
(って、忘れててちょっと足を踏み入れてしまいました・・・すみません!)

知床半島先端部地区(3) 知床半島先端部地区(4)

写真:左=浜辺には黄色や紫の花がたくさん咲いていて、チョウチョも舞っています♪
写真:右=シーカヤックに興じる観光客を羨望の眼差しで見送る。いいなぁ〜〜〜

知床半島先端部地区(カモイウンペ川) 知床岬に続く海岸

写真:左=カモイウンペ川に到着! 残念ながらカラフトマスはまだ遡上していませんでした。
釣り人に話を聞いたら、沖の方にいて海岸までは来てないと言ってました。

写真:右=橋がまた壊れてた!
かなり頑丈にコンクリートで両岸と固めてたっぽいのに・・・。
昨年の台風の爪痕は、知床羅臼のあちこちに残っています。

しかしこれではカラフトマスが遡上してきたとしても色んな障害物があって川を遡れるのか、ちょっと心配です・・・。
満潮時や川の水が増水したら昇れるかな?

帰り道、ちょうどクルーズを終えた船が近くを通ったので望遠で見てみたら2013年09月06日【羅臼・相泊港から知床岬へ!】でお世話になった【第二十八 将栄丸】濱田船長だった!ヾ(*´▽`*)ノ

現在は【知床らうすリンクル】さんの知床岬ヒグマボートクルーズなどでも操船されています。
乗りたいな〜〜〜〜〜!!!


【ルサフィールドハウス】や、セセキの滝や天狗岩は前にも撮ったからいいや〜ってスルーしてしまいました(´▽`;)
いつもお決まりじゃつまらないな〜って思っていたら、Kさんの動体視力のお陰で新たなスポットを発見!?

湧水神社(1) 湧水神社(2)

「湧水」って書いてあるから、てっきり水が汲めるものと思って期待したのですが、違いました。
碑文を読んだところによると、ざっくりですが昭和25年(1950)に茂瀬刈別(モセカルベツ)を移住の地とした津山さんにより「ひろ川」に湧水源が発見され、それ以降、集落の生活用水として利用されることとなり、それが現在の水道の基礎となったそうです。

すぐ近くにモセカルベツ川が流れているのですが、これが「ひろ川」なのかな?
朱塗りの神社(茂瀬刈別神社?)については詳細不明です。

純の番屋(外観) 純の番屋(外観)

羅臼の市街地に戻って、昼食は定番の【純の番屋】\(^o^)/
12日も15日も案内したので、とんでもない散財しちゃったわけですが(笑)
「わたしはいいから食べて来て」とは言えないじゃないですか〜。

純の番屋(ウニいくら丼) 純の番屋(鮭親子丼)

写真:左=ウニいくら丼、右=さけ親子丼。アップで撮ってるので写っていませんが、小鉢とカニ汁がついてます。お値段は・・・ヒミツ!(≧∇≦)
安定の美味しさでした。ものすごい贅沢をしてしまった。

国後展望台からの眺め(羅臼漁港) 国後展望台からの眺め(鯨の見える丘)

食後は【羅臼国後展望塔】からの眺めを楽しみました。

写真:左=羅臼漁港、写真:右=【くじらの見える丘】。
もちろん国後島も見えます。館内には国後島に関する史料があり、貴重な写真やビデオも観ることができますよ。
入館無料です。

撮影:Nikon COOLPIX P900/スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)※魚眼レンズ着用



