2016年02月15日

ベルトが切れた

2月14日、日曜日。わざわざメールで教えていただいたので、八女市で開催される「南北朝と菊池一族」という講演会を聞きにパジェロミニで向かっている途中・・・
突然エンジンルームから、「カシャカシャカシャカシャ・・・」という異音が!
クルマの構造はよく知らないけど、明らかに何か小枝とかを引きずっているのとは違う。アクセルを踏むと「カシャカシャ」音が早くなり、スピードが緩むと音も遅くなる。回転数とリンクしてるっぽい。

「頼むよ、頼むよ、ガソリンスタンドまで保ってくれよ〜」と祈りながら小栗峠を越え、八女の一歩手前という立花町でようやくスタンド発見!
その時にはバッテリーとかの警告ランプが点いたり消えたりしていて、曲がる時にパワーステアリングが効かなくてビックリした!!

ベルトの残骸 ベルトの交換

異音にすぐ気づいて、スタンドの従業員さんが3人も(たぶん全員)お出迎え。ボンネットを開けると、ベルトが千切れていました。
「うちではどうにもなりません」・・・。
今日は日曜日。自動車整備工場も軒並み定休日。三菱のお店は、ここから最も近くても久留米・・・。
おとーさんに電話して迎えに来てもらいました(T_T)

とりあえずパジェロミニはスタンドの敷地内に停めておいていいとの許可をいただき、いつもお世話になってる地元の自動車整備Yさんに連絡。おとーさんの友人で飲み仲間でもあります(^_^ゞ

翌日(今日、月曜日)、一緒にスタンドまで行って、ベルトを交換してもらいました。その際、ちょっと車を動かしたんですけど、ベルトがなくても動くんですね! 知らなかった!!(パワステ効かないし走行充電もしないけど)

2〜3kmくらい先にイエローハットがあって、ベルト交換できるけど載せる車がないって言われたんです。そこまでくらいなら走ったかもなぁ〜。
わざわざ遠路Yさんに出張してもらって、しかも強風に小雪舞う野外という最悪のコンディション! お世話になりました・・・(T_T)

ベルト以外にはトラブルもなく、またガソリンスタンドまで走れたことも幸運でした。
思い起こせば1週間ほど前、エンジンをかけたら「バチッ!」って音がしたことがあったんです。何事か分からず、しばらく待ってみて変わった様子がなかったのでそのまま乗ってたんですけど・・・。実際、何事もなく走ってたんですけど、たぶんあの時にベルトが縦に分裂したんじゃないかな。

そういえば土曜日に、回転数がスピードと関係なく上がったり下がったりしたことがあったな・・・。
パジェロミニは、わたしが実家に帰ったとき用に17年前に購入。キャンピングカー生活をはじめた11年前までは、お盆と正月の年2回しか乗らなかったので、未だに走行距離は5万4千キロにも達してません。
ずっと車庫に入れてたけど3年前から青空駐車になったので、ゴムの劣化を早めたのでしょうね。

エレちゃん同様「Bros(ブロス)」って名前つけて愛着がある割に、こういうところがズボラというか何と言うか・・・(;つД`)
「何で今日というタイミングで」って凹んだけど、愛のムチと受け止め教訓にします・・・。

※公開当初「タイミングベルト」と書いていましたが「ファンベルト」の間違いでした。
 訂正してお詫びしますm(_ _)m

撮影:スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)

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2016年02月16日

巨木を訪ねて〜津江神社の樟(クス)

14日、迎えに来てくれたおとーさんと菊池に帰る途中、ただ帰るのは癪なので(?)黒木町を廻ることにしました。
黒木町といえば大藤が有名なのですが、藤が咲くのはまだまだ先のこと・・・。
(蛇足ですが、この「黒木の大藤」は懐良親王の甥・良成親王のお手植えと伝えられています)

津江神社(1) 津江神社(2)

ちょっと道がうろ覚えでスムーズに走り過ぎなかったお陰で、巨木を発見!【黒木の大藤】から1kmも離れていません。(GoogleMapはこちら
ぐるっと廻ってUターン。【津江神社】の境内にありました。

津江神社(3) 津江神社(4)

すっくと雄大な立ち姿、すごい大きさです!
わたしが今まで見た中では、「水屋神社の大楠」や「寂心さんの大楠」に匹敵します!

