帰熊してすぐにでも阿蘇へ行きたかったのですが、やっと今日タイミングが来ました。
菊池からだと、県道23号〜二重峠(ふたえのとうげ)を越えて赤水から国道57号線へ入り、阿蘇へ行くことができます。
というより、ご存知の通り立野が通行止めで菊池・阿蘇スカイライン(菊池渓谷)も通行止めなので、このルートしかないと言えます。

二重峠。普段は平日だとそれほどクルマが走っていないのですが、かなり多かったです。
草原の丘が、ところどころ崩れていました。
阿蘇周辺の道路状況は【
道の駅 阿蘇】(
公式Facebook)が毎日アップしてくれているので、まず道の駅の観光案内所へ。
地図には「×」マークがたくさん書き込まれていました。

道の駅からすぐ【
阿蘇神社】(
公式Facebook)へ直行。やっと参拝することができました!
不思議と、倒壊した楼門を目の当たりにしても哀しさとかマイナスの気持ちは湧きませんでした。
とにかく感謝の気持ちでいっぱいで。
でも参拝して顔を上げたら急に涙が込み上げてしまった。泣いちゃいかん。いかんばい。
しっかり前を向いて行かなきゃね。
−−−そう、言われた気がしました。

さらに気になっていたのが【国造(こくぞう/くにつくり)神社】。阿蘇神社の真北に位置することから「北宮」とも呼ばれています。
一の鳥居は無事でしたが、拝殿の前にある二の鳥居に損傷が見られるため参道を迂回しなければなりません。
灯籠もいくつも倒れていました。
でも境内はとても清々しく、きらきらした神氣に満ちています。
ご神木も、変わらない佇まいでホっとしました。

御祭神は、阿蘇神社の御祭神である健磐龍命(たけいわたつのみこと)の子・速瓶玉命(はやみかたまのみこと)です。
写真:左=左側の檜(切り株)は、白蛇が宿ると謂われています。
写真:右=拝殿および本殿は無事でした。
健磐龍命は阿蘇山の神様でもあります。健磐龍命にまつわる、以下のような伝承があります。
【
肥後国 くまもとの歴史 - 阿蘇の神話 健磐龍命】より↓
健磐龍命が阿蘇へ向かう途中、外輪山から西を眺めると満々たる湖水がカルデラの中にあった。その広大さに感心して、水を流して田畑にすることを思いついた。
(略)
湖水の水は引いたが、まだ水が溜まっているところがあった。よく見ると大きな鯰が横たわり、湖水をせき止めていた。
健磐龍命が鼻に縄を通して引っ張って追い出そうとすると、さすがの大鯰ものろのろと動き、現在の上益城郡嘉島町へ流れ着きました。
この嘉島町には「鯰」という地名があり、ここに鯰の神が眠っているというのです。
「言い伝え」というのは、まったくの空想とは言えないような気がします。
鯰の祟りを鎮めるため、その霊を祀った「鯰社」が国造神社の境内にあります。
健磐龍命は鯰を食べることを禁じ、阿蘇神社の人々は今でも鯰を食べない風習が残っているそうです。
そして嘉島町と聞いてわたしが真っ先に思い出したのが【
浮島神社】です。
(2016年04月10日【
浮島神社・神の池は癒しと憩いの場】)
何か、縁のようなものを感じます。

*おまけ*
昼食に、ふらりと立ち寄った内牧にあるお食事処【さんすい】。メニューは、うどん・そば、丼ものなどなど。
カレーうどんをオーダーしたところ、すっごく鰹ダシが効いてて美味しかったです!

*おまけ・その2*
左は道の駅【せせらぎ郷かみつえ】で見つけた「ゆず糀」、右の2本は道の駅【阿蘇】のヨーグルトリキュール「PIECE(ピエス)」。
どちらもまだ開けてない(笑)どうせなら、誰か呼んでプチ晩餐したい♪
撮影:スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)
*
SOTO Home Page*
Twitter┃
Facebook┃
YouTube┃
Instagram┃
フォトライブラリー*
+SOTO+全国ご当地ソフトクリーム*
全国道の駅情報+SOTO+
←応援クリックお願いします♪
posted by しう@SOTO at 23:59
|
TrackBack(0)
|
熊本