*知床に関連する過去ブログ記事*
・2012年07月31日【知床観光クルージング
・2012年08月01日【ウトロを満喫しております
・2012年08月04日【ポンホロ沼トレッキング
・2012年08月05日【ウトロの料理茶屋 八重樫
・2012年08月07日【羅臼湖トレッキング
・2012年08月07日【熊越えの滝
・2012年08月08日【羅臼から尾岱沼へ
・2013年08月24日【知床観光クルージング2013
・2013年08月25日【ウトロのお食事処
・2013年08月27日【岩尾別温泉〜プユニ岬
・2013年08月28日【知床自然センターとプユニ岬の夕陽と夜の自然観察
・2013年08月29日【知床・男の涙トレッキング
・2013年08月30日【シマフクロウが見れる宿
・2013年08月31日【羅臼・知床ネイチャークルーズ
・2013年09月02日【知床・羅臼の日帰り入浴情報
・2013年09月04日【羅臼を体験ダイジェスト
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・2013年09月07日【羅臼で幻のブドウ海老を味わう
・2013年09月21日【羅臼漁火まつり(1日目)
・2013年09月22日【羅臼 漁火まつり(2日目)
・2013年09月23日【知床ネイチャークルーズ
・2013年09月26日【魚の城下町・羅臼漁港見学(第2弾)
・2014年09月13日【摩周湖〜神の子池〜来運公園〜知床ウトロの夕陽
・2014年09月14日【知床ウトロ・岩尾別温泉
・2014年09月15日【知床 羅臼の間歇泉
・2014年09月16日【知床 羅臼・瀬石&相泊温泉〜知床半島先端部地区
・2014年10月01日【知床ウトロ午前の部・男の涙〜岩尾別
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・2014年10月03日【知床・ウトロから羅臼、鷲の宿へ。
・2014年10月04日【知床峠(知床横断道路)の紅葉
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2017年08月13日

清里町を満喫(宇宙展望台〜さくらの滝〜男鹿の滝)

サロベツ湿原バックヤードツアー】(2017年07月02日)で一緒に見学した沖縄の旅人Kさんが知床でバイト中で、休みの日に斜里まで遊びに来てくれました。
Kさんも女性一人旅、しかも軽ワゴンでの車中泊旅を4年も続けているんです!
彼女の話も紹介したいけど、それはまたの機会に・・・(嫌がるかな/笑)。

そこへ千葉のKさんも合流して、3人で清里町を観光\(^o^)/
(訪れたのは8月14日です)

宇宙展望台(1) 宇宙展望台(2)

まずは青森のTさんからもお薦めされていた【宇宙展望台】。
かつて木製の電信柱や廃材などを利用して作られていたものを、2001年秋にリニューアルしたそうです。

なぜ宇宙≠ゥというと、夜、頭上に満天の星空が見られるからなんだとか!
清里オートキャンプ場】から近くですよ。

宇宙展望台(3) 宇宙展望台(パノラマ)

とーってもいい眺め!\(^o^)/
残念ながらこの日は雲が低くて斜里岳も知床連山も隠れちゃってました。
ここも、またリベンジしたいな〜。




さくらの滝(1) さくらの滝(2)

続いて【さくらの滝】。
サクラマスがダイナミックに滝を遡上することで有名なのですが、実は初訪問。
観光バスも来るし、もの凄い人だかりです。

サクラマス、カラフトマス、鮭は同じようなものだと思ってて(笑)、遡上シーズンが早いって知りませんでした。
サクラマスは、7〜8月に遡上するんだそうです。8月下旬だと、もう遅いのでお盆シーズンの今が最後のチャンス。

さくらの滝(4) さくらの滝(3)

かなり待つのかな〜?と覚悟していたけど、けっこうジャンプする姿が見れました!ヾ(*´▽`*)ノ
しかし、ちょうど昇りやすそうなところを流木が阻んでいるので、高くて水量が多い場所をジャンプしなければならず、とてもじゃないけど昇れそうにない・・・。
大きなお腹で一生懸命ジャンプする姿に感動するとともに、大自然の厳しさも垣間見ました。
あの流木をどけてあげたいー。

駐車場には簡易トイレが設置されていました。たぶんサクラマスのシーズンだけだと思います。
三脚を使っての撮影は禁止されています。場所を譲り合って、みんなで感動を分かち合いましょう〜。




男鹿の滝(1) 男鹿の滝(2)

ラストは【男鹿の滝】。
緑町から斜里川林道を走ること約20km(うち約12kmが未舗装)。

男鹿の滝(3) 男鹿の滝(4)

写真:左=途中、2〜3ヶ所くらいアゲハチョウが水たまりに憩っていて、そ〜っと通るとブワ〜〜〜って一斉に飛び立つ様がそれはもう天国のよう!ヾ(*´▽`*)ノ
見とれて写真も撮らなかったのでKさんのケータイ動画をもらったのですが、キャプチャだと伝わらないな〜(^x^;
いつかYouTubeにアップされるかな?

