2017年07月01日

サロベツ原野・サロベツ湿原センター散策路

昨日の幌延につづき、【サロベツ湿原センター】へも行ってきました。
幌延は「下サロベツ」、こちらは「上サロベツ」と呼ばれています。(下サロベツより北に位置します)

サロベツ原野(01) サロベツ原野(04)

で、幌延から一旦、海岸沿いの道道106号線(オロロンライン)に出て北上するのですが、その沿道でもコバイケイソウが群生しているのが見られます!
かえって、こっちの方が咲いてるくらい(笑)

サロベツ原野(02) サロベツ原野(03)

写真:左=北緯45度を示すモニュメント。
写真:右=オロロンライン沿い、ず〜っとこんな感じで黄色いエゾカンゾウやオレンジ色のエゾスカシユリ、白いシシウドなどが咲いています。

サロベツ原野(湿原センター) サロベツ原野(05)

写真:左=【サロベツ湿原センター
写真:右=併設の売店&喫茶・軽食【レストハウスサロベツ】で、あげいも&いももち&豊富牛乳のセット(300円)をオヤツにいただきま〜す(^人^)
どれもみんな美味しい♪ 豊富牛乳は特に濃厚で、ふだん牛乳を飲まないわたしも思わずおかわりしたくなる(^p^)

サロベツ原野(湿原センター内部) サロベツ原野(開花状況)

湿原センターの情報では、遅霜の影響でエゾカンゾウの開花量が例年より少ないそうです。
過去5年分のデータが写真とともに掲示してありました。

↓以下、かいつまんで書き出してみました↓
 ※エゾカンゾウについてのレポートです

2011年(開花日:6月13日)
ここ10年で一番と評されるほど見事な一斉開花。
湿原全体が黄色に覆われました。

2012年(開花日:5月29日)
5月末という早い時期に開花しはじめ、湿原内の各所で散発的に咲いていきました。
そのため湿原一帯を染めるような一斉開花とはならず。

2013年(開花日:6月4日)
積雪量の多さから全体的に開花が遅れましたが6月に入って暑い日が続き、むしろ例年より早く一斉開花。
さらに前年は一輪も開花しなかったコバイケイソウも一斉開花。

2014年(開花日:6月1日)
4月前半の気温が例年より低く全体的に開花が遅れたものの、5月中旬に暑い日が続いたためエゾカンゾウは例年より早く開花。
ちなみにコバイケイソウはほとんど開花せず。

2015年(開花日:5月25日)
積雪が少なかったため過去5年間で最も早く開花。
そのためいつがピークか分からないまま、まばらに咲いていきました。

2016年(開花日:5月27日)
昨年に引き続き雪が少なかった影響で早く開花。
蕾が多く確認されていたので期待していましたが、6月上旬に霜が降りる寒い日があり、咲かせることなくしおれてしまいました。

サロベツ原野(06) サロベツ原野(07)

写真:左=泥炭採掘浚渫船が展示してあります。
写真:右=エゾイソツツジは、ここでもひっそり陰に隠れるように咲いていました。

サロベツ原野(08) サロベツ原野(09)

写真:左=エゾカンゾウ。今年は二段階開花になるのか?
写真:右=カキツバタ。

サロベツ原野(10) サロベツ原野(11)

写真:左=やっぱり目立つのは背の高いコバイケイソウ。
写真:右=展望デッキ。

サロベツ原野(12) サロベツ原野(13)

写真:左=展望デッキの真下には水が溜まっていて、カキツバタが生き生きと咲いています。
写真:右=広大なサロベツ原野。ここは、そのほんの一部です。

サロベツ原野(14) サロベツ原野(15)

写真:左=今年はコバイケイソウの当たり年=B
写真:右=ツルコケモモの群生を発見! 範囲は畳1/3くらいあったので、見つけやすいと思います(^_^)

サロベツ原野(16) サロベツ原野(17)

写真:左=たぶんエゾカラマツ。
写真:右=ノビタキかな?

バードウォッチャーの間では、サロベツ原野と言えばシマアオジという小鳥が有名で写真撮影に来る方も多いです。が、近年かなり個体数が激減しているそうです。
シマアオジ - Wikipedia

サロベツ原野(18) サロベツ原野(19)

写真:左=写真を撮っていたら「それは何ですか?」と聞かれ、「たぶんギョウジャニンニクじゃないですかね」と答えたら、後から来た友人たちにも「ギョウジャニンニクだよ」って教えてて、違ってたらどうしようと思いながらそそくさと立ち去りました(´▽`;)

写真:右=殻が螺旋状に巻いてないカタツムリ。直径2cm足らず。ちょっと可愛い。

ほか、ワタスゲ、トキソウ、ヤナギトラノオなどもちらほら咲いていました。
カキツバタやエゾカンゾウは、このあとも花が増えるんじゃないかな〜?

撮影:Nikon COOLPIX P900/スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)

※翌日、バックヤードツアーにも参加してきました! 明日の更新をお楽しみに♪



*関連する過去ブログ記事*
・2012年07月13日【写真で綴る、雨のサロベツ原野。
・2012年07月18日【サロベツ原野、ふたたび。
・2012年07月19日【浜勇知原生花園
・2012年07月21日【稚内・利尻富士・サロベツ原野
・2012年07月22日【サロベツ・幌延〜パンケ沼】※写真のみ
・2013年08月12日【北海道の名湯・豊富温泉
・2013年08月19日【日本海オロロンライン沿いの道の駅グルメ
・2014年08月11日【サロベツ原野・2014夏
・2017年06月30日【サロベツ原野・幌延 下サロベツ原野自然探勝路

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2017年07月02日

サロベツ湿原バックヤードツアー

サロベツ湿原センター】のホームページを見ていたら、「バックヤードツアー」という魅惑的な文字を発見! しかも今日開催!(7/2)
しかし、外は霧で真っ白。小雨も降っている・・・。
やってるのかな?
電話してみたら、決行するとのこと! 当日だけど参加できますか? と聞いたらOK!
これは行くしかない! と急いで支度して急行!
10分遅れで到着したのに、暖かく迎えていただきました(-人-;)

サロベツ湿原BYT(01) サロベツ湿原BYT(02)

写真:左=まずビデオを見て、これから行く場所がどんなところなのかを説明していただきます。
サロベツ原野 - 豊富町観光協会

写真:右=ビデオを見ると、この浚渫船(しゅんせつせん)がどういう働きをしていたかよく理解できます。

泥炭の採掘をしていたのは、2002年まで。つい最近じゃないですか!
2003年に国立公園に指定、また2005年にはラムサール条約に登録されているので、それを見越して終了したのかな?

サロベツ湿原BYT(03) サロベツ湿原BYT(04)

写真:左=ふだん立ち入り禁止の、ここからスタート。
写真:右=案内板。指差しているところまで行きます!