案内板には、以下のように記されていました。(少し加筆しています)
【津江神社の樟】
津江神社の樟由来記に、平安末期の嘉応元年丑年(1169)2月初丑日、初代城主・黒木大蔵大輔 源助能(みなもとのすけよし)の創設とあります。
助能氏は豊後(大分県)の大友氏に疑いをかけられ、豊後津江山浦(現在の大分県日田市中津江)に閉じ込められました。助能は、「この無実の疑いが晴れ黒木に帰城できたときは、津江宮を黒木庄中の宗廟としてお祀りします」と願をかけお祈りしました。やがて疑いがとけ帰城ができたので、津江宮の神霊をうつし津江神社と名づけ建立しました。
樟は樹齢800年余年。根元土ぎわ周囲36m、地上1.5m、幹部周囲12m、枝下9m、樹高40m、枝張東西43m/南北40mの老樹。巨木で境内をこんもりとおおい、なお今日も樹勢は旺盛です。末社 春日社の御神身体となっています。
昭和29年12月13日、県の天然記念物に指定を受けました。
<平成8年3月20日 黒木町教育委員会>

なお、【日本樹木医会】が選定する「健康優良樹」にも県内で初めて選ばれたそうです。

津江神社(5) 津江神社(6)

写真:左=手水舎のそば、橋のたもとから起き上がるように立っている樟もかなりの大きさ!
写真:右=鎮守の森に佇む拝殿。左右の社は由緒が分かりませんでした。

津江神社(7) 津江神社(8)

写真:左=撫で牛? 創建も「丑年」「丑の日」だし、牛を大切に祀っているのでしょうね。
写真:右=狛犬の台座に刻まれた家紋と文字が、うっすら読めました。
天保十四年
卯三月十丑(?)
筑後国上妻郡
●●村
領主
松浦●●


津江神社(9) 津江神社(10)

もういっかい、巨木にご挨拶(´ω`*)
写真:左=樟2号(勝手に命名)、右=1号。3枚の写真を重ねてみました。
今日は曇天で写真写りがイマイチだったのが心残り。夏には枝葉の隆盛も比べ物にならないでしょうね。


*参 照*
津江神社のクスノキ | 福岡観光地検索 | 福岡県観光情報 クロスロードふくおか

*関連する過去ブログ記事*
・2010年04月13日【黒木の大藤


撮影:スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)

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タグ:神社 巨木
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2016年02月17日

日奈久温泉郷そぞろ歩き

また(菊池を拠点とした)日帰りドライブに行ってきました!
本日はちょっと贅沢に九州自動車道に乗って、まずは【日奈久温泉郷】へ。軽く25年以上ぶりの来訪です!(^o^;

日奈久温泉(地図) 日奈久温泉(本湯通り)

以下、【日奈久温泉旅館組合】公式ウェブサイトより、日奈久温泉の歴史↓

足利尊氏が政権を執った南北朝時代。
肥後守に命ぜられた甲斐重村(尊氏方)と菊池武重(南朝方)が戦い、重村が敗北。部下の浜田右近は傷を負いながら日奈久の近くへ辿りつきました。右近はそのまま日奈久に移り住み、やがて村の娘と結婚し、子・六郎左衛門に恵まれます。六郎は永い間、父の刀傷の平癒を安芸の厳島明神に祈り続け、満願の日、神のお告げがありました。

「汝(なんじ)、この干潟の中に平石あり。
 それより百歩、ひとつの奇石あり。
 その下こそまさしく温泉あり・・・」

お告げに従って海の浅瀬を掘ると温泉が湧き出しました。時に応永16年(1409)のことです。

つまり、日奈久温泉は開湯600年! 熊本県最古の温泉地といわれています。

日奈久温泉(からくり灯籠) 日奈久温泉(からくり灯籠説明)