写真:右=駐車場に到着。
地図上ではダム湖まで繋がっていてUターンする感じで元に戻れると思っていたのですが、ロープが張られて行き止まりになっています。

ここまでバイク1台としか会わなかった気がする。

*追記*
 Kさんがチョウチョの動画をYouTubeにアップしてくれました!
 【北海道 男鹿の滝までの未舗装路でのアゲハチョウ

男鹿の滝(5) 男鹿の滝(6)

長靴を履いて、いざ滝へ。500mくらいでしょうか? 大した距離ではありません。

写真:右=注意書きの看板。営利を目的とした撮影をする場合は、入林承認が必要と明記されています。

男鹿の滝(7) 男鹿の滝(魚眼)

こちらが男鹿の滝です。落差約25m、斜里川上流五ノ沢にあります。
不思議なことに、この滝の上流には川がないらしい。
斜里岳からの水が、1日3万トンも岩から湧出して流れ落ちているのだそうです!

男鹿の滝(8) 男鹿の滝(9)

見上げれば確かに滝の両側、苔むした岩から水が滴り落ちています。
これが光の加減によってキラキラと宝石のように輝きながら落ちて来て、見惚れてしまいました(´ω`*)

男鹿の滝(山野草) 男鹿の滝(マイヅルソウ)

道すがらに山野草がたくさん見られます。写真:左は名前が分からないけど、マイヅルソウやエンレイソウなどが実をつけていました。

下流は渓流釣りのスポットで、ヤマベやニジマスなどが釣れるらしく、帰りにはキャンプをしているグループもいました。すれ違うクルマも2〜3台いたし、夕刻から来る方もいるんですね。
でもヒグマの生息地なので泊まるには勇気が要るなぁ(^x^;




撮影:Nikon COOLPIX P900/スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)※魚眼レンズ着用


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・2012年07月30日【オシンコシンの滝
・2012年08月16日【斜里町『来運神社』の湧水
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2017年08月14日

斜里町を満喫・追加コース(越川温泉と越川橋梁)

昨日の記事【清里町を満喫(宇宙展望台〜さくらの滝〜男鹿の滝)】の続きです。(実際に訪れたのは8/14と8/15)

越川温泉(1) 越川温泉(キタキツネ)

2017年08月09日の記事【斜里町を満喫・後編(来運神社と越川橋梁)】で、勇気がなくて入浴しなかった無人の共同温泉浴場【越川温泉】、今日は道連れが男女2人もいるので行ってきました!\(^o^)/

写真:右=可愛らしい、元気なキタキツネ。ついてくる訳ではないのですが、しばらく駐車場や草むらで走り回ったりジャンプする姿を見せてくれました!

越川温泉(休憩室) 越川温泉(女湯脱衣所)

写真:左=休憩室、右=脱衣所(女湯のみ)

無人の温泉施設で、入浴料は200円。ドラム缶のように大きな容器にチャリンと入金します。
ネットでクチコミなどを調べた限りでは「住んでる人がいる」とか「口うるさく指示される」とかマイナス面が多かったのでドキドキものでしたが、18:30と時間が遅かったせいか誰もいないし、住みついている人もいませんでした。

越川温泉(男湯) 越川温泉(女湯)

写真:左=男湯、右=女湯。男湯は扉を開けたらいきなり浴室です。
電気もないので、薄暗いなか入浴。石けんなどの備品類も一切ありません。

温泉はちょっと鉄っぽく、でも無臭です。かなり熱めなので、沢から引いているらしい水で薄めます。男湯の方は誰かが入浴したあとだったようで適温だったらしい。

お水は沢の水だから飲めませんが、温泉はコップが置いてあるから飲めるみたい。
でも嘗めるくらいで苦い? 塩っぱい? から、飲むのは控えました。

駐車場は砂利の広場という感じで、綺麗に並べれば普通車20台くらい停められそうです。
簡易トイレも野外に設置されていますが、後付けの洋式便器がグラつくから用心してください!
コントかドッキリみたいに落ちるんじゃないかとビビリました(^o^;