サロベツ湿原BYT(05) サロベツ湿原BYT(06)

写真:左=足下はフカフカ。ずっと曇りか雨という天気が続いているため、水たまりができている箇所も。
でも雪が少なかった年は雨が多くなる=水の量が調整される、という点では恵みの雨なのです。

写真:右=泥炭を運んでいたパイプの名残り。今はキタキツネがねぐらとして使っているようで、子ギツネを目撃したこともあるそうです。
周囲には鳥の羽が散らばっていたり、うっすら獣臭もただよっていました。

サロベツ湿原BYT(07) サロベツ湿原BYT(08)

写真:左=細〜い木道に入りました。
写真:右=葉っぱを揉むと山椒のような香りがする、ミネヤナギだったっけ・・・ヤチヤナギだったっけ・・・。

サロベツ湿原BYT(09) サロベツ湿原BYT(10)

写真:左=タテヤマリンドウ。ラッパみたいに出ているのは、花が終わったもの。たぶん、めしべ?
まだ蕾もたくさん出ていました。天気が好くなったら、一斉に咲くんだろうなぁ。

サロベツ湿原BYT(11) サロベツ湿原BYT(12)

「サロベツ自然再生事業地」の現場に到着。
泥炭採掘の跡。目地の密度が違う網(材料はシュロらしい)を敷いて、植物がどれくらい育つかを観察しています。

サロベツ湿原BYT(13) サロベツ湿原BYT(14)

写真:左=2004年は、地面がむき出しの裸地≠ナしたが、ここまで植物が生えてきました。
写真:右=現在は、ワタスゲがもっとも繁殖してます。

サロベツ湿原BYT(15) サロベツ湿原BYT(16)

とはいえ、湿地の立役者は苔です。フカフカの水苔、そしてモウセンゴケが文字通り縁の下の力持ちとなって湿原を支えています。

サロベツ湿原BYT(17) サロベツ湿原BYT(18)

写真:左=ワタスゲと似ているけど、枝分かれしているこちらはサギスゲ。
写真:右=さらに進むと、エゾカンゾウの花が増えてきました!

サロベツ湿原BYT(19) サロベツ湿原BYT(20)

やっぱり今の時季、湿原にエゾカンゾウが咲いてないと物足りないというか(笑)
花を見るとテンション上がります(´ω`*)

サロベツ湿原BYT(21) サロベツ湿原BYT(22)

マニア向け?(笑)
写真:左=湿原の屋台骨、苔のじゅうたん。
写真:右=これは苔の一種? 湿原では滅多に見ない、一見エアプランツのよう。

サロベツ湿原BYT(23) サロベツ湿原BYT(24)

写真:左=ところどころ、湖のように泥炭掘削の跡が整然と並んでいます。
写真:右=トンボソウかなぁ?

サロベツ湿原BYT(25) サロベツ湿原BYT(26)

写真:左=姫石楠花。花が終わって、実になろうとしています。
1ヶ月前には群生で咲いていたらしい・・・! 写真を見せてもらったら、一面ピンク色だった!

写真:右=ツルリンドウの群生。かなり広範囲でした!

サロベツ湿原BYT(27) サロベツ湿原BYT(28)

さらに先へ進むと・・・遠くにエゾカンゾウとカキツバタの群生が広がっているではありませんか!

サロベツ湿原BYT(29) サロベツ湿原BYT(30)

お花畑です。何ということでしょう。
この場にいた全員が思ったに違いない。「あそこに行きたい!!」と。

サロベツ湿原BYT(31) サロベツ湿原BYT(32)

人の手が入り機械で引っ掻き回した跡地に、あれだけの群生が広がっていようとは。
何とも皮肉のようにも思えますが、やっぱり自然は偉大だな、と感嘆するほかありません。

バックヤードツアーは主に週末、9:45〜2時間コースで開催しています。なんと無料です!
他にもガイドツアーなど行っていますので、興味のある方は是非ホームページにアクセスしてみてください。
認定NPO法人サロベツ・エコ・ネットワーク

撮影:Nikon COOLPIX P900



*関連する過去ブログ記事*
・2012年07月13日【写真で綴る、雨のサロベツ原野。
・2012年07月18日【サロベツ原野、ふたたび。
・2012年07月19日【浜勇知原生花園
・2012年07月21日【稚内・利尻富士・サロベツ原野
・2012年07月22日【サロベツ・幌延〜パンケ沼】※写真のみ
・2013年08月12日【北海道の名湯・豊富温泉
・2013年08月19日【日本海オロロンライン沿いの道の駅グルメ
・2014年08月11日【サロベツ原野・2014夏
・2017年06月30日【サロベツ原野・幌延 下サロベツ原野自然探勝路
・2017年07月01日【サロベツ原野・サロベツ湿原センター散策路

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2017年07月03日

北海道の名湯・豊富温泉とハルニレの木

初めて豊富温泉を訪れたのは、20年くらい前でしょうか。
東京に住んでいた頃、レンタカーでノープランの旅をしていて、その日のお風呂も停泊場所も行き当たりばったりでした。
どうして豊富温泉に来たのかは思い出せませんが、おそらく地図を見て「温泉」の文字に惹かれたのだと思います。そして来てみたら野外にトイレがあったので、停泊していいか尋ねてOKをもらった、という経緯だったと思います。

豊富温泉街(1) 豊富温泉街(2)

キャンピングカーで旅生活をするようになってからも何度も訪れているのですが、数年前から停泊禁止になりました。
2年ぶりに来てみたら廃業したホテルが解体され、駐車場もすっかり広く綺麗になっていました!

写真:右=温泉湯治者のための宿泊保養施設【湯快宿】。豊富温泉はアトピーに効くと評判です。

豊富温泉街(3) 豊富温泉街(4)

写真:左=かつての第3駐車場は屋外トイレも撤去され、すっかり綺麗に広くなりました。
写真:右=遊歩道があった名残り。

豊富温泉街(5) 豊富温泉街(6)

写真:左=町営温泉入浴施設【ふれあいセンター】。背後の丘にはスキー場。

写真:右=ふれあいセンター前の芝生広場は残っていますが、屋外トイレは閉鎖。東屋も老朽化により立ち入り禁止になっています。

豊富温泉街(7) 豊富温泉街(8)

今年5月にオープンしたばかりの【湯の杜ぽっけ】。
お土産品のほか珈琲・ソフトクリームを販売。店内で自由に休憩できるテーブル、Wi-Fiも完備。
観光案内所も併設、レンタカーの貸し出しもしています!

豊富(下エベコロベツ川) 豊富(砂利道)

「ハルニレの木→」という看板があり、以前も歩いて行ってみたけど分からなくて断念したのでリベンジ!

写真:左=工事現場のお兄さんに聞いたら「この道を進んだ左側の学校にありますよ」って教えてもらったけど、学校が見当たらない。川を渡るなら、そう言うような気もするけど・・・。

写真:右=しかも、砂利道に突入するはずないよね・・・。

豊富(カラマツ) 豊富ハルニレの木(1)

写真:左=わたしがよくリースや壁掛けに使用しているカラマツがいっぱい成ってました!ヾ(*´▽`*)ノ
秋には枝ごと落ちてることがよくあるから、拾って帰るんです(笑)

写真:右=諦めてUターンして、この建物が怪しい(学校っぽい)な〜って見ていたら、小さな看板を発見! 見落としてたよ!!