「からくり灯籠」は、午前8時から午後7時まで、1時間ごとに作動します。上部、三方が開いて中の人形がかけ声と三味線の音色に合わせて動くらしい。

日奈久温泉(金波楼) 日奈久温泉(金波楼 案内板)

日奈久温泉郷を代表する、創業100年越えの老舗旅館【金波楼(きんぱろう)】。木造三階建てで、八代海に沈む夕陽に映えた金色の波が展望できることから名づけられたそうです。

日奈久温泉(ばんぺい湯) 日奈久温泉(ばんぺい湯 足湯)

日奈久温泉センターばんぺい湯】の始まりは、なんと約350年前の江戸時代! 肥後細川藩の藩営温泉「御前湯」が最初とされ、明治から「日奈久温泉本湯」、昭和42年から「温泉センター」、そして2009年7月21日に「ばんぺい湯」としてリニューアルオープンしたものです。
日奈久温泉郷の中には足湯が点在していますが、ここの足湯が一番きれいかも(笑)

日奈久温泉(温泉神社 鳥居) 日奈久温泉(温泉神社 参道)

「ばんぺい湯」右側の小径をゆくと、鳥居が見えてきました。温泉神社への参道です。

日奈久温泉(温泉神社 駐車場) 日奈久温泉(とるぱ案内板)

坂道を登っていくと、普通車3台分ほどの駐車場があり、「とるぱ」の看板が建っていました。確かに眺めがいい!
(参道は歩行者のみ。車道は、ぐるっと迂回しています。)

日奈久温泉(温泉神社 桟敷) 日奈久温泉(温泉神社 桟敷)

神社の真下には、土俵と桟敷席がありました。拝殿までの石段をうまく利用して、観客席が作られています。ここで奉納相撲が開催されていたようです。
安政3〜4年(1856〜7)の頃に創設されたといわれています。

日奈久温泉(温泉神社 拝殿) 日奈久温泉(温泉神社 欅)

写真:左=温泉神社のご祭神は市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)。六郎は厳島神社に祈っていたことから、夢枕に立った神は市杵島姫命であるとされています。

応永26年(1419)に弁天社として建立。初めは、現在の「ばんぺい湯」の所にありましたが、天明・文化の大火で町の大半が焼失したため、文政5年(1822)に温泉街を見下ろせる現在地に移されました。

写真:右=欅(けやき)の巨木。
樹高 13.5m、幹周り 2.9m。文政5年(1822)に新しく社殿を建立された時に植えられたもので、樹齢およそ170年。今ではご神木として祀られています。

更に山を登るように赤い鳥居がズラ〜っと建ち並び、稲荷神社へと続いていました。

日奈久温泉(温泉神社 お告げの石) 日奈久温泉(古い写真)

写真:左=伝説に過ぎないと思っていたら、「お告げの石」が祀られていました!
写真:右=いつの時代のものか分からないのですが、古い写真が拝殿に何枚か貼られていました。奉納相撲の写真も見られます。

日奈久温泉(六郎の湯碑) 日奈久温泉(岩崎水産)

写真:左=「ばんぺい湯」前にある「六郎の湯碑」。源泉かな? 昔々はこの辺りまで干潟だったそうです。
写真:右=湯碑の隣にある、日奈久竹輪の老舗【岩崎水産加工】。建物の年季が入りすぎてて躊躇してしまいそうですが、「日奈久竹輪を買うならここ!」という名店です。揚げたて熱々の「ちぎり天」も美味しいですよ〜♪

25年前すでに両親が「寂れたなぁ」としみじみ呟いていましたが、その寂れっぷりは更に磨きがかかっていました(´▽`;) でもすれ違う人みんな温かく、「こんにちは」と声をかけてくれました。
日帰りドライブ、しかも目的地を更に先に設定していたので滞在時間が1時間弱と短かったのが悔やまれます。もうちょっと散策したかったな。


撮影:スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)

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2016年02月18日

津奈木(つなぎ)温泉 四季彩

17日・日奈久温泉の続きです

九州自動車道で、熊本→八代JCT→南九州自動車道→日奈久で降りて散策。
日奈久からは日奈久芦北道路という名称で、芦北まで無料区間になっています。芦北から走ること約10分・・・。