沖縄の旅人Kさんは、翌朝からバイトなのでここでお別れ。
わたしと千葉のKさんは、もうすっかり暗くなってしまったし道の駅【しゃり】に停泊することにしました。
道の駅の駐車場が狭くて車中泊には向かないのですが、砂利の第2駐車場なら何とか停められます。

しかし問題は夕食です。
既に20時近いんですよ。今から自炊なんかしたくないし、かといってお盆休みまっただ中、居酒屋も満員御礼。しかも休みのお店もあるし、これはなかなか見つからないかも〜〜〜・・・と、とぼとぼ歩いていて、とりあえず灯りがついてるお店に「空いてますか?」と入ってみた。

北鮮(外観) 北鮮(生ビールとお通し)

地元の人が集うような居酒屋さん【北鮮】(リンク先は【食べログ】です)。

まずは生ビールを頼んだら、大きなツブ貝の煮物を一緒に手にしてて「別のテーブルのだろう」と思いきや「お通しです〜」エッ!?Σ(°ロ°;)
こんな立派なツブ貝がお通しでついてくるの!?
思わずKさんと顔を見合わせて「このお店はアタリだ!」(笑)お通しおカワリしちゃった♪

北鮮(枝豆と手羽先) 北鮮(つぶ刺)

写真:左=定番の枝豆や手羽先など串ものを食べ・・・
写真:右=つぶ貝のお刺身!(≧∇≦)

残念ながら純米酒がなかったので、熱燗でいただきました♪
大将がユーモアのある方で、「寿司、食べたいか?」(大将は寿司職人)「食べたいです!」「いや、今ないんだ」ってオイ!\(^o^)/
閉店(22時)まで居座っちゃいました。

そして翌15日。
先日(2017年08月09日)【斜里町を満喫・後編(来運神社と越川橋梁)】の記事内で越川橋梁(第一幾品川橋梁)を紹介した際、「川に架かっている方の橋脚わきに、川岸まで下りられるようにロープが下がっていました。もし見に行かれるなら、自己責任で!」と書いて終わったのですが、9日よりも草刈りがされて歩きやすそうに見えたし、今日は道連れもいることだし長靴を履いて川岸まで下りることにしました。

越川橋梁(2−1) 越川橋梁(2−2)

ロープを伝って川岸まで下ります。
今は水量が少なくて、清流がサラサラと涼しげです。水遊びをしたような、石で丸く囲ったようなところも見受けられました。

越川橋梁(2−3) 越川橋梁(パノラマ)

越川橋梁はコンクリート製の鉄道橋で、北海道の登録有形文化財に指定されています。
(詳しくは前回の記事にて紹介しています)
やっぱり川から見上げる鉄橋の姿はまた別格です!

越川橋梁(2−4) 越川橋梁(2−5)

以下、越川橋梁 - Wikipediaより抜粋です↓

昭和14年(1939)、越川駅 - 上越川駅間の国有鉄道根北線の橋梁として建設が開始される。
周囲数km四方に民家すらない北海道の山間奥地に作られた、全長147m、最大地上高21.6m、軌道の勾配25パーミルの10連コンクリートアーチ橋である。
戦時体制下の鋼材不足のため、鉄筋は使われていない。多くのタコ部屋労働者が使役され、11人の者が命を落とした。

越川橋梁(2−6) 越川橋梁(2−7)

昭和16年(1941)には太平洋戦争の影響による物資欠乏のため根北線の建設は中断される。越川橋梁はほぼ完成した状況にあったが、戦後になっても根北線の越川より根室標津方が開通することのないまま、昭和45年(1970)に根北線自体が廃止され、結果として一度も使用されることはなかった。

昭和48年(1973)、旧根北線のルートと並行する国道244号の拡張工事の際、支障する橋脚2本が撤去されたが、残りの部分は健在である。平成10年(1998)に国の登録有形文化財に登録された。