豊富ハルニレの木(2) 豊富ハルニレの木(3)

学校は「グループホーム」になっていました。体育館だったであろう建物の脇に、こんもりと巨木が見えた! あれがハルニレですね!

↓説明板より抜粋↓
推定樹齢 300年、樹高 18m、胸高直径 3.95m(平成20年調査)
このハルニレは、旧温泉小学校跡地に根を張る巨木です。
推定樹齢300年とされており、長年の風雪に耐え抜いた勇姿は、温泉地区の発展および温泉小学校(平成20年閉校)の生徒たちを四季を通じて見守ってきました。

豊富ハルニレの木(4) 豊富ハルニレの木(5)

写真:左=ハルニレの右側には鉄棒がそのままに。
写真:右=校舎も、外観はそのまま。

豊富ハルニレの木(6) 豊富ハルニレの木(7)

写真:左=ハルニレの大きさは、左隣の2階建てアパートと比較すると分かりやすいかも。

写真:右=オンコ(イチイ/アララギ)と桜。
常緑(針葉)樹と落葉樹。どちらかがどちらかを枯らすことなく共生しているのは珍しい。

せっかく看板まで出しているのに、雑草が生い茂って訪れる人もいないというのは寂しい。
グループホームでも、ここを憩いの庭にすればいいのに。


撮影:スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)



*関連する過去ブログ記事*
・2012年07月13日【写真で綴る、雨のサロベツ原野。
・2012年07月18日【サロベツ原野、ふたたび。
・2012年07月19日【浜勇知原生花園
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・2012年07月22日【サロベツ・幌延〜パンケ沼】※写真のみ
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・2013年08月19日【日本海オロロンライン沿いの道の駅グルメ
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・2017年07月01日【サロベツ原野・サロベツ湿原センター散策路
・2017年07月02日【サロベツ湿原バックヤードツアー

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タグ:温泉 巨木
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2017年07月04日

やっと晴れた!サロベツ〜オロロンライン(道道106号線)

稚内に到着したのが6/29。
週間天気予報では、しばらく曇天と分かっていたもののサロベツに移動してからでも早や5日!
ようやく晴れ間が見えました!

飛行機雲 豊富の酪農地帯

写真:左=午前10時前、ふと空を見上げたら飛行機? がグルっと旋回して飛んでった!

サロベツ幌延展望台(1) サロベツ幌延展望台(パノラマ)

せっかく天気が回復したので、【幌延ビジターセンター】道向かいにある展望台に登りました。
余談ですが、宮之台展望台や名山台展望台は周辺の樹々が育っちゃって、眺めが遮られてきているらしいです。

サロベツ幌延展望台(2) サロベツ幌延展望台(3)

湿原の反対側には牧場が広がり、風車も見えます。
白いビニールで覆われているのは牧草ロール。牛馬の発酵ご飯みたいなものです。

サロベツ幌延展望台(4) サロベツ幌延展望台(5)

パノラマ風にご覧ください。
写真:左=パンケ沼、右=長沼。実際にはパンケ沼の方が何倍も大きくて丸に近い形なんですが、距離があるためこのように見えます。

サロベツ湿原・幌延を訪れる機会があったら、是非こちらの展望台も登ってみてください!
ただ、足下が工事現場の足場みたいな感じで地上が隙間から見えるので、高所恐怖症の方は登るのに難儀すると思います・・・。

オトンルイ風力発電所 オロロンライン

写真:左=オトンルイ風力発電所の風車群
写真:右=日本海側の道道106号線、通称「オロロンライン」。長距離にわたって眺望が素晴らしく、絶好のドライブラインです。
スピード違反で検挙されている場面もよく見かけますので、安全運転を心がけてください。

オトンルイ駅逓所跡 ルピナス

写真:左=オトンルイ駅逓所跡
写真:右=ルピナスの向こう、小さな建物は何だろう?

北緯45度モニュメント 利尻富士

写真:左=北緯45度を示すモニュメント。海岸線の向こうには利尻富士。

稚咲内園地(1) 稚咲内園地(2)

稚咲内園地。レストハウス(お土産品とお食事)は営業時間が不定期なのか元々短いのか、この日は13時で閉店しました。

稚咲内園地(3) 稚咲内園地(4)

ちょうどハマナスとエゾカンゾウが見頃でした♪

稚咲内園地(5) 稚咲内園地(6)

遊歩道から見た利尻富士。

オロロンライン(1) オロロンライン(2)

オロロンラインを稚内方面へ走っていると、撮影ポイントがいくつもありました!
エゾカンゾウの群生・・・これを見たかったんです!ヾ(*´▽`*)ノ

オロロンライン(3) オロロンライン(4)

所々に路側帯があります。そちらに停めて、あとはポイントまで徒歩。
この風景を見るために、何日を費やしたことか・・・!!ヾ(;▽;)ノ エレちゃんも花に囲まれて、まるで微笑んでいるようです。

オロロンライン(5) オロロンライン(6)

利尻富士と、エゾカンゾウ(手前はハマニガナ)。
観光ポスターのような光景を見ることができて、感無量です(;o;)

オロロンライン 野鳥

写真:左=昆布のようにうねった道
写真:右=セキレイの仲間かな?

浜勇知園地(こうほねの家) 浜勇知園地(案内図)

次なるポイントは、浜勇知園地(こうほねの家)。ここも久しぶりの訪問です。

浜勇知園地(1) 浜勇知園地(2)

利尻富士と一緒に撮ると、いろいろ絵になりますね♪

浜勇知園地(3) 浜勇知園地(4)

時刻は14時半くらい。少し日が傾き始めて、海面がキラキラしてます。
海釣りをしている方が数名いました。何が釣れるのかな〜?

浜勇知園地(5) 浜勇知園地(6)

コウホネ沼では、野鳥が子育てをしていました(´ω`*)

浜勇知園地(7) 浜勇知園地(8)

写真:左=「こうほねの家」という名前の由来となった「こうほね沼」のシンボル、コウホネ。ちょっとグッタリしてるのが気になる。

写真:右=ヒオウギアヤメも咲いていました。

やっとのことで晴天とエゾカンゾウの群生を目の当たりにすることができて、ここ数日の腐った気持ちに霧が晴れるようでしたヾ(*´▽`*)ノ

撮影:Nikon COOLPIX P900



*関連する過去ブログ記事*
・2012年07月13日【写真で綴る、雨のサロベツ原野。
・2012年07月18日【サロベツ原野、ふたたび。
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・2017年07月02日【サロベツ湿原バックヤードツアー
・2017年07月03日【北海道の名湯・豊富温泉とハルニレの木
・2017年07月02日【サロベツ湿原バックヤードツアー

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2017年07月05日

稚内・北門神社 例大祭

稚内からサロベツ原野、そしてまた日本海沿いを稚内に戻って来たわけですが、なかなか天気が好くならず。
だいたいこの時期の道北は風が強くて曇天または霧の日が多いと言います。
それにしたって、もう1週間。利尻・礼文島に渡るタイミングをず−−−っと待っているのですよ。
観光案内所の方も、「時間があるのなら、天気の好い日に行かないと。やっぱり利尻富士が見えなきゃ!」と。
天気予報では今週から晴れるはずだったのに、また曇天。

し か も・・・。
7/4・5・6と、北門(ほくもん)神社の例大祭ですってよ!