つなぎ温泉周辺案内図 つなぎ温泉 四季彩

つなぎ温泉・四季彩】を初訪問!
(公式ウェブサイトがないため、リンク先は【ひごなび!】です。公式Facebookはこちら

肥薩おれんじ鉄道【津奈木】駅から1km弱。
蛇足ですが、日本最南端の造り酒屋【亀萬酒造】も近いです(笑)創業1916年、今年ちょうど100周年!
4月3日(日)に【津奈木町桜まつり】との共催で、【新酒まつり】を【つなぎ温泉・四季彩】駐車場で開催予定です。

ここの自慢は、何と言ってもモノレールで登る展望露天風呂!(入湯料 500円+モノレール 100円)
楽しそ〜〜〜う(*´▽`*)♪

背後にそびえる岩山・重盤岩は溶岩が固まってできた岩で、“熊本百景”のひとつに数えられています。
頂上付近は津奈木城跡ですが、現在は公園になっています。津奈木城が、別命「舞鶴城」と呼ばれていたことから舞鶴城公園と名づけられたそうです。八代海や九州新幹線も見下ろせる絶景ポイント!

舞鶴城公園展望広場までは、お隣の【つなぎ美術館】からモノレールが運行しています(往復300円、片道200円)。
健脚なら、遊歩道もあるので散策してみてはどうでしょう。

ちなみに【つなぎ温泉・四季彩】は【くるま旅】施設にもなっています。(詳しくはこちら
今度は泊まりに来よう! そしてモノレールに乗ろう!(笑)
※【つなぎ温泉・四季彩】は温泉とレストランのみで、宿泊施設はありません。

重盤岩眼鏡橋(1) 重盤岩眼鏡橋(2)

【つなぎ温泉・四季彩】のすぐ手前を流れる津奈木川には、趣のある石橋【重盤岩(ちょうはんがん)眼鏡橋】(県指定文化財)が架かっています。
築造年は嘉永2年(1849)、長さ18m/幅4.5m/径間17m/拱矢5.7m。薩摩街道の名残りです。

つなぎ町物産館グリーンゲイト お刺身定食

川を挟んで【つなぎ温泉・四季彩】に隣接する【つなぎ町物産館グリーンゲイト】で、遅い昼食を。海に近いので、ちょっと奮発して「お刺身定食」をオーダー!(980円!)
アジ?のフライ、しらすとイイダコの和え物、お刺身の量も割と多かったし満足です(´ω`*) お味噌汁がちょっと濃かった。

重盤岩(案内板) 津奈木ICポスター

写真:左=重盤岩の案内板。
写真:右=南九州自動車道は現在、芦北までですが、2月27日(土)に津奈木まで開通するようです。
2月27日(土)28日(日)は開通記念イベントが開催されます。


撮影:スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)

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タグ:温泉
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2016年02月19日

上津江・白草地区の年の神さま

酒呑童子山の湧水(1) 酒呑童子山の湧水(2)

キャンピングカー生活での飲料水は、もっぱら湧水です。今日は、ちょっと遠出して酒呑童子山のふもと、菊池からだと兵戸トンネルを抜けて【上津江フィッシングパーク】の手前から左折、川原川沿いの山道を登っていった左手にある岩清水を汲みに行ってきました。
先週の寒波の名残りか、岸壁からたくさん氷柱が下がっていました!

・2014年03月19日【お水を汲みに

年の神社(1) 年の神社(半鐘)

ふと思い立って、久しぶりに日田市上津江(旧・上津江村)の白草(はくそう)地区へ。
いつぶりかと過去ブログを調べてみたら、約4年ぶりでした!

・2012年04月30日【親戚との休日

もちろん今回も【年の神社】にお参り♪
写真:右=半鐘があることに初めて気がつきました! わぉ〜、今でも見られるなんて感動です!