越川橋梁(2−8) 越川橋梁(2−9)

鉄筋の代わりに竹などを用いてあり、どう見ても「この上を列車が走って大丈夫なんだろうか?」というくらい華奢な印象です。

Wikipediaに「11人の者が命を落とした」とありますが、一説によるとその亡がらを人柱≠ニして鉄橋内部に埋めてしまったらしいのです。
実際に拡張工事の際に2脚を撤去(爆破)したら白骨が出たという話や、エックス線で内部を調べたら人骨らしき陰が写った、という話があるそうです。

この鉄橋に花が手向けられていたのは、そのためだったのです。もしかしたら、お盆というこの時期だからこそかも知れません。
前回、「橋脚の足下に花が手向けられていました。意味は分からないけど、造花じゃなくて生花であることに思いの深さが現れている気がします。」と感じたのは、あながち間違いではなかった。
奇しくも8月15日に来ることになったのも、供養に繋がったのかも知れないと勝手に思っています。

過酷な労働の末に完成した越川橋梁。ですが、終戦と同時に意味を失い、母体であった根北線さえも廃線となり、一度として列車が運行することのなかった橋。

でも、決して無駄ではなかった。

こうして遺構として残され、多くの人々に当時の過酷な日々を伝え、今ある平和の有り難さを教えてくれる貴重な存在となっているのです。

どうか「心霊スポット」などと騒がず、畏敬の念を捧げてください。

撮影:Nikon COOLPIX P900/スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)※魚眼レンズ着用



*近隣に関連する過去ブログ記事*
・2012年07月30日【オシンコシンの滝
・2012年08月16日【斜里町『来運神社』の湧水
・2014年09月13日【摩周湖〜神の子池〜来運公園〜知床ウトロの夕陽
・2015年08月04日【阿寒湖を拠点に観光案内(1日目)
・2017年06月26日【小清水原生花園2017
・2017年08月08日【斜里町を満喫・前編
・2017年08月09日【斜里町を満喫・後編(来運神社と越川橋梁)


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posted by しう@SOTO at 23:55 | TrackBack(0) | 北海道

2017年08月16日

写真で綴る、知床ウトロの見所いろいろ・前編(ご当地グルメとプユニ岬の夕陽ほか)

知床ウトロ〜羅臼を行ったり来たりしたので、時間軸は無視でご紹介します。

ウトロ漁協婦人部食堂 ウトロ漁協婦人部食堂(いくら丼)

いきなりですが久しぶり2度目の【ウトロ漁協婦人部食堂】(リンク先は【食べログ】です)でランチ。
前回の鮭親子丼がイマイチだったので(鮭そぼろだったんだもん・・・)リベンジも兼ねて、今回は「いくら丼」にしてみました!
ここのイクラはねっとりしていて少し塩っぱいです。醤油はいらないくらい。
個人的にはサラっとツルっとしたイクラの方が好きかなぁ。
値段もけっこうするし、3度目は・・・うーん。

知床森林センター(1) 知床森林センター(2)

国設知床野営場の管理棟も兼ねる【知床森林センター】。
子どもが遊べる木育コーナーやワークショップ、DVD鑑賞もできます。

知床野営場(1) 知床野営場(2)

知床野営場】。お盆も過ぎて割と空いていたのでキャンピングカーでのオートキャンプもできました♪
大人500円のみ!\(^o^)/

知床野営場(夕陽台/昼) 知床野営場(夕陽台/夕)

知床野営場の海岸側にある【夕陽台】からの眺め、昼間と夕方。
さすが夏休み期間中だけあって、夕陽の時間帯は激混みでした。

夕陽台の湯 夕陽のあたる家

日帰り入浴は、写真:左=【夕陽台の湯】(※過去写真です)500円、右=【夕陽のあたる家】600円。
ほかにも国民宿舎やホテルなど日帰り入浴できる施設が多数あります。