北門神社(北海道神社庁)

北門神社 宵宮祭(1) 北門神社 宵宮祭(2)

4日の夕方、宵宮祭がはじまりました。
もの凄い数の屋台(230店舗!)がずら−−−っと建ち並んでいます。こんな大規模な宵宮、初めてです!
正直、稚内にこんなに人がいたのかと!(失礼)

北門神社 宵宮祭(3) 北門神社 宵宮祭(4)

写真:左=狛犬さんが舌出してる!? 面白い(≧∇≦)

北門神社 宵宮祭(5) 北門神社 宵宮祭(6)

写真:左=【境内外末社】稲荷神社/太平山三吉神社
写真:右=拝殿前には出番待ちの方々が。お参りさせてもらって、ちゃっかり御朱印もいただきました!
こんな佳き日に御朱印をいただけるなんて幸せ♪
(翌日の祭り本番は、神職さんが全員出払っていて授与所は閉まっていました)

北門神社 宵宮祭(7) 北門神社 宵宮祭(8)

写真:左=【社宝】神輿(「六角型」昭和24年製作奉納)
写真:右=境内では様々な芸能奉納があり、これまた屋台が出ていてビアガーデンさながら(笑)
きっと神様も楽しんでいらっしゃることでしょう(´ω`*)

天明5年(1785)、松前藩の場所請負人であった村山伝兵衛が、宗谷の地(北海道((令制))北見国宗谷郡)に北門鎮護の守護神として天照皇大神を奉り、宗谷大神宮という小社を建立した。
明治29年(1896)7月15日、現在地に社殿を移築し、武甕槌神(たけみかづちのかみ)、事代主神(ことしろぬしのかみ)を合祀して、北門神社へ名称を変更した。
北門神社 - Wikipedia

旧瀬戸邸 野鳥

開けて翌5日。結局、フェリーに乗ることなく稚内市街地をぶらぶら散歩。

写真:左=国の登録有形文化財・旧瀬戸邸
写真:右=こういう猛禽類が電線に留まっているなんて、なかなか見ない。

北門神社 例大祭(01) 北門神社 例大祭(02)

神輿がどういうルートを通るかまったく分からないので適当に歩いていたら子ども神輿を発見。
その後、スーパーで買い物したりして(笑)いったんクルマに戻ろうと思ったら、稚内駅前に大人の神輿が! やったー!ヾ(*´▽`*)ノ

北門神社 例大祭(03) 北門神社 例大祭(04)

企業やお店などが、神様をおもてなしして1年の無事や商売繁盛などなどを祈願します。
ここから神輿についていきました。

北門神社 例大祭(05) 北門神社 例大祭(06)

商店街の中でも1ヶ所1ヶ所で丁寧に祝詞をあげられていました。
まず着いたら神輿を「わっしょい、わっしょい、わっしょーい!」と3回掲げて、ゆっくり下ろされます。このとき、周りの方々もみんな拍手。
そのあと神職さんが幣(ぬさ)で祓ったり祝詞を奏上したりして祈祷します。
終わったら、また神輿が担がれて「わっしょいわっしょい」何度か周囲を廻るように練り歩きます。

北門神社 例大祭(07) 北門神社 例大祭(08)

稚内プレス】によると、29団体370人が参加したそうです!
担ぎ手も大変ですが、太鼓チームもずっと叩きっぱなしです。子どもさんも叩いていました。

北門神社 例大祭(09) 北門神社 例大祭(10)

2基の神輿は、どちらがどの神様とかまったく不明。御祭神は天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)、武甕槌神(たけみかづちのかみ)、事代主神(ことしろぬしのかみ)の三柱だから・・・?
あ、でも昨日、神輿庫には3基あったよね??
もう1基は子ども神輿だったのかなぁ。

北門神社 例大祭(11) 北門神社 例大祭(12)

さて、御輿渡御(とぎょ)のクライマックスがやってきました!
総代さんらしき方に教えてもらいました。神社前の、80段の階段を神輿を担いだまま一気に駆け上がるのです!!

北門神社 例大祭(13) 北門神社 例大祭(14)

すごい迫力!! 早い!!!

北門神社 例大祭(15) 北門神社 例大祭(16)

続いてもう1基!

北門神社 例大祭(17) 北門神社 例大祭(18)

ほんとうに「駆け上がって」います。さんざん町じゅうを練り歩いた後で疲れ切っているでしょうに、凄いパワーです。
あっという間でした。

北門神社 例大祭(19) 北門神社 例大祭(20)

15:45、北門神社に帰還。法被を見ていると、ノシャップや宗谷からも参加しているんですね。
沿道で見守っていた方々も、担ぎ手のご家族や友人、みんな和気あいあいとしてあたたかな空氣が流れていました。
「祭り」の元に、みんなが一体となって空間をつくりあげている、そんな雰囲気でした。

北門神社 例大祭(21) 北門神社 例大祭(22)

最後に、神輿を「わっしょい、わっしょい、わっしょーい!」と担ぎ上げ(というか胴上げみたい・笑)、拍手喝采。
神職さんの祝詞で神様は本殿に帰られ、神輿は神輿庫へ。メガホンで「はーい! 担ぎ手ー! 神輿を庫に収めるまでが祭りですよー! 最後まで頑張れー!」みたいに励まされているのがまた微笑ましかったです(*´▽`*)

思いがけず、素晴らしい祭りを見せていただきました。
稚内、いいですね(´ω`*)

ちなみに最終日、6日の海上渡御はシケのため中止になったそうです。もの凄い強風でしたからね・・・。
稚内市地方卸売市場で海上安全大漁祈願祭が執り行われ、そのあと神輿をトラックに乗せ、北船溜り〜恵山泊漁港を回り、大漁と安全を祈願したそうです。
(【稚内プレス】より)

撮影:Nikon COOLPIX P900

*関連する過去ブログ記事*
・2008年08月03日【稚内公園
・2008年08月04日【サロベツ原野と豊富温泉
・2010年08月21日【稚内で再会
・2010年08月22日【稚内から宗谷岬
・2012年07月21日【稚内・利尻富士・サロベツ原野
・2013年08月10日【宗谷〜稚内のラーメン店
・2013年08月18日【稚内のお蕎麦屋さん「はるな家」
・2014年08月12日【稚内から宗谷岬の間宮堂へ
・2017年06月28日【久しぶりに宗谷岬を散策


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タグ:神社 お祭り
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2017年07月06日

稚内を涙の離脱、苫前方面に南下・・・

実は利尻・礼文島に渡りたくて天気予報とにらめっこしながら待つこと1週間。
すーっと天気が不安定で、しかも予報通りにならず悶々とした日々を過ごしていたのですが、それとはまったく予想だにしないところから事件はやってきました。

キャンピングカー雨漏り 除湿剤

キャンピングカー雨漏り(;つД`)前回と同じところ(バンク右側の窓)です。

屋根を張り替えてもらったのが2013年春。
その後すぐくらいに雨漏りが発覚し、ビニールテープなどで急場しのぎしつつ、コーキングし直してもらったのが2014年6月。
んで昨年2016年にも雨漏りしてコーキングし直し。そして今回。もうイヤ。
これは窓枠だけが原因じゃないのかも・・・。

写真:右=バンクに置いてた除湿剤、取り替えるのをすっかり忘れてたら、とんでもないところまで吸湿してた(´Д`;)

たからや たからや(塩ラーメン)

いじけてても事態は変わらないので、気を取り直して稚内駅前の【たからや】で塩ラーメンを食べました。3年ぶり。700円になってた。
スープがなみなみ、熱々! 豚骨ベースらしいですが、透き通ってて臭みもまったくないです。脂の甘味と塩が利いてて風味がしっかりしています。
チャーシューはモモ肉みたいで、歯ごたえがありました。かなりお腹いっぱい!