村指定第五号 天然記念物
白草年の神境内地樹林

この地は通称“年の神”と呼ばれ、相垣越前守の墓を中心とする神聖な地である。
境内には神木と思われる榧(かや)の大木をはじめとする多くの天然自然木が樹生しており、カヤ、モミ、オオモミジ、ヒサカキ、スギ、ヤブツバキ、サクラ、カキなど二十数本が林立し、中には樹齢500年以上と推定される榧の老木がある。
これら数百年を経た大木群は「相垣越前守」の墳墓や「年の神社」の神地とも相俟って神秘的な樹林群を形成している。
昭和52年に「鎮守の森」として記念碑が建立され地元地区民の庇護の念も極めて厚い。


年の神社(2) 年の神社(欅?)

写真:右=カヤ(樹高約20m、幹周り3.5m)村指定天然記念物。幹が縦に割れてしまって痛々しくもありますが、根元に小さな幼木が育っています! まるで親鳥がヒナを抱いてるみたい(*´▽`*)

案内板を読んで初めて、ここが相垣越前守のお墓だと知りました。
お堂の背後に、それらしい石柱で囲まれた石碑があります。

村指定史跡「伝・相垣越前守の墓」
- 村誌などによれば - 元和6年(1615)卯巳5月 大阪城落城により秀頼公は九州の島津家を頼って下向、この折、随行者の中に「細川左京太夫直澄」という者あり。直澄は日向国諸方郡八代郷で滞在中、この荘司の「間部左近」の養子婿となり、八代郷の庄を知行する。寛永年間、直澄の子「間部越前守義直」は子細あって、その子(熊之丞義澄)に家督を譲り。この「津江」の庄に来る。
ここは“深山幽谷”“百草百木”生い茂り、高山森林の大木茂る別天地であった。義直は、この山間百草百木を伐り払い、土地を開拓し、家宅を営み、四方に葎・竹などで相垣を構え居住。よって、この里を「百草」(後に現代の「白草」となる)と名づけ、間部姓を改め「相垣」と呼ぶ。「相垣越前守義直」は、正保4年(1647)亥丁 正月6日、子息・熊五郎義信に家督を譲り、81歳の長寿でこの地に永眠するといわれる。前面には「白草年の神社」が祭祀され、部落民の信仰も厚いものである。

白草には、相垣越前守が愛用した鎧も保存されているそうです。

多聞天(1) 多聞天(イチョウ)

神社から200mほど、集落の奥へ入ると【多聞天】が祀られていました。いろいろドライブして小さなお宮さんも見てきましたが、多聞天を祀っているところは珍しいです。

ネットで検索しても適切なページが見つからなかったのですが、超ローカルな【上津江公民館だより(2015年10月号)】(PDFファイル)がヒットしました!
その中に「上津江の文化財(13) 白草の多聞天」という記事が掲載されていました。

記録によると白草地区は寛永元年(1624)に間部越前守義(相垣越前守)が移り住んだのが始まりとされ、同年に多聞天社建立とされています(略)
白草の多聞天社においては毎年7月20日に御願立、11月15日に御願成就の日として祭祀されてきました。


現在も続けられている流儀が珍しいとのことで、そちらも紹介されています。興味のある方は、リンク先をご覧ください!

撮影:スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)

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タグ:神社 巨木 湧水
posted by しう@SOTO at 22:51 | TrackBack(0) | 大分

2016年02月20日

巨木を訪ねて〜南小国町・湯田天神宮の榧

湯田天神宮(1) 湯田天神宮(2)

上津江・白草地区から山道(県道?町道?)を東へ、南小国町中原湯田にある湯田天神宮に辿り着きました。
写真:右=額束のレリーフが扇子! 凝ってる!