【夕陽のあたる家】駐車場の前にコインランドリーがあります。小型洗濯機が5台、電気乾燥機1台、ガス乾燥機2台。
道の駅に近い、知床ノーブルホテルの隣にもコインランドリーがありますが乾燥機が100Vで、しかも10分100円! 電気乾燥機でこの価格は高すぎる。厚手の服なんて乾くまで1時間はかかると思う。

プユニ岬の夕陽(1) エゾシカ

プユニ岬に夕陽を見に来たら、立派なツノを持ったオスのエゾシカが優雅に草を食んでいました。
ツノにはまだ産毛が生えています。これから薄皮が剥がれて、お土産屋さんで見かけるような角≠ノなるのです。

プユニ岬の夕陽(2) プユニ岬の夕陽(パノラマ)

プユニ岬は【知床八景】に挙げられる景勝地で、ここからの夕陽を見ようと観光客が毎日人だかりをつくります。
駐車場が限られているので、満車になってあぶれたクルマが車道に停めてしまうので危険です。ここはカーブだし、特に岩尾別方面からは下りカーブなので事故になりかねません。

太陽柱(1) 太陽柱(2)

【太陽柱(サンピラー)】まで見ることができました!ヾ(*´▽`*)ノ
(これは道の駅【うとろシリエトク】からの写真)

波飛沫(外観) 波飛沫(ネギ味噌ラーメン)

締めはラーメン(笑)
こちらも久々の【波飛沫(なみしぶき)】。前回は塩ラーメンにしたので、今回はネギラーメンの味噌を。
見た目は脂が浮いてこってりしてますが、まったくくどくありません。飲み干してしまいたくなる(´ω`*)


撮影:Nikon COOLPIX P900/スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)

*知床に関連する過去ブログ記事*
・2012年07月31日【知床観光クルージング
・2012年08月01日【ウトロを満喫しております
・2012年08月04日【ポンホロ沼トレッキング
・2012年08月05日【ウトロの料理茶屋 八重樫
・2012年08月07日【羅臼湖トレッキング
・2012年08月07日【熊越えの滝
・2012年08月08日【羅臼から尾岱沼へ
・2013年08月24日【知床観光クルージング2013
・2013年08月25日【ウトロのお食事処
・2013年08月27日【岩尾別温泉〜プユニ岬
・2013年08月28日【知床自然センターとプユニ岬の夕陽と夜の自然観察
・2013年08月29日【知床・男の涙トレッキング
・2013年08月30日【シマフクロウが見れる宿
・2013年08月31日【羅臼・知床ネイチャークルーズ
・2013年09月02日【知床・羅臼の日帰り入浴情報
・2013年09月04日【羅臼を体験ダイジェスト
・2013年09月05日【羅臼の見どころあれこれ
・2013年09月06日【羅臼・相泊港から知床岬へ!
・2013年09月07日【羅臼で幻のブドウ海老を味わう
・2013年09月21日【羅臼漁火まつり(1日目)
・2013年09月22日【羅臼 漁火まつり(2日目)
・2013年09月23日【知床ネイチャークルーズ
・2013年09月26日【魚の城下町・羅臼漁港見学(第2弾)
・2014年09月13日【摩周湖〜神の子池〜来運公園〜知床ウトロの夕陽
・2014年09月14日【知床ウトロ・岩尾別温泉
・2014年09月15日【知床 羅臼の間歇泉
・2014年09月16日【知床 羅臼・瀬石&相泊温泉〜知床半島先端部地区
・2014年10月01日【知床ウトロ午前の部・男の涙〜岩尾別
・2014年10月02日【知床ウトロ午後の部・カムイワッカ湯の滝
・2014年10月03日【知床・ウトロから羅臼、鷲の宿へ。
・2014年10月04日【知床峠(知床横断道路)の紅葉
・2015年09月29日【知床の動物たち
・2015年10月01日【知床の動物たちを探し求めて
・2015年10月02日【シマフクロウ一家物語〜鷲の宿から〜
・2015年10月05日【写真で綴るシマフクロウ一家物語〜鷲の宿から〜
・2017年08月12日【知床・羅臼をぷらぷらと(瀬石〜相泊)

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