ここは塩ラーメンと醤油ラーメンのみ(ライスはあります)というラーメン専門店です。
地元のお客さんも多くて、どちらかというと醤油をオーダーする方が多かったような?

道の駅てしお 道の駅富士見

お腹も満たされたことで、やおら重い気持ちを奮い立たせて移動開始。
天気予報では午後から回復傾向のはずだったけど、まるっきりハズレ。もう少し待てば晴れてくるかな〜とか思ってたけど、先日オロロンラインで絶景が撮れたし、諦めました。

写真:左=道の駅 てしお、右=道の駅 富士見。あまり変わっていないご様子。

どうせ夕陽も見れなそうだし、この先の道の駅【☆ロマン街道しょさんべつ】も【ほっとハート(トランプ)はぼろ】も【風Wとままえ】も温泉施設併設だから、どこでも構わない。
夕陽が見れるなら初山別なんだけど。(2014年08月09日【初山別・金比羅神社の鳥居と夕陽】)

羽幌でお買い物しながら、結局は苫前まで下りてしまいました。
−−−と、これだけじゃブログとしても寂しいので、翌日の写真もちょこっと載せます↓

汐見地蔵(1) 汐見地蔵(2)

天気予報どおり、快晴!ヾ(*´▽`*)ノ
6日に素通りしたオロロン鳥のモニュメントまで戻って記念撮影♪
ここには【汐見地蔵】さまがいらっしゃいました。以下、説明板より↓
【汐見地蔵尊の由来】
汐見地蔵堂に祀られている「延命地蔵菩薩像」は、蝦夷地の開拓や漁場が開発され、帆前船が盛んに往来した明治の中期に本州から渡って来たもので、海上交通の安全と乗組員の無事を祈願するため、帆前船に祀られていました。
この地蔵尊をニカルスナイ(汐見)の住民が譲り受け、長生きを祈願する地蔵尊としてお堂を建て安置しました。
地蔵菩薩は石像が多いですが、この地蔵尊は木彫像であり、作者は「沙門文嶺」と銘が彫りこまれています。
汐見地区の人たちの地蔵尊に対する信仰は厚く、老朽化の著しい地蔵堂と併せて地蔵尊の修復を行い、交通安全・海上安全・商売繁盛の守護尊とし、平成4年12月、この地に建立しました。
(汐見地像を守る会)

扉は閉まっていましたが、ガラス越しに中を拝見したらお茶や甘いものなどがお供えされていました。きっと管理している方や毎日のようにお参りする方がいらっしゃるのでしょうね。

オロロン鳥モニュメント(1) オロロン鳥モニュメント(2)

こちらがオロロン鳥のモニュメント!
2ヶ所にありますが、もう1ヶ所はクルマを停める場所がないし道から少し奥まった場所に立っています。

このブログで当たり前のようにオロロンライン≠チて書いてましたが、オロロンラインとは北海道の日本海側、石狩・留萌から稚内までの国道231号〜国道232号〜道道106号の愛称です。
で、その名前の由来となったのが、このオロロン鳥ことウミガラス。天売島(てうりとう)のシンボルでもありますが、今や絶滅危惧種となっています。

足環をつけた鳩

*おまけ*
道路をてくてく歩いていたハト。野鳥だと思ってたら、足に輪っかがついてるじゃないですか!
え、伝書鳩!?(°°;)

撮影:Nikon COOLPIX P900/スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)

*関連する過去ブログ記事*
・2008年08月03日【稚内公園
・2010年08月21日【稚内で再会
・2010年08月22日【稚内から宗谷岬
・2012年07月11日【雨の北海道は7月でも寒い。】初山別・天塩
・2012年07月21日【稚内・利尻富士・サロベツ原野
・2013年08月10日【宗谷〜稚内のラーメン店
・2013年08月18日【稚内のお蕎麦屋さん「はるな家」
・2013年08月19日【日本海オロロンライン沿いの道の駅グルメ
・2014年08月09日【初山別・金比羅神社の鳥居と夕陽
・2014年08月12日【稚内から宗谷岬の間宮堂へ
・2015年07月20日【3連休はキャンプ♪】小平・初山別・天塩


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2017年07月07日

思いがけず苫前神社に参拝

稚内から南下して、苫前の道の駅【風Wとままえ】に到着したのは17時過ぎ。
さっそく入浴の準備をして道の駅に向かうと、大漁旗がズラリとはためいているではないですか。

道の駅 風Wとままえ

※この写真は翌朝に撮りました。

フロントの方に「お祭りでもあるんですか?」と尋ねたら、「ええ、今日が苫前神社のお祭りです」。
えっ!? 今日!!?Σ(°ロ°;)
時刻は17時半。屋台はまだ出ているけど、御神輿はもう終わってしまったとのこと。
稚内の北門神社 例大祭が宵宮もあわせると3日間開催していたから、明日も何か神事があるかと期待しましたが、それはなかった・・・。(5日から宵宮、6日 本祭)
む、無念!
知っていれば急いだのに〜〜〜って、同じようなことを先日も悔やんだな(´・ω・`)

温泉に入っていたら地元の方々が「いいお祭りだった」などなどお話ししているのを耳にして、あ〜いいなぁ、ってホンワカした気分になりました。

苫前(ハマナスの丘) 苫前(ハマナスの丘)

翌日(7日)は朝から快晴! 道の駅で場所を教えていただいて、歩いて【苫前神社】(リンク先は北海道神社庁)へ。
5〜6分くらいで「ハマナスの丘」が見え、そのお向かいに苫前神社が鎮座しています。

写真:左=こういう巨石が積まれているのを見ると、つい遺跡めぐりをしていた癖で「何かあるのか!?」と思ってしまう(笑)

苫前神社(1) 苫前神社(2)

まだ祭りの雰囲気が残っています。本祭は見れなかったけど、この晴れ姿だけでも拝むことができて、来れてよかったです(´ω`*)