湯田天神宮(3) 湯田天神宮(ツバキ)

写真:左=拝殿の右脇に、ご神木であろう榧(カヤ)の大木が悠然とそびえ立っています。
写真:右=境内の椿も、とても大きいです! 木の種類は分からないのですが、別の木を抱くように生い茂っています。

湯田天神宮(イチョウ) 湯田天神宮(4)

写真:左=イチョウも立派で、周囲には銀杏が足の踏み場もないくらいに落ちていました!
写真:右=鳥居のそばと、拝殿の右側に石碑が建っていましたが文字が読めませんでした。おそらく猿田彦神だと思うのですが・・・。

湯田天神宮(カヤ) 湯田天神宮(カヤ)

以下、説明書きのあるポールからリライトしました↓

南小国町指定天然記念物 湯田天神宮 榧の木
樹齢約600年、樹高25m、幹囲4.25m、湯田天神宮の神木として地域の人々に親しまれ信仰のシンボルとなっている。
現存する榧の木としては町内随一のもので、小国郷では、小国町北河内の毘沙門天境内にあるものと双璧をなす銘木である。樹勢も極めて盛んである。


ネットで検索しても、適切なページが1つもヒットしなかったのが残念です・・・。
鳥居の右側に「出征記念碑」が建っていました。わたしは「ロケットみたいな形」と思ったのですが、おとーさんは「戦時中(太平洋戦争?)ならロケットというより大砲だろうな」と。
「出征」というキーワード+先細りの形が、すぐに大砲や魚雷と結びつかないあたり平和な時代に生まれたんだなぁと実感しました。


撮影:スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)

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タグ:神社 巨木
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2016年02月22日

キャンドルづくり体験と「+木」さん展示販売会

植木温泉旅館【ややの湯】にて毎月第3日曜日に開催される「ややマルシェ」。久しぶり〜に遊びに行ってきました!
マルシェ開催日は、チラシ持参で入浴料が100円になります!(通常600円)入り口に足湯もありますよ♪

キャンドルづくり体験(1) キャンドルづくり体験(2)

今日は【3leaf-みつば-】(公式Facebookはこちら)さんの「キャンドルづくり体験」をしました♪
「しうさん、体験モノ好きだよね〜」はいっ 大好きです!ヾ(*´▽`*)ノ(笑)

とってもキラキラ綺麗でかわいいジェルキャンドルです。誰ですか、「柄にもない」って言ってるのは!=3
ぷにぷにした寒天みたいな(他に言いようはないのか・・・)、色付きのゼリー状のワックスが10色ほど用意されていて、その中から好きな色を2色選びます。
ブロック(固まり)だと濃く見えるけど、細かく千切ると薄く感じるので濃淡2色にするといいかも♪
選んだ2色+透明ゼリーを細かく千切りながら容器に詰めていきます。(キャンドルの芯は予め用意されています)

キャンドルづくり体験(3) キャンドルづくり体験(4)

それから、10種類ほどのアロマオイルの中から好みの香りを1つ選びます。ナチュラル系のハーブの香りをプラス♪
それを容器ごと温めて溶かすように馴染ませるのですが・・・その待っている間(約10〜15分)、出張マッサージを受けたので(笑)様子を見ていませんでした!(^▽^; ちょっと焼けるような匂いがしていましたが・・・。

写真:右=ジャジャーン! どうですか! オレンジ色とルビー色をチョイスしたのですが、出来上がってみるといい感じに落ち着いたな〜と自画自賛(笑)
夜、さっそく灯りを点してみました。炎の大きさは控えめ、香りも「ほんのり」という感じで主張し過ぎないところがいいです(´ω`*) おやすみ前の癒しのひとときに花が咲きました**
1時間くらい点けていたんだけど、あんまり減っていませんでした。かなり長持ちしそう!
体験料は500円でした★

それから、いつもの出店者さんたちにもご挨拶して、“マルシェ”だけあって、手づくりパン、コーヒー、揚げピッツァ、ホットミルク、焼き芋などなど食べ過ぎてしまいました(´▽`;)

・2015年01月18日【植木温泉ややの湯イベント・ややマルシェ
・2015年03月15日【植木温泉ややの湯@ややマルシェ
・2015年04月20日【スィーツデコ作り体験**


宮部の森 +木(1)

明けて今日は、友人のTさんと、大牟田にある【Cafe Nei(カフェ・ネイ)】で開催中の【工房 +木(たすき)】feat.【稗島珈琲店】(写真を展示)の「よろず家具相談会」を見に行ってきました。
「木」でできたものって、ぬくもりがあっていいですよね〜。しかも「手」で造られたものですから、あたたかみもひとしおです。