以下、説明板より↓

【御祭神】
市岐島姫大神(いちきしまひめおおかみ)、保食大神(うけもちのおおかみ)、大物主大神(おおものぬしのおおかみ)。

【由緒沿革】
天明6年(1786)奥蝦夷地トママイ(現在の苫前郡)の支配人が、当地開拓の際に創建奉斎した。
文化9年(1812)8月、社殿を再建。
明治3年(1870)水戸藩の領地となり、常に藩賞(藩費)をもって一切の修復および祭祀を営み、苫前郡総鎮守として奉斎す。
明治4年(1871)開拓使を置かれ、明治8年(1875) 村社に列す。
大正4年(1915)6月 現地に奉遷す。昭和17年(1942)9月、郷社に列せらる。

苫前神社(3) 苫前神社(4)

主祭神である市岐島姫は、日本神話に登場する宗像三女神(むなかたさんじょしん)の一柱で水の神様です。
境内からも海が眺められます。

市岐島姫を祀る神社といえば、福岡県の宗像大社が真っ先に思い浮かべられます。
(2015年01月28日【「やっと会えた」宗像大社】)

苫前神社(5) 苫前神社(6)

文久4年(1864)3月に、当時の運上屋・栖原店の支配人 須田伊助から奉納された狛犬。
土台にも文久4年と刻まれているけど、妙に新しいので後世に造り足したのではないでしょうか?

苫前神社(7) 苫前神社(8)

拝殿が開いていたので参拝したあと、写真を撮らせていただきました。まだ神輿も安置されていて、目の当たりにできてラッキー(*´Д`*)
御朱印もいただけたし、今日でよかったんだと思えました。

苫前神社(9) 苫前神社(10)

写真:左=忠魂碑。
写真:右=真っ青な空、真っ白な鳥居。清々しい空氣が伝わるでしょうか?

苫前ハマナスの丘 苫前漁港(1)

写真:左=参拝後、ハマナスの丘をお散歩。芝生広場という感じです。
写真:右=苫前漁港が一望できます。写真の右側に【とままえ夕陽ヶ丘未来港公園(シーフロントパーク夕陽ヶ丘港公園)】があり、風車も見えます。

苫前漁港(2) 苫前の風車

写真:左=漁港の湾内で、何やら作業中。
写真:右=苫前から北に位置する、3基の風車。
南には【上平グリーンヒルウィンドファーム】という巨大風車群があります。

苫前の風車(2008/08/11)

2008年の夏に、3基の風車の下で記念撮影しました♪ 2基しか写ってないけど(笑)
(当時のケータイカメラ/Docomo P506iC)

国道232号線から、ちょっと脇道(砂利道)に入ります。かなり分かりづらいので、1度は素通りすると思います(笑)

※2017/07/11 建設現場用らしきスーパーハウスが建ち並んでいました。立ち入り禁止ではないと思いますが、上のような写真は撮れないと思いますm(_ _)m

野鳥(1) 野鳥(2)

*おまけ*
今日の野鳥(´ω`*) ホオジロかなぁ?
野鳥の名前をネットで調べるとき「野鳥 茶色」などのキーワードで画像検索して、地道〜に似た写真を探してます。
めっちゃ時間かかる。

撮影:Nikon COOLPIX P900



*関連する過去ブログ記事*

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2017年07月08日

オロロンラインを行ったり来たり

昨日は七夕(これを書いている今日は8日、公開日は9日)。
苫前に停泊し、苫前神社を参拝して、さ〜移動するか。と、地図を広げ。
せっかくここまで来ていて、これだけ快晴で天気予報でも向こう3日間は晴れマークなんだから、初山別の金比羅さん&夕陽を撮りに戻ろうと思い立った。
(2014年08月09日【初山別・金比羅神社の鳥居と夕陽】)

そして戻る途中で、あのオロロン鳥モニュメントで写真を撮って(2017年07月06日【稚内を涙の離脱、苫前方面に南下・・・】)、初山別へクルマを走らせると・・・
何ということでしょう。気づいたら、低い雲が空を覆い尽くしているではありませんか。

え? ついさっきまで雲一つない快晴だったよね?
どっかワープした?(°°;)(。。;))((;°°)(;。。)

道の駅ロマン街道しょさんべつ

天気予報をチェックしたら、ピンポイント天気でも1時間ごとの予報でも、相変わらず「晴」マークのまま。
とりあえず道の駅【☆ロマン街道しょさんべつ】に到着、パソコン仕事しながら雲が立ち去ることを願うものの・・・。17時を過ぎても、どんより。
日の入りは19:21。温泉に入って露天風呂から海を眺めるも、それまでに雲が切れるとは思えない。

久しぶりに満天の天の川が七夕に見れるかも〜♪
なんてことも期待できない。

・・・よし、移動しよう!!
もー、一気に小平(おびら)あたりまで南下してやる、ちくしょー(T皿T)

ささっと車内を片付けてクルマを走らせること、わずか30分弱。
ハラヘッタ(´・ω・`)
もう19時過ぎてるもんね。そうだね、晩ご飯にしよう。

−−−で、結局は道の駅【ほっとハート(トランプ)はぼろ】に停泊。
オホーツク側を、たった1日で小清水から猿払まで走ったことを思えば、何とスローペースなことか。
それもこれも天気のせい。天気予報もアテにならないし。

夜中に外に出たら晴れてるし。
でも妙に明るくて、街灯のせいかと思いきや満月かと見まごう明るく丸いお月様。月齢12.5でした。当然、天の川も見えず。
いいもん。もう寝るんだし(負け惜しみ)。

はぼろバラ園(1) はぼろバラ園(2)

翌朝、これまた気持ちよい快晴!
お隣の【はぼろバラ園】をお散歩しました♪

はぼろバラ園(3) はぼろバラ園(4)

ちょうど咲き始めの見頃を迎えたばかり、という感じです。
色とりどり、様々な品種が咲き誇っています。

はぼろバラ園(5) はぼろバラ園(6)

園内はペット禁止。ベンチや噴水(?)のような水場があり、これから夏本番には水遊びをする子どもさんの姿も見られるでしょうね。

はぼろバラ園(7) はぼろバラ園(8)

まだまだ蕾がい〜〜〜っぱいスタンバイしてますよ!

数年前までは週末のみ営業の売店があって、バラアイスを販売していたのですが・・・3年くらい前かな? 売店が撤去されてしまいました。確か営業時間が15時までで、なかなかタイミングが合わないままバラアイスを食べることはついに叶いませんでした(T_T)

羽幌を通ると、5年前に例大祭を見た思い出が蘇ります。
で、ふと「あれ、いつだったっけ?」と自分のブログを遡ってみたら・・・明日・明後日じゃん!Σ(°ロ°;)
(2012年07月10日【写真で綴る、羽幌神社例大祭。】)

稚内の北門神社、苫前の苫前神社、そしてここ羽幌の羽幌神社と、例大祭が順番に行われている格好です。
天気が好ければ稚内に到着した翌日には利尻・礼文島にそれぞれ1日ずつ日帰り観光して、サロベツ原野に行って、あとはワープして雨竜沼湿原かな〜?という予定だったので、とっくに通り過ぎていたはずです。
天気がぐずついていたお陰で神社参拝できたようなもので、そう考えれば腐りかけてた気持ちも浮上するってなもんです(お手軽)。