・2015年01月08日【山鹿へおでかけ

+木(2) +木(3)

いろんなアイデアがつまった作品の数々を、職人Oさん自ら紹介してくれます。家具に関するご相談も受けているそうですよ。
わんこの足型が象られた小物入れ? を買っちゃった!(*´▽`*) 写真を嵌め込もうかな〜♪
マリリンの肉球手形をとっておけばよかった〜って、未だに悔やんでおりまする。マリリンは嫌がるだろうけど(笑;)

この展示販売会は明日(23日・火)までです。ギリギリ駆け込みですみません(^_^ゞ

撮影:スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)

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posted by しう@SOTO at 22:04 | TrackBack(0) | ものづくり

2016年02月23日

大津山阿蘇神社

先日、待ち合わせの時間より早く着いたので、待ち合わせ場所のすぐ近くにある、かねてより気になっていた【大津山阿蘇神社】に参拝しました。
住所は玉名郡南関町。『南関富士』とも呼ばれる大津山という、256mの小さな山の麓です。つつじと桜の名所でもあります。

大津山阿蘇神社(一の鳥居) 大津山阿蘇神社(二の鳥居)

公式サイトによると「正治元年(1199)、肥後国一宮 阿蘇神社より二柱の神様を勧請」とあります。およそ800年以上も昔のことです!
当初は、現在の南関第一小学校の椋の木のあたり(その地を「下つ宮」といいます)であったといわれていますが、その後(南北朝時代)大津山氏が領主となり入国し、応永2年(1395)に三代城主 大津山経稜(つねかど)公が、関町葉山(現在の温泉施設「うから館」の地)に改築し、朝夕参拝したそうです。
さらに、五代城主 大津山資秋(すけあき)公が、朝夕参拝に不便なため現在地である大津山(別名 つららが岳)に社殿を移したと伝えられています。

二の鳥居には「天明八年(1788)戌申 季春」と刻まれています。

大津山阿蘇神社(楼門) 大津山阿蘇神社(拝殿への階段)

写真:左=築400年ともいわれる、荘厳かつ重厚な楼門。額束には「大津山大神宮」と刻まれています。
写真:右=拝殿へ続く階段。
ご祭神は、建磐龍神(たけいわたつのかみ)と、阿蘇都媛神(あそつひめのかみ)です。

「阿蘇神社」なのに、神紋が「並び鷹の羽」でした。大津山氏の家紋なのでしょうか?(阿蘇神社は「互い鷹の羽」。余談ですが菊池一族も「並び鷹の羽」)

大津山阿蘇神社(生目水) 大津山阿蘇神社(大津山生目八幡宮)

写真:左=生目水。
池田季隆御神詠
「かげ清く
 照らす生目(いきめ)の水鏡
 末の世までも
 曇らざりけり」

元禄2年(1689)3月3日、豊後国 日田郡代 池田季隆が生目神社参拝の折、生前の平景清の徳をたたえ、また生目神社の境内に湧き出る清水に自分の姿をうつし眼病平癒を祈願したといわれる句です。

写真:右=大津山生目八幡宮
戦国時代であった天正8年(1580)、久留米の高麗台での戦の時に、七代城主 大津山資冬(すけふゆ)公の侍大将 福山出雲の家臣 金丸五兵衛は左目に矢を受けながらも自ら抜き取り、敵陣に切り込んで勝利の突破口を作りました。資冬公はその功績を讃え、家臣の全快を願い、天正9年(1581)に日向国 生目より勧請したと伝えられています。

ご祭神は平景清神(たいらのかげきよのかみ)。
源平時代、平家の侍大将であった平景清は、壇ノ浦の合戦に破れ源氏の軍勢に捕まり罪一等を滅じられ日向へ流されました。源氏の世を悲しみ自ら両目をくり抜き盲目となり生目神社の守人となり、死後、生目神社に合祀されました。

大津山阿蘇神社(大津山生目八幡宮の巨木) 大津山阿蘇神社(正法禅寺跡)

写真:左=大津山生目八幡宮のわきに佇む巨木。
写真:右=秀吉公宿泊の正法禅寺跡。北原白秋歌碑(昭和6年)、松尾芭蕉歌碑(嘉永8年)もあるようです。

隣接する大津山公園内には、秀吉が島津征伐の折、お茶を献じたといわれる「太閤水(湧水)」や、琵琶法師が語ったことで有名な【平家物語】の一説にも出てくる【大津山の関】もあります。
(ただし、関の正確な場所は実は不明で「たぶんこのへん」という感じで復元されているものです)

山頂まで遊歩道が整備されているので、次回はトレッキングウェアで再訪したいと思います!