宵宮の屋台

そうと分かれば参拝しないわけにはいきません。
道の駅から神社に向かう途中、宵宮の準備がはじまっていました。

羽幌神社(1) 羽幌神社(2)

羽幌神社は国道沿いにあるのですが鳥居が見えないため、こんもりした鎮守の森が目印です。

羽幌神社(3) 羽幌神社(4)

昭和8年9月、五十嵐治郎吉さん奉納の狛犬。

写真:右の狛犬さんの、右の鼻穴にムシが巣?マユ?みたいなのを作ってたんです。こ、これは・・・嫌だろうなぁ(´Д`;)
迷った末、とっちゃおう! と意を決してマユ?を取り除いたら、中から毛虫(生きてる!)が出てきた!
ごめん、ごめんよぉ〜〜〜(;つД`)でも、ここじゃなくて別の場所に住んでくれよ〜〜〜。

狛犬さんも鼻穴が開いて、心なしか「あ〜スッキリした!」って笑顔のようにも見えます。自己満足(´ω`*)

羽幌神社(5) 羽幌神社(6)

写真:左=祭りの準備がすすむ羽幌神社本殿。今は扉も閉まっていて嵐の前の静けさ(とても勇壮なお祭りなのです)。
写真:右=忠魂碑。

明日から例大祭なので神職さんも忙しく、御朱印は予め書かれてあるものをいただきました。
「日付けは自分で入れてください」Σ(°ロ°;) なんと!?
クルマに戻って書きましたよ。緊張した!!!

羽幌の風景(1) 羽幌の風景(2)

ついでにと、サンセットビーチ方面も散策。
番屋っぽい建物に、大漁旗がたくさんはためいていました。

羽幌サンセットビーチ(1) 羽幌サンセットビーチ(2)

ここがサンセットビーチ。今日は汗が噴き出すほど日差しが強いので、海水浴客もいました。
と言っても、誰も海に入ってないんですけどね(笑)

写真:右=むむっ! 砂浜に何か立ってる! ここに神輿が来るのか!? と思いきや、よく見たらヤシの木を模した街灯のようだ・・・。

羽幌の風見鶏

風見鶏もオロロン鳥。
さぁ、明日が楽しみです!

撮影:Nikon COOLPIX P900



*関連する過去ブログ記事*
・2012年07月10日【写真で綴る、羽幌神社例大祭。
・2013年08月19日【日本海オロロンライン沿いの道の駅グルメ

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タグ: 神社 公園
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2017年07月09日

羽幌滞在記〜朝日公園花しょうぶ園など

7月9・10日は羽幌神社 例大祭を堪能しました。
で、あまりにも写真が多くて整理に時間がかかるので、後回しにさせてください(^_^;

祭りを見ていたら、5年前に羽幌神社 例大祭のことを教えてくださったKさんが見つけて声をかけてくれてビックリ! よく覚えててくれたな〜って。
しかも近場の観光案内をしてくれました! 本当に有り難いです(^人^)

朝日公園花しょうぶ園(1) 朝日公園花しょうぶ園(2)

まずは【朝日公園花しょうぶ園】。道の駅(はぼろ温泉サンセットプラザ)から最短距離で約2kmです。
無料のキャンプ場併設!(ペットは禁止です)

朝日公園花しょうぶ園(3) 朝日公園花しょうぶ園(4)

簡易トイレと炊事場、東屋がありました。管理人さんも常駐しています。

朝日公園花しょうぶ園(5) 朝日公園花しょうぶ園(6)

アヤメ・カキツバタは終わって、いよいよ花菖蒲が咲き始めました。今年は咲く時期が遅れたそうですが、そのお陰で夏休みには見頃になるでしょうね。

朝日公園花しょうぶ園(7) 朝日公園花しょうぶ園(8)

遊歩道や蓮池もあります。
ただ水辺なので暑くなるこれからはアブなどの虫が多く発生するのは避けられそうもないです。
きっとトンボもたくさん飛びはじめるでしょうから、いっぱい補食していただかなくては(((A^_^;

このあと、古丹別(こたんべつ)と三毛別(さんけべつ)ヒグマ事件復元地にも連れて行っていただきましたが、そちらはまた次回m(_ _)m

栄福鮨(1) 栄福鮨(2)

贅沢にも、晩ご飯を【栄福鮨】でご馳走していただきました!!(≧∇≦)

こちらの大将ならぬ女将は三代目。
なんと、ワシントンD.C.で毎年春に開催されている【全米桜祭り】において、2000年から毎年お寿司を握っているそうです!!
全米桜祭り - Wikipedia

栄福鮨(3) 栄福鮨(4)

写真:左=ホッキとホタテのお刺身(*´▽`*)
お酒は国稀の特別純米をいただきました♪

写真:右=特上鮨!(≧∇≦)
新鮮なネタはもちろん、シャリにも感動しました。
普段お酒を飲むと「お米」は食べないのですが、いただいてよかったです! これを食べねば栄福鮨に行ったとは言えなかったかも。
お米の粒がしっかりしていながらポソポソせず、型くずれせず、口の中でホロホロっとほぐれます。
大好物ばっかりで大満足でした!

このあと久々にカラオケスナックで熱唱(笑)
お祭りでお忙しい中、ありがとうございました!m(_ _)m

*おまけ*
道の駅から約200m、国道232号線沿いに【コインランドリーきらら】もあります!

道の駅の向かいにある【TIARA(ティアラ)】は無添加ソフトクリームとハンドメイド雑貨のお店。
ピスタチオソフトクリームを食べましたので、ソフトクリームブログも見てやってください(´ω`*)
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撮影:Nikon COOLPIX P900/スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)



*関連する過去ブログ記事*
・2012年07月10日【写真で綴る、羽幌神社例大祭。
・2013年08月19日【日本海オロロンライン沿いの道の駅グルメ

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2017年07月10日

羽幌神社 例大祭2017

5年ぶりに、羽幌町の羽幌神社 例大祭を観ることができました。
7/8夕方から宵宮(よいみや/夜市のこと)、7/9・10が神輿渡御。この2日間にわたる神輿渡御を写真メインでお届けします。

羽幌神社2017(01) 羽幌神社2017(02)

まずは羽幌神社へ参拝。
今日は拝殿の扉が開いてる♪って、神様は神輿でお出かけ中ですけどね。

羽幌神社2017(03) 羽幌神社2017(04)

御神輿が、どこを何時頃に通るかまったく分からないので、適当に歩いていたら子ども神輿に会えました!
後ろにはトラックの荷台をステージにした【おろろん太鼓】がついています。

神輿は7〜8基も練り歩いているらしい!
小さなお子さんも太鼓を叩きながらのお練りは大変だろうに、元気よくかけ声を出し合っていました。

羽幌神社2017(05) 羽幌神社2017(06)

写真:左=おろろん太鼓
写真:右=漁港には大漁旗を掲げた漁船がズラリと碇泊していました。そう、漁はお休み! 日曜日なのに【北のにしんや】さんもお休みだったらしい(笑)

羽幌神社2017(07) 羽幌神社2017(08)

町内のところどころで、お接待(?)を受けます。
昨今のお祭りでは、祭り囃子はスピーカーから流れていたりしますが、すべて生演奏≠ネのも魅力です。

羽幌神社2017(09) 羽幌神社2017(10)

5年前、ナゾに思っていた天狗さん。未だにナゾのままなんですが(笑)

羽幌神社のご祭神は、豊御食津能大神(トヨミケツノオオカミ)。五穀豊穰、大漁満足、商売繁盛の神様(お稲荷様)です。

京都の伏見稲荷大社から御分霊を奉斎し、海路はるばる羽幌の前浜に到着した日が7月9日ということで、大祭をこの日に定められました。
「伏見稲荷大社」のお祭りに、天狗榊(てんぐさかき)という山車があるようですが詳細は分からず・・・。公式サイトにもWikpediaにも天狗と関係する記述は探せませんでした。

ふと思ったんだけど、もしかして天狗じゃなくて猿田彦だったりして・・・。

羽幌神社2017(11) 羽幌神社2017(12)

羽幌神社には、入植とともに様々な芸能が集結しています。

明治33年(1900)、富山県南砺市平村より羽幌町平地区に獅子舞道具がもたらされて平越中獅子舞(羽幌町指定無形文化財)が始まり、現在まで伝承されている。

大正11年(1922)頃、内灘町出身者が加賀獅子を羽幌神社に奉納し、以後今日まで羽幌加賀獅子舞(羽幌町指定無形文化財)として伝えられている。

羽幌越中赤坂奴舞(羽幌町指定無形文化財)は、大正12年(1923)頃、富山県出身者によってもたらされ、羽幌神社に奉納されたのが始まりといわれている。
羽幌町 - Wikipediaより)

羽幌神社2017(13) 羽幌神社2017(14)

COOP前では餅まきが!!
珍しく、1個ゲットできました〜〜〜ヾ(*´▽`*)ノ

そして本神輿と獅子のバトルが繰り広げられたのですが、ちょうど反対側で行われたためよく見えなかった(;つД`)

羽幌神社2017(15) 羽幌神社2017(16)

羽幌では7月に入ってからも朝晩は冷え込む日が続いていたそうですが、祭り前日になっていきなり真夏日になったそうです。この日も曇ったり晴れたりでしたが、とにかく蒸し暑い!!
見ているだけで滝汗なのに、担いでいる皆さんはいかばかりか・・・。

羽幌神社2017(17) 羽幌神社2017(18)

写真:左=今回は獅子に注目しきり( ´艸`*)
写真:右=お練りがあるときは国道も一時ストップします。

羽幌神社2017(19) 羽幌神社2017(20)

ここからは明けて10日。
国道(サンセットプラザ前あたり)を大規模なお練りがはじまります。

羽幌神社2017(21) 羽幌神社2017(22)

ここのお宅が凄かった。スピーカーで映画ロッキーのテーマソングを大音量で流し(笑)、ロケット花火を上げ、もちろん水をバシャバシャ! 2階からもザバザバ、とばっちりくわないように離れて見てたけどスタートしたばかりでこの盛り上がり(笑)

羽幌神社2017(23) 羽幌神社2017(24)

写真:左=先頭は一応、待ってはいるけど・・・奴振りさんがチラチラ後ろを気にしながらゆ〜っくり少しずつ先へ歩いて行きます。
写真:右=ごめんごめん、お待たせ〜(笑)

羽幌神社2017(25) 羽幌神社2017(26)

お練りの全長は200mくらいじゃきかないかも。
先頭を撮って、そのまま待っていれば全部が見れていいんだろうけど、その間に先頭付近で次なるイベント発生! みたいな感じで忙しい。
しかして「2兎追うものは1兎をも得ず」みたいになっちゃうのね(´・ω・`)

羽幌神社2017(27) 羽幌神社2017(28)

トラックの荷台に載っているのはオンコ(イチイ)の木のようだけど、一体なぜ? どんな意味があるの?
謎は深まる・・・。

羽幌神社2017(29) 羽幌神社2017(30)

四つ角(辻)では、本神輿と獅子のケンカ≠竰ャ内神輿たちが一斉にぐるぐる廻ったりします。
羽幌にはかつて炭坑があり、その神輿もウン十年ぶりかに復活したそうです!

羽幌神社2017(31) 羽幌神社2017(32)

吼える獅子と本神輿のケンカは祭りの華!

羽幌神社2017(33) 羽幌神社2017(34)

荒々しい喧嘩のあとに可憐な神輿(*´▽`*) 和むわ〜
日本舞踊?も披露されています。

羽幌神社2017(35) 羽幌神社2017(36)

四つ角ごとに繰り広げられる獅子と本神輿のケンカ(練り合い)。

羽幌神社2017(37) 羽幌神社2017(38)

沿道には観客だけでなく、演者も出番待ちなどでひしめき合っています。
羽幌町が熱気に包まれている瞬間。

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獅子と本神輿が幾度目かのケンカを繰り広げているころ、先頭はついに羽幌神社に到着。

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神社前の四つ角では、クライマックスを迎える高揚感がじわじわと波のように押し寄せています。

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祭りの終焉を惜しむかのように、鳥居前でしばしの休憩。
おろろん太鼓が鳴り響き、アンコール、アンコール! の声がこだまする!

・・・と、ここでデジカメのバッテリー切れという痛恨のミス!!!
ケータイカメラで撮ってみたのですが、どうせならと動画を録りました。
以下、そのキャプチャ画面になりますm(_ _)m

羽幌神社2017(45) 羽幌神社2017(46)

先に境内へ入って場所を確保していたため、本神輿が鳥居をくぐる・くぐらない攻防戦は見えず。
しばらくして、ようやく境内へと帰ってきました!

写真:右=喧嘩の前に必ずある、棒振りの舞。

棒、刀、薙刀、鎖鎌などの武器を手にした「棒振り」が、大きな胴体と頭を持つ獅子を退治するという加賀獅子の流れからきているようです。
加賀獅子 - Wikipedia

羽幌神社2017(47) 羽幌神社2017(48)

そんなヘナチョコで退治されるか−−−い!(=`皿´=)うりゃー

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鳳凰さん「ちょ、ま、まじで噛んでるし!」
グラグラしてました(笑)取れちゃうかと思った(A´▽`;)

羽幌神社2017(51) 羽幌神社2017(52)

何度も全部の神輿が「わっしょい わっしょい!」境内をぐるぐる廻って、獅子と本神輿の喧嘩も3回もありました!
最後に三本締め、そして記念撮影。皆さま、お疲れ様でした(´ω`*)
心躍る勇壮かつ豪快なお祭りでした。

羽幌神社 公式サイト
羽幌町観光協会

撮影:Nikon COOLPIX P900/スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)



*関連する過去ブログ記事*
・2012年07月10日【写真で綴る、羽幌神社例大祭。
・2013年08月19日【日本海オロロンライン沿いの道の駅グルメ
・2017年07月08日【オロロンラインを行ったり来たり
・2017年07月09日【羽幌滞在記〜朝日公園花しょうぶ園など

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タグ:神社 お祭り
posted by しう@SOTO at 22:25 | TrackBack(0) | 北海道