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タグ:神社 湧水
posted by しう@SOTO at 22:27 | TrackBack(0) | 熊本

2016年02月24日

玉名・黒龍ラーメン

10日ほど前のことですが、ドライブ途中、玉名駅前にある【黒龍ラーメン】(リンク先は【食べログ】です)へ昼食に立ち寄りました。最初から目指して行った訳ではなく、しかも初来店です。

玉名駅

写真=JR玉名駅。黒龍ラーメンには駐車場がないのか? 分からなかったので、駅前駐車場に停めました。うろ覚えですが、30分まで無料、あとは30分100円だったと思います。

黒龍ラーメン(外観) 黒龍ラーメン

玉名駅前自体が寂れているため、外観からしてちょっとためらわれる侘しさです・・・(´Д`;)
ところが、入店が13時過ぎだったにも関わらず満席に近くてビックリ! ほとんど常連さんだったみたいです。店内の雰囲気も、外観に違わずいぶし銀の佇まい。

初ですから、オーソドックスな「ラーメン(450円)」を注文。
麺は細麺。脂でコーティングされたスープは熱々です。そして、思ったよりクドくなくて甘味がありました。黒ごまの風味も食欲をそそります。
これなら胃もたれしなそう!と(すみません、胃腸が弱いもので・・・)美味しくいただきました!(*^人^*)

しかし最初は「意外と脂っこくないかも」と思ったスープですが、その濃厚さが後からじわじわ攻め寄せてきました(笑)
やはり豚骨。トロっとした見た目通り、かなり濃縮されていました。こってり好きにはおススメです。

玉名ラーメン - Wikipedia によると、発祥は福岡県久留米市にあった【三九ラーメン】(現、佐賀市)の玉名市への出店を契機に、のちに熊本市にも伝わったとされるため、熊本ラーメンのルーツともいわれているそうです。

玉名ラーメン協議会】なるものがありますが、黒龍ラーメンは加盟してなかったです。
【味千ラーメン】玉名店が加盟してますけど、味千は味千でしょうよ(´・ω・`)?


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posted by しう@SOTO at 22:36 | TrackBack(0) | たべもの

2016年02月25日

冬来たりなば春遠からじ

葉牡丹を食べるヒヨ

沿道や公園などに植えられている葉牡丹。よく虫食い状態になっていますが・・・虫ではなく、ヒヨがガシガシついばんで食べてました! そ、そういう場合もあったのね(°o °;)
そういえば我が家でも昔々カナリアとか飼ってたけど、キャベツあげてたもんなぁ。野鳥って昆虫や実を食べてるイメージがあったけど、葉っぱも好きなんですね。
葉牡丹も柔らかくて美味しいんだろうな。たまに葉っぱの間に青虫とか見つけたら、すごいご馳走なんだろうな。

2016年の桜開花予想が出ましたね。熊本は、3月25日頃のようです。
すでに陽が長くなったと感じるようになりました。熊本の日の入りは18時くらいかな?

毎年のように「今年は早く北海道に渡るんだ!」と言いながら、あれよあれよと遅れてしまっていたのですが・・・本当に! 今年こそは! GWには渡るんだ!
そして春の高山植物をこの目で見るんだ! 水芭蕉とか、カタクリとか、スズランとか、キバナシャクナゲとか、エゾイソツツジも見るんだ!
我が人生に悔い残すなよ!(`・д´・ )

撮影:スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)

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posted by しう@SOTO at 22:15 | TrackBack(0) | 自然・植物や生き物